スポーツ
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スポーツ 2015年05月06日 12時00分
【甦るリング】第6回・“痛みの伝わるプロレス”を体現した天龍源一郎
R30世代以上のプロレスファンにとって、絶対に忘れることができないプロレスラーが天龍源一郎だ。今年2月2日で65歳になった天龍だが、今なお現役を続け、トップレスラーの威厳を保っているが、残念ながら、デビュー39周年となる11月で引退する。天龍は腰部脊柱管狭窄症の治療のため、11年12月から長期欠場に入り、2度の手術を乗り越えて復帰したが、引退理由については、腰の故障ではなく、「夫人の病気のため」としている。 福井県勝山市の農家に育った天龍は幼少期から体が大きく、それがきっかけで相撲界に入ることとなり、中学2年の時に上京。63年(昭和38年)12月に二所ノ関部屋に入門した。64年初場所(1月)で初土俵を踏み、71年秋場所(9月)で新十両、73年初場所で新入幕を果たした。メキメキと力を付けていった天龍は74年初場所で、自己最高位の前頭筆頭まで番付を上げるが、部屋の騒動に巻き込まれてしまう。師匠が亡くなり、押尾川親方が天龍らを引き連れて独立を目論んだが、師匠の未亡人が反対。結局、独立自体は認められたが、希望者全員を連れて行くことはかなわず、天龍は金剛が後継した二所ノ関部屋に戻されたのだ。 金剛とソリが合わなかったとされる天龍は嫌気が差して、相撲を辞めることを決断。76年秋場所(番付は前頭13枚目)で勝ち越しながら、場所後に廃業した。そして、同年10月、全日本プロレスに入門。関取が年を取って引退した後、プロレスに転向した例は少なくないが、まだバリバリの幕内力士がプロレス入りするのは異例なことだった。 入団後はジャンボ鶴田と同じように、米国に渡って、ファンク道場で修行。同年11月13日には、テッド・デビアスを相手にデビューを果たす。同年12月、帰国して日大講堂で断髪式を行うと、再び修行に入る。76年6月11日、ジャイアント馬場と組んで、マリオ・ミラノ&メヒコ・グランデと対戦。天龍がグランデをフォールして、日本デビュー戦を白星で飾る。馬場は天龍を鶴田に次ぐ“全日本第3の男”として期待したが、なかなか殻を破ることができなかった。 そんななか、天龍のプロレス人生を左右する試合があった。81年7月30日、ビル・ロビンソンと組み、馬場&鶴田が保持するインタータッグ王座への挑戦の機会を得たのだ。結果的にベルトは獲れなかったものの、この試合での奮闘ぶりが関係者、ファンに評価され、一気にブレイク。まさに、天龍の出世試合となったのだ。 長州力らが新日本プロレスを離脱して、ジャパン・プロレスを設立し、全日本に乗り込むと、その最前線に立ったのが天龍だった。全日本vsジャパン軍の対抗戦において、天龍は欠かせない存在となり、鶴田との「鶴龍コンビ」として活躍。ジャパン軍が新日本にUターンすると、鶴田に反旗を翻し、天龍革命を決行。阿修羅・原、サムソン冬木(冬木弘道)、川田利明、小川良成らと天龍同盟を結成し、全日本正規軍に対抗。それまで、ジャパン軍などの外敵はいたが、団体内に初めて対立の構図を持ち込み、ライバル・鶴田との闘いは黄金カードとなった。 90年4月、天龍は新団体SWSに参加するため、全日本を離脱。そのSWSは内部分裂のため、あっけなく崩壊。天龍は92年7月、WARを設立し、自身のロマンを追及することになり、新日本との闘いにも挑んだ。94年1月4日の東京ドーム大会では、アントニオ猪木とのシングルマッチでフォール勝ちを収めた。89年11月には、タッグマッチながら、馬場からピンフォールを奪っており、日本人で唯一、馬場、猪木からフォールを奪った選手として、プロレス史に、その名を刻むことになる。残念ながら、WARはクローズしたが、天龍は新日本、大量離脱後の古巣・全日本、WJプロレス、プロレスリング・ノア、ハッスルなどでファイト。10年4月に終着駅といえる天龍プロジェクトを設立し、現在に至っている。 天龍といえば、最も“痛みの伝わるプロレス”を体現した男といえる。受けの強さを発揮して、受けに回った時は徹底して、相手の技を受ける。いったん、攻めに回ると、強烈無比。喉元へのチョップ、グーパンチや顔面へのキックなどで対戦相手を悶絶させ、見ている側にも説得力は抜群だ。ファイトスタイルが無骨であるため、頭も固そうに見えるが、実は正反対。WARを旗揚げ後は、柔軟な発想で、“邪道”大仁田厚と電流爆破デスマッチを行なったり、受けのプロレスの対極にあるUWFインターの高田延彦らと抗争を繰り広げたり、女子プロレスラーの神取忍とミクスドマッチに臨んだり、エンターテイメントプロレス(ハッスル)にチャンレンジしたりと、その振り幅は限りなく広い。インディー団体からオファーがあれば、積極的に参戦する度量の大きさも持ち合わせる。 私生活ではとかく後輩の面倒見がいいことで知られ、後輩を引き連れて、酒を飲みに行くのが好きである。喉にチョップを受けた影響からか、声はかすれて聴き取りづらいが、最近では逆にそれがウケて、バラエティ番組に引っ張りだことなっている。 日本プロレス界の歴史において、欠かすことができぬ存在である天龍。その勇姿が見られるのも、あと半年しかない。思い残すことなく、リングを下りてほしいものである。(ミカエル・コバタ=毎週水曜日に掲載)
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スポーツ 2015年05月05日 12時00分
【記憶に残るプロ野球選手】第3回・珍プレー大賞の常連だった達川光男
“記憶”に残るといえば、かつてフジテレビが放送していた「プロ野球珍プレー・好プレー大賞」の常連だった達川光男(広島)も忘れられない存在だ。 捕手として守備に就いた際、バッターボックスの打者を惑わすために仕掛けた“ささやき戦術”はあまりにも有名。また、打席に入る際、ユニフォームをわざとダボダボにして、内角に際どい球がくると、「ボールがユニフォームに当たった」と大騒ぎ。投手が投じた球が手の近くを通過しようものなら、自分で手をつねって赤く腫らしてデッドボールをアピールするなど日常茶飯事だったのだ。そんなわけで、達川は“珍プレーの王者”として同番組では格好のネタだったのである。 そんな笑える存在の達川だが、捕手としては一級品。広島の黄金期を支えた一人でもある。生粋の広島っ子である達川は、当時の野球強豪校だった県立広島商業高等学校に進み、2度甲子園に出場。73年夏には全国制覇も成し遂げている。 高校卒業後、東洋大学に進学し、77年のドラフト4位で指名され、地元の広島入り。当時の広島にはレギュラーに水沼四郎捕手がおり、なかなか試合に出ることができなかったが、水沼が中日に移籍した83年に正捕手の座を獲得。以降、10年間、広島のホームベースを死守し、84、86、91年のリーグ優勝に大きく貢献した。 卓越したリードと、明るいキャラクターで投手陣からの信頼も厚かった。バッティングに関しては決して秀でたものはなく、86年の打率.274が最高。10年レギュラーを張った割には通算安打も895で、1000本にも到達していないのは意外だ。ベストナインとゴールデングラブ賞を、それぞれ3回受賞。オールスター戦にも7回出場している。 晩年は巨人でプレーした西山秀二捕手の台頭もあって、92年シーズン限りで引退。引退試合では代打に起用され、号泣したシーンは今でもファンの記憶に残っている。引退後はフジテレビ、ニッポン放送、テレビ新広島で解説者を務めていたが、福岡ダイエーホークスの王貞治監督からオファーを受け、95年にバッテリーコーチに就任した。だが、広島時代の後輩であり、当時、打撃兼守備走塁コーチだった高橋慶彦と選手の起用法を巡って対立したこともあり、わずか1年で福岡を去った。 98年には二軍監督として6年ぶりに広島に復帰。99年には三村敏之監督の退任に伴い、監督に昇格した。高校の大先輩である鬼軍曹・大下剛史をヘッドコーチに招へいし、若手の底上げを図ったが、一朝一夕には選手は育たず。 三村前政権は5年連続でAクラスを確保していたが、99年は5位にとどまり、大下コーチも退陣。達川監督時はとかく戦力が整っておらず、投手陣はボロボロ。99年オフには4番打者の江藤智がFA権を行使して巨人に移籍するなど戦力ダウンははなはだしく、00年も5位に終わった。達川は2年連続5位と成績不振の責任を取り、00年で監督を辞任した。監督として実績は残せなかったが、指導者としては高く評価されていたのも事実。02年には星野仙一監督に乞われて、広島のライバル球団である阪神のバッテリーコーチに就任。この年、阪神は18年ぶりのリーグ優勝を果たしたが、星野監督が勇退したことに伴い、1年でチームを去った。その後、フジテレビなどに戻り、長年、解説者を務めていたが、13年オフ、谷繁元信新監督のもと、再建を目指す中日から声が掛かり、バッテリーコーチに就任。実に12年ぶりにユニフォームを着ることになった。達川起用を決めた落合博満GMとは、これまで何の接点もなかったが、その指導力が評価されての入閣だった。 実は中日は02年にFAで入団した谷繁捕手(現・兼任監督)と入れ替わりに、横浜へ移籍した中村武志以来、自前の正捕手が育っていないという悲しい現実がある。中日で2年目を迎えた今季、谷繁の後を継ぐ捕手を育てられるかどうかが達川に課せられた課題で、バッテリーコーチとしての能力が問われることになる。達川自身も「指導者生命を懸ける」と言い切っている。 福岡に行っても、大阪に行っても、名古屋に行っても使う言葉は広島弁。独特のキャラクターでチームを明るくし、解説者時代も人気だった達川もまた、“レジェンド”のひとりである。(ミカエル・コバタ=毎週火曜日に掲載)
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スポーツ 2015年05月05日 12時00分
松坂復活へ最後の切り札 恩師を頼って侍ジャパン入り?
開幕直後に右肩の違和感を訴えて以来、松坂大輔(34=福岡ソフトバンクホークス)は福岡の西戸崎練習場で孤独なリハビリを続けている。しかし、そんな松坂に『侍ジャパン』入りが囁かれている。実戦から遠ざかり、前半戦の一軍復帰も絶望視されているにもかかわらずだ。 「東尾修氏がいるからですよ。東尾氏なら松坂にキツイことも言えますし、いまのホークスには松坂のお目付役がいません。東尾氏と松坂を接触させる方法は侍ジャパン入りしかありません」(球界関係者) 松坂の年俸は4億円(推定金額)。契約期間は3年ではなく4年との説もあり、そんなVIP待遇の『平成の怪物』に遠慮なく意見できる人物は、球界全体を見渡しても、松坂の新人時代を知るごく一部の西武OBしかいない。東尾氏は西武監督として新人のころの松坂を指導し、交流はメジャー移籍後も続いていたという。東尾氏が松坂を指導するには、氏が総合投手コーチを務める侍ジャパン入りさせるしかないのだ。前出の関係者が「東尾氏が長く代表チームのコーチを務めるのかどうか分からないが」と前置きした上で、こう続ける。 「侍ジャパンの監督はホークスOBの小久保裕紀氏です。侍ジャパンは3月の欧州代表との試合で観客数が伸び悩み、話題作りというか、興行的なテコ入れも必要になりました。広島の黒田を招集できたら最高なんですが、松坂が代表入りすれば、それなりのニュースになります」 松坂は頑固な性格である。佐藤義則投手コーチ(61)が投球フォームの改造を厳しく指導してきたが、松坂は「でも…」と反論し、これまで自分が築き上げてきた理論を返す。佐藤コーチは自分で気づくまで見守るタイプでもあるので、松坂と議論はしない。ダルビッシュや田中将大を育てた佐藤コーチが距離を置いている以上、他コーチも迂闊に手が出せないというわけだ。 「ここから立ち直れば、それは松坂はまた一皮むけた投手になれる。だからこそ、佐藤コーチのように見守ることが大切なんですが、ホークス関係者が心配しているのはそれだけではありません」(同) 松坂は若いホークスナインにとって、憧れのスタープレーヤーでもある。しかし、恐れ多くて必要最低限の会話しかできないという。 「甲子園でオープン戦が行われた際、報道陣に囲まれている藤浪晋太郎のすぐ近くを松坂が通りすぎていきました。藤浪は会釈こそしましたが、それ以上は何もありませんでした。藤浪は『よく知らないから』と話していましたが、いまの20歳前後の選手はみんなそうなのでは…」(ベテラン記者) 侍ジャパン入りすれば、西武時代を知る他球団の年長選手もいるだろう。そこから和が広がっていけば、松坂にも06年以来の日本帰還での“新しいお友だち”もできるはずだ。 もっとも、松坂が代表入りに相応しい復活を遂げなければ、いくらホークスOBの小久保監督でも招集にゴーサインは出せない。 「東尾氏以外に厳しい指導ができる人がいるとすれば、元横浜高校部長の小倉清一郎氏だけでしょう。小倉氏はとってはかわいい教え子の一人でしょうが、プロ選手がアマチュア指導者に学ぶというのは…」(同) 松坂一人のためにアマチュアの指導者をコーチとして起用するわけにもいかない。ホークスの王貞治会長は周囲の反対を押し切って松坂獲得に決断した。松坂がこのまま期待を裏切り続けても、強引なてこ入れをしたとしても、ただでは済みそうにない。
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スポーツ 2015年05月04日 12時00分
阪神・和田監督とオリックス・森脇監督 交流戦までもつのはどっち!?
「怒りが頂点に達し、現場関与に踏み切るとの情報が絶えません」(在阪記者) 関西のプロ野球ファンは裏切られた思いだろう。球団創設80周年を迎えた阪神はオフの補強失敗が響き、下位に低迷。片やオリックスは超大型補強に成功しただけに“Xデー”に関する具体的な情報さえ飛び交っている。 「オリックスの宮内義彦オーナーは怒り心頭です。40試合経過して借金が2ケタ残っていたら、危ないとされています」(同) 4月16日のソフトバンク戦から5連勝し、12あった借金を7まで減らしたが、森脇浩司監督(54)の厳しい状況は変わっていない。 「昨季、巨大戦力のソフトバンクと互角に戦った勝因は攻撃的な投手継投と機動力です。勝利投手の権利獲得までアウトカウント1つとか2つまで迫ったところでも、ダメだと判断すれば容赦なく救援を送り、最後はクローザーの平野につないで逃げ切っていました。1点を積み上げていく攻撃も、大型補強の影響で振り回す雑なスタイルを取らざるを得なくなってしまった」(ベテラン記者) 救援投手陣は不振、故障でそろって二軍落ちしている。森脇監督に同情的な声も聞かれるが、首位戦線に浮上できなければ「一流戦力を扱えない」という評価になるのは仕方ない。 「一方の阪神経営陣は現場を信じる方向性ですが、最近は毎年のように株主総会でタイガースの話題が取り上げられ、このままというわけにはいかない。キューバから助っ人を連れてくる動きもあるようですが、自慢の打線がリーグワーストでは、1人入ったくらいでは話にならない」(前出・在阪記者) 去る4月21日の対DeNA戦、和田豊監督(52)は“大胆な行動”に出ていた。横浜スタジアムは今季からナイター照明機をLEDに変更。電球の数は従来から1割程度減ったが、逆に「まぶしい。外野フライを追っているとき、照明が目に入る」といった声が続出していた。不慣れ故の一時的な苦情だが、同日、阪神は“ぶっつけ本番”で臨んでいる。 「試合には勝ちましたが、もし結果が悪ければ、こういう大事な部分を楽観視している首脳陣は責任を問われかねません」(同) 80周年のメモリアルだからこそ監督を途中交代させる醜態をさらすわけにはいかないとする声もあれば、「だからこそ、手遅れにならないうちに」と進言する向きもないわけではない。 昨季のセ・パ交流戦途中、西武ライオンズは低迷する伊原春樹監督の辞表を受け取った。その後チームは立て直されたが、この序盤戦の大敗が響き、CSには届かなかった。今季は関西の両球団が“決断”をしてもおかしくはない。 さて、どちらが先?
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スポーツ 2015年05月03日 12時00分
交流戦はトレード相手を探す見本市 人気はベテラン2野手
巨人が前レイズのホアン・フランシスコ内野手(27)を緊急獲得した。巨人情報に詳しいプロ野球解説者によれば、2012年から13年に掛け、巨人渉外担当者がオファーを出した経緯もあるという。 「飛ばすことに関しては“超”の付く一流ですが、変化球へ対応できず、その才能を開花させられないまま今日に至りました。守備ははっきり言ってヘタクソ。原監督の期待には応えられないのでは」(米特派記者) 巨人はキューバの主砲、セペダの調子が上がらず、一発の期待が持てる選手が少ない。変化球の対応が悪く、守備難ということだが、原辰徳監督(56)はフランシスコのパワーに相当期待しているようだ。 「三塁を守る村田が不振に喘いでおり、故障者が出たため、井端が急造一塁手を務めています。巨人は内野守備の際に一塁手がサインを出すので、守備能力の高い選手でなければ一塁手が務まりません。だから、守備難のフランシスコをあえて、村田の代わりに三塁手で起用するのではないか」(ベテラン記者) これによって、巨人野手陣に“玉突き事故”が生じ、余剰人員が出ることになりそうだ。 「他球団が注目している巨人の余剰人員は、やはり亀井善行(32)です。数年前から『使わないのならくれ』と、他球団がトレードを申し入れていますが、原監督も期待している選手の一人なので」(同) しかし、亀井を取り巻く状況も変わりつつある。年齢的にも30歳を過ぎ、高卒7年目の橋本到が3番打者に定着しつつある。故障で出遅れた大田泰示は原監督のお気に入りであり、長野久義、ベテランの高橋由伸も健在だ。交換要員次第では巨人側も決断するのではないだろうか。 「若手成長で出番がなくなったベテランなら、DeNAの多村仁志(38)もいます。長打率は健在であり、中畑監督はクローザータイプの投手を欲しがっています。交換トレードを成立させたいと思っているチームも少なくありません」(同) 中畑監督が本当に求めているのは、ローテーション入りできる先発タイプの投手だろう。だが、そのタイプの投手はどの球団も不足しており、トレード対象にはなり得ない。まして、同一リーグともなれば、出す方も獲った方も、その後の対象選手の成績如何では首脳陣の責任問題にも発展しかねない。 「交流戦は日程が通常のペナントレースとは異なり、先発ローテーション投手6人のうち、1人が飛ばされることも多い。その投手を狙うやり方もあれば、救援タイプの投手を一本釣りして、獲得後に先発に転向させる方法もあります。そういう力量、チーム内の状況を見極めるのにも絶対の機会となるのが交流戦なんです」(同) GW期間が終われば、プロ野球は交流戦に突入する。18試合と試合数は削減されたが、セパ両リーグにとって、緊急トレードをまとめる絶好の見本市といえる。
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スポーツ 2015年05月02日 18時00分
黒田復帰効果てきめん! ホームでもビジターでも観客動員大幅増
NPB(日本野球機構)は5月1日、開幕から4月30日までの観客動員数を発表した。 前年同時期と比較すると、1試合平均で、セ・リーグは3万327人で8.0%増、パ・リーグは2万2906人で8.4%増だった。 球団別の前年比伸び率を見ると、出色なのはメジャーから黒田博樹投手が復帰した広島で、チーム成績は最下位(5月1日現在)ながら、41万1061人(14試合)を動員。1試合平均は2万9362人で、なんと32.8%の大幅増。この勢いなら、年間200万人の動員も現実味を帯びてきた。 日本ハムは19.5%増(1試合平均=2万6480人)、オリックスは18.5%増(同=2万3725人)だったが、広島の伸び率とは比較にならず。 同じセ・リーグでは、阪神が8.8%増(同=4万327人)、DeNAが8.8%増(2万3866人)、ヤクルトが5.8%増(同=1万9533人)、中日が4.1%増(同=2万7410人)で、1日現在で首位に立っている巨人は1.9%減(同=4万441人)となっている。 黒田は1日現在、6試合に登板。その内訳は、ホーム3試合、ビジター3試合。ホームでの動員数は、3万1540人(3月29日)、3万734人(4月18日)、3万1589人(同25日)で、いずれも球団の1試合平均動員を上回っている。 ビジターでも、多くの広島ファンが駆け付けて、3万6240人(ナゴヤドーム=同4日)、4万5735人(甲子園=同11日)、2万9819人(神宮=5月1日)を動員。各球団の平均観客動員数を大幅に上回り、神宮のヤクルト戦に至っては平日ながら、1試合平均から1万人も引き上げたのだから驚異的。他球団にとっても、黒田効果はてきめんで、まさに黒田様々だ。 次の登板は同8日の阪神戦(甲子園)あたりが有力とみられるが、まだ東京ドーム、横浜での登板がないだけに、巨人、DeNA両球団の営業部としては、黒田フィーバーが冷めぬうちに早く登板してほしいところだろう。 ところで、肝心の黒田の成績は3勝2敗、防御率3.46(リーグ15位)とまずまず。1日のヤクルト戦では、前半で5失点しながら、4回以降立ち直り、敗戦投手になったものの6回まで投げ抜いた。勝敗は別として、登板した全試合で6回以上を投げており、しっかりゲームをつくっている点はさすがだ。(落合一郎)
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スポーツ 2015年05月02日 12時00分
進撃の巨人ベンチ裏 巨人・原監督が猛反発! 松井次期監督含みの川相ヘッドコーチ昇格(2)
しかし、フランシスコについては「村田の発奮材料になり得るのか」の声も聞かれる。本誌『侍メジャーリーガーの逆襲』を連載する友成那智氏が、フランシスコをこう評する。 「打球を遠くに飛ばす力は確かにあるが、空振りも多い。守備はド下手。昨季は出場機会が少なかったですが、対左投手の成績は1割1分8厘。左投手に極端に弱く、変化球にも対応できない。守備も気掛かりで、2013年シーズンは67試合を一塁手で出場していますが、10失策を記録しています。マイナーでも契約を切られ、日本に来たわけです。アメリカ版の守備のヘタな『おかわり中村』といったところです」 世代交代に関しては、こんな情報も聞かれた。 「シーズン直前に、原監督は高卒ドライチの岡本和真を一軍で使いたいとコーチ陣に相談したことがあります。まだまだ守備難を克服できていないので、それはかないませんでしたが…」(球界関係者) 首位戦線浮上の契機になったのは、新3番打者・橋本到の活躍が大きい。川相ヘッドも打ち明けているが、その橋本を一軍昇格と同時に3番で使うよう指示したのは原監督だったという。 「インフルエンザで自宅療養していた際も、テレビの自軍中継にかじりついていたようです。チームに積極性が足りないと感じたらしく、現場に復帰した第1戦目の広島戦ではギャンブルスタートのサインを出すなど、動く采配に徹していました」(同) 序盤の2回、1死二、三塁の場面、バットにボールが当たった瞬間にスタートを切らせた。ベテランの多いチームは受け身になりがちであり、その空気を払拭させたかったのだろう。 「昨季の原監督も、負ける覚悟というか度胸はありました。投打ともに主力選手が成績を落とす中で優勝できたのは、勝負どころを知っていたベテランの底力でしょう。今季はさらに、あえて阿部をコンバートさせ、坂本勇人を主将にした。彼らに一層“攻めの姿勢”を促すためです」(同) 編成スタッフとの打ち合わせでは、左投手のリストアップを要望し続けているという。内海哲也、杉内俊哉の両ベテランに代わる左の先発投手は、プロ初勝利を挙げたばかりの19歳、田口麗斗だけでは足りない。スカウトに意見を伝えるということは、次年度以降のチームも見越してのこと。原監督はヤル気十分なのである。 今季スローガン『新成』の象徴として、近いうちに岡本の一軍デビュー案が再燃する可能性もある。原監督の“猛反発”が、がぜん面白くなってきた!
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スポーツ 2015年05月01日 12時00分
進撃の巨人ベンチ裏 巨人・原監督が猛反発! 松井次期監督含みの川相ヘッドコーチ昇格(1)
首位戦線への復帰と同時に、巨人・原辰徳監督(56)の心境にも変化が起きつつある。来年以降も続投−−。その秘めた思いをぶっちゃけようとしているのだ。 今季、原監督は2年契約の最終年を迎えた。読売グループが次期指揮官として本命視する松井秀喜氏(40)からは、色よい返事をもらえていない。開幕前の激励会で渡辺恒雄・球団最高顧問(88=読売新聞グループ本社会長・主筆)が“続投もあり得る”とするニュアンスの発言をしたのは、そのためだろう。 しかし、川相昌弘ヘッドコーチ(50)の存在がクローブアップされてきた。原監督がインフルエンザB型に感染し、その留守を預かった間の成績は4勝1敗。首位戦線浮上の足場を作ったと言っても過言ではない。それに対抗するように、原監督から“来年以降”の意識がにじみ始めた。 「4月18日の阪神戦、川相監督代行は1点ビハインドで迎えた7回表、先頭打者の村田が四球を選ぶと、迷わず代走のスペシャリストである鈴木尚広を投入しました。次打者の犠打失敗などで得点にはつながりませんでしたが、早めに仕掛けた作戦は間違っていない。守護神の呉昇桓が出てきてからでは、得点のチャンスはますます少なくなりますからね」(ベテラン記者) 読売内部には少数だが、原監督から一気にゴジラ松井への継承を不安視する声もないわけではない。 「小林誠司、大田泰示、岡本和真らの若手野手が一人前に育っていません。阿部、村田、井端、高橋らのベテランにまだ頼りきった状況にあり、世代交代の過渡期を松井氏に託すのは気の毒な話です」(球団関係者) そうなると二軍監督も歴任し、中堅、若手をよく知る川相ヘッドの存在が注目されてくる。川相ヘッドの昇格なら、「次はスムーズにゴジラ松井へ」の図式も消えない。川相ヘッドが世代交代を進め、本命・松井氏で長期政権−−なる継承も見えてくる。ところが…。 「昨季、米大リーグのトロント・ブルージェイズでプレーしていたホアン・フランシスコ内野手の緊急獲得は、明らかに原監督の意向に沿ったものです。原監督は左バッターの加入を以前から求めていました」(前出・ベテラン記者) 次世代のクリーンアップを担う大田、岡本は右打者だ。27歳とまだ若いフランシスコの獲得は“次”を見越してのビジョンでもあり、同時に現有戦力に対しても意味のあることだという。 「守備位置は一塁か、三塁。スタメン落ちの煽りを食うのは、村田修一か、阿部慎之助。村田の不振が長引くようなら、5月2日の阪神戦からスタメンで使ってくるでしょう」(同) 次期指揮官ではなく、原監督自らがベテラン切りのかじ取りを始めたとも言えるのだ。
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スポーツ 2015年04月30日 13時00分
USA発 新聞、テレビではわからないMLB「侍メジャーリーガーの逆襲」 悲観派、楽観派それぞれの主張を徹底比較 NYで巻き起こる「田中将大論争」の真実
ヤンキースの田中将大がふざまなピッチングを見せているため、ニューヨークでは田中に対する悲観論が噴出している。しかし、それ一色というわけではなく、スポーツメディアや論客の中には、過剰な心配は無用とする楽観論もある。 田中将大を巡る両者の論争で特に意見の隔たりが大きいのは、以下の3点だ。(1)球威が低下した理由 悲観派は、ヒジの腱の部分断裂が完治しないまま投げているのが原因だと見ている。 悲観派の急先鋒ペドロ・マルチネス(MLBコム解説者、レッドソックスの元エース)は「田中は65%くらいの状態で投げているように見える。レベル的にはマイナーから上がってきたばかりのルーキーより多少マシといった程度だ。その程度のピッチングしかできないのは、故障を引きずりながら投げているからだと思う」と語っている。 これに対し、楽観派の一人であるFOXスポーツの解説者CJニカウスキーは、 「データを見ると速球のスピードはそれほど落ちてない。落ちているのは速球の球威ではなく制球力だ。速球のコントロールミスが原因で打たれているのに、ヒジを痛めた前歴があるから、速球の威力が低下したと勘違いされている」と主張している。(2)スプリッターで空振りを取れなくなった理由 悲観派は、威力のある速球を高目に投げ込むことができなくなったことが最大の要因だと見ている。 スプリッターは速球を高目に投げ込んで打者の目線を上げてから、低目に投げ込むと面白いように空振りを取れる。いまの田中は速球の威力が低下しているので、その打者の目線を上げるための速球を投げ込むことができない。ちょっとコントロールを間違うと一発を食う恐れがあるからだ。 そのためスプリッターを単独で使うケースが多くなった。それだと打者は目線が上っていないので、バットに当てることができる。今季、空振りが激減しているのはこれによるものだ。 スプリッターが機能しないのは、打者が振ってくれなくなったことも大きな要因になっている。悲観派のもう一人の旗頭であるカート・シリング(ESPN解説者、レッドソックスの元エース)は4月12日のヤンキース対レッドソックス戦で実況中継の解説を務めた際「田中将大は速球を投げるときとスプリッターを投げるときのアームアングル(腕を振り出す角度)がちょっと違う。レッドソックス打線はそのことに気が付いているから、スプリッターに手を出さないのかもしれない」と指摘している。 これに対し楽観派は、打者がスプリッターに手を出さなくなったのは、今年は制球難で投げた瞬間にボール球とわかるケースが多いからで、リリースポイントがぶれなくなれば、威力を発揮しだすと見ている。(3)トミージョン手術の必要性 悲観派は、田中が今のようにヒジの状態がよくない中で投げ続けても、いい結果は得られないので、トミージョン手術を受けるべきだと主張している。それを声高に主張しているのがペドロ・マルチネスだ。 ペドロは彼自身が肩を痛めて試行錯誤をした経験があるので、いま田中が「打たせて取るピッチング」を模索していることには一定の理解を示しながらも「長い目で見ればそれは無駄な努力なので、早くトミージョン手術を受けて球威を取り戻すことが、復活への近道だ」と語っている。 それに対し楽観派は、田中のような10%程度の部分断裂はPRP療法(昨年田中が受けた治療法)で9割近くが治癒しているので、性急にトミージョン手術に走る必要はない。ヒジの状態は時間の経過とともに少しずつ良くなっていく可能性が高いので、焦りは禁物だと主張している。 このように田中将大をめぐる論争は両者の主張に大きな隔たりがあるが、優勢なのは悲観派の方だ。こちら側には、ペドロ・マルチネスとシリングという超大物がいて「田中はシーズン中に投げられなくなる」「田中のトミージョン手術は時間の問題だ」といった並の解説者には言えないことをズバッと言ってのけるからだ。この2人は日本でもよく知られた存在なので、田中に関する大胆なご宣託が、日本のスポーツ紙に取り上げられることもある。 ペドロが「田中のトミージョン手術は時間の問題だ」と予言していることを知れば、日本の田中将大ファンは心穏やかではいられないが、それを額面通りに受け取る必要はさらさらない。 なぜならペドロとシリングが田中将大にシビアなご宣託を下す背景には、ヤンキース対レッドソックスの対立の構図が潜んでいるからだ。この2人はレ軍側の利益代表のような存在なので、ヤンキースのエースである田中将大に対しては、発言がシビアになる。だから発言を額面通りに受け取ってはいけないのだ。 トミージョン手術は実際にはかなりリスクが高い。日本人投手では斎藤隆がトミージョン手術を拒否してPRP療法でヒジの部分断裂を克服し、42歳までメジャーのマウンドで投げ続けた。田中もできることなら、PRP療法だけで部分断裂を克服し、投手人生を全うして欲しいものである。スポーツジャーナリスト・友成那智ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。'04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」(廣済堂出版)は日本人大リーガーにも愛読者が多い。
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スポーツ 2015年04月29日 13時00分
プロ野球くじ導入に隠された「巨人包囲網」全内幕
超党派の国会議員による『スポーツ議員連盟』は4月14日、スポーツ振興くじの対象競技を見直し、サッカーに続いてプロ野球を軸に他の競技の導入を検討することを決めた。プロジェクトチーム(座長=自民党・遠藤利明衆院議員)を設置して議論を煮詰め、関連法を改正するという。 totoは昨年度、1107億円を売り上げ、153億円をスポーツ施設の改修費用などに充てている。対象競技を拡大するのは、2020年東京五輪・パラリンピックでメーン会場となる新たな国立競技場の改修費などの財源を確保するためで、併せて現行では売り上げの5%を建設費に充てられることになっている法律を改正し、10%まで引き上げる方針も打ち出している。 「これまではどちらかと言うと、2019年にW杯が日本で開催されるラグビーや、川淵三郎氏を新会長に迎えたバスケットボールへの導入が先行していた。プロ野球では過去に賭博が八百長につながった“黒い霧事件”が1969年に起きており、反対する声が強かったからです。しかし、事前にコンピューターが無作為に勝敗を予想したくじを購入してもらう方式を採用することで、八百長が入り込む隙が消えた。全て運任せだからです。ラグビー、バスケにするよりファンが比較にならないくらい多いプロ野球に導入しよう、という流れになったのです。新国立競技場建設のためという大義もあり、法整備は決まったも同然。カジノ法案の成立が進んでいないことも追い風になっています」(全国紙政治部記者) 球界ではtoto参戦賛成派が大勢を占めている。ヤクルトの真中満監督は「野球界が注目されるのはいいこと」と歓迎し、千葉ロッテの山室晋也球団社長なども「野球の裾野を広げるという意味でも有意義。現時点で反対する理由はない」と語っている。プロ野球の視聴率低下に頭を抱える各テレビ局も「これでお茶の間にプロ野球ファンが戻ってくる」と大歓迎だ。 totoのプロ野球導入には、実はもう一つ大きな思惑が秘められている。球界の盟主として大戦力をほしいままにする巨人、そして財力を背景に球界の新盟主になりつつあるソフトバンクへの抑止である 「今回の降って湧いたtoto導入の真の狙いは、12球団の戦力均衡にある。くじの性格上、八百長防止のため、コンピューターが無作為に勝敗を選ぶ『非予想系くじ』とする。この方式が最も有効に働くのはチーム間の戦力の均衡。差が少ないほど楽しみが拡大し、購入者が増える。どんなくじを引いても当たる予感を感じさせるからです。そこに巨人以外の各球団が導入に積極的な理由がある。これを機に本来のプロ野球の姿を取り戻そうというのです」(スポーツ紙デスク) 推進派がtoto導入と引き換えに取り組もうとしているのが、ドラフト制度の改革だ。現在の入札抽選制度を改め、前年度最下位球団から順番に指名するウエーバー制度に戻す。これが実現すれば、10年経てば自然と戦力は均等になる。 「全国に本拠地が分散したことで人気が分散し、パ・リーグ球団の観客数が増えた。ただ、いまだに戦力面では巨人との差はある。しかし、ドラフトが完全ウエーバー方式に戻れば、お金を掛けずして戦力差が縮まる。無駄な競争が姿を消し、契約金の高騰も抑えられる。上限1億円などと強調しておきながら、あれやこれや上乗せをしている球団がほとんどで、これが球団赤字の一因にもなっている…。toto参入はもってこいの球界改革、粛正の転機。ジャイアンツ以外の全球団が一致団結して巨人包囲網を敷こうとしているのです」(パ球団幹部) FA制度にもメスを入れる。現行ではFA制度で恩恵を受けることができるのは、巨人と阪神、資金力のあるソフトバンク、オリックスなどに限られる。 「職業選択の自由がある以上、選手が希望球団を選べないドラフト制度とセットで、好きな球団に移れるFAの権利は認められるべきです。ただ、その場合、利益を享受した側は何らかの損出を被ってしかるべき。そこで検討されているのが、FA選手を獲得した球団はバーターとして、送り出した球団にドラフト1位、または2位の指名権を譲渡する。そうすれば、自然と12球団の戦力は均等になるし、安易なFAも姿を消す。もっともこの方式は米メジャーで採用されているFA制度で、MLBのルールで野球規則を作っているNPBが、これまで頬かぶりしていただけのこと。読売ジャイアンツに遠慮していたのでしょうが、こちらもtoto参戦で見直しが本格的に始まる。これもまた巨人包囲網です」(セ球団OBの野球解説者) 戦力均衡は球界が「フェアプレーの精神」に基づき、真摯さをアピール、五輪での実施競技復帰を目指そうとしていることも背景にある。しかし、本来なら後押しして当然の労組組織、プロ野球選手会は、失策、勝敗の責任投手などの記録が残ることからtoto参加を危惧しており、慎重な姿勢。巨人擁護という歪な構図となっている。 2020年東京五輪の影響で、10代の運動能力の高い子どもたちは野球より五輪競技志向が高い。これだけでも巨人には痛手だが、toto導入がさらに追い打ちをかける。 どこの誰が仕掛けたのかはわからないが、究極の巨人包囲網が整いつつあるのは確かなようだ。
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