スポーツ
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スポーツ 2015年04月19日 11時00分
高齢化が止まらない“おじん軍” 巨人から若手野手が出てこない理由
巨人のプロ2年目左腕、19歳の田口麗人(2013年ドラフト2位)が一軍デビュー戦を先発登板し、見事に勝利で飾ってみせた。試合後のお立ち台では自己紹介をし、その初々しい姿に、巨人投手陣の選手層の厚さと若い世代の台頭を実感したファンも多かったことだろう。しかし、巨人というチーム全体を見渡せば、野手を中心に高齢化を辿っている。 「田口が先発デビューした4月11日、スタメンの野手で20代は坂本勇人だけでした。主力選手の故障と不振が相次ぎ、坂本が4番打者に入ったため、『第62代巨人4番打者誕生』みたいな騒がれ方をしましたが、20代のスタメン野手が坂本だけでは先が思いやられます」(プロ野球解説者) 巨人の一軍登録野手を見渡してみても、20代は坂本と小林誠司(25)のみ。 レギュラー野手の高齢化といえば、ここ数年ずっと中日も指摘されてきた問題だ。しかし中日は、昨秋のドラフト会議で社会人野球出身の野手を大量指名し、若干ではあるが若手野手がスタメンに名を連ねるようになりはじめた。 それに対して巨人は、1番打者にDeNAを解雇された金城龍彦(38)を起用し、捕手の相川亮二の故障離脱によって一軍登録されたのは34歳の実松一成。捕手は他にも23歳の河野元貴と鬼屋敷正人がいるが、若い選手を抜てきする度量を見せることはできなかった。 「高い実績を残した選手が多いので、そういう選手を差し置いて実力が未知数であったり、使ってみるまで分からない若手選手を気軽に使うというわけにはいかないんです。FAで野手補強も続けてきたので、若手、中堅の出場機会は自ずと少なくなってしまう」(同) 阿部慎之助(36)を捕手へ復帰させた際にも、空いた一塁へ入ったのは井端弘和(39)だった。 「井端は今季、二塁手としてレギュラーの座を掴みました。井端の守備能力は高く、寺内や藤村といった中堅どころの選手とは比べものになりません。その井端を一塁へ回したときに、二塁手には彼らではなくベテランの片岡を選択した。その理由は、打線全体が低迷していたからです。片岡は寺内、藤村より打撃がいい。20代の控え内野手は打撃の実績が乏しい選手ばかりだからです」(スポーツ紙記者) これが一塁手井端、二塁手片岡の布陣を選択した理由だが、他にも井端が一塁手を任された理由がある。通常だと二遊間の選手や捕手が出しているバントシフトなどのサインを、巨人では一塁手が出す場面があるため、野球偏差値が高い選手でなければ一塁手が務まらないのだ。そうなると、経験値の豊富なベテランが重宝される。巨人の中堅、若手が一塁手で試合に出るためには、長打力といった打撃はもちろんのこと、高い守備能力も求められるというわけだ。 「言い換えれば、巨人では一度レギュラーを掴んだら、5年は安泰になるという図式です」(前出解説者) 原監督に近い関係者によれば、不振の村田修一(34)をスタメンから外すとき、高卒ルーキーの岡本和真(18)を大抜てきすることも考えているという。しかし、二軍首脳陣は守備難をクリアしていないことを理由に猛反対しているそうだ。日本社会同様に巨人も高齢化が止まりそうにない。これでは、巨人軍ではなく、“おじん軍”だ。
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スポーツ 2015年04月19日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(31)第六部・世界のゴルフ場「タイ編」
間もなく大型連休…GWですね。今年は最大で8連休(4月29日〜5月6日)。一般的には5連休でしょうか。 今回は「海外のゴルフ場」の部ですが、実はGWを狙っての企画。まだ、大型連休に予定が立っていない方は、海外でのゴルフをおススメします。 これは私に限った事ではありませんが、国内よりも海外でプレーした方がスコアはいい。「気分が高揚して…」など、メンタル的な理由もあるのでしょうが、決定的な違いは「習慣」。これだと感じています。 というのも、海外のゴルフではハーフタイム…いわゆる「ランチタイム(飲酒タイム?)」はありません。1番ホールから18番ホールまで一気に回ります。 ここが大きく異なるところ。日本では前半、好スコアであっても「飲酒タイム」が入り、後半グダグダになるケースはよくあります。又、中休みで集中力が切れて後半、雑になる事も多々ありますね。 海外でのゴルフは休んでいる暇は無いので、「流れが変わる」という事は原則ありません。 しかも、前述の通り「気分が高揚している」為、ハイテンションでプレー出来る。こういった場合はスコアがいい。環境が変わり、気分が前向きになる為、冷静に「攻めのゴルフ」が出来るからなのです。 ベストを狙うなら海外。騙されたと思って一度、挑戦してみては如何でしょうか−−。 私は豪州にゴルフ留学をしていた関係で、海外のゴルフ場はよく知っていると思います。その中で、「面白かった」と思えるのはタイ。ここはかなり、楽しかったですよ。 タイでは、プレーヤー一人につきカートが1台。つまり、1組で4代のカートが出動します。それもフェアウェイ走行が可能なのでコース中にカートが“散乱”している状態。冗談抜きで「カート渋滞」があります。 カートが4台出動すると言う事はキャディーさんも4人。プラス料金でサブのキャディーさんも雇えます。サブは傘持ちがメインですが、時には団扇でパタパタと煽って頂ける事もあり、女王様気分が味わえます。 タイのゴルフ場は、カートも多ければキャディーさんも多い。「御一行様」の移動となります。 最近では、日本のゴルファーが数多く訪れる事もあり、キャディーさんは基本、日本語が話せます。勿論、片言の場合もあるので、「話が伝わらないな」と思った時は英語で話してあげると喜ばれますね。 私はタイ語をかじっているので、キャディーさんにはタイ語で話しかけます。グリーン場でキャディーさんに「ラインを教えて」と尋ねると、よく「トントン」という返事がきます。これはタイ語で「まっすぐ打て」という意味。妙に日本語の上手なキャディーさんがいて、これは痛快でした。そのキャディーさんは「右ニチョット、ヒネルヨ…」。間違いではないですが、「捻る」は想定外。思わず吹き出しました。 プレー代は日本と同じくらい。ただ、キャディーさんの手配料は格安で、一人辺り約2000円。こちらはチップなので「気持ち」ですが…。キャディーさんの待機場所には大勢(のキャディーさんが)いらっしゃいますが、セレクトは出来ません。事前に担当が決まっている様です。 以前、やたら「おにぎり」を持っているキャディーさんがいてビックリしました。タイでもご飯が主食なので、「おにぎり」そのものは問題ないのですが、その数の多さは仰天。「何十個単位」です。それを「ゴハンタベナ」とむやみやたらと勧めてくる。プレーどころではありませんでした。 これはレアケースで、一般的には「どこから来たの?」「何才?」といったテーマですね。 それ以外の仰天エピソードは動物。ラウンド前、売店でチキンを購入した時の事です。さくさく食べてプレー開始。調子が良く、浮かれ気味に2ホール目に入ったその時…。私の目の前には数え切れないほどの鶏が出現したのです。 「もしかしたら、あのチキンは…」 これまでの「ウキウキ感」は何処へやら。一気に興醒めでホールアウトまで「あのチキンは、あの鶏?」が脳裏を駆け巡っていました。 それにしてもタイは「自然」です。ビックリするくらい野良犬が多く、彼らはゴルファーを気にしない。こちらがビビっているのに彼らは泰然自若。これが意外と厄介でしたね。さらに山に生息する大きなトカゲ君ともよく遭遇します。これは予期していないので、眼と眼が合った時は飛び上がってしまいます。恐らく皆さんも、そうなるでしょう…。 ゴルフどころではなくなってしまい、近年、タイでのプレーは写真に撮りまくり。この間は、何故か馬が走っていました。この馬は「野馬」なのでしょうか? ナゾです。 最後にタイの暑さは強烈です。女性は日焼けを意識して長袖シャツを着用しますが、これは「熱中症」と直結。私自身、一度、それで熱中症になり、39度の高熱に悩まされました。くれぐれも、ご注意くださいね。小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」http://ameblo.jp/koduka-momoko/
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スポーツ 2015年04月18日 18時00分
正捕手を決めない緒方カープの舞台裏
正捕手問題で揺れているのは、原巨人だけではなかった。相川亮二(38)の故障離脱を受け、原辰徳監督(56)は「99パーセントない」と語っていた一塁手・阿部慎之助を捕手に“再コンバート”させ、ファンを驚かせた。相川復帰までの「一時的な措置」だろうが、オープン戦でも見られなかった「捕手阿部、一塁井端、二塁片岡」なんて布陣を見せられると、「開幕早々からスクランブル体制か!?」と思ってしまう。 しかし、緒方カープの正捕手争いはちょっと様相が違う。 「新加入のジョンソンが石原(慶幸=35)捕手との相性の良さを見せつけています。広島は正捕手を決めず、複数の捕手を使い分けていくことになりそう」 これはライバルチームのスコアラーの言葉だ。各球団とも対戦カードが一巡したばかりであり、各チームのスコアラーはライバル球団の状況を再チェックしている最中だという。当然、どの球団も、キャンプ、オープン戦にスコアラーを派遣し、対戦チームの主力選手の好不調、新戦力の分析を終えている。今はペナントレース前にまとめた対策が間違っていないかどうかを確認しているのだが、緒方孝市監督(46)が捕手を固定しなかったことに、他チームスコアラーは驚いていた。 広島の正捕手は會澤翼(27)が掴む−−。そう思われていた。會澤は65試合に出場し、3割7厘の好打率も残した。爆発的な打撃力はないが、本塁打数は10本。昨季、2ケタアーチをマークした広島の日本人野手は菊池涼介(11本)、丸佳浩(19本)とこの會澤の3人だけだ。菊池と丸は144試合全て出場していることを考えると、會澤は「打撃能力の高い捕手」とも言える。背番号も『27』に昇格したが…。 「前田、黒田など他投手は『捕手は誰がいい』といった注文はつけていません。ジョンソンも會澤にダメ出ししたわけではないが、石原の方が投げやすいとの印象を抱いており、緒方監督は先発投手との相性や、一軍登録した3人の捕手の状態を見ながらスタメンを決めていくのではないだろうか」(前出・同) 14試合を終えた4月14日時点で、會澤は9試合、石原は5試合、倉義和が1試合に出場している。当たり前の話だが、捕手は守備のかなめだ。「正捕手の定まったチームは最下位にならない」と言い切るプロ野球解説者もいるほどで、緒方監督の『捕手を使い分ける策』は近年では珍しい。 「黒田の帰還により、広島捕手陣は良い意味で苦労すると思います。黒田は変化球全てのクオリティが高い。つまり、連打で失点されたら、捕手の配球ミスという図式になる。捕手陣は配球面で相当鍛えられると思いますよ」(プロ野球解説者) また、こんな情報も聞かれた。 広島は日本球界に適応できる外国人選手を見つけて来る。実は敏腕の外国人エージェントと契約しており、契約段階で、その実力を発揮させるためのサポートも球団に約束させているそうだ。 「昨季まで在籍していたバリントンは、日本球界式の『中6日』での登板を嫌い、メジャーリーグと同じ『中4日』での登板を要望していました。野村謙二郎監督(当時)はバリントンの要望を聞き入れ、彼だけ中5日や中4日で先発登板させていました」(関係者) その通りだとすれば、前任者・野村監督はローテーションのやり繰りに苦労させられたのではないだろうか。先発ローテーションを託す6投手のなかに登板間隔が変則になる投手がいれば、他投手にもしわ寄せが来る。昨季までコーチを務めていた緒方監督も、その苦労は見てきたはずだ。 クリス・ジョンソン(30)は、今のところ、登板間隔には注文をつけていない。完封勝利デビューしたように、頼りになる左腕である。 「石原、倉も守備能力の高い捕手です。會澤と競り合うような今の起用法なら、緊張感を持ってシーズンを戦ってくれるでしょう」(前出・プロ野球解説者) 緒方監督のホンネは、「ローテーションが変則になるよりもマシ」ということか…。
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スポーツ 2015年04月18日 15時00分
「そら、低迷の原因はあれよ」 岡田彰布元監督が阪神に意味深コメント
本拠地の甲子園で開幕4連敗という、最悪のスタートを切った阪神タイガース。阪神は今年、球団創設80周年というメモリアルイヤーを戦っているが、その華やかしさとは逆に、和田豊監督(52)は最下位争いを演じてしまっている。 こんな阪神のチーム状況に関して、優勝経験のある元監督の岡田彰布氏(57)は、一部メディアから激励と立て直し案を求められた。その際に、「15試合くらいがメドになる」と答えたという。 一見、何の話をしているのかよく分からないが、分かる人にはこの言葉は非常に意味深いものだという。 「阪神の過去のデータを見ると、開幕から15試合くらいを勝率5割前後で戦った年は好成績をおさめ、反対に負け越した年は年間成績でも惨敗しています。監督経験のある岡田氏はそのことを指して、早く建て直せとエールを送ったのでしょう」(在阪球団に詳しいプロ野球解説者) 開幕15試合という数字は、他のセ・リーグ5球団と一通り対戦したことも指す。対戦カードが一巡した時点で和田阪神の成績は6勝8敗(1試合中止)で、借金2。近年のデータを見てみると、同時期に借金3だった2012年は最終順位が5位に低迷している。 岡田氏は取材中にいきなり脈絡のない話を切り出し、質問者を混乱させることもあるという。しかし、それは言い回しが独特なだけであって、勝敗のターニングポイントを的確に言い当てていたことも多いそうだ。要するに岡田氏の前述の言葉は、「ペナントレースは始まったばかりであって、まだ先が長い。だが、15試合を終えた時点でもたついているようなら、この先は大変なことになる」とし、「早く建て直せ」とエールなのだろう、というわけだ。しかし、別の見方もあるという。 「誰でもいいから、和田監督に『早く進言しろ』という意味も込められていたのでは?」(同) 低迷の理由は、打線の不振にある。和田監督は1番打者に鳥谷、3番打者を西岡と、打順を改造した。出塁率の高い鳥谷を活かすためだと和田監督は意図を説明しているが、この打線が機能していないのだ。 「鳥谷と西岡を繋ぐ2番打者を見誤ったからです。上本が2番打者に起用されていましたが、連敗を止めた4月12日の試合で2番打者を務めたのは大和です。昨季の1番上本、2番大和の打順がいまの阪神には最も適していることが改めて証明された」(ベテラン記者) しかし、連敗脱出後に和田監督は「もっと(打線が)活性化するように変えていきます」と語っている。この日の1番西岡、2番大和、3番鳥谷に変更した打線は固定するつもりがないということか。 こういう状況を考えて岡田氏は、『1番鳥谷、3番西岡』にこだわる和田監督に、コーチスタッフが進言すべきと言っていたのかもしれない。前出のプロ野球解説者がこう続ける。 「連敗を脱出した12日の試合ですが、8回に逆転しての勝利でした。それは鳥谷の2ランで逆転したものであって、進塁打や犠打を絡めて得点したものではありません。阪神打線は『打ってナンボ』ですから(笑)」 岡田氏は監督再登板も噂される阪神の有力OBだ。だが、古巣を思うあまり、現場に感情移入しすぎるという点も指摘されている。岡田氏の心配は的確だったかもしれないが、「とにかくバットを振り回せ」と言ってやった方が選手にも分かりやすいのかもしれない。いまは「2番打者がどうの…」と論じるチーム状況ではないようだ。
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スポーツ 2015年04月18日 13時00分
顧客激減で踏んだり蹴ったりオリックス40億円補強の大誤算
こんな調子では、とても補強費は回収できないだろう。開幕からまだ15試合、対戦カードが一巡したばかりとはいえ、「超」の付く大型補強を敢行したオリックス・バファローズが、いまだ2勝しか挙げていない(4月13日現在)。強力打線に火が付くのはこれからだとしても、気になるのは“観客数の激減”だ。 「首位と8ゲーム以上引き離されてのダントツ最下位。一人負け状態ですよ。今季初の主催ゲームとなった対日本ハム3連戦は計10万人強を集めましたが、続くロッテ3連戦では合計で4万人を超えた程度。劣勢がはっきりするや、さーっとファンが離れて行った格好です」(ベテラン記者) オリックスの補強費用は総額40億円以上とも伝えられている。中島裕之(前アスレチックス)、小谷野栄一(前日本ハム)、ブランコ(前DeNA)、バリントン(前広島)とビッグネームを次々と獲得。国内FA権を行使していたエース・金子千尋、クローザー・平野佳寿両投手の引き留めにも成功し、優勝候補にも挙げられていた。 「今のプロ野球は女性客をいかに取り込むか、広島のカープ女子がその成功例であり、それに次ぐのがオリックス女性ファンの『オリ姫』といわれていました。パ・リーグでは千葉ロッテの観客数が伸び悩んでおり、主催2節目ではその影響を受けたようですが、カープ女子は対戦カードに関係なく、応援席を満員にしています」(同) 『オリ姫』には“仕掛け人”がいた。大手芸能プロが営業として煽ったもので、自然発生したカープ女子とは根底からして違うのだ。 とはいえ、昨季の観客動員数は前年比18%増。伸び率は広島に次いで12球団中2位。営業努力もあっただろうが、勝敗や対戦カードに関係なく観客が集まるところまで成長していない。 カープ女子はファンが自主的に情報誌を作り、ネット上でも情報交換が行われている。目下、広島も出遅れているが、こちらは「負けているときこそ、みんなで応援する」の心境。作られたファン像をあざ笑っているのではないか。
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スポーツ 2015年04月18日 11時00分
東洋大・桐生祥秀が日本人初100メートル9秒台へ5つの根拠
19歳のショートディスタンスランナーが“4・19革命”を起こす−−。 桐生祥秀(東洋大)が織田幹雄記念国際陸上(4月18、19日/エディオンスタジアム広島)に出場する。桐生と言えば、去る3月28日、アメリカ・オースティンで行われた『テキサス・リレー』の男子100メートルに出場し、9秒87をマーク。追い風参考ながら、現地専門家は「公認記録となる追い風2メートル以下であったとしても9秒台が出ていた」と試算しており、この織田記念大会で“日本人初の100メートル10秒切り”が見られるかもしれない。いや、桐生には『夢の9秒台』への追い風が吹きまくっているのだ。 「9秒台に耐えられる体ができてきた。自分の走りをすれば(新記録が)出ると思う」 これは、テキサス・リレー後に聞かれた桐生のコメントだ。桐生は洛南高校時代に『10秒01』をマークしている。以後、故障などに泣かされた時期もあったが、この強気な発言を聞くと精神的な成長がうかがえる。 「本人も語っていますが、昨年はガチガチになっていた。周囲の期待の大きさ、喧騒に自分をコントロールできませんでした」(体育協会詰め記者) 東洋大学に進み、桐生の考え方も少し変わった。進学後の共同会見で「まだ大学1年生になったばかり。2年生、3年生、4年生と力を付けていけばと考えているので、そんなに急ぐ必要はない」と話していた。 きっかけは、指導内容にあった。 「桐生はスターティングブロックの位置設定を変えました。以前はほぼ平行に左右のブロック位置を設定していましたが、それを前後に大きくずらすスタイルに変えたのです。ブロックの設定幅を前後に大きくするとスタートダッシュをかけるには有効です。しかし、中盤でスピードに乗れない。反対に、平行型はスタートダッシュが悪い。桐生はスタートダッシュが苦手で50メートル付近からトップスピードに乗るタイプでしたが、9秒台を出すには、苦手も克服しなければならない。そういう練習を積み重ね、スタートダッシュからトップスピードに乗れる走り方を習得しつつあります」(スポーツ紙記者) 進学後、桐生を指導する土江寛裕コーチは「歩幅を広くする走り方」にも改造させた。高校時代は意図的に避けてきた下半身の筋トレも解禁。その結果、蹴る力がたくましくなった。 「股関節の可動域も広くなりました。臀部がひと回り大きくなってきた」(同) こうした改造による練習が精神的安定につながり、苦手のスタートダッシュを克服させたのだ。 「短距離ランナーは反射神経の良しあしがタイムを左右します。これだけは鍛えるのは難しく、桐生には天性のカンがある」(スポーツライター・飯山満氏) 土江コーチは桐生にこうも伝えているという。 「陸上競技は順位を争うもの。まずは世界のラウンドを積み重ねていこう」 9秒台を出すためのトレーニングを続けているが、「記録にこだわり過ぎるな」と言って聞かせることで、余裕を持たせようとしているようだ。 また、大会オフ期間は10秒00の日本人100メートル記録保持者でもある伊東浩司氏に師事し、股関節に加え肩甲骨の周辺も柔軟にするストレッチを取り入れた。 「エディオンスタジアム広島は“記録の出やすい会場”としても有名です。高速トラックと称され、風向きも走者に有利な方向に吹く地形です。さらに、スパイクも桐生の体に合わせたものをメーカーが用意しています。一時はレアな4本ピンスパイクを好んでいましたが、故障を機に従来の6本ピンに変更しました」(前出・飯山氏) 桐生はテキサス・リレーで9秒台を出したことで、世界から標的にされる存在になった。これまで10秒01を出してはいても、海外のトップ選手からは“無視”に近かったが、4人×100メートルリレーでも日本チームがアメリカに迫る2位になったことを機に、海外メディアの反応も変わってきた。 「桐生は最終走者で出場しました。現地入りした特派員によれば、近年、アメリカを凌駕する活躍を見せているジャマイカの報道陣が驚いていたようです」(前出・飯山氏) 海外も桐生の存在を報じ「来年のリオ五輪のダークホース」として要注意マークを付けた。これまでの桐生はそんな過度な期待に負けていたが、今は違う。大学での新しいトレーニングで結果を出したことでさらに自信を深め“本来の姿”を取り戻した。 「桐生は『期待される中で記録を出すのがトップアスリート』という考え。けがに泣かされた時期、そんな自分なりのアスリート像を語ることもできませんでしたが、また堂々と、そう言えるようになってきました」(前出・体協詰め記者) 昨年の織田記念大会は、100メートル決勝を棄権した。故障が理由だが、その棄権が桐生の成長でもあった。 「桐生はクソマジメなのか、高校の運動会でリレーに駆り出されて、本気で走っていました。棄権する度胸というか、『できない、やれない』と言える大人になったんです」(JOC関係者) 非ネグロイドの人種が9秒台を出せば、史上3人目の快挙。トレーニング、精神面、天性、スタートダッシュ、スパイク−−。この5つの根拠を得て、4月19日、桐生祥秀が歴史を作る。
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スポーツ 2015年04月17日 13時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈WWE 第1回レッスルマニア開催〉
3月29日、7万6976人の観衆を集める大盛況の中で行われた『レッスルマニア31』。いまやWWEは全世界にファンを持つビッグプロモーション。その年間最大の“祭典”ともなればインパクトや影響力は絶大で、米国内スポーツイベントの頂点『スーパーボール』にも決して引けを取るものではない。 日本でも今大会は、元ノアのKENTA(WWEではヒデオ・イタミを名乗る)の参戦や、前日セレモニーでの藤波辰爾WWE殿堂入り顕彰などが話題となった。 毎年の生中継PPV購入数は100万件超が当たり前。ちなみに日本でのPPV売り上げ記録はDynamite!(2002年)の約10万件で、これだけを見てもいかにビッグなイベントかがわかろうというものだ。 そんなレッスルマニアの記念すべき第1回大会は1985年3月31日、格闘技の聖地マディソン・スクエア・ガーデンで開催された。 それまではNWA、AWAと並ぶ世界3大プロレス団体とはいわれながらも、その実、ニューヨークを拠点とする地域限定プロモーションにすぎなかったWWF(2002年、WWEに改称)。だが'82年、ビンズ・マクマホン・ジュニアが父親から団体の実権を奪うと一躍全米制覇に乗り出す。 各地の人気スター選手を引き抜き、地上波やケーブルテレビの放送枠を積極的に利用するなど事業拡大路線を進めると、これが功を奏し、売り上げは増加の一途。ファン層も全米に広がって、その集大成として開催されたのがレッスルマニアであった。 元ボクシング世界王者モハメド・アリに歌手のシンディ・ローパー、ニューヨーク・ヤンキース元監督のビリー・マーチンなど著名人がゲスト参加する華々しさは、それまでの米国プロレス界においては見られなかったもので、従来のファン以外からもメジャーイベントとして認知されることになった。 なおレッスルマニアなる名称は、当時人気絶頂だったハルク・ホーガンのファンを総称する“ハルカマニア”にちなんだもの。 よって、当然この第1回大会のメーンイベントもホーガンが務めている。 「ホーガン&ミスターTvsロディ・パイパー&ポール・オンドーフという対戦カードは、当時の状況を知らない人にはピンとこないかもしれません。だけどミスターTはロッキー3や特攻野郎Aチームに出演していた有名俳優で、レスリング経験があり身体もゴツい。ホーガンを交えてのリングに上がるまでの特訓風景も随時テレビで放映され、試合当日のファンの期待度は相当なものでした」(プロレス記者) ホーガンの入場曲『リアルアメリカン』が会場に流れ始めると同時に、会場は割れんばかりの大歓声に包まれる。 試合自体は日本的な技の応酬とは程遠く、ミスターTも相手選手との絡みはごく限られたもの。フィニッシュも相手の同士討ちを誘ってホーガンがフォールするという呆気なさではあったが、それでも興奮し切った観客たちの表情は、このイベントが大成功に終わったことを証明していた。 それから回を重ねること31回。レッスルマニアに向けてストーリーが展開され、選ばれたスーパースターのみが出場できる最高かつ最大の舞台として、今では完全に定着している。 今年メーンに出場したブロック・レスナーは、WWEとの契約継続と総合格闘技への再進出を天秤にかけて前者を選んだ。リアルファイトに劣らぬ地位と名誉が、エンターテインメントを追求するWWEのリングにはあるのだ。
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スポーツ 2015年04月16日 13時00分
USA発 新聞、テレビではわからないMLB「侍メジャーリーガーの逆襲」 今季の予想は“12〜13勝”!? 少ない得点援護に泣かされそうな田中将大
4月5日メジャーリーグが開幕した。 米国の2大スポーツメディアであるESPNとFOXスポーツが予想する日本人大リーガーの今季成績は表(本誌参照)のようになっている。 日本のメジャーリーグ・ファンが一番気になるのは、田中将大の予想勝利数が、ESPNで13勝、FOXスポーツで12勝と、かなり控えめな数字になっていることだろう。 ESPNは昨季開幕時、まだ1球も投げていない田中の勝ち星を16勝と予想しているので、13勝という数字はあまりにも低い印象を受ける。なぜこれほど予想される勝ち星が少ないのか。理由の四つある。 理由1:ヒジの故障が再発する恐れがあるため、今季は「90球」の球数制限を課せられる可能性が高い。そのため5〜6回までしか投げられない試合が多くなる。 理由2:昨季のヤンキース打線は得点力が「中の下」レベルだったが、オフに補強がほとんどできなかったため今季は得点援護がさらに減少し、好投しても味方打線に見殺しにされるケースが多くなる。 理由3:クローザーのロバートソンがチームを去り、昨年セットアッパーとして大化けしたべタンセスも今季は速球のスピードが大幅にダウン。そのためリリーフ陣の弱体化が顕著で、田中が勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りても、終盤に逆転されるケースが多くなることが予想される。 理由4:チームが早い段階で優勝戦線から離脱する可能性が高いため、シーズン中盤以降、モチベーションの低い状態で投げることになる可能性が高い。 ヤンキースはメジャーきっての金満球団で、資金力にものを言わせてFAになった一流選手を買い漁るチームというイメージが強い。年俸総額は約2億3千万ドル(約280億円)でヤ軍は依然メジャーではドジャースに次ぐ高年俸球団だ。 それにもかかわらず、ヤ軍は今オフ、ほとんど補強ができなかった。年俸総額の4割を占めるアレックス・ロドリゲス、CCサバシア、タシェアラ、ベルトランの「不良資産カルテット」が今季もチームに居座っているため、補強に回せるカネがほとんどなかった。 そのため開幕時の主要メディアの予想はFOXスポーツとCBSスポーツがア・リーグ東地区の5チーム中4位、ESPNは最下位と予想している。 田中は今季、この程度の評価しかされないチームのエースとして投げることになるので、試練の年になるのは必至である。 和田毅はキャンプ前半に右太腿の筋肉を痛めてDL入り。今後は4月中旬にマイナーで投げ始めて4月下旬ないし5月上旬のメジャー復帰というスケジュールになる可能性が高い。 予想成績に関してはESPNとFOXスポーツの数値に開きがある。 ESPNが5勝6敗、防御率4.04という低調な数字を予想しているのは今季カブスの先発ローテが充実しているため、復帰してもローテーションに復帰するのに時間がかかり、しばらくはロングリリーフで使われると見ているからだ。一方、FOXスポーツの方は、復帰すればカブスは昨季後半好投を続けた和田をすぐにローテーションに入れて使うと見ているので好意的な数字が並んだ。 筆者は、和田なら二けた勝利は十分可能とみている。 5月中にローテーションに復帰できれば、今季のカブスは攻撃力・守備力とも格段にアップしているため、昨年並みのピッチングを見せれば、コンスタントに勝ち星が付く可能性が高いと思われるからだ。 一方、藤川球児は'13年6月にトミージョン手術を受けているため、今季が本格的なカムバックイヤーになる。昨年8月にカブスでメジャーに復帰し、苦しいピッチングを見せていた藤川をレンジャーズがメジャー契約で迎え入れたのは、手術のダメージから順調に回復していれば、今季、阪神時代の球威と制球が甦り、大きな戦力になりうるという期待があったからだ。 しかし、レ軍首脳はキャンプで、その期待が幻想だったことを知る。速球のスピードが145キロ程度しかなく、キレもよくなかったからだ。それでもレ軍はリリーフ陣がかなり弱体なので、オープン戦で好投を続ければ開幕メジャー入りの可能性もあった。 だが3月31日のオープン戦で、大事な場面で起用されたが大炎上。股関節痛を理由にDL入りして、キャンプ地で調整をしながら、球威が戻るのを待つことになった。 ESPNが今季の予想成績を出さなかったのは、球威は戻らず、マイナー落ちしたまま終わる可能性が高いと見ているからだ。 しかし、そこまでひどいことにはならないだろう。レ軍は毎年リリーフ陣に多くの故障者が出て入れ替えが激しくなるチームなので、マイナーでそこそこの成績を出せば、メジャー復帰の機会は必ずあると思うからだ。 ただ、藤川の今の球威ではとてもフルシーズン、メジャーにとどまることは不可能であることも事実だ。今後、マイナーでの調整でどこまで球威を取り戻すことができるか注目したい。スポーツジャーナリスト・友成那智ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。'04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」(廣済堂出版)は日本人大リーガーにも愛読者が多い。
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スポーツ 2015年04月16日 11時45分
中畑DeNAに消し去った? グリエル問題にNPBはどう対処するのか
中日ドラゴンズ戦との接戦を振り切り、中畑DeNAが再び単独首位に立った。チーム防御率は4点台だが、チーム打率2割8分7厘は12球団トップ。4番筒香も開幕から好調をキープしているせいか、中畑清監督(61)もさらに輪をかけて饒舌になっていた。 「もし、このままグリエルがヤンキースに入団するようなことになったら、日米協定にも影響するのではないか…」(ベテラン記者) ユリエスキ・グリエル(30)が故障を理由に来日を拒否し、そのまま解雇された。日本の自主トレ期間にあたる1月から、「来日が大幅に遅れる」との一報はDeNAにも届いていた。キューバ国内リーグで在籍するチームが勝ち進み、カリビアンリーグやプレーオフを戦うためで、その全ての日程を消化するのは「2月下旬から3月上旬になる」と告げられていた。そこから、若干のオフを挟んでからの来日となれば、開幕ゲームには間に合わない。中畑監督もグリエル合流は4月半ばと覚悟していたはずだが、 「グリエルが来日しないショックは、選手たちはさほど感じていないと思う。キャンプ、オープン戦を一緒に戦っていないからね。仮にチームが開幕ダッシュに失敗していたら、グリエルに対する恨み節も出たかもしれない。ただ、政治的駆け引きに発展しかねないので、球団内部は今も慎重に事の推移を見守っています」(球界関係者) との声も聞かれた。 『政治的駆け引き』とは、グリエルが今シーズン中にメジャーリーグチームと契約した場合のこと。日米協定でも事前交渉は禁止されている。DeNA球団はすでにグリエルの契約を破棄した。しかし、グリエルは米ヤフーニュースで「世界最高峰のレベルでプレーすることは、全選手の夢」と語り、希望球団としてヤンキースの名前も挙げていた。 「アメリカとキューバが国交正常化に向け、政治的話し合いも進んでおり、キューバ選手のメジャーリーグ移籍が加速するのは必至です。こうした動きにグリエルが“心変わり”したのでしょう」(前出・関係者) グリエルはいったん、DeNAと年俸3億5000万円で契約した。「怪我がどうの…」とダダをこねだしたのは契約締結後だった。 仮にグリエルが日米双方のシーズン終了を待ってメジャーチームと交渉したとしても、日本球界が黙って見過ごすべきではない。日米協定違反、タンパリングの疑念を米球界側にぶつけるべきである。 「2003年、マーリンズのケビン・ミラーが中日と契約した後、『日本に譲渡することを対象としたウェーバー公示に対し、米球団は応札しない』という日米紳士協定をレッドソックスが破り、結局、ミラーはレ軍にかっさらわれてしまいました。そういう過去もあるだけに、有事の際、日本球界は毅然とした態度を取るべき」(前出・ベテラン記者) DeNAの快進撃が止まるようなことになれば、大砲・グリエルの名前がクローズアップされる。そのとき、DeNA球団はどう対処するだろうか。
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スポーツ 2015年04月15日 18時20分
理想と現実…トラが抱える2番打者問題
4月13日、阪神・和田豊監督(52)が打線変更を決断した。チーム打率2割2分5厘はリーグワーストであり、本拠地・甲子園で開幕4連敗と低迷していたのが理由だが、連敗脱出後の和田監督は意味シンなコメントも残している。 「もっと(打線が)活性化できるように変えていきます」 低迷の理由は打線の不振だ。先発投手が先制点を許し、それと同時に敗戦ムードが漂う。得点能力が低いためで、活気が出て来ないのだ。しかし、13日は違った。和田監督は「1番西岡、2番大和、3番鳥谷」の新打順で臨んでいる。 「和田監督は『1番鳥谷、3番西岡』の打順が理想形だと公言しています。でも、しばらくは13日の打順を固定させた方が良いと思う」(プロ野球解説者) いろいろな打順のパターンをテストしていくと話す和田監督の構想とは対照的な指摘だ。しかし、「固定せよ」と指摘する声はむしろ多い。先のプロ野球解説者がこう続ける。 「打線低迷の原因は、1番鳥谷と3番西岡を繋ぐ2番打者の不振です。和田監督は上本でスタートしましたが、2番打者は右方向への進塁打、犠打、走者の二盗サポートなど“制約”が多い。上本は2番打者の役割を考えすぎたのか、打撃不振に陥ってしまいました」 和田監督は、昨季は主に1番で使っていた上本を2番でスタートさせた。鳥谷を1番で使いたいとした理由は、主に2つ。鳥谷は出塁率が高い。また、走れる選手でもある。阪神は盗塁数が少なく、和田監督は機動力アップを求めて打線改造に着手したのだが、鳥谷が出塁しても、上本が送れないという失態が続いた。 「昨季は『1番上本、2番大和』の打順でした」(在阪メディア陣) その後、和田監督は俊介を2番でテストしてみたが、13日からは昨季と同じ『2番・大和』に戻した。 阪神は状況に応じ、打撃スタイルを変える2番打者タイプよりも、「自由に振り回した方が活きるタイプ」の方が多いチームでもある。大和は数少ない前者のタイプとも言える。 「鳥谷は打率も高い。でも、今のところ、阪神打線は下位の出塁も低いため、走者を置いた場面で鳥谷にまわすという展開にならない。そうなると、鳥谷を1番に置いておく意味も薄れてしまう」(前出・プロ野球解説者) 3番でスタートし、1番にコンバートされた西岡も勝負強いバッターであり、走れる側の選手だ。 相手チームからすれば、昨季チームトップの犠打数をマークした大和が2番にいるだけで脅威に思う場面もあるだろう。また、打順を下位に落とされた上本は打率1割台に低迷している。上本にも本来の打撃を取り戻してもらわないことには打線の復調はないだろう。 「昨季、上本、大和の1・2番コンビが機能していたのだから、ヘタに改造しなくても良かったのではないか?」(同) 連敗脱出後、阪神はナゴヤドームに乗り込んだが、サヨナラ負けを喫している(14日)。『1番西岡、2番大和、3番鳥谷』の打順だったが、西岡、大和ともに「安打ナシ」で終わった。打順改造の是非を論じる前に、根底から見直すべき点があるようだが…。
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