スポーツ
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スポーツ 2015年08月25日 14時00分
阿部慎之助はこのまま引退か? 集中指導で晒し者にされプライドもズタズタ
8月10日、衝撃的な指導が巨人の阿部慎之助(36)を待ち受けていた。 同日、試合のなかった巨人は、ジャイアンツ球場で野手陣の合同練習を行った。「本当は休日だった」とのことだが、チーム打率がリーグワーストであるため、休日返上となったのだ。 「このところ、左投手が出てきたら、村田修一、右投手なら阿部という使い方が増えてきました。ベテランの不振が長引いており、巨人は世代交代の時期にあるのかもしれませんね」(プロ野球解説者) 阿部はこの時点で打率2割3分6厘、9本塁打。月間打率も1割2分5厘と落ち込んでいた。その阿部が打撃ゲージに入ったときだった。マシン側に村田総合コーチと高橋由兼任打撃コーチが移動し、原監督も三塁側からスイングを凝視、さらに遠巻きに清水打撃コーチも視線を送っていた。コーチ総出で見つめられての打撃練習である。 「練習開始前、村田、清水両コーチは阿部の映像を見て、いろいろと議論していた」(チーム関係者) 清水コーチは「体の開きを抑えて振ってみたらどうか」とアドバイスを送った。一段落つくと、高橋兼任コーチが近づいて話し始め、阿部は小さく何度か頷く。アドバイスを送っていたようだが、両者とも何を喋ったのかは明かしてくれなかった。 「阿部の立場からすれば、後輩の選手たちが見ている前で集中的に指導されたわけですから、面白いはずがない。精神的にも落ち込み、逆効果にならなければいいんですが。まあ、阿部がガンガン打っていれば、こんな羞恥も受けずに済んだんですが」(スポーツ紙記者) 集中指導が行われた後の15日の対中日戦ではこんな場面があった。追い掛ける展開の巨人は、六回に一死満塁の好機を迎えた。中日の先発左腕の浜田から、右腕の山井に代わったところで、代打に阿部が告げられた。しかし、結果は最悪の二ゴロ併殺。試合後に原監督は「0点じゃあね。難しいですよ。結果はよくなかった」とボヤいた。 好機を潰した阿部は「チャンスを潰してしまい、申し訳ない」と足早にバスに乗りこんだ。 「阿部は村田の代打で登場しました。代打を送られた村田のプライドも考えると、良策ではありません。阿部、村田の両ベテランを精神的に追い込んでしまったかもしれない」(同) 阿部は今季から一塁手にコンバートされたが、チーム事情によって再び捕手を務め、また一塁に逆戻りという宙ぶらりんな状態が続いている。こうした首脳陣のチグハグな起用が打撃にも影響を与えたかもしれない。 今季残り40試合を切った8月下旬、阪神タイガースが優勝争いで抜け出しつつある。今季の阪神は補強に失敗し、思ったような戦力の上積みができなかったのだが、ライバルの巨人がもたついたおかげなのかもしれない。 「阿部は将来の監督候補の一人。このまま打撃不振が長引けば、プライド、チーム内での存在感にも影響が出かねない。引き際を考えたとしてもおかしくはない。監督候補のまま辞めたほうが今後のため」(同) 原監督は阿部の代打策に失敗した15日の試合後、「愚痴ってるわけじゃないけど」と自らきりだし、こう締め括った。「こういう負けは慣れてるから。行くぜっ!」と。 開き直りで結果が出ればいいのだが。
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スポーツ 2015年08月25日 11時00分
渡部香生子の大躍進で水連から消える北島康介の名前
水泳・世界選手権の200メートル平泳ぎで金メダルに輝いた渡部香生子(18)が、来年開かれるリオデジャネイロ五輪の代表権を獲得した。 「かつて日本のお家芸だった女子マラソンにメダルを狙える逸材がいないため、渡部が五輪中継の主役になりそう」(民放TV局員) 渡部の活躍は“北島時代の完全終焉”も意味する。 「日本競泳界の精鋭が世界選手権でロシアに出発したころ、北島康介(32)は地方で開かれた実業団大会に出場、100メートル平泳ぎで大会新をマークしました。もっとも、その記録は世界選手権なら入賞も厳しいものでしたが」(JOC関係者) 男子トップの座も荻野公介(20)に奪われた。渡部の台頭が“北島終焉”を指す理由だが、それは代表ヘッドコーチの平井伯昌氏(52)にもかかわってくる。 「平井氏は今年5月、強化トップの上野広治氏が退任する際、その親密関係を理由に『自分も代表コーチを辞める』と公言していました。上野氏の退任にも不可解な点があるんですが、その後、平井氏は態度を一転させ、競泳強化担当のトップになりました」(同) 平井氏は北島を育てた名伯楽だ。北島とともに出世し、荻野らの育成にも携わってきた。しかし…。 「有望な強化選手がいると、自身の水泳クラブに引き抜いてしまう。だから、平井氏を快く思わない連中もいないわけではない」(同) リオのスター候補・渡部は平井氏の影響を受けていない選手でもある。 渡部は世界選手権の開幕1週間前までスペインでの高地トレーニングを実施。この調整法は北島が流行らせたものだが、「平井氏はこの特殊調整法は自分しか教えられないとでも言いたげだった」(関係者)そうだ。しかし、別コーチが帯同した渡部は高地トレを成功させ、平井氏だけが特別ではないことも証明されたのだ。 「渡部は個人メドレーでリオ五輪のメダルを狙っています。平泳ぎと足を上下に動かす違った泳ぎを両立でき、今まで日本にいなかったタイプです」(同) 渡部が今後も活躍すれば、一種目に特化した北島スタイルは廃れていくだけだ。
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スポーツ 2015年08月24日 14時00分
“超高校級投手2人”をめぐりトラで内紛勃発の怪
左右の超高校生投手をめぐって、夏の甲子園大会の“番外編”が始まっている。 実は、東海大相模(神奈川)と聖光学院(福島)の一戦は、ネット裏をざわつかせていた。阪神・中村勝広GM、佐野仙好統括スカウト、畑山俊二スカウトらの一行が陣取っていたのだ。 お目当ては、3年生になって急成長した好左腕・小笠原慎之介(東海大相模)。坂井信也オーナーも一行に加わっており、虎トップ直々の視察は4年前の藤浪晋太郎の1位指名を思い出させる。しかし、今年の阪神は一枚岩ではないという。 「年始の同校練習始めにも阪神スカウトは顔を出しており、誠意は伝わっています。坂井オーナーは本社始業前の僅かな時間を縫っての視察。小笠原は救援登板だったため、実際に見ることはできませんでしたが…」(球界関係者) 前述通り、地方大会で散ったが、右投手のナンバー1は高橋純平(県岐阜商)、左はこの小笠原だ。スポーツライター・豊島純彦氏が、小笠原をこう評する。 「2回戦の投球内容は良くなかった。9回一死からの登板だったので力勝負に出たせいかもしれませんが、県大会とは対照的にボールが高かった。でも、彼に対するスカウトの高評価は変わらないでしょう」 ところが、阪神スカウトは小笠原一本に絞りきれない。東海大相模は、ライバルの巨人・原辰徳監督の母校でもあるからだ。 「巨人が本気になれば、菅野智之(巨人)をドラフト浪人させた“ウルトラC”もやりかねない。阪神は2年続けて左の先発タイプを1位指名したので、中村GMは右投手か、左打ちの内野手を狙っていました。東海大相模には吉田凌というドラフト候補の好右腕もいる。小笠原を褒めちぎっていたのはフェイクで、本当は吉田の視察が目的だったのでは」(他球団職員) また、中村GMは'14年から'15年オフの補強に全敗しているため、1位候補の絞り込みを一任しにくいという。同日、中村GMと虎視察団は、その足で球団事務所に向かい、スカウト会議も開いている。阪神関係者によれば、「高校生の指名候補は30人程度に絞り込まれたが、肝心の1位候補は大学生、社会人にも好選手が多いので結論は先送りになった」というのだ。 「1位候補でスカウトの意見が分かれた場合、阪神はオーナーに一任する伝統があります。オーナーが小笠原目当てで球場入りしたのなら、直接見ることができなかったとしても、彼で決まるのではないか。しかし、関東地区担当を除けば、阪神で小笠原を直接見たスカウトは少ない。その点では、虎の本命は高橋純平かもしれない」(前出・他球団職員) その高橋は怪我に泣き、岐阜県大会では投げるかどうかが微妙だったが、虎スカウトは登板の確定情報がないまま球場入りしていた。 逆に、高橋に早くから密着していた日本ハムスカウトは「高橋が投げる試合」のみ、ピンポイントで球場入りしてみせたのだ。この日ハムの動きに、虎側は「ヤバイ」と焦り、“高橋詣で”の出遅れは取り返せないと考えて小笠原に切り換えたのかもしれない。 「当然、巨人の出方も気になります。衰えが顕著な内海、杉内の両左腕の後継者として競合覚悟で小笠原に行くと思われますし、阪神は藤浪以降、クジに外れてばかりなので抽選を嫌う傾向も強まっています」(前出・球界関係者) 平沢大河(仙台育英)、オコエ瑠偉(関東第一)の高校生野手も甲子園で評価を上げ、注目が集まっているが、1位の絞り込みに迷っているのは虎スカウトだけのようだ…。
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スポーツ 2015年08月24日 11時00分
澤穂希結婚報道の裏に蠢く逆風ハリルジャパン幹部の陰謀説
女子サッカー・なでしこジャパンのレジェンド、澤穂希(36)が8月11日、結婚を発表した。しかし、これが日本サッカー協会の“陰謀”だという説がある。 「厳密にいえば、協会は『澤の結婚』というおめでたい話に乗っかったというか、利用したフシがあるのです」(協会担当記者) 澤の結婚発表の2日前、日本サッカー界の本丸である男子代表は、東アジアカップで中国と引き分け最下位に沈んだ。最下位は'03年に同大会が開催されて以来、初めてのこと。当然、この屈辱を受けて協会内では、バヒド・ハリルホジッチ監督(62)の進退を巡るキナ臭い話も駆け巡っており、それを掻き消すために澤の結婚報告を利用したというのだ。 「お相手の辻上裕章さん(38)は身内みたいなものですから、交際をスタートさせた昨年末から、2人の行方を見守ってきました」 関係者がこう語る日本サッカー協会は、ワールドカップなどで大敗する度に次期監督招聘の話を早々に持ち出すなどして、惨敗ムードを待望論にすり替えるメディア工作を行ってきた。この“得意技”に、メディアやファンは何度ダマされてきたことか…。 「9月3日には、W杯アジア二次予選(対カンボジア戦)を控えている。何も手を打たなければ、この試合まで東アジアカップの惨敗ムードを引きずるでしょう。カンボジア戦は日本開催なので、観客動員にも影響しかねないため、“奥の手”を使ってきたと見る向きもあります」(専門誌記者) なでしこの事情に詳しい記者はこう話す。 「澤は、もともと女子ワールドカップの前後に結婚発表を予定していたのでしょう。ただ、W杯前だとプライベートなことでピッチを騒がせてしまう。大会直後も挨拶回りなどのスケジュール調整が必要で、男子に迷惑を掛けない日程も協会側の意向を踏んだ上で11日の発表になったのでは」 しかし、協会は今回の便乗&掻き消しで、“別の恥部”を晒してしまった。 「澤を射止めた辻上氏は、元Jリーガー。J1仙台の強化育成担当として裏方人生を歩んでいるが、その前には共同通信などのメディアにも出向していた。つまり、協会は身内に自分たちのことを報道させてきたわけです。今回も“陰謀”だとしたら相当タチが悪い」(前出・専門誌記者) 都合の悪い話は、こうしてもみ消されるのだ。
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スポーツ 2015年08月23日 14時00分
甲子園「祭り」の後始末 早熟な天才たちの悲惨な末路 清宮が石川遼になる日(2)
石川は早くして頂点に立ったため、勝つことを意識しすぎた。甲子園3回戦で待望のホームランを放った清宮だが、結果に満足せず、「全国には好投手がたくさんいる。彼らと対等に勝負するために自分は何をすればいいのか」を考えるべきだろう。 「清宮は下半身を使い切れていません。金属バットの高反発力と、上半身の力だけで飛ばしているような打ち方です。『高校よりも上のレベル』で野球をやりたいのなら、今のままではダメ」(ベテラン記者) プロのスカウトも分かっている。清原和博、松井秀喜の高校時代と比べれば、清宮はワンランク下だ。 「和泉実・早実監督の手腕にも掛かっています。加藤を1年から使い、3年最後の夏は主将を任せたように、きちんと育成できる指導者。同校は、過剰なマスコミ取材への対応も斎藤佑樹(現日本ハム)で免疫があり、しっかりしている」(同) しかし、その斎藤は高校、大学で“自分の世界”を作ってしまった。プロ入り後は右肩故障に苦しんだが、その予兆は高校時代からあった。軸足を少し折って、ヘンな間を作る投げ方に勝手に改造し、「その投げ方では肩を壊す」と周囲が諫めても聞く耳を持たなかった。 スポーツライターの飯山満氏が言う。 「石川、清宮ともに努力家なのは間違いありません。だから、スランプにハマった際、いつも通り練習をしているから抜け出すきっかけが掴めないんですね。あげく結果を求めるあまり、自分の本来の打ち方を見失い、そのまま駄目になってしまうパターンです。近年は天才の育て方が変わってきていて、高校指導者は、早熟の天才を良い意味で“過保護”にします。昔は『壁』にぶつかってもがき、そこから脱出したときに真の強さを得るという考えでしたが、今は『壁』を排除して長所だけを伸ばしていく指導法なんです」 高校卒業後を見越して、大学、プロで困らないだけの基礎体力と基本を習得させ、その後のことは進路先の指導者に託すというやり方だ。 しかし、この“過保護育成”ゆえに「過度のプレッシャーに対応できない」との厳しい意見もある。 「こうした“過保護世代”の天才1年生の直近例としては、PL学園出身の勧野甲輝(23=ソフトバンク育成)がいます。勧野は“清原を抜く逸材”として注目され、1年夏に四番デビューしましたが、怪我もあって2年夏にはベンチ入りさえできなかった。その後、高校では打棒が復活せず、才能だけで楽天イーグルスに指名されたが、'13年に解雇。同年、ホークスに拾われ、いまもファーム暮らしを続けています」(同) 清宮が、勧野や石川の二の舞にならぬことを祈るばかりだ。
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スポーツ 2015年08月22日 14時00分
甲子園「祭り」の後始末 早熟な天才たちの悲惨な末路 清宮が石川遼になる日(1)
お客を呼べるスター球児・清宮幸太郎(早稲田実業=1年)は、100周年記念となる今大会の救世主と言っていいだろう。 高野連関係者が言う。 「高橋純平(県岐阜商=3年)が県予選で敗れたと聞かされたとき、甲子園球場の観客数が伸び悩むのではないかと心配されましたが、スーパー1年生・清宮の出現で救われました」 しかし、一連のフィーバーぶりが、プロゴルファー石川遼(23)に酷似しているため、今後の“急激な失速”を懸念する声もある。 「石川も、アマチュア枠でツアーに初出場し、史上最年少優勝を達成した'07年、男子ゴルフ関係者やメディアは“救世主”として大々的に取り上げた。このとき、清宮と同じ16歳の高校生でしたが、環境が激変。練習や私生活までマスコミに追われ、CMや用品契約にまつわる巨額のカネが動き、次第にストレスが蓄積されていったのです」(ゴルフ専門誌記者) 当時は女子プロゴルフブームで、男子のスター候補は待ちに待った存在だったからだ。しかし、石川は早熟な天才の宿命ともいえるプレッシャーに押しつぶされ、年齢を重ねるにつれて優勝から遠のき、同級生のライバル・松山英樹に追い抜かれて水を開けられる一方である。 清宮には決して同じ道を歩んでほしくないが、現在、彼が置かれている状況は、当時の石川とあまりにも酷似している。 石川が全国区のニューヒーローとして爆発的な人気となった際、すでにアマチュア大会では何度も優勝しており、マニアには知られた存在だった。かたや清宮も、リトルリーグ時代に世界大会での優勝を経験。「知る人ぞ知る」の存在から一気にスターダムに上り詰めた経緯はそっくり。 また、マスコミ対応などの冷静さも瓜二つだという。清宮を追っているスポーツ紙記者の話。 「初戦後、本塁打を打てなかった清宮は、『期待に応えられなくてすいません』とコメントしました。『まるでプロだな』と驚いた」 一方、前出のゴルフ専門誌記者もこう語るのだ。 「一気にブレイクした石川でしたが、われわれマスコミへの応対でも、ベテランのプロゴルファーより丁寧な言葉遣いをするほどでした。トイレを利用すると洗面場を掃除してから出てくるなど礼儀も正しく、親の指導が行き届いていると驚いたものです」 この“親の指導”という点でも、両者は共通している。幼少期から石川を指導していたのは実父で、しつけの範疇である礼儀作法はもとより、ゴルフの技術面から食事などの生活面までフルサポートしていた。清宮も、ラグビー日本代表の元選手で、現在はトップリーグで監督を務める父・克幸さんの指導のもと、体作りから始めている。 こうした環境で育った2人は謙虚で、“先輩に可愛がられる才能”も持ち合わせているという。 「清宮は、同校野球部主将の加藤雅樹捕手から可愛がられている。加藤も1年生から試合に出ていて、グラウンド外での気苦労も多かったのでしょう。加藤の方から清宮にいろいろと話し掛けていますよ」(前出のスポーツ紙記者) 早実の大先輩である王貞治ソフトバンク球団会長も、「みんなで育ててあげて」と気に掛けているほどだ。
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スポーツ 2015年08月20日 13時25分
早実の“怪物1年生”清宮 視聴率男だ! 出場全試合で15%超え
いやはや、とんでもない高校1年生が現れたものである。 地方大会(西東京)から大きな注目を集めていた早稲田実業1年の清宮幸太郎内野手が、「第97回全国高校野球選手権大会」でも評判通りの活躍を見せた。 早実は8月19日の準決勝で仙台育英(宮城)に0−7と敗れ、惜しくも決勝進出はならなかったが、それでも、清宮が残したインパクトは絶大だった。 西東京大会で20打数10安打0本塁打10打点、打率.500と打ちまくった清宮は甲子園でも本領発揮。5試合で19打数9安打2本塁打8打点、打率.474と見事な成績。甲子園で1年生の大会2本塁打は桑田真澄(PL学園)と並び、歴代1位タイの記録となった。 このまま、順調に育ってくれれば、清原和博(PL学園)のもつ甲子園通算13本の本塁打記録の更新にも期待が懸かる。 清宮が凄いのは成績だけではなく、その注目度。早実の試合のテレビ視聴率は、全5試合すべてで15%を超えたのだ。 1回戦の今治西(愛媛)戦(同8日土曜午前8時開始)は16.3%(数字は以下、すべて関東地区)。2回戦の広島新庄(広島)戦(同13日木曜8時開始)は16.8%。3回戦の東海大甲府(山梨)戦(同15日土曜8時開始)は17.7%まで跳ね上がった。 同17日午前8時開始の準々決勝・九州国際大付(福岡)戦は、世間がお盆休み明けの平日朝だったにもかかわらず、16.2%をマーク。準決勝の仙台育英戦(同19日午前11時開始)でも15.4%を記録した。 すべての試合が午前の試合開始。しかも、5試合中4試合が午前8時と早い時間の開始時間だったことを考慮すると、この視聴率は驚異的で、清宮はまさに“視聴率男”といえる。 まだ1年生の清宮は、甲子園に出場するチャンスがあと4回残されている。このまま大きく成長してくれれば、清原、松井秀喜並みのスラッガーになる可能性も十分ありそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2015年08月19日 12時00分
ダルビッシュに男児誕生 しかし経緯に問題が…?
テキサスレンジャーズのダルビッシュ有投手(28)と、元レスリング世界女王の山本聖子(34)の間に男児が誕生した。 ダルビッシュはツイッターで〈アメリカ時間29日午後に元気な男の子の赤ちゃんが産まれました。母子ともに健康です。 これからも家族で力を合わせて頑張っていきますので応援宜しくお願いします〉と発表している。 ダルビッシュには前妻でモデルの紗栄子(28)との間に2人の男児がおり、今回誕生した男子で3人目だ。これまでの2人の男の子の親権は紗栄子にあるため、今回の男児誕生は、ダルビッシュにとっても喜しいはずだ。ところが、山本が離婚直後に出産しているため。大きな問題になる可能性があったのだ。 日本の法律では、離婚後から300日以内に出産された子供は前夫の子供として認知される。誕生した子供が戸籍上で新たな夫の子供であるとするためには、一旦、前夫の子供として籍に入れ、そのあとに双方の話し合いで養子縁組するという手続きを踏まなければならないのだ。 山本が前夫でハンドボール日本代表の永島英明(38)と正式に離婚したのは、昨年の9月22日。今回誕生した男児は、山本が正式離婚してから311日目。なんとか法的問題はクリアしている。 しかし、山本とダルビッシュは昨年の春ごろから「六本木で腕を絡ませて歩いていた」という目撃情報があった。永島も「二人が米国で会っているのを知っていました」と、衝撃発言をしていた。そのため、今回誕生した男児は、山本が正式離婚前をする前に妊娠した子供だと囁かれている。 「ダルは『予定日を2週間も過ぎてからの出産だった』と言っているようだが、実は逆で、予定日から2週間早い出産だったと噂されている。だから、法的範囲内という事でダルも胸を撫で下ろしている」(スポーツ紙記者) 二人はダルビッシュのシーズンオフを待って、秋には結婚するという。誕生までにいろいろあった子供だが、超一流アスリート同士の最強の遺伝子を持っていることに間違いない。どんなスポーツを始めるのか、いまから楽しみだ。
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スポーツ 2015年08月18日 12時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈長州力 心に染みる“名言”集〉
長州力ほど“ナマ”の感情をリングに持ち込んだレスラーはいない。自身の出世のきっかけとなった『かませ犬発言』は、その最たるものであろう。 藤波辰爾に向けられたこの言葉自体は、リング上ではなく後日報道や自身のインタビューで出てきたものであるが、そのころの長州の心情を如実に表したものには違いない。 「抗争アングルはプロレスに付きものですが、そのきっかけが一選手にすぎない長州の意思であったという点が当時としては珍しかった」(プロレス記者) くすぶっている現状を悲観して引退まで口にした長州に対し、社長である猪木がチャンスを与えたというのが真相だった。 「ただし、実際に長州が嫉妬心を抱いていたのは藤波ではなく、ジャンボ鶴田に対してでした」(同・記者) プロレス入りする前の'72年ミュンヘン五輪、日本と韓国、国は違えどレスリング代表として出場した鶴田と長州。その鶴田が全日本プロレスで着々と次期エースの座を築いていたのに対し、先の見えない自分自身にイラ立ちと不安を覚えていた。 「鶴田は入団会見の際に“プロレス界に就職する”と言ってファン関係者からの不興を買いましたが、実は長州も同じ。全日では入団時期の差で鶴田の後輩になってしまうため、八田一朗レスリング協会会長(当時)の計らいで新日入りしたという経緯があります」(同) 特にプロレスや猪木に憧れがあったわけではなかったからか、業界タブーも気にしない。 『プロレス界に非常ベルが鳴っているのに誰も気付かない』(衰えが目立つ猪木がメーンを張り続ける状況に加え、新日黄金期の利益が別事業に垂れ流されていることを憂いて) 『あいつらはプロレスの中にいるか外にいるのか。中だろ? なのに、あいつらは外にいるかのように振る舞っている』(UWFが純粋な格闘競技ではないことを喝破) 露骨にプロレスの“仕組み”を暴くことまではしなかったが、それでもどこか裏事情をにおわせる発言の数々は、プロレスの裏側までのぞこうとするマニア心をくすぐった。 そうした名言の中でも最も広く知られるのが、長州小力のモノマネにより一般にまで浸透した『キレてないですよ。俺をキレさせたら大したもんだ』であろう。 '95年10月9日、東京ドームでの安生洋二戦。 実際に長州が試合後発したのは「キレちゃあいないよ」で、また「俺をキレさせたら〜」は試合前の発言ではあるが、そこは大きな問題ではない。同じ試合後のインタビューにおいては「安生は俺をキラしたかったんじゃないか? 勇気ないよな」と、“安生はシュートを仕掛けてこなかった=あくまでもプロレスの範疇の試合だった”ことを思わせる言葉を残している。 日本中のプロレスファンの注目が集まる新日本vsUWFインターナショナルの団体対抗戦。最初の2戦では新日側が勝利するも、そこからUインターが連勝して迎えた第5試合。相手の安生はこれまで先頭に立って新日への挑発を重ね、前哨戦のタッグマッチでも長州組に勝利。新日ファンのフラストレーションは溜まりに溜まっていた。 長州に求められたのは単なる勝利ではなく、完膚なきまでに安生を叩きつぶすことだった。 ゴングと同時にヒザ蹴りとハイキックのコンビネーションで攻め立てる安生に対し、長州は一切動じる様子を見せずにゆっくりと前に歩みを進めると、コーナーに詰めてヘッドバットを連打。掌打に対しては激しいエルボーで応じ、実況の辻よしなりアナは「ついに長州がキレた〜!」と絶叫する。 そうして安生の蹴り脚を捕えると、無造作に持ち上げてスパインバスター。サソリ固めはかろうじて逃れた安生だが、バックドロップ→リキラリアットと喰らってはなすすべもなく、2度目のサソリでフィニッシュとなった。 試合時間わずか4分5秒−−。新日ファンの快哉に沸く東京ドーム。 これだけの試合をすれば、プロならば“キレたふり”を装うべきとの考えもあるだろう。しかし長州は本音のままに“キレてない”と言い切ってしまう。これが若手なら会社から大目玉を食らうことにもなりそうなものだが、ファンはそんな長州にこそ“リアル”を感じたのだった。
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スポーツ 2015年08月18日 11時45分
復活の岩隈が今オフの主役に躍り出る
シアトルマリナーズの岩隈久志(34)がノーヒットノーランを達成し、自らの価値をさらに高めたようだ。 「今オフ、岩隈は複数年契約が満了します。マリナーズに残留するにせよ、新天地を求めるにせよ、かなりの好条件が提示されるのは間違いありません」(米国人ライター) ノーヒットノーランを達成する前回登板の8月7日のことだった(現地時間)。他球団のスカウトがネット裏に集まり、地団駄を踏んでいたという。 「メジャーリーグのトレード期限である7月末日が近づくと、優勝争いをするチームは下位チームから主力選手を一本釣りします。下位チームは高額年俸のベテラン、主力を放出し、その交換要員として有望な若手をもらう。下位チームは来季に向けたチーム再建を始めるというわけです」(スポーツ紙記者) 優勝争いをするチームがギリギリまでトレード獲得するか否かで迷ったのが、岩隈だった。 「ドジャース、ブルージェイズ、ナショナルズの3球団が、7月6日の岩隈が投げた試合にスカウトを派遣したと報じられました。ヤンキースも興味を示していたようです」(米国人ライター) ヤンキースは「本気だった」との声も聞かれた。トレードが成立しなかった理由はヤンキースとマリナーズの両方にあったらしい。 「ヤンキースは近年、シーズン途中の目先にこだわったトレードを続けたため、マイナーの有望選手を出し尽くしてしまった。マリナーズ側はヤンキースが提示した交換要員に納得できなかったようです」(前出・同) マリナーズが岩隈を出さなかった理由は、2つ。1つはマリナーズにも2、3年後に先発ローテーション入りできそうな有望な若手投手が見当たらず、岩隈にまだまだ働いてもらわなければならなかった。もう1つは“経営陣の意向”である。マリナーズは昨年、実質的なオーナーだった山内溥氏が亡くなっている。しかし、その山内氏の右腕だったハワード・リンカーン氏は、今も球団社長の地位にある。そのため、 「日本人選手を残したい」 との意向が強く、ゼネラルマネージャーも釘を刺されたという。 「マリナーズは2012年のイチロー放出後、1番バッターが固定できていません。地元メディアがイチロー復帰を提言するような記事を何回か掲載しています。イチローに帰って来てほしいというラブコールですよ。また仮に、前田健太がポスティングシステムによる米球界挑戦を正式に表明すれば、マリナーズは躍起になると思う」(前出・同) 岩隈の契約は今季まで。有望な先発候補がいない以上、マリナーズは現状の700万ドル(約8億4000万円)を大幅に上回る条件提示をしてくるだろう。 「岩隈も自分の価値を十分認識しています。残留の条件として、3年以上の複数年契約を求めてくるはず。岩隈とマリナーズの交渉が難航すれば、ヤンキース、ドジャースなどは強奪に向けて動き出す」(現地特派記者) マリナーズは岩隈を残したいが、広島・前田の出方も伺わなければならない。トレード期限の7月末にも注目されたが、今オフ、岩隈が米FA市場の主役に躍り出る可能性も高い。
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来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
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スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分