スポーツ
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スポーツ 2017年02月01日 16時00分
原辰徳・前巨人監督が東海大総監督に転身サプライズ情報
プロ野球経験者にとって最高の名誉とされる今年の「野球殿堂入り」メンバーが1月16日に発表され、前巨人監督の原辰徳氏(58)が落選した。その報を受け、球界に「原氏はプロ野球と決別し、東海大総監督に転身する」との怪情報が流れている。 今回、原氏がノミネートされたのはエキスパート表彰の部門。監督・コーチ、もしくは現役引退から21年が経過した選手が対象で、監督として輝かしいキャリアを持つ原氏は、当選確実とみられていた。しかし、受賞したのは、星野仙一楽天球団副会長と大洋のエースとして活躍した平松政次氏。プレーヤー表彰は伊東勤ロッテ監督だった。 「既に殿堂入りしている球界の有力OBと30年以上の取材キャリアを持つプロ野球記者による選考でしたが、球界の重鎮たちが原氏にノーを突きつけたのは、野球以外のところに理由があります。女性スキャンダルをもとに暴力団関係者に恐喝され、1億円を支払っていた事件がまだ尾を引いているのです。この結果の持つ意味は重く、GMや球団幹部としての巨人への復帰は言うに及ばず、東京五輪日本代表監督就任も難しくなりました。巨額のスポンサーマネーに支えられている五輪では、何よりクリーンさが求められるからです」(スポーツ紙デスク) 原氏には、東京五輪の代表監督に特別な思いがある。五輪のメーン球場は、相模原市出身の原氏と縁の深い横浜スタジアム。監督だった父・貢氏との父子鷹で東海大相模高、東海大時代、同スタジアムを何度も沸かせた。その貢氏は'14年5月に死去し、同大学野球部名誉総監督の称号が追贈されたが、原氏は父との思い出が詰まった球場で開かれる東京五輪で有終の美を飾ろうとしているのだ。 「このまま引き下がれない」 そんな思いが、原氏に大きな決断をさせたのだろう。プロ球界を離れることでアマ資格を獲得する、それが原家とゆかりが深く、自身の出身母校でもある東海大の総監督就任だ。 「東海大は12月22日、リーグ優勝15回の実績を持つ横井人輝監督を電撃解任すると発表、現社会人日本代表監督の安藤強氏が次期監督に内定しました。この人事には、山下泰裕副学長と昨年12月に東海大客員教授になった原氏が関わったと噂されているのです。山下氏の1年後輩にあたる原氏は今回の殿堂入りの落選も視野に入れ、新たな進路を模索していたのかもしれません」(スポーツ紙記者) 大学野球の監督に就いた球界OBは数多い。古葉竹識氏(広島)が東京国際大、江藤省三氏(巨人)が慶応大、高橋善正氏(巨人)が中央大の監督を務めている。中でも古葉氏は、カープで4度のリーグ優勝、3度の日本一に導いた名将だ。 「東京五輪を目指す原氏は“プロ野球ルート”を断念、神奈川と東海大を拠点にアマ球界との関わりを強め、侍ジャパンの指揮権を掌握する“コペルニクス的大転回”を図ると見られています」(同) 大物が降臨するアマ球界から目が離せない。
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スポーツ 2017年01月31日 19時19分
ガンを相手に戦う女子プロレスラー亜利弥' 賛否両論の中ラストゴング決行「絶対に自分の2本足でリングを降ります」
「私がいま闘っているのは、最強の相手。その名は、ガンです」。キャリア21年の現役女子プロレスラー・亜利弥'(ありや)が、ありのままを口にした――。 15年2月、乳ガンで「ステージIV」と宣告され、担当医からは「桜が散るまでもたない」といわれた。同年末には、頚椎、胸骨、背骨への骨転移も発覚。両肺への転移も見受けられた。 それでも、現役選手であることにこだわり、「プロレスラーとしての体作りができなくなるのは困る」という理由で、免疫力が下がる可能性がある抗がん剤治療を拒否。この間、定期検診、薬やサプリメントの服用、食事、緩和ケアなどの免疫療法を駆使。自己の治癒力を高めつつ、いまも身体の痛み、薬の副作用と闘っている。 そんな彼女が4月7日(金)、東京・新宿FACEで開催する自主興行で、ついにラストゴングを鳴らす。昨年1月には、デビュー20周年を祝した自主興行を開催して、タッグマッチながらも試合に出場。最後まで自分の足で立ち、リングを降りている。そのころから今も変わらずステージIVで、“末期”に相当。転移箇所は7か所に及ぶが、昨年から腫瘍マーカーの数値は下降。すでに、“余命宣告”は撤回されている。 それでも、ファイナルリングを迎えるにあたっては、賛否両論ある。「20年好き勝手にやってきたんだから、最後まで貫き通せという、賛成の声はあります。でも、お医者さまからは、“なぜそんな危険を冒すのか。リスクと自分の想いを天秤にかけるのか”と、否の意見をいわれました」。 医師としては当然、GOサインを出せない。大きな理由としては、頚椎への転移が見受けられるため、衝撃によって動き、呼吸中枢が停止すると、最悪の場合は即死・半身不随も考えられるからだ。さらに、肺への転移もあるため、過剰な呼吸にどれだけ耐えられるかという難題も抱える。 「そういうアクシデントも考えつつの試合ですが、起こさないのがプロ。対戦相手に遠慮されるのは恥ずかしいので、大丈夫といえる体作りをして、信頼してもらえるように練習します。絶対に自分の2本足でリングを降ります!」と、力強く約束する。「1日2時間まで」と決めて、すでに毎日ジム通い。温浴療法で身体を温めることを中心に歩行、ランニング、有酸素運動ができるまで、身体能力を高めている。 「自分なんか平々凡々なレスラーでした。でも、すべてのジャンルで挑戦する場を与えてくださった方、応援してくださったみなさんに、感謝の気持ちを伝えたい。“ステージIVなのにあんなにがんばっちゃって、バカだねぇ”なんて笑ってもらえたら、うれしい」 吉本興業(当時)が女子プロ界に初進出した96年4月、新団体「吉本女子プロレスJd'」(解散)でデビューした小山亜矢(本名)。その後、“デスマッチの盟主”大日本プロレス、神取忍率いるLLPW(現LLPW-X)などに属したいっぽうで、闘いの幅を総合格闘技、ボクシング、キックボクシングに拡充。マット界に大きく貢献した。 ガンという人生最大の難敵を相手に、苦渋の引退。しかし、愛情と心血を注いだリングに別れを告げる最後のときまで、“現役ファイター・亜利弥'”は健在だ。(伊藤雅奈子)
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スポーツ 2017年01月31日 16時00分
稀勢の里 19年振り日本人横綱誕生でも全員30歳代4横綱に「大丈夫か」の声
2016年の年間最多勝を勝ち取った大関稀勢の里(30)ではあったが、大相撲初場所は、まさに「棚からぼたもち」だった。2横綱1大関が対戦前に休場してしまい、さらに、豪栄道に至っては対戦当日の13日目の休場で、大きな不戦勝。これは、『稀勢の里さん、優勝してください』と言わんばかりの展開だった。涙の初優勝と同時に悲願だった横綱昇進も成し遂げ、記憶に残る場所となった。だが、追い風もこんなに強いと返って心配だ。 「この場所は、稀勢の里のためにあった場所と言っても過言ではありません。前半で日馬富士、鶴竜が、そして中盤以降、白鵬までがバタバタと負けたばかりか、申し合わせたように上位陣の休場と、ここまで条件が整って、優勝を逃していたらどんなヒドいことを言われるか、冷や冷やものでした」(担当記者) 横綱昇進も、この相次ぐ休場者とファンの熱い声援が強く後押しした。今の力士たちの年齢構成はひどく偏っており、横綱・大関陣は照ノ富士1人を除いて全員30歳代。その高齢力士たちに、一斉に衰えが見られるようになったのだ。 日馬富士、鶴竜ばかりか、これまで大相撲界の屋台骨を支えてきた白鵬も例外ではない。明らかに肌に張りがなくなり、ギラギラしていた気力も低下。7日目の荒鷲、14日目の貴ノ岩と1場所に二つも金星を配給するなど、これまでの白鵬には考えられないことだった。 とりわけ、力の限界を感じさせたのが、千秋楽の稀勢の里戦だ。長引かせては不利と見たのか、左を差して一気に土俵際まで寄って出たが、そこからガブり寄っても寄り切れず。最後は軽々と投げられてしまったのだ。 「まっすぐ行って勝敗は運命、宿命に任せた」 取組後、そう語った白鵬だが、こうも頼りない横綱・大関陣では早急に新しい後釜を作らざるを得ない。 「それに乗じたのが同じ二所ノ関一門の総帥、二所ノ関審判部長(元大関若島津)。琴奨菊の大関陥落が決まり、二所ノ関一門はもちろんのこと、大相撲界としても集客力のある目玉が欲しいところ。稀勢の里は2場所連続優勝という昇進条件は満たしていませんでしたが、これを逃したら2度とチャンスはないとばかり、千秋楽の白鵬戦の前にさっさと横綱昇進を取りまとめてしまいました。つまりは土俵の内外で、とてもラッキーだったと言えます」(協会関係者) とはいえ、新横綱も30代。これから、春場所、夏場所…と続くが、4人の高齢横綱たちに今年いっぱい「大丈夫か?」の声が聞こえてくる。
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スポーツ 2017年01月31日 11時00分
森監督のチーム再建ビジョン(1) 「外国人選手は容赦なく切る!」の決意
球団創設80周年のメモリアルイヤーに最下位。そのショックは相当なものだったという。中日ファンは思い出したくないだろうが、昨季の成績は58勝82敗3分け。借金24、4年連続Bクラス、19年ぶりの最下位、80敗到達は21年ぶり…。壊滅状態とも言えるチームの再建を託された森繁和監督(62)だが、今季は渉外担当者を“フル稼働”させるかもしれない。 「森監督は落合博満氏の下でコーチを務めていた時代から、自ら現地視察し、外国人選手を見つけてきました。監督になった今オフもそうでした」(スポーツ紙記者) 日本球界向きの外国人を見極める眼力には定評がある。だが、チーム関係者によれば、クリーンアップを予定しているアレックス・ゲレーロ(30)は“即決”ではなかったという。「チーム事情」で獲得を決めたそうだ。 「内外野どこでも守れるというのが決め手になりました。全ポジションで世代交代が遅れたというのが、森監督の敗因分析です」(前出・同) チーム総得点(500)、得点圏打率(2割3分9厘)ともにリーグワースト。打線強化は不可欠だが、好打の外国人選手を獲得しても、ポジションの関係で成長過程の中堅若手を外せば、本当の意味でのチーム再建にはならない。投手にしてもそうだ。左腕のエルビス・アラウホ(25)を獲得したが、森監督は中継ぎ陣が再整備できれば、先発要員にまわすという。アラウホはフィリーズなどで中継ぎとして活躍してきたが、マイナー時代は先発ローテーションを務めた経験もある。こちらも「先発と中継ぎのどちらも務まる点」に着目し、獲得を決めたそうだ。 興味深いのは、ビシエド、ジョーダンなど残留組も含めた『外国人選手の起用法』だ。 「ダメな選手はすぐ切る、と。シーズン途中でも解雇し、70人の登録枠に空きを作り、新しい外国人選手を獲ります。シーズンが終わったら、外国人選手が入れ代わっているなんてことも…」(関係者) アラウホと同じく新加入のホルヘ・ロンドン(28)に関しては、来日一年目なので我慢するそうだが、あとは容赦しないという。 シーズン中は自ら視察することができないので、渉外担当者を派遣することになる。だが、シーズン途中での獲得交渉となると、相手球団の都合や就労ビザの関係でチーム合流まで1か月前後掛かってしまう。時期的に逆算すれば、森監督が新しい外国人選手の獲得を要請する場合、5月の交流戦中ということになるが…。 「何人かの中南米系選手のリストも、内々に作ってあります」(前出・関係者) 有事の際、中日は例年以上の人件費を投じることになる。アラウホとロンドンの契約金はともに2000万円(推定)。年俸(同)も2人合わせて1億円以下だ。割安ではあるが、「ダメならすぐ入れ換える助っ人補強策」がハマれば、他球団も追随するのではないだろうか。
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スポーツ 2017年01月30日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND36 〈猪木vsモンスターマン〉 異種格闘技戦での屈指の名勝負
1977年8月2日、日本武道館で行われたアントニオ猪木vsザ・モンスターマンの一戦は、異種格闘技戦でも屈指の名勝負と言われる。 緊張感みなぎる好勝負を制した猪木は、これにより“世紀の凡戦”と揶揄されたモハメド・アリ戦の雪辱を果たすこととなった。 そもそも、アントニオ猪木による『格闘技世界一決定戦』とは何か? 「異種格闘技戦として他の試合とひとくくりにされることもあるが、当初は猪木がモハメド・アリ戦を目標として始めたもの。世界的なステータスをもつボクシングに対抗して、プロレスの地位向上を図ったわけで、その志はやはり比類すべきものがない」(スポーツ紙記者) もちろん猪木にしても、ライバルであるジャイアント馬場への対抗心や、功名心などがあってのことには違いなかろうが、その結果として現役のボクシング世界ヘビー級王者を自らの舞台に引きずり出した。そんな偉業は空前絶後である。 では、アリ戦以外の試合についてはどうだったか。 ウィリエム・ルスカとの対戦に始まり、海外の試合を含めると20戦余り(引退間近、ファイナルカウントダウン名義のジェラルド・ゴルドー、ウイリー・ウィリアムス、ドン・フライらとの試合は含まず)。 その中には“プロレス界の代表を決める”との名目で行われたアンドレ・ザ・ジャイアント戦や、小錦の兄というだけの素人だったアノアロ・アティサノエ戦など、異種格闘技と呼ぶにはふさわしくないものもあったが、時系列的には大きく二つに分けられる。 一つは'76年12月のアクラム・ペールワン戦までで、アリ戦の前哨戦として行われたルスカ戦や、アリ戦後に「俺とも闘え」と挑戦を受けることになったペールワン戦など、いずれもアリ戦から派生した一連の闘いである。 しかし、これ以降の試合についてはやや趣が異なってくる。途中からWWF格闘技世界ヘビー級のベルトが懸けられるなど、興行色の強いものとなっていったのだ。 「異種格闘技戦ではテレビ朝日の中継が、特番の『水曜スペシャル』枠となり、通常の中継とは別に放映権料が出た。アリ戦で負った莫大な借金返済に苦しむ猪木と新日本プロレスにとっては、実にありがたいものでした。また、テレ朝にしてもアリ戦では、調印式に生中継、同日録画中継と特番が3本、それぞれが高視聴率を稼いだことから、猪木の格闘技戦はドル箱番組との認識だったようです」(新日関係者) 同時期の『水曜スペシャル』といえば、川口浩探検隊シリーズが大看板。 「数字さえ取れるなら内容なんて構わない…と言っては何ですが、世間から“世紀の凡戦”と酷評されたアリ戦も、視聴率を稼いだという結果をテレ朝側は重視したのでしょう」(同) そうして“新装開店”となった異種格闘技戦で、緒戦の相手はザ・モンスターマンことエベレット・エディ。全米プロ空手世界ヘビー級王者なる触れ込みで猪木への挑戦に名乗りを上げると、'77年8月2日、3分10ラウンドの特別ルールにより、日本武道館での対戦が実現した。 筋肉質で引き締まった褐色の巨体は、未知の強豪としての風格たっぷり。長い脚を自在に操りながら、目いっぱい伸ばすようにして放つ蹴りは、のちに猪木が「これまでに見たことのない動き」と、うなったほどだった。 ハイキックにニールキック、さらには延髄斬りとモンスターマンの多彩な蹴り技に、猪木は翻弄されながらもカニ挟みなどで反撃の機会をうかがい、第3ラウンドには反則のエルボーまでも繰り出していった。アリ戦とは打って変わった倒し倒されの両者の攻防に、観衆もヒートアップする。 決着は第5ラウンド。両者もつれたところで猪木が強引にモンスターマンの体を抱え上げ、パワーボム風に頭から落とし、とどめのギロチンドロップでKO勝利を収めた。この試合は猪木の異種格闘技戦の中でも、屈指の名勝負と言われることが多い。 「ただ、モンスターマンの蹴りは腰が入っておらず、相手に当てるだけのテコンドーのようなタイプ。膝も伸びきっていたし、どれだけ威力があったかは疑問です。とはいえ技自体の見栄えはよく、当時のプロレスにおける蹴りといえば、ドロップキックかストンピングぐらい。ハイキック自体が珍しかったので、異種格闘技という意味では大成功でしょう」(格闘技記者) もっともこんな声もある。 「モンスターマン戦が好勝負となったのは、猪木が受けに回ったことで緊張感が生まれたから。逆に言えば、これ以降の“でくの坊”呼ばわりされた選手たちも、むしろその責任は、積極的に相手を光らせようとしなかった猪木にあったのでは?」(前出・新日関係者) 自身の体調悪化もあったろうし、集金目的の試合にモチベーションを保てなかったのかもしれない。最初のうちはやる気を見せながら、そのうち飽きてしまうというのは、猪木ならばいかにもありそうな話である。
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スポーツ 2017年01月29日 16時00分
年末年始レポート 長嶋茂雄と野村克也「犬猿の2人」似通う晩年〈スポーツジャーナリスト・吉見健明〉(2)
一方、長嶋茂雄はどうか。実は、長嶋邸は野村邸から徒歩で約15分しか離れていない田園調布にある。 '04年3月に脳梗塞で倒れた長嶋は、退院後から休むことなくリハビリを続けている。私のリハビリ視察も13年目となり、4172日(1月12日時点)となった。 長嶋のリハビリを追い続けてきた私は明治神宮で初詣してから、その足で長嶋邸近くの高台で初日の出を見るのを恒例にしている。 大晦日から元旦の長嶋は、12年間ほとんど毎日付き添うS介護師と一緒に過ごす。そして、2日は必ず千葉・成田山へ向かう。今年は6日早朝からいつものように都内の自然教育園でのリハビリでスタートした。 昨年12月26日月曜日。毎週月曜日のリハビリ場所は自宅からも近い多摩川台公園だ。午前7時5分、長嶋を乗せたダークグレー色のレクサスが到着した。 月曜日は球団広報とS介護師が付き添う。私はと言えば、電車とリハビリ取材を支援してくれる後輩からプレゼントされた自転車を併用して、豊島区から片道1時間40分かけての“遠征”となる。 長嶋は同公園内を10回往復。その後、勾配のある坂道を自宅まで一気に登るのは見慣れた光景だ。 その間、近所の年配の男性とにこやかに話しながら歩くこともある。また、通勤通学の人たちにも気軽に「おはよう!」と元気一杯に声を掛ける。自宅でのリハビリでは、サッカーボールを不自由な右手で投げられるようになったとも聞く。 「明るいね。長嶋さんと話しをすると自然に楽しくなるね。力がもらえる」 毎週木曜日に訪れる新宿区内の医療センターでは、機械を使ってリハビリに励む長嶋を見守る患者らも大喜びだ。 「ここ2年間は、次女の三奈ちゃんが田園調布の長嶋邸に頻繁に来ている。S介護師を長嶋さんの専属でつけたのも三奈ちゃんですよ」(長嶋氏の側近) 長男の一茂と三奈さんが仲違いしていると報じられてから久しい。ちなみに、私の視察では、一茂は長嶋のリハビリに1度だけ付き添ったことはあるが、ほとんど見掛けたことがない。 「一茂と三奈ちゃんはまだ仲直りしていません。今は、三奈ちゃんが長嶋さんのスケジュール調整などの面倒を見ています」(同) もっとも、巨人の宮崎キャンプや公式行事参加など、表舞台に立つことが多くなったことで、早朝のリハビリをやむなく休むことはある。しかし、1年365日、リハビリに取り組む基本サイクルはまったく変わっていない。 自らの行動で多くのファンに夢を与え続ける長嶋は現役時代と同じだ。野球理論とボヤキが健在の野村も現役そのもの。 2人の姿を見ていると、生きザマはまったく違っているが、野球を愛する心と大病を患い闘病する姿は妙に似ているような気がしてならない。【敬称略】
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スポーツ 2017年01月29日 12時00分
“超竜”スコット・ノートン11年振りの新日本プロレス参戦で怪力系外国人選手に期待すること
1980年代後半から2000年代初頭にかけて、新日本プロレスは、ビッグバン・ベイダー、クラッシャー・バンバン・ビガロ、スティーブ・ウィリアムス、スコット・ノートン、トニー・ホームなど、当時スーパーヘビー級とも言われた怪力系の外国人選手が席巻し、日本人選手を苦しめていた。2000年代に入り、“レギュラー外国人選手”としては、怪力系のジャイアント・バーナードが棚橋弘至のライバルとして、激戦を繰り広げていたが、その後、カール・アンダーソンとのタッグ路線にシフトチェンジしたこともあり、至宝であるIWGPヘビー級王座には届かなかった。 1・4東京ドーム大会の第0試合で行われたニュージャパンランボーでは、怪力系の外国人エースとして、IWGPヘビー級王座を2度戴冠したノートンがサプライズで登場。新日本マットへは約11年振りの参戦となったが、膝の調子の悪さが少し気になったくらいで、“冷蔵庫爆弾”といわれていた身体つきは当時と変わらず、その存在だけでノートンを知らない世代のファンからもため息が漏れていた。翌1・5後楽園ホール大会では、一世を風靡したnWoジャパン時代からの旧友である、天山広吉、小島聡、ヒロ斎藤に、ROHのチーズバーガーを加えて、TEAM2000を再結成している。 バーナード退団後の新日本プロレスの外国人事情は、13年に当時IWGPジュニアヘビー王者だったプリンス・デヴィットが、外国人を中心としたユニット、バレットクラブを結成し新日本マットに新たな外国人旋風を巻き起こした。しかし、その後リーダー格を受け継いだAJスタイルズや、ケニー・オメガは外国人エースにはなっているが、日本人のオカダ・カズチカよりも小柄だったこともあり、怪力系の外国人エースではない。 現在レギュラー参戦している怪力系の外国人選手の中で、エースになれる可能性を秘めているのは、2月11日に内藤哲也が持つIWGPインターコンチネンタル王座に挑戦するマイケル・エルガン、たびたびオカダの前に立ちはだかるバッドラックファレ、さらに鈴木軍のK.E.S.(ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr.)もシングルプレーヤーに転向すれば、可能性は十分にある。特にスミスJr.は身体能力が高く31歳と年齢も若い。 この中から、1・4ドーム大会ではエルガンが、1・5後楽園大会ではファレが、短い時間ながらもノートンと闘うことができた。1・4ドーム大会の試合後、エルガンに同じ怪力系の外国人選手で、IWGPヘビー級王座にまで上り詰めたノートンと肌を合わせた感想を聞いてみた。 「これは大変大きな、そして光栄な事実だ。今日、私がスコット・ノートンと同じリングに上がるとわかったときはうれしかった。なぜなら私は彼を観て育ってきたからだ。彼のような存在、そしてハルク・ホーガンのようなレジェンドと呼ばれるファイターにあこがれてここまで来たので、その彼と同じリングに上がれたことは何事にも代えられないことだった。今日は特別な1日として記憶に残ると思う」 その後、内藤への挑戦表明をすぐ行動に移したことを見ても、ノートンとの遭遇はエルガンにとって、とても刺激的でモチベーションを高めるには最高の出来事だったことが伺える。選手の技術の進歩に伴い、身体が大きくて怪力系の選手が簡単に勝てる時代ではないことは、AJやケニーという素晴らしい選手たちが証明している。しかし、長州力ら当時の主力日本人選手のあらゆる必殺技が全く通用しなかったノートンが初来日したときのインパクトは未だに忘れられない。 「久しぶりの新日本のリング、最高だった。まだまだ味わい尽くしてないから、また戻ってきたい」 これは1・5後楽園大会の試合後にノートンが残したコメント。今回ノートンが来日したことで、怪力系の外国人選手たちが刺激を受け、突き抜ける活躍をしてくれたらうれしい。(どら増田)写真:広瀬ゼンイチ【新日Times Vol.53】
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スポーツ 2017年01月28日 16時00分
年末年始レポート 長嶋茂雄と野村克也「犬猿の2人」似通う晩年〈スポーツジャーナリスト・吉見健明〉(1)
「ひまわり」の長嶋茂雄(80)と「月見草」の野村克也(81)。現役時代から宿命のライバルはそう比較されてきた。長嶋は脳梗塞、野村は解離性大動脈瘤で生死を彷徨う大病と闘い、それを克服している。その生命力たるやご両人とも凄い、と言わざるを得ない。 長嶋は2月20日で81歳となり、野村は6月29日で82歳だ。実現の可能性は限りなくゼロに近いが、2人の心の支えになっているのは“もう一度監督がしたい”だ。そのモチベーションがあるからこそ、大病を乗り越えられたのだ。 偶然か必然か、犬猿の仲と言われてきた2人の晩年の境遇が似てきた。大阪スポーツニッポン記者時代から49年間、2人を追ってきた老兵記者が近況をリポートした。 2年連続で、私は11月末から正月を返上しての年末年始、東京・玉川田園調布にある野村克也邸をマークした。というのも、一昨年同様、野村の再入院情報が流れたからだ。野村邸には連日、午後4時半から視察した。 昨年5月のゴールデンウイーク連休中もそうだったが、午後5時半に白のレクサスに乗り込む野村の姿を何度か見掛けたものだ。もちろん、運転するのは私設運転手である。 年の瀬も押し詰まった昨年12月25日。少し痩せてはいたが、ブルーのジャケットに黒のスラックス姿の野村が自宅から出てきた。いく分ふらついて歩いてはいたが、勝手口からの急勾配の階段10段を手すりも使わず自力で降りていた。とりあえず、再入院はしていないことだけは確認できた。 ヤクルト時代から野村の側近であるM氏が近況をこう語る。 「'14年の退院後から、すこぶる元気です。確かに、持病である腰痛はかなりひどくて歩くのに苦労していますが、頭の方は冴えていますよ。シンキングベースボールを地でいくように、スポーツ紙やテレビ、雑誌などの取材を受けています。相変わらずサッチー(沙知代夫人)が“働かないと衰える!”とノムさんの尻を叩いていますからね。定期検診のために病院には通院していますが、再発はないと聞いています。深夜のスポーツ番組出演の際は、ノムさん1人で行動しています。テレビ局のスタッフも“腰がふらついて肩をかすことはあるが、コメントは冴えています”と言っていました。孫たちと食事をするときや、家族で過ごすクリスマスなどはサッチーも一緒です」 野村邸のインターホンを押すと、沙知代夫人が出てきた。一昨年の再入院説を取材した経緯もあり、沙知代夫人から、 「あんた! また野村の足を引っ張りに来たの!」 と怒声を浴びたのだが、野村の体調が良好なのか、最後は「元気に仕事をしています」と穏やかであった。
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スポーツ 2017年01月28日 10時00分
異例人事! 工藤監督の続投決定で気になる小久保代表監督の今後
福岡ソフトバンクホークスの工藤公康監督(53)が2019年まで契約を延長していた。その契約を交わしたのは1月20日だという。今季は3年契約の最終年で、当然、V奪還が続投の条件となると思われていた。シーズン途中で監督の続投が発表されるのは珍しくない。しかし、シーズン前、それもキャンプイン直前となれば、異例中の異例と言っていい。 「ホークスは圧倒的な戦力を持っていますが、昨季は日本ハムに土壇場で逆転されました。今季も混戦となれば、順位、勝敗、ゲーム差で選手が浮足立つかもしれない。それを防ぐ目的もあったのでは」(プロ野球解説者) この人事は侍ジャパンを指揮する小久保裕紀監督(45)の『今後』にも影響してくるのではないだろうか。「工藤監督の次は、小久保」――。ファンの多くもそう見ていたはずだ。侍ジャパンの監督人事だが、熊崎勝彦コミッショナー(75)は仕事始めの所信挨拶の後、記者団の取材に応じ、「3年半後のオリンピックを見据え、監督人事を含めて、新しい体制作りをする」と答えている。ハッキリと交代と言ったわけではないが、額面通りに捉えれば、小久保監督は第4回WBCで世界一を奪還したとしても退任となりそうだ。 しかし、工藤監督が2019年までホークスを指揮するとなれば、WBC終了後の小久保監督がどうなるのかが見えて来ない。 「NPB内部で人選を絞り、コミッショナーの相談役でもある王貞治氏の意見も聞いてから、決定すると思います。王氏は教え子である小久保監督がカワイイはず」(球界関係者) ホークスは工藤監督、侍ジャパンは小久保監督の続投ということも考えられなくはない。 また、第4回WBC後、NPBが代表監督について「棚上げしたままの問題」もある。基本的に、代表監督の任期は次回WBCまでの4年間。つまり、2021年3月までとなり、2020年の東京五輪も被ってくる。「東京五輪の野球・ソフトボール競技を盛り上げたい、日本中の注目を集めてみせる」との意気込みと同時に、「東京五輪の監督は常設侍ジャパンと切り離すべき」との意見もあるそうだ。「次期代表監督=東京五輪の指揮官」で行くならば、野球人としての実績だけではなく、国民的人気度、クリーンイメージも重要視される。しかし、ONが一歩退いた立場から球界全体を見守っている今、そんなカリスマ性も持った監督候補がいるのだろうか。したがって、次期代表監督は東京五輪の指揮権を“保留”した状態で決める可能性が高い。 「原辰徳氏が侍ジャパンの次期監督として有力視されていますが、前ホークス監督の秋山幸二氏が推されるかもしれない。NPB内で人気が高いのは野村謙二郎氏です。小久保監督は解説者を務めながら、ホークススタッフとして勉強するのかもしれない」(前出・同) 小久保代表監督は工藤監督よりも年下だ。とはいえ、いったん代表監督を務めた以上、工藤監督の下でコーチをするのは考えにくいが…。 「小久保監督は投手継投が巧くない。代表チームだから仕方ないとは思うが、攻撃面でも犠打などのサインを出すのも躊躇っており、ペナントレースの長丁場を戦うには不安要素のほうが多い」(前出・プロ野球解説者) ひょっとしたら、小久保監督にまだホークスを任せられないというのが、工藤監督の早期続投を決断させた理由かもしれない。
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スポーツ 2017年01月27日 16時00分
球界スクープ! 「トラの子の一点」 阪神優勝への秘策! 元レッドソックス主砲を後半戦から助っ人投入
メジャーリーグで通算2574安打、555本塁打を放った伝説の強打者マニー・ラミレス外野手(44)が日本球界入りすると報じられた。それも、入団するのはNPB12球団ではなく、四国アイランドリーグPlusの高知ファイティングドッグス。このラミレスとは、どういう選手なのか? 「レゲエの神様、ボブ・マーリーを彷彿させる縄暖簾のようなドレッドヘアで知られ、“怪人”の異名を持つドミニカン。レッドソックス時代の2004年にホームラン王に輝き、チームの86年ぶりのワールド・シリーズ制覇に貢献しました」(スポーツ紙デスク) メジャー通算で歴代15位の555本塁打をはじめ、通算打率3割1分2厘、出塁率4割1分1厘で、主に4番として活躍。過去に来日した元メジャーリーガーの中でも最強のスラッガーだ。 「そんな華々しい経歴を持つラミレスですが、'09年に禁止薬物を使用したとして出場停止処分を受けています。'11年にも再び薬物規定違反の疑いがもたれ、追われるようにメジャーから引退。しかし、'13年に台湾で現役復帰し、'14年には米・カブスとマイナー契約を結び、3Aでプレーを続けてきました。メジャー通算19年で約243億円を稼いだ大富豪で、『金銭より大好きな野球を続けたい』という一念から来日するようです。ベースボールそのものを楽しみたいのでしょう」(同) 元スーパースターとはいえ、言うなれば典型的な“訳あり商品”。しかし、そこに目を付けたのが「右の大砲」不足に悩む阪神だ。 主砲の福留孝介、FAで獲得した糸井嘉男(前オリックス)はいずれも左打者。ドラフト1位ルーキーの大山悠輔内野手は右の大砲候補だが、いかんせん新人で育成に時間が掛かる。 「右の大砲」を欲しがる理由は、まだある。 今季のセ・リーグは「巨人がぶっちぎり優勝する」というのが大方の見方だ。打撃陣には球界を代表するリードオフマンの陽岱鋼外野手(前日本ハム)が加入。不安材料だった中継投手陣も、通算141HPの変則左腕・森福充彦投手(前ソフトバンク)、さらに、先発には2ケタ確実な前DeNAのエース山口俊投手をFAで獲得。昨年末も、トレードでゲットした前日本ハムの左腕エース吉川光夫が先発陣の一角に加わるはずで、30億円超の巨大補強が巨人を甦らせるというのだ。 2年目を迎えた金本阪神の主な即戦力補強は糸井だけ。巨人を打ち負かすには、コマ不足の感は否めない。そこで、冒険を覚悟で、訳あり商品に触手を伸ばす必要があると判断したのだ。 「球界は昨年、清原和博氏が覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されたこともあり、薬物に神経をとがらせています。阪神としても、かつて禁止薬物に手を出した選手をいきなり入団させれば、マスコミの格好の餌食になるのは明白で、チームの士気にも影響が出かねません。そこで、まず独立リーグでプレーさせて、球界内外の反応を見ようとしているのです。いわば試用期間。そこで問題が起こらず、かつタイガースが夏頃まで優勝争いを展開した場合、オールスター明けから投入するというシナリオです。巨人がどれだけ左投手を補強しようとも、右の大砲ラミレスが加われば恐れるに足らず。一気にスパートをかけ、ゴール前で逆転優勝する青写真です」(ベテラン阪神担当記者) 阪神と高知は、極めて友好的な関係にある。高知県安芸市は、かつて阪神が一軍キャンプを張った地で、今も二軍キャンプが行われている。'15年6月にはレンジャーズを自由契約になった藤川球児投手が高知に入団し、翌'16年に、4年ぶりに阪神に復帰している。 すでに高知と契約合意したラミレスは3月上旬に来日し、チームに合流するという。契約は、当面は前期のみの3カ月間。月収は通常「月10万円」が相場だが、ラミレスには住宅費などの諸費用込みで40万円が支払われるとの噂で、背番号はドジャースなどでつけていた「99」に内定している。 「日米野球などで5回以上の来日経験があり、日本の文化、環境には慣れています。高知はソフトバンクの三軍とホームアンドアウェーで2試合ずつ計4試合の定期交流戦を実施しています。レッドソックス時代にエースと主砲としてチームを支えた松坂大輔と対戦する可能性もあり、『楽しみ』と話していました。しかし、これはブラックユーモアではない。日本シリーズでの対決を示唆しているのです」(前出・スポーツ紙デスク) しかし、独立リーグといえども、薬物問題がクリアにならなければビザも下りない。阪神はそれをも静観しているのだ。 「金本監督は今季後半の優勝戦略として、福留、ラミレスを3、4番に据えるプランを考えている。開幕時は糸井と昨季の新人王・高山俊を1、2番で起用するけど、後半戦から糸井を5番に固定し、ジクザグのクリーンナップを完成させる。楽しみやね」(阪神OBの野球解説者) 星野仙一監督、岡田彰布監督時代は就任2年目に優勝している。それも1年目は、金本阪神と同じ4位スタートだった。今年のタイガースは侮れない。
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