スポーツ
-
スポーツ 2018年07月03日 08時10分
逆転負けで終戦の日本代表 5年前の激戦を思い出す人も?
史上初のベスト8を目指し、FIFAランキング3位の強豪ベルギーとの1回戦に臨んだ日本代表。一度は歴史の扉に手をかけるも、その扉が開くことは無かった。 圧倒的にベルギー有利であった戦前の予想通り、前半は何度となくベルギーに攻め込まれた日本。しかし、守備陣の体を張ったディフェンスもあり、これを耐え抜くと、エンドが変わった後半直後にMF原口元気、MF乾貴士のゴールで立て続けに2点を奪取。勝利への道筋が、はっきりと見えたかに思われた。 しかし、日本はその後、後半24分にDFフェルトンゲンに、その5分後には途中出場のMFフェライニにゴールを許し同点に追いつかれると、最後は後半アディショナルタイム4分にカウンターからこちらも途中出場のMFシャドリに痛恨の勝ち越しゴールを被弾。スコア2‐3で無念のホイッスルとなった。 逆転負けでベスト16敗退という悔しい結果に終わったものの、優勝候補の呼び声も高いベルギーに堂々の戦いぶりを見せてくれた日本。今回の一戦を受け、ネット上には一般のファンのみならず、国内外のメディア・有識者から称賛の声が相次いで寄せられている。負けは負けでもただの負けではない、実り多き敗戦となったようだ。 一方、今回の逆転負けを目の当たりにしたファンからは「5年前のコンフェデ杯イタリア戦を思い出すね」、「あの時も2点リードからやられたなあ」、「リード時の戦い方については何も変わらなかったのかな」といった声も少なからず挙がっている。 これらの声の主にとって、今回の敗戦は同じく2点リードから逆転負けを喫した「FIFAコンフェデレーションズカップ2013」グループA第2戦イタリア戦を想起させるものであるようだ。5年前と同じ轍を踏んでしまったことは、確実に今後の課題となってくるだろう。 日本代表にとって、課題も収穫も盛りだくさんの内容となったW杯2018年ロシア大会。ここで得た教訓をフルに生かし、4年後の2022年カタール大会では次こそ歴史を塗り替えてほしい。全てのファンが、そう願っている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2018年07月03日 06時00分
GOING-UP旗揚げ第2戦、“18歳の新星”井土徹也に中高年ヒール軍団が返り討ち!
GOING-UPプロレスリング『middle edge シリーズ vol.1』▽6月30日 東京・王子BASEMENT MON☆STAR 5月に開催された旗揚げ戦で、メインイベント終了後、“中高年を元気にする鬼将軍”ガッツ石島を襲撃しリング上を占拠した、藤原秀旺率いる中高年ヒール軍団アライバル。そこに助っ人としてさっそうと現れアライバルを蹴散らしたのが、GOING-UPを運営するHEAT-UPプロレスから参戦した“18歳の新星”井土徹也だった。 井土はガッツにタッグ結成をお願いし、アライバルとの抗争に身を投じる気持ちをアピールした。アライバルもこれを受け入れた。旗揚げ第2戦目のメインで、ガッツ&井土の世代間超世代タッグが登場することに決まった。相手は藤原と松崎和彦だ。藤原はかつて新日本プロレスやWWEで活躍したバッドニュース・アレンも腰に巻いたCCWカナディアンヘビー級王者。そして松崎は、あの元NWA世界ヘビー級王者ハーリー・レイスが7回防衛し、リック・フレアーらアメリカンプロレス界のレジェンドが歴代王者に名を連ねる、NWAミズーリ州ヘビー級王者だ。“番長”の異名を持っている。 団体側が藤原の放送禁止用語も含めた暴言や、暴走を危惧したのか『中高年的世直し〜越えろ!コンプライアンスの壁』というタイトルが付けられたこの試合。先手を許すまいと、井土は藤原が被っている謎の黒覆面を剥ぎ取り、マスクにストンピングの連打を放ち、マスクを客席に投げ捨てた。井土は不敵な笑みを浮かべながら、アライバルを挑発した。しかし、親子ほどの年齢差があるであろう若手レスラーに舐められるわけにはいかない。アライバルの2人は、“プロレス界の人間国宝”級のテクニックを誇る松崎のレスリング技と、藤原のラフファイトを繰り出した。これがまだキャリアの浅い井土にダメージを与え、パートナーのガッツにもタッチをさせる余裕を与えなかった。 ようやくタッチを受けたガッツは、ラリアットやWARスペシャルを繰り出し、アライバルの2人をブレーンバスターで投げるなど、桁外れのパワーを披露。息を吹き返した井土も綺麗なジャーマン・スープレックスホールドで藤原からあわやカウント3の場面を作った。しかし、最後はアライバルが凶器攻撃を駆使し、松崎の“伝統芸能”ネックブリーカードロップ、直下式ブレーンバスターから秀旺が100%メロ〜ンジュース(高角度パワーボム)を食らわせて万事休す。“悪い”大人の洗礼を浴びてしまった。 試合後、旗揚げ戦と比べて出番がなかったガッツがマイクを掴むと「藤原秀旺、おもしれえじゃねえかよ!次の7.29王子でまたやろうじゃねぇか!」と再戦をアピール。すると藤原は北斗プロレスの参戦が前から決まっているとしてこれを拒否。客を毒づいてから松崎と控室へ引きあげた。 ガッツは大の字になっている井土に「今日の負けぐらいでへこたれるな!若いお前がへこたれてて、どうやって中高年に元気を与えられるんだ!立て!」と井土に喝を入れた。藤波辰爾の飛龍革命のときを彷彿とさせる張り手を放つと、井土が間髪入れずに張り返して、2人でアライバルにリベンジする覚悟を満員のファンの前で示した。次回大会では松崎がパートナーを引き連れて来ることになりそうだ。180センチの長身と恵まれた体、甘いマスクを兼ね備え、インディープロレス界の近い将来を担う存在として注目されている井土にとって、アライバルとの抗争は乗り越えなければならない壁であることは間違いないだろう。 セミファイナルでは、新日本プロレスのLION'S GATEにも参戦しているHEAT-UPユニバーサル王者の兼平大介が、ノンタイトルながらマスクドミステリーとのインディーヘビー級対決が実現。最後はHEATクラッチで兼平がチャンピオンの意地を見せたが、次回はタイトル戦で見たいと思わせる好勝負だった。 またGOING-UPだけではなく、HEAT-UPでもさらなる活躍が期待されている大谷譲二は、ジョシュ・オブライエンと日米タッグを結成。最後はHEAT-UPの若手選手でサンボを習得した飯塚優に、ミスター雁之助から伝授された腕極めノーザンスープレックスホールドでフォール勝ち。息もぴったりの日米タッグは、今後もタッグを組む意向を明らかにしている。GOING-UPではIWA熱波軍以外に本格的なタッグチームがいない。大谷にとっては良いところに目をつけたのかもしれない。 全体的に中高年よりも若い選手の台頭が目立った旗揚げ第2戦だが、第1試合では元FMWの黒田哲広が、黒田と同じPWCにも所属していたベテランの渡辺宏志とマニアがうなる好勝負を展開。メインでは中高年ヒール軍団が、前回喧嘩を売られた18歳の井土を返り討ちにした。今回もメインの客層である中高年のファンからは「元気になれました」という声が聞かれた。 プロレス界において世代闘争は数多くの団体で行われてきたが、『中高年を元気にする』というコンセプトは新鮮だ。次回、中高年を元気にするのは、中高年の選手か?若い選手か?場内実況もあり、プロレス初心者にも分かりやすいGOING-UPは十分に化ける可能性を秘めている。取材・文 / 増田晋侍写真 / T-サモハン
-
スポーツ 2018年07月02日 21時45分
WWE東京公演最終日、ヒデオが柴田勝頼に捧げるあぐらパフォーマンス!締めは中邑!
アメリカ・WWE『WWE Live Japan TOKYO』(最終日)▽6月30日 東京・両国国技館 観衆 8,329人 初日にWWEでは格上のシェルトン・ベンジャミンを破ったヒデオ・イタミ。最終日はさらに格上で、初日にダニエル・ブライアンと激闘を繰り広げたザ・ミズと対戦した。この日も205 Liveで見せているラフファイトは封印。逆にミズがヒールファイトに徹していた。場内は試合前から大ヒデオコール。これは昨年や今年の初日には見られなかった光景だ。初日にヒールファイトを封印し、本来の魅力であるKENTAスタイルの試合を見せたことをWWEユニバース(ファン)が受け入れたのかもしれない。 この試合が最もわいたのは、場外に投げられたヒデオをミズが追うと、ヒデオがすぐにリングに戻り“盟友”柴田勝頼のようにあぐらをかくパフォーマンスでミズを挑発したシーンだ。中邑真輔の移籍に伴い、新日本プロレスのファンも多くWWEの日本公演に足を運ぶようになったが、このシーンを見て涙を流す女性ファンもいた。 ヒデオと柴田は2005年、プロレスリング・ノアに参戦しタッグを結成したことから意気投合。柴田がフリーになってからも何度かタッグを結成している他、プライベートでも仲が良いことを公にしている。ヒデオがWWEと契約した際に柴田は「彼の長年の夢だった」とエールを送っており、この試合でのあぐらパフォーマンスは、現在長期欠場中の柴田に対するエールなのだろう。今回のツアーは「ヒデオ」というより、やはり「KENTA」の色が強い。 試合は、ミズのラフファイトに苦戦していたヒデオが連夜のgo2sleepを狙ったが、ミズはキャッチし足4の字固め。大ヒデオコールの中、ヒデオが切り返すと大歓声が沸き起こった。最後はミズのビッグブーツにヒデオが張り手を放って担ぐとミズが着地。そのままバックを取るが、ヒデオのカサドーラで丸め込まれ3カウント。ヒデオが連夜の金星を挙げた。 ヒデオ勝利に沸く会場のスクリーンには、NXTのロゴがスクリーンに映し出され、スターダムを退団したばかりの紫雷イオが登場した。昨年は同じく元スターダムのカイリ・セインがスクリーンに登場し、WWEとの契約を発表したが、イオはリング上でマイクを握った。 「WWEユニバースのみなさん、はじめまして。紫雷イオです。きょう会場にいらしてるみなさん、私のことご存知でしょうか?皆さん!お待たせしました。この夏より、私はWWEに入団致します!」と入団発表。「この、世界一のリングで、私はこれから輝いていきます。みなさんぜひ、私と一緒に、夢を見てください。どうぞ楽しみにしていてください。よろしくお願いします」とファンに自ら報告した。カイリはウェルカムモードで、すでにSNSでイオの入団を歓迎している。アスカとは姉の紫雷美央も含めて、かつてともに行動をしていたが、喧嘩別れのような形(イオはスターダム移籍が原因)で終わっているだけに、今後の動向が気になるところだ。 そのアスカは、カーメラが保持するスマックダウン女子王座に挑戦。日本時間16日に開催される次回PPV『エクストリーム・ルールズ』でも挑戦が決定しているため、前哨戦の意味合いも込められたマッチメイクだったが、カーメラはアスカに場外でイス攻撃を放ち反則負けを喫した。反則による王座移動はないという大昔から続いている「アメリカンルール」により、アスカは王座奪取に失敗した。最後はカーメラにハイキックを放ち、16日のタイトル戦に向けて爪痕を残した。 中邑真輔欠場に伴い、メインはAJスタイルズのWWE王座に、ダニエル・ブライアンと、サモア・ジョーが挑戦する3WAYマッチに。AJはジョーのパワーファイトにまたもや苦戦するが、これを救ったのはなんと中邑だった!試合終盤、ジョーがコキーナクラッチを決めたところで中邑が乱入。カットしようとした。ジョーは中邑の松葉杖を取り上げたが、この隙を突いて中邑が急所攻撃!AJがジョーに連夜のフォノメナール・フォアアームをズバリと決めて王座防衛に成功した。 AJとギャローズ、アンダーソンはバレットクラブ時代のお約束・ウルフパックでタッチし、中邑に敬礼。昔の新日本の空気が漂う中、中邑は「アンダーソン、ギャローズ、AJスタイルズ、今夜は勝てたのはシンスケナカムラのおかげだ。ノースピークジャパニーズ。次回僕が日本に来る時はこのベルトを巻いて、もしくはここで巻くことを願って、再びこの両国のリングで試合をしたいと思います。まだWWEが日本に来る時は、WWEユニバースのみなさま、この両国にカモーン!」と叫んだ。最後は『イヤァオ!』の大合唱で中邑が締める形で、今年のWWE東京公演は幕を閉じた。 次回は8.31エディオン・アリーナ大阪(大阪府立体育会館)で『WWE Live Japan OSAKA』が開催される。ロンダ・ラウジー、ロマン・レインズ、ブラウン・ストローマン、フィン・ベイラー(プリンス・デヴィット)ら、ロウ所属のスーパースターが来日すると発表されている。“なんばから5分で行けるニューヨーク”も盛り上がるのは間違いないだろう。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
-
-
スポーツ 2018年07月02日 21時15分
WWE東京公演初日、AJとジョーが中邑真輔欠場を吹っ飛ばすど迫力な好ファイト!
アメリカ・WWE『WWE Live Japan TOKYO』(初日)▽6月29日 東京・両国国技館 観衆 7,081人 世界最大のプロレス団体WWEが今年も日本にやって来た。今回は『スマックダウンLIVE』というサブタイトルもつけられ、WWEのロゴの赤いラインが青になるなど、スマックダウン仕様。もちろん選手もスマックダウンの所属選手に205 Liveの選手を加えた編成で来日。収録の都合もあり、スマックダウン勢が来日できるのは、日本時間の木曜の夜。試合は金曜と土曜に限られている。 今年の東京公演の目玉はAJスタイルズと中邑真輔のWWE王座戦だったが、直前に中邑が警察犬に噛まれて負傷し、ジェフ・ハーディーの持つWWE USヘビー級選手権への挑戦をキャンセル。凱旋すら危惧されていたが、前日に無事帰国し、取材にも応えていた。しかし…。 第2試合終了後、中邑のエントランステーマがヒットし、中邑が松葉杖を付きながら入場した。リングインし、マイクを握ると「帰ってきたぜ!トーキョー!こんな姿になって。僕にとっては2年ぶり。この両国国技館で、ザ・ロックスター、キングオブストロングスタイル、シンスケナカムラの、クリーンで正々堂々としたファイト(場内爆笑)を皆さまにお見せすることができなくて、本当に、悔しいワン!」と犬ネタを盛り込みながらあいさつした。 これにはさすがに、一部からブーイングも出ていた。さらにスピーチを続けているとサモア・ジョーのエントランステーマがヒットし、ジョーは中邑をマイクで挑発。すると中邑は「ジョー、ビコーズ、アイノースピークイングリーッシュ!(英語は話せない)」とWWEユニバース(ファン)と大合唱。これにキレたジョーは「ホントに?」と日本語で答えると、中邑の足を蹴り上げ倒すとスリーパーで締め上げた。ここでAJスタイルズがリングに現れ、ジョーの挑戦を受諾しメインのカードが変更されることが決まった。 AJ対中邑がまた日本で見られるという期待があっただけに、若干の不安はあったが、WWEユニバース(ファン)はどんなカードになっても楽しもうという気持ちで会場に足を運んでいる。メインが始まる頃にはカード変更によるアレルギーはほとんどなかったように見えた。そして、代替カードというにはあまりにも壮絶な試合をAJとジョーがジャパニーズスタイルで応えてくれたのも大きい。 ジョーのパワーは故・橋本真也さんを彷彿とさせた。2人とも日本マットでの経験もあるだけに、レスリングの攻防も見応え十分。最後はマッスルバスターを狙ったジョーに対し、AJはエプロンに着地。見事なタイミングでフェノメナール・フォアアームを決めて3カウントを奪取。両国国技館への凱旋マッチを最高の形で締めた。 初日のベストバウトは、ダニエル・ブライアンとザ・ミズのシングルマッチではないだろうか。第4試合にラインナップされたこの試合は、ブライアンのジャパニーズスタイルにミズがアメリカンスタイルで渡り合い、中身の濃い試合に。ブライアンはインディアンデスロックからそのまま回転してフォールを狙ったり、ミズの攻撃を首4の字固めで切り返すなど、テクニシャンぶりを発揮した。 最後はミズがローキックを連打したが、ブライアンがドラゴンスクリューからバズソーキックで倒し、ニープラスを発射。これを避けたミズが必殺のスカル・クラッシング・フィナーレを仕掛け、フォールしたがなんとカウントは2。勝機と見たミズはブライアン目掛けて走り込むが、ブライアンはカウンターのジャンピングニー・プラスをベストタイミングで炸裂させて、21分52秒の激闘を制した。YES!!コールが久々に日本でも響き渡った。 その他、アスカはナオミとのコンビで快勝。ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソンはスマックダウンタッグ王座奪取にあと一歩のところで失敗した。軽量級ブランド205 Liveで、クルーザー級王座に狙いを定めヒールに転向したヒデオ・イタミはヒールファイトを封印し、古巣ノア時代のKENTAスタイルで、元鈴木軍で格上のシェルトン・ベンジャミンと対戦して金星をゲット。王座獲りと丸藤正道とのライバル対決(9月1日、ノア両国大会)に向けて弾みをつけた。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
-
スポーツ 2018年07月02日 17時40分
「イニエスタとの夢対決が…」フェルナンド・トーレスの移籍消滅にネット上は様々な声
W杯の熱狂に水を差す、残念な出来事となった。 リバプール、チェルシー、アトレティコ・マドリードといったビッグクラブで活躍し、J1サガン鳥栖が今夏の獲得に乗り出していた元スペイン代表FWフェルナンド・トーレス。ほんの数日前には年俸7億5000万円の3年契約で基本合意に達したという報道もあったのだが、急転直下これが破談となったことが一部スポーツ紙によって報じられた。 気になる破談の理由だが、報道によると5月30日のJリーグ公式サイト上でのトーレス獲得の誤報が原因だという。また、不信感を持ったトーレス側は鳥栖との連絡を一切絶っているということも合わせて報じられている。 もし移籍が実現すれば、J1ヴィッセル神戸へ加入したアンドレス・イニエスタとの豪華な対決が実現するとも目されていたトーレス。大物FWと交渉決裂という形になった今回の一件を受け、ネット上には「楽しみにしてた分ショックが大きい」、「イニエスタとの夢対決が…」、「これじゃサガン鳥栖ならぬ破談鳥栖やん」といった落胆の声が多く寄せられている。 また、今回の破談理由についても、ネット上には様々なコメントが寄せられているが、Jリーグ側とトーレス側のどちらに非があるのかということは人によって意見が分かれてもいる。 Jリーグに落ち度があると考えている人からは、「これが事実だとしたら完全に公式のやらかし」、「担当者は一刻も早くクビにしろ」、「なんであとちょっとが待てないの?」といった、誤報に対する厳しい声が挙がっている。 一方、トーレス側が悪いと考えている人からは、「誤報は建前で本音は金だろ」、「お流れにするためにJリーグ側の不手際をダシにしたかも」、「こっち側に責任なすりつけてんじゃねえよ」といった、交渉態度に関する批判の声が寄せられている。 一体どちらが真実なのか、トーレス側が音信不通となった今ではもはや確かめる術もない。とにもかくにも、後味の悪さだけが残る交渉劇となってしまった。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2018年07月02日 17時40分
ロシアW杯で見れる奇跡「その時日本は勝っていた!」
キックオフまで10時間を切った日本戦、「今回のワールドカップは何かが違う!」と言い続けていた我らはこの後ロシアの地でベルギーを破ってベスト8に進出する日本イレブンを見ることになるだろう。 FIFAのランクが勝敗を決めるのではないことはドイツ韓国戦を見た人はわかったはずだ、昨日のロシアVSスペインを見ても守り切って勝方法もある、リーグ戦ではなくトーナメントである以上勝ち点も関係ない…ベルギー戦は勝利するので次の準決勝のことを考えよう。
-
スポーツ 2018年07月02日 17時30分
オリックス担当記者が分析、復活!西野真弘、ルーキーイヤーの輝きを取り戻す
先月23日に発生した“誤審問題”が解決をしないまま、チームは首位・西武、2位日本ハムとのビジター6連戦の遠征を行った。西武戦ではアルバースが、日本ハム戦では西勇輝がカード頭の先発としての務めをしっかりと果たし、西武戦は1勝1敗1分のイーブンに、日本ハム戦は2勝1敗で勝ち越しに成功した。首位・西武との3連戦は3試合とも勝機があっただけに、ゲーム差を縮められなかったのは残念だが、この期間は猛暑が襲ったこともあって、メットライフドームには練習中から巨大な扇風機が作動していたが、ある選手によると「何をするにも暑かった」という。もともとオリックスにとっては鬼門の球場であり、そんな環境下の中、延長も含めてドローに持ち込んだのは勝ち越しに値するのではないだろうか。▼6月26日〜7月1日 オリックス戦績【対 埼玉西武 メットライフドーム】6月26日○アルバース 4-2 十亀剣●6月27日△金子千尋 3-3 ウルフ△※延長12回6月28日●山岡泰輔 11-14 多和田真三郎○【対 北海道日本ハム 札幌ドーム】6月29日○西勇輝 2-1 マルティネス●6月30日●山崎福也 2-5 高梨裕稔○7月1日○ディクソン 6-3 吉田侑樹●※74試合37勝34敗3分。3位(3チーム同率)、首位・西武との差は4ゲーム。 25年ぶりに6チーム中5チームがAクラス、ソフトバンク、千葉ロッテとともに3位が同率で3チーム並んでいるという珍事が起こっている今年のパ・リーグだが、2位の日本ハムとは3ゲーム、首位の西武とは4ゲームと、射程圏内ながら少し離されている。オリックスは前半戦を3日から京セラドーム大阪でロッテと3連戦、7日にほっともっとフィールド神戸、8日に京セラでソフトバンクと2連戦と、3位チームとの直接対決が控えている。西武と日本ハムは3日と5日に首位攻防戦を2試合行うので、オリックスとしては抜け出しておきたいところ。3位対決が終わると10日に山形、11日に仙台で楽天と対戦し、前半戦を終了。チームとしては束の間のオールスター戦休み(出場選手は除く)に突入する。 ベテラン小谷野栄一、ルーキー田嶋大樹、リリーバーの黒木優太をリフレッシュ的な意味も込めて登録抹消した矢先、チームは怪我人に襲われた。先に離脱した小田裕也をはじめ、一発のあるT-岡田、絶好調だった中島宏之の離脱は痛手だが、大きな当たりはないものの「繋ぐ野球」をモットーにしているあの男が大奮闘している。西野真弘だ。西野はルーキーイヤーの2015年に“オリの希望”として、初のBsオリ姫デーでヒーローになり、シンデレラ・ボーイの誕生と騒がれた。しかし、骨折によりその年は前半戦終了を待たずしてシーズンを棒に振り、期待された2016年は全試合に出場したものの満足な結果を出せなかった。昨年は尊敬している平野恵一(現・阪神コーチ)から継承する形で背番号5を受け継いだが、守備と打撃の双方で精彩を欠いてしまい、シーズン終盤は大城滉二にセカンドのポジションを取られてしまった。 あの時の輝きを取り戻すべく臨んだ昨年秋の高知キャンプ。福良淳一監督は藤井康雄打撃コーチとともに、自身が現役時代に書いたノートを照らし合せながら、バッティングフォームがバラバラになっていた西野の再生に乗り出した。「あの時とは全然フォームが違うんですけど、あれはあくまでもバラバラになったフォームを直すためにやったこと。シーズンが始まってからも修正作業は続けてて、今の形になりました」 そんな話をする西野からは、ルーキーイヤーではよく見られた笑顔が溢れていた。かなり充実しているという。この上位とのビジター6連戦では打率.444という驚異的な数字を弾き出した。最近10試合でも.436の好成績だ。ルーキーイヤーは得点圏打率が.480を超えて話題になったが、現在の.386も立派な数字。盟友の小田裕也とはルーキーイヤーで「いつか1、2番を俺たちで打ちたいね」と約束した仲。それが実現した矢先に小田が離脱したのは西野にとって原動力になっている。「レギュラーを獲りを諦めたことはありません!」 大城、ルーキーの福田周平と内野手争いをしながら、唯一レギュラーが保証されている安達了一とともに三塁を守り、打撃だけではなく守備でもチームに貢献する姿は、ルーキーイヤーの輝きを取り戻していた。西野真弘完全復活である。西野にはここまで溜まりに溜まったうっ憤を持ち前の全力プレーで晴らしてもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
-
スポーツ 2018年07月02日 17時30分
後半戦の大谷は「ゴジラ松井」と「イチロー」の新型二刀流
右肘の内側側副靱帯損傷で故障者リスト入りしていた大谷翔平投手(23)が実戦練習を再開させた。6月7日(現地時間、以下同)にロサンゼルスの病院で多血小板血漿(PRP)治療と幹細胞注射を受け、3週間が経過した28日に再検査を行い、バッターとしての復帰にゴーサインが出された。エンゼルスの首脳陣がもっとも恐れていたのは右肘にメスを入れること。そうなった場合、1年から1年半は投げられなくなる。投手・大谷の喪失はもちろんだが、「打者・大谷」の長期離脱も大きい。「打撃練習を再開させることに関しては、ドクターからの許可が下りました。ピッチング練習を再開させても大丈夫かどうかの判断はもうしばらく後になりそう。現地メディアの報道だと、今季後半は打者専念とか、打者に比重を置いた起用になるとの見方がされています」(米国人ライター) 打者としての実戦練習だが、10打席に立ち、走塁もこなしたという。一部の米メディアによると、7月3日からのマリナーズ戦からチーム再合流も予想されてきた。ちょっと早すぎる感もしないではないが…。「大谷がいるだけで観客動員数が違ってきます。それと、エンゼルスの主力バッターは右打者が多いので、左バッターの大谷が入ると、他選手への相乗効果も望めるので、チーム合流を急いだのでしょう。エンゼルスのソーシア監督も無理をさせない範囲で大谷を使っていくはず」(前出・同) しかし、今回の精密検査に関して、詳細は明かされていない。メディアに公表されたのは「打者復帰は可能」とのことだけ。一般論として、打者復帰できるということは、左バッターの大谷がフルスイングしても“軸”になる右腕には負担が掛からないと判断されたのだろう。本当に悪ければ、バットスイングにも制限が掛かるはずだ。 もっとも、「バットスイングと右肘への負担は別問題だ」と捉える関係者もいたが、こんな情報も聞かれた。「大谷が受けたPRP治療と幹細胞注射ですが、痛いなんてモンじゃない。有効的な治療法ですが、この治療を受けて1か月弱で実戦復帰するなんて、考えにくい」 これは日本のあるプロ野球解説者の言葉だ。日本球界にもこの治療を受けた選手がいて、箇所は異なるが、慎重を期して2か月弱は安静にしていたという。やはり、大谷は“強行復帰”ではないだろうか。「しばらくは代打での起用と予想されています。守備負担のない指名打者も十分に考えられますが、実戦練習で走塁の練習をしたということは『走者・大谷』として期待している部分もあるからではないか」(前出・米国人ライター) 大谷が俊足なのは、すでに米球界全体が認めている。「代走起用」だけではなく、外野守備に入る機会もありそうだ。「大谷は一発のある主砲タイプですが、走るのが速いので、ソーシア監督は彼が出塁すると、機動力を絡めた作戦も立てやすいと褒めていました。これまでは、投手としての負担を考え、単独スチールのサインを出さなかっただけ」(特派記者) ホームランと単独スチール、後半戦の大谷は「ゴジラ松井」と「イチロー」の“二刀流”を見せてくれそうだ。復帰を焦って右肘が重症なんて事にならなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2018年07月02日 17時20分
【DeNA】『GET THE FLAG! SERIES』は負け越し…痛いロペスの再離脱
☆通算2勝4敗・負け越し2 交流戦明け後、初の本拠地での6月26日から7月1日の6連戦。『GET THE FLAG! SERIES』と銘打たれ、1998年の優勝当時のユニフォームで戦った。V選手OBらのイベントもあり、華やかなムードのなか、一気に波に乗りたいところだった。 まずは苦手阪神との対戦。ここまで2勝5敗と分が悪く、横浜スタジアムではまだ勝ち星がない。初戦はここまで3戦3敗のメッセンジャーに打線が沈黙。6回2/3までノーヒットピッチングを見せたバリオスを見殺しにし0-4で敗戦。2戦目は先発飯塚が初回と4回に3点を献上。打線は3回に久々に5点を取りビッグイニングを作ったが、終盤3回で10点を取られ6-16の大敗を喫した。3戦目は先発今永が7回を2失点のHQSを見せ試合を作ったが、2-2の同点で迎えた9回、守護神山崎康晃が自らのエラーで失点し万事休す。2ー3で惜敗した。 続く週末の広島戦。ここまで2勝4敗1引き分けだが、阪神と同じく横浜スタジアムでは勝ち星がない。初戦は石田が先発したが、4回までに4失点と序盤はリズムを作れなかったが、なんとか7回まで投げ切った。打線はこの日から復帰したロペスが4回にホームランを放ち、8回には神里が同点ホームラン。9回に佐野のサヨナラヒットで5-4の劇的勝利を収めた。2戦目は東が6回を1失点の粘りの投球を見せると、好投の野村から筒香のツーランホームランで逆転。この1点をリリーフ陣が守り切り、2ー1で勝利した。3戦目は先発浜口が大乱調。3回に6四球、内5連続四球で4連続押し出しと大荒れ。打線も筒香のソロホームランのみで1-15の大敗を喫した。☆大きいロペスの存在感 この6連戦で勝利した2試合は、右足故障から復帰したロペスが5番に入り、初戦はホームラン、次戦もヒットを放ち、さすがの存在感を示した。しかし、走塁の際に故障が再発してしまったようで、オールスター選出の絡みも相まって1日に登録抹消。打撃面だけでなく、守備力での貢献度も高く、そして外国人ながら、チームのムードメーカー的な存在であるロペスの再離脱は本当に痛い。☆踏ん張って欲しい9連戦 3日からオールスターまで9連戦が待っている。ロペス抜きの若いベイスターズ打線に、相手ピッチャーも、筒香、宮崎に厳しいマークをする組み立てで戦略を練る事が出来てしまい、得点力不足の心配が付き纏う。ここは調子の上がってきたキャプテン筒香の爆発と、29日のような若手の活躍に期待したい。ファームでは1日、井納がノーヒットノーランを記録した。今までリリーフ陣の踏ん張りで星を拾ってきたチームにグッドニュースが届いた。ウィーランドも上がって来ると予想される。徐々にイニングを食えるようになってきた今永や、石田、バリオスらの先発陣の奮起にも期待だ。観客動員数は昨年よりも1試合早く100万人を突破した。OBの鈴木氏が「毎日日本シリーズのような観客数」と表したように、満員が当たり前になっている。ファンの熱狂を冷まさぬように、いい形での前半戦の締めくくりを見せて欲しい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
-
-
スポーツ 2018年07月02日 12時40分
張本コメントに称賛の声殺到! W杯ポーランド戦の時間稼ぎについて「どっちも正しい」
1日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、サッカー日本代表がワールドカップポーランド戦で選手に「時間稼ぎ」を指示した西野朗監督に張本勲氏が「喝」を入れた。 張本氏は「時間稼ぎ」について、「時間稼ぎ?なんだと、あんな戦い方しちゃダメだよという人もいるし、冗談じゃないと、進出するための戦い方だと。答えは出ませんわね」と珍しく両者を立てる発言。 続けて、「監督の談話に一つ喝を入れてください。不本意だとかね、苦渋の選択とかいうことを言っちゃダメよ、監督は。私が指示しましたと、それだけでいいんだよ」と一喝する。 しかし、関口宏は日本代表が攻めなかったことに憤りを感じているようで、「決勝トーナメントに行くことが目的であるならこの選択は間違いではなかったって意見は多いけど、見てるほうはつまらんわね」と一言。 これについて張本氏は、「どっちも正しいと思います。間違っていないですよ。両方、言い分がありますから。ただ、スポーツは『しかし』、は困るんだよね。勝ったけども『しかし』、負けたけども『しかし』、は困るんですよ」 と、勝負に携わってきた者として、両者の意見が理解できると強調した。 ほぼ毎週炎上発言が続く張本氏だが、このコメントには称賛の声が続出。とくに「時間稼ぎ」を当然の戦術と考えている人からは、「これは正論」「野球の張本氏が一番良い解説をしている」と称賛の声が上がる。 また、普段は「サッカーのことを語るな」と張本氏に批判的な層も、納得の声を上げる。その一方で、時間稼ぎについて「(日本)チームにイエローカードを出せばいい」と発言した関口に批判が殺到することになった。 今回多くの人々の支持を集めた張本氏。これからも視聴者が納得できるようなコメントをしてもらいたいものだ。
-
スポーツ
リアルジャパン 超イケメン? 謎の新鋭マスクマンがデビューする
2008年02月08日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル インリン様が愛息モンスター・ボノを制裁へ
2008年02月08日 15時00分
-
スポーツ
DDG ゴージャス松野VSストーカー市川が決定。最弱レスラーはどっちだ?
2008年02月08日 15時00分
-
スポーツ
サッカー 勝って難題山積 岡田ジャパンにタイが“報復”!?
2008年02月07日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 小島聡がかつての師匠、佐々木健介を痛烈“口撃”。タレント転向を要求
2008年02月07日 15時00分
-
スポーツ
ノア 悩める青木篤志。チリチリ頭原因でKENTA戦前に思わぬ問題
2008年02月07日 15時00分
-
スポーツ
巨人 クレメンス獲得に動く!?
2008年02月06日 15時00分
-
スポーツ
新日本プロレス 蝶野正洋が天山広吉を揺さぶり。黒い囁きを予告した
2008年02月06日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 武藤敬司が吉田秀彦に参戦オファー!?
2008年02月06日 15時00分
-
スポーツ
スマックガール 女子格闘技界にも大連立の波が
2008年02月06日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス 西村修がプロレス界に警鐘。ドリー魂を伝える
2008年02月05日 15時00分
-
スポーツ
ノア 潮崎が師匠・小橋建太超えへ米国修行
2008年02月05日 15時00分
-
スポーツ
オリックスもあきれている二軍スタートの清原
2008年02月04日 15時00分
-
スポーツ
すっかり孤独な長嶋さん
2008年02月04日 15時00分
-
スポーツ
戦極 吉田秀彦が激進化。打撃でジョシュ・バーネット狩り!?
2008年02月04日 15時00分
-
スポーツ
K-1MAX 魔裟斗が谷川Pが若手K-1戦士を痛烈批判
2008年02月04日 15時00分
-
スポーツ
ノア 小橋建太がタイトル戦線に復帰予告
2008年02月04日 15時00分
-
スポーツ
健介オフィス 鈴木みのるが佐々木健介を襲撃予告!
2008年02月04日 15時00分
-
スポーツ
新日本プロレス 2・17両国国技館大会で復帰する天山広吉がモンゴル療法で最終調整!?
2008年02月02日 15時00分