スポーツ
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スポーツ 2018年07月06日 06時40分
薄くなった?オリックス、昨年から導入したデサント製ユニフォームの真相
「生地が薄くなった」「ユニの上から着ている服が透けて見える」 オリックス・バファローズが、プロユニフォーム(試合で使用しているもの)に近い仕様で販売しているハイクオリティユニフォームについて、一部のファンから不満にも似た声が聞こえている。 オリックスがユニフォームのメーカーをミズノ社からデサント社に変更したのは昨シーズンから。2016年のオフに開催された時にデサント製のユニフォームがお披露目され、デサントの担当者が囲み会見に応じたのだが、実際にミズノ時代のハイクラスユニフォームから購入しているマスコミは私だけ。ということで、私が代表する(せざるを得ない)形で担当者に質問している。 「昇華プリントは球団側から強い要望があって、ロゴは重厚感のある刺繍でお願いしたいとのことだった」 やはり気になったのは、昇華プリントを採用する球団が現在の流れの中、刺繍を“継承”した理由である。担当者は「刺繍にしたことにより、ユニフォームの軽減化には苦心した」とも話していたが、ユニフォーム採用を担当している関係者に話を聞くと、「サッカーのユニフォームのようにはしたくなかった。プロ野球のユニフォームのチーム名や背番号、名前は重みを持たせたかった」と語っている。 生地が薄くなってしまったのは、刺繍を継承した代償なのだが、選手には「軽い」と好評で、デサントは各選手の体型を頻繁にチェックし、ユニフォームに限らず、キャップからパンツまで完全オーダーメイド化を実現させた。ユニフォームの素材も伸縮性のあるものを使っているため、タオルのような肌触りになっている。グッズ担当者は「以前との違いは、プロユニフォームはさらに軽減化を図るため、ボタンはカモフラージュになっているんですよ。選手はユニフォームをボタンを閉めて着るのではなく、被って着るタイプになりました。ハイクオリティはあくまでも着やすさを追求しているので、ボタンを閉めながら着る前開きのタイプになっています」と制作秘話を明かしてくれた。 また、これは実際にハイクオリティを着用してみた個人的な感想だが、同じサイズでもデサント製の方が大きめに作られているのもポイントのひとつかもしれない。オリックスとデサント社が本格的にコラボレーションを始めたのは、2016年の春季キャンプで選手やスタッフが着用したフーディー。これをキャンプ地で販売したところ、ファンの間でも爆発的なヒット商品になった。昨年からはNPBマークが入ったオーセンティックフーディーとして販売され、今年は色違いを発表するなど、「キャンプに行ったら買わなきゃいけないアイテム」として浸透している。 京セラドーム大阪には、オリックスとデサントのコラボショップも常設されており、選手が試合前後に着用している衣類やリュックなども販売されている。また、ユニフォームに関しても、「ホームユニフォーム(ハイクオリティ)は全選手対応になったのが、とても好評ですね」とグッズ担当者は利便性の改善点について、選択肢が広がったことをあげていた。 軽減化による素材の変更などについては、賛否両論あるかもしれないが、ユニフォームは選手が使いやすいのが一番で、それに極力近いものを着ながら応援したいのがファン心理というもの。球団のこだわりと、メーカーの苦悩、選手の感想が少しでも伝わればと思う。今シーズン、チームの好調に軽減化されたユニフォームもしっかり貢献しているのだ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年07月06日 06時40分
実は強豪国並みの成績?21世紀のW杯における日本のベスト16進出回数
“3戦全敗”の声が圧倒的だった大会前の予想を大きく覆し、ベスト16入りを果たしたロシアW杯の日本代表。史上初のベスト8をかけたベルギー戦での逆転負けは残念だったが、称賛に値する戦いを見せてくれたことは間違いないだろう。 強豪国への仲間入りを果たすため、これからもあらゆる面での挑戦が続いていく日本代表。ただ、現時点において、既に並み居る強豪国と肩を並べている数字もある。それが21世紀のW杯におけるベスト16進出回数だ。 2002年日韓大会から今大会まで、過去5回行われてきた21世紀のW杯。日本はこの5大会の内2002年日韓大会、2010年南アフリカ大会、そして今大会でグループリーグを突破し、16か国で争う決勝トーナメント進出を果たしてきた。 “進出率60%”という成績を残している日本だが、これと同様の数字を記録しているのがアメリカ、ウルグアイ、オランダ、スイス、スウェーデン、フランス、ベルギー、ポルトガルの8か国。まごうことなき強豪国が顔を揃えるこのラインナップに、日本も仲間入りを果たしているのだ。 日本がW杯に初めて出場したのは、20世紀最後の大会である1998年のフランス大会。出場するだけでも大変なことだったこの時代から考えると、日本サッカーは相当なスピードで成長を続けているといっても過言ではない。また、フランス大会で共にW杯初出場を果たしたクロアチア、ジャマイカ、南アフリカのその後を見ても、その急成長ぶりは大いに伺える。クロアチアは初出場でいきなり3位に入るなど大躍進を見せるも、その後は4大会の出場でベスト16進出は今大会の1回のみ。南アフリカは2大会に出場し、いずれもグループリーグ敗退。そしてジャマイカに関しては、これ以降W杯に出場することすら叶っていない。 20年の時間をかけ、着実に成長を続けている日本サッカー。このような成長速度を維持することができれば、今大会で手が届かなかったベスト8進出もそう遠くない未来に実現することだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月05日 21時15分
メインとセミは外国人対決!新日本がサンフランシスコの“聖地”カウパレスに進出!
世界最大のプロレス団体・WWEが東京公演2連戦を成功させた矢先、今度は世界2番目のプロレス団体である新日本プロレスが日本時間の8日、サンフランシスコのカウパレスで『G1 SPECIAL IN SAN FRANCISCO』を開催する。新日本がアメリカで興行を行うのは、3月のロサンゼルス大会以来、今年2度目となる。 メインイベントではIWGPヘビー級王者ケニー・オメガにCodyが、セミメインではIWGP USヘビー級王者ジェイ・ホワイトにジュース・ロビンソンがそれぞれ挑戦する。メイン、セミメインともに外国人対決がラインナップされた。その他、アメリカマットでも抗争を繰り広げていたIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロムが、挑戦者にドラゴン・リーを逆指名。今回のカウパレス大会はオカダ・カズチカ、内藤哲也、棚橋弘至の新日本の日本人トップスリーが一切絡まない3大カードで勝負する。 カウパレスはかつてビートルズがコンサートを開催した場所。プロレスでは1955年に“鉄人”ルー・テーズの連勝記録が936で止めた会場として知られている。セットの組み方にもよるが、1万人以上の観客を収容する歴史あるアリーナクラスの会場と言われている。ロサンゼルスで大田区総合体育館規模の会場を満員にしてきた新日本にとって、今回の大会は大勝負。木谷高明オーナーも現地に向かった。 日米で内紛状態が続くバレットクラブの頂上対決となったメインイベント。4月にアメリカROHで対戦した際にはCodyが先勝している。ケニーは6.9大阪城ホール大会でIWGPヘビー級王座を奪取した後、同大会でIWGPタッグ王座を獲得したヤングバックスと和解した。飯伏幸太も交えた新ブランド、ゴールデンELITEをバレットクラブの活動と並行して始動させるとしている。 ケニーは「新日本プロレスが“最強の挑戦者”と認定したからこそ、このカードが決定したんだと思う」とCodyの実力を認める。その上で「サンフランシスコで行われるというのも、大きな意味がある。ケニー・オメガ対Codyは、方やIWGPヘビー級のチャンピオンになっていて、相手は“アメリカン・ナイトメア”。これは新日本プロレスの興行ではあるが、どちらにとっても“ホームフィールドアドバンテージ”はない。Cody戦は、俺自身が新日本プロレスを代表して闘う。大きな闘いになるだろう」と、アメリカ開催の意義を力説した。 またバレットクラブに関しては「ケニー・オメガはバレットクラブに属している。そして、くしくもCodyもバレットクラブに属している。こういった状況を考えると、サンフランシスコ大会が終わった時に、しっかりと全てが元に戻って、ファインな状態になればいいなと思っている」と話し、CodyとIWGPのベルトを賭けて闘う事で、内紛問題に終止符を打とうとしている。この内紛問題は、ファンはもちろんメンバーたちからも「疲れた」という声が聞かれている。この試合でモヤモヤした気持ちをスッキリさせ、G1クライマックスに進みたいところだ。 個人的にはヤングライオンとして、ともに新日本の道場で修行を積んできたジェイとジュースのシングルがタイトルマッチとして、アメリカで実現する意義も大きいと思う。現在、新日本はロサンゼルスに道場を新設し、長期欠場中の柴田勝頼らが指導にあたっている。旧ロサンゼルス道場からは、現在WWEのカール・アンダーソンら数々の名選手を輩出した実績がある。ジェイとジュースの試合は新日本の全米進出をアピールする上で重要な試合と言っていいだろう。拳の怪我が気になるところだが、ジュースはランディ・サベージを彷彿とさせるスタイルを追求し始めてから、スター級のオーラを放ち始めている。ジュースの奮闘には期待したい。 今大会は新日本プロレスワールドを通じて全世界に生配信される予定だ。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年07月05日 17時30分
ネット上からは“引退勧告”も 横綱ワースト記録を更新した稀勢の里の休場
7場所連続で休場が続くなど、長らく不振が続いている横綱稀勢の里。次に出場する場所では進退がかかる状況の中、8日の初日を前に大相撲7月場所を休場することが報じられた。 昨年1月場所で悲願の初優勝を果たし、第72代横綱へと昇進した稀勢の里。続く3月場所でも結果的には2場所連続優勝を収めることになるのだが、13日目の日馬富士戦で負った怪我により本来の姿を失ってしまった。この時点でしっかり休みを取ることを決断できていればよかったのだが、強行出場を繰り返したことでさらに状況は悪化。その結果、先の5月場所では貴乃花(2001年7月場所から2002年7月場所まで)と並ぶ「7場所連続休場」という不名誉な記録を樹立することになっていた。 しかし、今場所でも休場を余儀なくされたことにより、その記録は遂に歴代単独ワースト記録の「8場所連続休場」に。1年以上コンディションが戻らない流れを考えても、9月場所で復活を果たす可能性も低く、もはや打つ手なしと言っても過言ではないだろう。 人気・実力ともにトップクラスだった力士が直面する、余りにも寂しすぎる現実。今回の一件を受け、ネット上には「8場所連続休場はひどすぎる」「あの時休む勇気を持てていれば…」「年齢考えても怪我の完治はもう厳しいやろ」といったコメントが数多く寄せられている。 また、中にはもう稀勢の里に上がり目はないと考えている人も少なくないようで、「経緯を考えると気の毒だけど、潔く引退してほしい」、「もう見てられない、早く引退して楽になってくれ」、「休んでも休んでも戻らない、そろそろ決断を下す時だ」といった“引退勧告”ともとれる声も見受けられる。いささか薄情なようにも聞こえるが、こうした声が挙がる状況を一概には否定できないのもまた悲しいところだろう。 その力士人生は、間違いなく土俵際に追い込まれている稀勢の里。ここから起死回生の“うっちゃり”を決めることは、果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年07月05日 17時20分
【DeNA】綻び始めた"マシンガン継投"…心配されるリリーフ陣の疲弊
☆QS率35% ベイスターズ先発陣のクオリティースタート率は35%程度で、12球団ワースト。11位のヤクルトですら42%程度あることからも、いかにスターターが早い回での降板が続いているかがわかる。これは開幕時から先発陣に故障者が相次ぎ、経験の浅い若手ピッチャーを先発させたこともあり、100球前後の球数制限をかけたことも原因の一つである。☆登板数ベスト10に4人 先発陣が早い回でマウンドを降りると、その分はもちろんブルペン陣にのし掛かってくる。既に30試合以上登板しているピッチャーは、35試合砂田毅樹、34試合エドウィン・エスコバー、33試合三上朋也、30試合三嶋一輝の4人で、いずれも登板回数のベスト10に入っている。 5月中盤には、この4名に井納翔一とスペンサー・パットンを含めた6人の防御率は2点台前半であったが、現在は、エスコバーを除いた5人の防御率が3点前後に悪化してしまった。 これには登板過多とともに、イニング途中や、回跨ぎも含まれ、また、ビハインドの場面でも黙々と投げ続けていたツケが回ってくるのはある種当然であろう。 典型的な試合になってしまったのが、7月3日のジャイアンツ戦。先発バリオスが6回74球で降板、2点リードの7回に三嶋が登板。二死を取ったがランナーを二人許したところで、田中健二朗にスイッチ。田中はフォアボールを与え満塁。すると、三上に交代するも、逆転打を喰らってしまい、後味の悪い敗戦となってしまった。☆指揮官「踏ん張ってほしい」 ラミレス監督もリリーフ陣に疲れがあることは承知している。その上で「踏ん張って欲しい」とさらなる奮起を求めた。リリーフピッチャーにとって一番きついといわれるオールスター前。例年よりも早い梅雨明けで、猛暑も大敵となってくる。これ以上、ブルペン陣に負担を強いるよりも、打線と先発陣の奮起が必要ではなかろうか。実際4日の試合は、常にリードをキープし、先発ウィーランドが7回途中までイニングを稼いで、理想的な勝利をあげることができた。 解説者の谷繁元信氏などは、ラミレス采配批判が目につく。ファンの声も辛らつになってきた。しかし、去年日本シリーズまで進出させた手腕は事実。苦しい状況を、どのように打破するのか。指揮官の次の一手に期待したい。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年07月05日 16時00分
貴乃花親方が「一門離脱」で孤軍奮闘
文字通り、寝ぐらさえ持たないハグレ鳥――。名古屋場所(7月8日初日、名古屋市のドルフィンズアリーナ)の番付発表直前、まるで栃ノ心の新大関デビューに水を差すように、しばらく鳴りを潜めていた貴乃花親方(45)が、所属していた貴乃花一門を離脱し、無所属になることが分かった。このため、貴乃花一門は解体、縮小し、新しく「阿武松グループ」として出直すことに。かつて栄光に包まれ、将来の理事長間違いなし、と言われた貴乃花親方はどこに行くのか? 貴乃花親方の一門離脱は、時間の問題ではあった。2カ月前の4月に開かれた貴乃花一門の一門会で、 「私の名前のある一門は返上しますので、ご検討ください」 と申し出て、一門内に衝撃が走ったが、すでにこの時点で一門を離れる腹をくくっていたと見られている。 どうして貴乃花親方は、平成22年に二所ノ関一門を飛び出すかたちで自ら立ち上げ、6つ目の一門にまで育てた貴乃花一門を出る気になったのだろうか。この裏に見え隠れするのは、やはりおなじみの“恨み節”である。 「貴乃花親方は去年の終盤、日馬富士の暴行事件などで協会首脳と激しく対峙し、理事のポストから降格された。この処分に納得していなかったのは明白で、そのうっ憤を晴らし、自らの正当性を貫くためにも2月の理事選にはなんとしても再選を果たしたかったのに、頼みにしていた仲間に裏切られ、たった2票で落選した。この恨みは相当なもので、時間が経つにつれてますます強くなったんだと思います。ほら、仲間割れした時など、よく口にする言葉があるでしょう。『もうお前らとは同じ屋根の下には暮らせない』って。あれですよ」(一門関係者) そういえばその1カ月半後、弟子の貴公俊が付け人を殴る暴行事件を引き起こして謹慎を言い渡された時にも、貴乃花親方はこんなことを口にしている。 「これからはゼロからやり直す。一兵卒としてやっていく」 もう一門や、仲間とはすっかり心が離れていたのだ。今回の一門離脱は、それをかたちにしただけと言える。 「当面は1人でやっていきたい」 と、一門の親方に決別の意思を伝えた時も、実に淡々とした口調だったという。 ただ、置いていかれる一門の残留組にとっては、たまったものではない。8年前、「大相撲界発展のために一緒にやろう」と誘われ、二所ノ関一門を出てきたのに、先の見えないかたちで放り出されてしまったわけだ。 「これまで散々盛り立ててきたのに、自分の思うようにいかなくなったとたん、『もうやめた、これからは1人でやる』というんじゃねえ。これじゃ、最初から誘うなってんだよ。今さら言っても仕方ないけど、こういう時こそ、率先して自分に代わって理事になった阿武松親方(元関脇益荒雄)を支えるのが筋じゃないのかな」 と、ある親方は険しい口調で話している。 また、別の親方も、 「(貴乃花親方に)言いたいことはヤマほどある。でもそれを言ったら同じ穴のムジナだ」 そう言って、大きなため息をついた。 彼らが怒るのも、ある意味もっとも。なにしろ貴乃花一門は、この貴乃花親方の離脱で、事実上、立ち行かなくなったのだ。 今年2月の理事選前、貴乃花一門に所属する親方は貴乃花親方を含めて8人いた。ところが、それから3カ月後の5月にまず立浪親方(元小結旭豊)が三くだり半をたたきつけて一門から離れ、無所属になった。立浪親方は貴乃花親方の心意気に賛同し、平成24年の理事選後に伊勢ケ浜・立浪連合(当時、現伊勢ケ浜一門)からメンバーに加わった。しかし、最近の貴乃花親方の言動に、 「疑問を感じる」 と反発し、背中を向けたのだ。また、一門の長老の常盤山親方(元関脇舛田山)も、やはり貴乃花親方に不信感を募らせ、離脱を決心している。 これで貴乃花一門は6人。もうこれ以上は減らせない状態になっていたところに、所属の親方たちが心のよりどころにしていた貴乃花親方まで出ていくとなれば、今後、一門としては成り立たない。阿武松、千賀ノ浦(元小結隆三杉)、大嶽(元十両大竜)、不知火(元小結若荒雄)、音羽山(元幕内大道)の5人だけでは、最低でも9票は必要といわれる理事も出せなくなるからだ。 残された道は、空中分解してバラバラになるか、どこか別の一門に吸収合併されるかの2つだ。 リーダーの阿武松理事は、苦渋の表情で話した。 「一門の形態はとれないので、5人でしっかりまとまってグループとしてやっていく」 今後は「阿武松グループ」と名乗ることを明らかにしたが、消滅は時間の問題といえる。協会から一門に支給される助成金も出なくなり、まさに踏んだり蹴ったりの格下げ宣言だ。 また、気になるのはこの離脱騒動の元凶の貴乃花親方の今後だ。 はぐれ鳥のままでは、理事復活は絵に描いたモチだし、理事長なんか、夢のまた夢だ。 「とりあえず弟子育成に専念するしかないけど、そう簡単に横綱、大関は出来ない。この騒動で新弟子のスカウトも難しくなるでしょうから、前途は多難ですね」(協会関係者) またまた“貴の乱”を起こすのか。
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スポーツ 2018年07月04日 21時15分
中邑真輔が“永遠のライバル”棚橋弘至と台湾で再会しツーショットを公開!
WWEの日本人スーパースター中邑真輔。残念ながら6月29日、30日の東京公演では、警察犬に噛まれて負ったケガが完治せず、AJスタイルズとの試合はキャンセルされた。29日は会場に現れて挨拶し、30日はメインイベントの終盤、前日の挨拶中に乱入。襲撃してきたサモア・ジョーに急所攻撃を放ち、結果的にAJの勝利をアシストした。 東京公演に出場したスマックダウンのスーパースターたちは翌7月1日に台湾の台北公演に向かった。実は中邑の“永遠のライバル”である新日本プロレスの棚橋弘至も6月29日からファッション誌の撮影のため台湾入りしており、一部ファンの間では両者の再会が実現するのではないかと期待が高まっていた。 2日の深夜、棚橋は中邑と椅子に座り足を組みながら、それこそファッション誌の表紙を飾ってもおかしくないオシャレなツーショットをツイッターにアップ。台湾公演終了後に再会が実現したのだ。日本人女子スーパースターのアスカも2人と並んだ写真をツイッターにアップしており、食事をともにしたものと思われる。 2人は今年4月のWWE最大のビッグイベント『レッスルマニア』の直前にもアメリカで飯伏幸太を交えて再会を果たしており、今年2度目の再会となった。これには2人の関係性を知るファンから歓喜の声が殺到した。 新日本時代は中邑がCHAOSを結成してから、G1クライマックスの決勝で棚橋に敗れ、棚橋の手を上げて称えた場面が印象的だ。また、新日本ラストマッチの試合後、中邑との対戦を迫るケニー・オメガの前に立ち、中邑に代わり自分が対戦すると宣言した棚橋の肩にガッチリと手を置いた場面も忘れられない。両者はライバルとして認め合いながらも、公にツーショットを見せることはほとんどなかった。 しかし、昨年テレビ朝日系列で全国放送された『プロレス総選挙』で、棚橋が6位に選ばれると棚橋は「中邑も6位な」とツイート。これにランクインされなかった中邑が即座に反応するなど、離れていても2人の関係は永遠であることをさらに印象づけている。なお、この番組は侍ジャパンの中継が大幅に延び、放送時間が大幅に遅れたことでも話題になった。 棚橋はかつて鈴木健三(現・KENSO)と「タナケンタッグ」を結成した際、「ザ・ブッシュワッカーズみたいになりたい」と後にWWE殿堂入りを果たした名タッグチームの名前を出したことがあるほど、以前からアメリカンプロレスへの思いは強い。 棚橋はIWGPヘビー級王者時代に「不透明決着をしないリック・フレアー」とか「NWA世界王者のレスリングスタイル」と言われていたのは棚橋のプロレスの根底にアメリカンプロレスがあるからだ。まさかライバルの中邑がWWEに入り、大ブレイクするとは思わなかっただろう。アントニオ猪木流のストロングスタイルを“やらされていた”時代の中邑を近くで見てきた棚橋にとっては感慨深いのではないだろうか。 現在の中邑はWWEで重要なポジションを任されている。ヒデオ・イタミがプロレスリング・ノアに凱旋し、9月に両国国技館で丸藤正道とメモリアルマッチを行うのと同様に、中邑が新日本に凱旋して棚橋と対戦する可能性はゼロに近い。WWEは新日本を警戒しているし、新日本もWWEを刺激しようと積極的にアメリカ進出している。そもそも、今の2人が交わる意味合いもない。ただ、永遠のライバルはいつかまた交わる時が来るはずだ。個人的にはあのツーショットを見て、対戦するよりも2人がタッグを結成し、オカダ・カズチカ&内藤哲也と一夜限りのドリームタッグマッチのようなものを見てみたいと思った。 こうした妄想を勝手に膨らませることができるのは、本来プロレスが持っている最大の魅力だと思う。文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年07月04日 17時40分
W杯ベルギー戦、8割超えの占拠率って?
サッカーワールドカップ・ロシア大会の決勝トーナメント1回戦、ベルギー戦が7月3日深夜に行われた。午前3時という遅い時間のキックオフであったにもかかわらず、NHKの生中継は30.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区平均)と高視聴率を記録したことが分かった。さらに占拠率にいたっては8割を超えていたことが分かった。 試合では格上のベルギーを相手に日本が2点を先行するまさかの展開となった。ネット上では「ヤムチャVSフリーザ」などと『ドラゴンボール』のキャラクターやバイク、怪獣などに例えて両チームの力の差をやゆする声があっただけに、予想だにせぬ展開でったのは確かだろう。後半に同点に追いつかれ、アディショナルタイムに逆転される迫真の展開となった。そのため視聴率も徐々に上昇したのだろう。ところで、視聴率と同時に注目された占拠率とは何なのか。 「占拠率とは、その時間帯にテレビを見ている人の間で特定の番組がどれだけ見られていたかを示す数字です。例えば視聴率10%の番組があったとしましょう。ゴールデンタイムならば多くの人がテレビを見ていますので、大した数字ではありません。ただ、深夜帯ならば人気番組となります。仮に全員がテレビを見ていたとすれば、視聴率10%の番組は占拠率10%です。しかし深夜帯で全体の20%の人しかテレビをつけていない中で、視聴率10%を獲得したならば占拠率は50%となります。視聴率が同じだった場合は、それぞれの時間帯における占拠率が高い番組の方が評価は高くなります」(放送業界関係者) こうした現象は『NHK紅白歌合戦』など誰もが知る番組でしか起こりえない。それだけサッカーワールドカップへの注目が高かったと言えるだろう。
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スポーツ 2018年07月04日 17時30分
リクエスト制度再検証へ NPBに突きつけられた「夏休みの宿題」
プロ野球界は誤審で揺れている。サッカー・ワールドカップのVAR制度が有効に利用され、かつその手際の良さを見せられると、「なぜ、プロ野球ができないんだ?」と思ってしまう。聞けば、関係者もかなり悩んでいることが分かった。「オリックスと福良淳一監督(58)を激怒させたリプレー検証には『続き』があるんですよ」(球界関係者) 今さらだが、誤審でオリックスを激怒させたのは、6月22日の対ソフトバンク戦だった。同点の場面で迎えた延長10回表、ソフトバンク・中村の放った大飛球がライトポールをかすめて、スタンドに入った。工藤公康監督(55)が「リクエスト制度」を要求し、審判団はビデオ映像で確認した。結果、「ファール」の判定が本塁打に覆り、オリックスはそのまま敗れてしまった。 問題は、ここからだ。審判団は誤審(当場面からのやり直し)を認める発言をした。しかし、先の関係者が言う「続き」とは、オリックス側が要求した再試合を却下したことではない。NPBの井原敦事務局長は当該審判団に異例の注意をしていたという。「NPBが問題視しているのは、審判団がオリックス側に映像を見せたことなんです。審判団が確認する映像は球場のバックスクリーンでも映し出されますが、リクエスト制度を導入するにあたって、審判団が確認するモニターテレビは両チームに見せない、また、監督もそれを要求しないことを決めています」(前出・同) また、同29日に神宮球場で行われたヤクルト対阪神戦でも“誤審”が出てしまった。 同点で迎えた7回裏、一死二塁の場面で、サード北條の前に内野ゴロが転がった。北條は補球し、二塁から三塁へ向かおうとしていた走者にタッチしようとしたが、空振り。というか、走者が3フィールドオーバーの「ラインアウト」をおかしてしまったのだが、走者にアウトを宣告しなかった。金本知憲監督(50)の猛抗議に対し、審判は「北條がタッチしようとしなかった」と意味不明な説明をし、試合再開。こちらは「リクエスト制度」を利用できない場面だったが、「セーフ」と誤審された走者が帰還した1点が決勝点となってしまったのだ。 リクエスト制度を、ワールドカップのVAR制度のような内容に変更できないのか――。 在京球団スタッフがこんな内幕を明かしてくれた。「無理だね。W杯は別のところで映像を一括管理しているんでしょ? プロ野球のリクエスト制度は球場に設置されたモニターを見て、審判団が判断します。失礼な話だが、クリアな撮影器具が用意されていない球場もあり、地方球場に行けば、照明が暗くて映像も不鮮明になってしまう」 12球団が本拠地とする球場では照明のLED器具への変更が進められている。千葉ロッテのZOZOマリンを例に挙げれば、その交換費用は8億円以上とのことで、「誤審ホームランの舞台」となったほっともっとフィールド神戸では、今季のナイトゲームは6試合しか予定されていない。「6試合にために8億円を投じること」はできないだろう。 リクエスト制度は今季より導入された。2014年、メジャーリーグがチャレンジ制度の名称で本塁クロスプレーや外野フェンスやポール際の“判定が難しい”ジャッジに対し、ビデオ検証することを決めた。しかし、導入に踏み切った一番の目的は、抗議時間を短縮するためだった。「昨年もメジャーに倣って本塁上での衝突を防ぐコリジョンルールが導入されました。ただ、昨季は球宴休み中にNPB幹部が集まり、その一部を再変更しています。リクエスト制度についても同様の措置が予想されています」(前出・在京球団スタッフ) 夏休みの宿題というところか…。日本の審判員の能力はメジャーリーグと比べても劣らないという。「高い」と言い切る関係者もいた。そうであることを信じたいが、これ以上の混乱が続くようであれば、NPBは大金をはたいて全球場の照明と映像器具を最新式に取り替えなければならないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年07月04日 17時10分
ネット上は賛否両論 次期日本代表監督にクリンスマン氏が浮上
激闘の末ベルギーに敗れ、ロシアW杯での戦いが終わった日本代表。4年後のカタール大会へ向け、チームはまた一から仕切り直しを迎えることとなる。そんな中、次期監督にユルゲン・クリンスマン氏の就任が決定的であるということが複数メディアによって相次いで報じられている。 報道によると、当初、日本サッカー協会は西野朗現監督の続投を予定していたが、今大会における「1勝1分2敗」という成績、さらに、唯一の勝利も10人のコロンビア相手ということがネックとなり路線変更。その後、複数の候補をリストアップした結果、クリンスマン氏に白羽の矢を立てる意向が決まったという。 現役時代はFWとして活躍し、1990年のW杯イタリア大会では西ドイツ(現ドイツ)代表の一員として優勝も経験したクリンスマン氏。監督としてもこれまでドイツ代表、バイエルン・ミュンヘン、アメリカ代表を率いるなど豊富な経験を持っているが、2016年にアメリカ代表監督を解任されて以降はフリーとなっていた。 日本代表の未来を左右する次期監督についての報道。これを受け、ネット上では「実績あるから期待できそう」、「現役時代から好きだったから嬉しい」、「実現したらすごいことだぞこれ」といった好意的な声がある一方、「コロコロ監督変えるのは印象良くないわ」、「就任2か月で結果出した西野さんのままじゃダメなの?」、「なぜクリンスマンなのか明確な理由を聞きたい」といった声も多く、賛否両論の様相を呈している。 また、中には「なんでこういう情報がすぐに漏れるんだよ」、「トーレスの件もそうだけど、情報管理がお粗末すぎ」といった協会に対する疑問の声も少なからず挙がっている。正式に話がまとまるまでは、下手なことを言わない方が波風も立たなかったのかもしれない。 報道通りに新監督就任となるのか、それとも、ここからまた別の候補が浮上するのか。どちらにせよ、今度は土壇場での解任などせず、最後までチームを任せてもらいたいものだが…文 / 柴田雅人
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LOCK UP 名勝負数え唄再び!?ロックアップ長州力VSドラディション藤波辰爾が開戦へ
2008年01月26日 15時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX 大谷晋二郎が戦列復帰してソード軍がアチチな状態に
2008年01月26日 15時00分
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スポーツ
エルドラド TARU新GMが“TARU NOTE”片手に強権発動
2008年01月26日 15時00分
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スポーツ
ノア 杉浦貴がリング復帰に向けて奉仕活動中
2008年01月26日 15時00分
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スポーツ
ノア 森嶋猛が3・2日本武道館での三沢光晴戦に向け、超絶兵器を開発した
2008年01月25日 15時00分
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スポーツ
IGF 猪木がバーネットに魔性のスリーパーを伝授すべく渡米
2008年01月25日 15時00分
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スポーツ
K-1MAX アンディ・オロゴンと山本優弥が大舌戦を展開
2008年01月25日 15時00分
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スポーツ
ゼロワンMAX 大谷晋二郎がデスマッチで覚醒。戦列復帰へ
2008年01月25日 15時00分
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スポーツ
プレイボーイチャンネネルナイト セクシー女優たちがフェロモン作戦で若手レスラーを“立たせる”
2008年01月25日 15時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分