レジェンドが新たな一歩を刻んだ。
この日、AKIRA、獣神サンダー・ライガー、“黒いカリスマ”蝶野正洋、長州、藤波のレジェンドは、“brother”YASSHI&近藤修司&TARU&外道&邪道と10人タッグで対戦。藤波がドラゴンスクリュー、ドラゴンスリーパーと飛龍殺法を繰り出せば、長州はリキラリアートを発射。さらには2人同時に合体パイルドライバーを決めるなど黄金連携を披露した。
最後はAKIRAがムササビプレスを決め、弱ったYASSHIに長州がこん身のリキラリアートをたたき込んで粉砕。レジェンドが最高のスタートを切った。試合後にはドーム決戦に助っ人参戦した藤波が、レジェンドメンバー4人全員とがっちりと握手を交わした。
長州は藤波について「違和感はまったくないですよ」と久々の合体に満足げ。さらには「これがスタートですからね。厳しい業界の中、ボーダーがあるのか分からないですけど、レジェンドの役割を果たしていきたい」と今後も藤波との交流継続を熱望した。
また、蝶野は「レジェンドとして戦うなり、組むなり、ほかのところにも動いていきたい」と団体の垣根を超え、他団体出撃をほのめかした。
一方、腹の虫が収まらないVMの首領TARUは「13日のロックアップ行ったるからな」と早くもリベンジ宣言。ロックアップ襲来を予告した。
マット界の盟主、新日プロの長州と、ドラディションの藤波による2大レジェンドの合体は、今後のマット界制圧に向けた大きな一歩となりそうだ。