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IGF アントニオ猪木が小川直也に愛のバッシング

 IGFを主宰する“燃える闘魂”アントニオ猪木が8日、滞在先の米ニューヨークより帰国。昨年20日の有明大会で仲たがいした“暴走王”小川直也に猛バッシングを展開。さらにはプロレス、格闘技界のボーダーレス化の必要性を説いた。
 極寒のニューヨークで正月を過ごし、体調を崩してしまったという猪木。若干顔色は悪かったが、2・16有明コロシアム大会に向けて「IGFは(プロレス界の)起爆剤であって、新しいファンを獲得していかないと」と新年の目標を掲げた。
 しかし、12・20有明コロシアム大会で謀反を企てた小川の話になると態度は一変し「半端なことやってんなよ。IGFを乗っ取ってしまえよ」と一喝。さらに「先輩、いわゆる縦の関係、小川にしてもそういうものがダメにした。天下獲ってみろって」とまくし立てた。猪木の愛のムチは、期待の現れでもある。だからこそ「ぶっ潰してやる。手の合わないヤツの方が面白い」と小川にはあえて試練を課すハラだ。

 また、昨今のプロレス、格闘技界の大連立の流れを「衰退してった時じゃなく、前にやらないと」と指摘した上で「UFCにしろ、世の中契約でカチカチに固まっている。選手が自由にできた方が面白い。緩やかでやれる交流もある」と団体の枠組撤廃を訴えた。
 猪木は2008年、どんな「一瞬先はハプニング」を仕掛けていくのか。

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