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全日本プロレス 諏訪魔がブードゥー・マーダーズに報復宣言。仁義なき抗争へ

 全日本プロレスの“次期エース候補”諏訪魔が、最凶軍団ブードゥー・マーダーズ(VM)離脱騒動に完全決着をつけるべく立ち上がった。7日の埼玉・桂スタジオ大会でVMに乱入された挙げ句、試合をブチ壊されて大激怒の諏訪魔は、1月シリーズ最終戦(9日、キラメッセぬまづ)でVMへの報復を宣言している。
 諏訪魔が男のケジメをつける。
 3日の後楽園ホール大会でVMを離脱し、本隊に復帰した諏訪魔。その代償として連日、VMから襲撃され、6日の八王子市民会館大会では右足を負傷。それでも「今まではやられて当然」と忍耐強く我慢を続けてきた。
 しかし、そんな諏訪魔の堪忍袋の緒も、ついに“プッツン”だ。この日、征矢学と対戦した諏訪魔は、負傷した右足を狙われて苦戦したが、カウンターのエルボーで反撃すると、ニーリフト、スリーパーなどで徐々にペースを取り戻す。しかし、トドメのラストライドを狙った瞬間に事件がぼっ発。乱入してきたVMの首領TARUに鉄パイプでボコボコにされた。収拾がつかない事態に、試合もノーコンテストになってしまった。

 VMの卑劣な行為に諏訪魔は「いい加減にしろ。もう我慢ならねぇ」と声を荒げた。さらに「最終戦でオレの試合に乱入しない。メーンで反則攻撃をしない。この2つを守らないなら、オレ自身でケジメをつける」とVMに宣戦布告してみせた。

 一方、諏訪魔の制裁に成功したTARUもこのままでは終わらない。「タイガイにせいや。1人で何ができんねん。やれんのか?やれるもんならやってみい」と真っ向から応戦し、「足の一本や腕の一本折ったるからな。一生プロレスのできん体にしたる。覚悟しとけよ」と徹底抗戦の構えを見せた。
 諏訪魔とVMとの泥沼の抗争はさらにエスカレート。諏訪魔のVM離脱から始まった仁義なき抗争は、最終章に突入しようとしている。

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