スポーツ
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スポーツ 2018年06月21日 19時00分
本田圭佑ワールドカップ後にJリーグ再生「ヴィッセル神戸入り」
サッカー日本代表・本田圭佑(32)の電撃「Jリーグ・ヴィッセル神戸入り」が進行している。神戸の親会社である楽天の三木谷浩史会長の「イニエスタ&ケイスケホンダ」構想か。日本サッカー協会も後押し。西野ジャパンが“オレ様”のトップ下起用にこだわる背景には大人の事情が…。 ロシアワールドカップの初戦コロンビア戦が終わっても、西野朗監督の“オレ様”本田への信頼は揺るがない。残るセネガル、ポーランド戦は大会前のパラグアイ戦で復調した香川真司ではなく、「元ミランの背番号10」本田をトップ下に据えて、予選突破を目論んでいるという。 だが、チーム内からは、司令塔・本田への風当たりは強い。運動量が少なく、ボールを受けても相手にすぐに囲まれてしまい、寄せられてつぶされる。それか、苦し紛れの横パスやバックパス…。シュートをお膳立てするどころか、武藤嘉紀、柴崎岳らのロンドン五輪世代からは「賞味期限切れ」のレッテルを貼られている。 それでも指揮官が“オレ様”をエコヒイキして主軸に据える理由とは? ベテランサッカー記者が明快に明かす。 「論功行賞ですよ。日本サッカー協会の技術委員長だった西野さんに思いもしない日本代表監督の椅子が転がり込んできたのは、2カ月前に選手たちが反乱を起こし、ハリルホジッチ前監督の解任を求めるメールを田嶋幸三日本サッカー協会会長に送ったからです。その首謀者が本田。その本田が、多くのスポンサーを味方につけ、協会の意向に沿って西野ジャパンを誕生させました。その恩義があるから、西野監督は本田を疎かにすることができません。どっちみち、今のチーム戦力では3連敗が既定路線だったわけで、協会としても失うものは何もない。ならばオレ様に賭けようと…」 見逃せないのは、協会がしゃにむに「本田をスターにしよう」と躍起になっていることだ。 実は、本田にはW杯後、Jリーグへの復帰話が持ち上がっている。名門バルセロナからスペイン代表MFイニエスタを獲得した神戸がメキシコ・パチューカ退団を表明した本田も獲得し、クラブの“二枚看板”に仕立てようとしているのだ。 「J1神戸のオーナー三木谷浩史楽天会長はイニエスタを獲得して、元ドイツ代表FWポドルスキとの“ホットライン”を開通させたが、まだ満足していない。圧倒的な人気クラブにするには、本田が必要と考えている。常識外の32億円3年契約でイニエスタを獲得したことでJリーグの価値が上がり、日本サッカー協会も恩恵を受ける。そのためにも本田には、『さすがACミランの10番を背負った選手だ』という評価でロシアW杯を終えてもらわねば困る。それは西野監督も認識済み。延長線上には、'12年以来となる『ヴィッセル神戸監督』再就任の路線も敷かれているから」(大手広告代理店幹部社員) インターネット動画配信サービス、DAZNの後押しも見逃せない。2017年からJリーグと結んだ10年間の放映権料は、約2100億円。そのDAZNも当然、イニエスタと本田の競演を熱望。ドリームチームができれば、Jリーグの人気は確実にアップし、契約者が増え、サッカーくじ「toto」の売り上げも伸びる。それがJリーグ、日本サッカー協会に還元されるわけで、本田をエコヒイキするのは当然なのだ。 さらに追い風になっているのが、東京都心のサッカースタジアム構想だ。ここにきて、新たな動きが出始めた。 すったもんだの末、今年10月11日に豊洲への移転が決まった築地市場問題。その跡地に、小池百合子都知事は昨年6月、「食のテーマパーク」などで再開発すると言及していた。これに猛反発しているのが、豊洲市場を観光拠点として整備する「千客万来」の運営事業者「万葉倶楽部」(神奈川県)だ。 「知事の言う通りなら築地跡地に類似施設ができ、事業が立ち行かない」と豊洲事業白紙化も検討されていたが、5月30日に急展開、小池都知事が万葉倶楽部の高橋弘会長とトップ会談を開き、謝罪したことで事業を進める方針に転じたのだ。建設ラッシュが落ち着く2020年後に、速やかに着工するという。 万葉側が矛先を収めたのは、会談で小池都知事が築地跡地の食のテーマパーク構想を断念する旨を伝えたからだという情報がある。 築地市場跡地は都が今年度中に築地の街づくり方針を策定し、2020年東京五輪・パラリンピックの2年後に事業着工を目指すとしている。候補は「野球場」、「カジノ」、「サッカースタジアム」の3つ。そうなれば、新国立競技場と合わせて都心に2つの巨大スタジアムができる可能性が高い。どちらかが、巨人(もしくはヤクルト)の本拠地になるにせよ、もう一つは三木谷氏の「ドリームチーム」の本拠地となる。そこまで将来を見据えているのだ。 コロンビア戦後には、予選突破を左右するセネガル戦(24日24時)が控えている。英プレミアリーグ、イタリア・セリエA、ドイツ・ブンデスリーガ、フランス・リーグアンの強豪クラブでプレーする選手を揃えた強敵だが、元ミランの10番の看板はそれでこそ生きる。 西野監督が思惑通りに栄光を手にするのか、それとも玉砕か…。けだし見ものである。
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スポーツ 2018年06月21日 17時30分
【DeNA】交流戦終了!”借金2”をどう見るか!?
☆届かなかった勝率5割 6月19日の本拠地横浜スタジアムでの楽天戦、勝てば勝率5割に届く試合だったが、7-1で完敗しベイスターズの2018年の交流戦は幕を閉じた。結果は8勝10敗の借金2。ラミレス監督は交流戦前に「ターゲットは5割かそれ以上」と話していたが、去年は達成出来たその目標を、残念ながら今年はあと一歩届かなかった。 戦績をブレイクダウンして見てみると、対戦成績は楽天に2勝1敗、日本ハムには3連勝と勝ち越しを果たした。逆に、苦手ソフトバンクには3連敗、西武、ロッテ、オリックス相手には全て1勝2敗、と負け越しを許した。また横浜スタジアムでは、6勝3敗ながら、ビジターで2勝7敗と大きく負け越してしまい、DH制のメリットとデメリットの影響をもろに喰らった印象である。☆怪我に泣かされた打撃陣 交流戦での打率は.241と低迷。これはワースト2位の数字である。要因は何と言っても故障者続出による戦線離脱。セ・リーグ2冠で、リーグ戦から打線を引っ張って来たホセ・ロペスが、痛めていた右足のハムストリングスの状態が悪化し、6月3日登録抹消。7日にはシーズン途中からリードオフマンとして活躍していた、梶谷隆幸が腰痛で抹消。13日には7日の西武戦で2本のホームランを放ち、復調気配の漂っていたネフタリ・ソトが体調不良でこれまた抹消。15日のオリックス戦では、遂に日本の4番、筒香嘉智までが上半身の張りの為スタメンを外れる事態にまで陥った。普段馴染みのないパ・リーグファンからは「宮崎しか知らない」とまで言われた後半のスタメンでは、得点力不足も仕方が無いだろう。☆踏ん張った投手陣 それでも大きく負け越す事が無かったのは、投手陣の踏ん張り。ルーキー東克樹、ジョー・ウィーランド、濱口遥大の3人はパ・リーグ相手にも安定した投球を見せ、今季フル回転の強力リリーフ陣も好調をキープ。ストッパー山崎康晃も安心感のあるピッチングを続けた。打線の援護が少ない中でも、しっかりと試合を作った功績は大きい。☆全員野球で拾う勝ち星 印象的だったのは、以下の3試合。ひとつは5月31日の楽天戦。岸に抑えられていた打線だが、9回ツーアウトから筒香が起死回生のホームランで追いつくと、ストッパー松井から、山下幸輝がサヨナラヒットを放ったゲーム。2試合目は6月14日のロッテ戦。1-1で迎えた11回に桑原将志と高城俊人のヒットでチャンスを作り、大和の決勝タイムリーで勝利した試合。最後は6月16日のオリックス戦。0-0で迎えた延長10回、粘ってフォアボールで塁に出た大和を、神里和毅のスリーベースで返し、唯一のチャンスを見事にものにした試合だった。 敗戦は圧倒された試合が多かったが、勝利はディフェンスからリズムを作り、粘ってもぎ取った試合が印象に残った。これは最後まで諦めない姿勢が、形となった証拠。指揮官も「今のメンバーで考えれば、良く戦えた」と振り返り、借金2なら御の字と感じているようだ。 金曜日からは再びリーグ戦に戻る。経験を積んだ若手と、帰って来るレギュラー陣が揃った時、どのような化学反応を見せるのか。楽しみは尽きない。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年06月21日 16時00分
鬼監督・中田久美 女子バレー・選手たちを奮起させた涙の裏
ネーションズリーグに参戦したバレーボール日本代表女子が、6月7日、タイに勝利し、通算成績を6勝6敗の五分に押し戻した。 「0対2からフルセットに持ち込み逆転勝利。本当に粘り強くなった」(特派記者) 中田久美監督(52)も、今大会ではこれまでとは違う姿を見せていた。なんと涙を見せたのだ。 中田監督といえば、解説者時代、テレビ放送中に後輩たちを一喝し、「コワイ人」のイメージがしっかり定着している。代表監督に就任してからも“妥協を許さない猛練習”で、選手たちをビビらせてきた。そのスケバン監督が泣いたのだ。 「ホームでの大会3日目、オランダにストレート負けした際、試合後の会見で中田監督は下唇を噛んだまま、ジワ〜ッと涙をこぼし、『ただ悔しさだけです。選手云々ではなく…』と答えただけでした」(関係者) スケバン監督が泣いた。これを伝え聞いた選手たちが驚いた。世界ランキングでオランダは8位、日本が6位。僅差とはいえ格下に負けた屈辱は選手たちも感じていたが、その衝撃は大きかった。 「試合内容もよくありませんでした。しかし、中田監督は選手を責めてはいない。それが、選手たちの胸に響いたのでしょう」(同) この時点で日本は2勝4敗。序盤は「緊張した」という選手談も聞かれたが、もう言い訳はできない。「そろそろ一喝ありそうな…」と選手たちもビビッていたが、指揮官の言動に心打たれたという。 「そこから連勝し、星を五分まで戻した。まさに監督の涙が選手たちを変えたということです」(前出・特派記者) スポ根ドラマのようだが、低迷の続いていたバレー女子が復活の兆しを見せたことは間違いない。「涙はオンナの武器」と言うが、鬼の目にも涙、スケバン監督の涙は特効薬となった。 上位6カ国が進むファイナルまでの道のりは厳しいが、チーム再建は着実に進んでいる。“涙”という最終兵器を手にしたスケバン監督が、次に何を見せるのか、注目だ。
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スポーツ 2018年06月21日 11時40分
新日本プロレス90年代初期の“最強外国人”ビッグ・バン・ベイダー死す!
21日未明に突然の訃報が飛び込んできた。世界最大のプロレス団体WWEは日本時間21日0時41分にツイッターを更新。「ベイダーことレオン・ホワイトが月曜(米国時間18日)の夜に63歳で亡くなった」とツイート。これに先立ち、20日の23時47分にはベイダーの公式アカウントで息子さんが訃報を伝えている。新日本プロレスの最強外国人選手として90年代初期の黄金期を支えたベイダーの訃報に日本のレスラーや関係者は衝撃を受けている。ベイダーは学生時代からアメリカンフットボールの有望選手として期待され、NFLでも活躍している。膝の怪我が原因で引退すると、ブラッド・レイガンスにスカウトされ、当時アメリカ第3の団体だったAWAや、ヨーロッパマットで暴れていたところをマサ・サイトーが新日本プロレスにスカウト。1987年12月にあのビートたけし率いる、たけしプロレス軍団(TPG)の刺客として、たけしやたけし軍団とともに、永井豪がデザインした甲冑姿でアントニオ猪木の前に現れ、当日発表されていた猪木対長州力のシングルを強引に変更させてしまい、猪木をシングルで秒殺したが、このカード変更に激怒した観客が暴動を起こし、新日本はしばらく両国国技館を使用できなかった。時代が平成に入ると、体力的に落ちてきた猪木から、“飛龍革命”を宣言した藤波辰巳(藤波辰爾)を新たなライバルとし、数々の試合を繰り広げ、闘魂三銃士の、故・橋本真也、武藤敬司、蝶野正洋にとっては厚い壁として立ちはだかった。ファンはそんなベイダーの強さから“新日本愛”を感じ、1990年2月10日に行われた、当時全日本プロレスに所属していたスタン・ハンセンとの夢の新旧新日本最強外国人対決は、予想を遥かに上回る迫力満点の名勝負となり、結果は両者リングアウトの引き分けに終わったが、ベイダーが試合を押していたこともあり、全日本との対抗戦3連戦のうち2連敗していた新日本ファンの溜飲を下げて見せた。新日本の木谷高明オーナーもこの試合を「外国人対決ではハンセン対アンドレ・ザ・ジャイアントを超えるベストバウト。ああいう大会をまたやりたい」と新日本買収時に話している。新日本最強外国人としてIWGPヘビー級王座を3度戴冠しているベイダーだが、91年から新日本と当時アメリカでWWEと双璧をなしていたメジャー団体WCWが業務提携したことで、WCWはベイダーにオファーし、すぐにトップレスラー入りを果たし、WCW世界ヘビー級王者になったため、徐々に来日頻度が落ちていった。そんな矢先、1993年2月に新日本にとっては最も目障りだったUWFインターナショナルがベイダーの参戦を発表。Uインターに引き抜かれたベイダーはスーパーベイダーにリングネームを変更し、元IWGPヘビー級王者として、高田延彦、故・ゲーリー・オブライトらと「フォールとロープワークがない」UWFルールで戦い抜き、高田からプロレスリング世界ヘビー級王座(ルー・テーズベルト)も奪取している。1996年の1.4東京ドーム大会では、猪木引退カウントダウンの対戦相手として、新日本に一夜復帰を果たす。この試合はベイダーの投げっぱなしジャーマンで猪木が失神。その後も高角度チョークスラム、ベイダースプラッシュ、さらにはムーンサルトプレスまで放つも、猪木は全ての技を受けた上で、ベイダーに勝利を収めている。ベイダーにとっては、猪木の受けの凄さを引き立てる損な役回りになってしまったが、あの時、新日本を裏切った罪滅ぼしのようにも見えた。その後、全日本プロレスに移籍すると、かつての強さとキレが戻り、故・三沢光晴、川田利明、小橋建太らのライバルとして名勝負を量産。ハンセンや、スティーブ・ウィリアムスなどかつての盟友とも再会を果たし、新日本時代以来のタッグも結成している。2000年に三沢が全日本を退団し、プロレスリング・ノアを旗揚げすると、ベイダーも行動をともにしたが、素行不良が原因で早々に離脱。ノア離脱後は再びアメリカに戻りWWEにも参戦。日本でも自主興行をはじめ、インディー団体にも参戦するなど、一連の行動から、親日家としての一面が見られた。最後の来日は、昨年の4月。後楽園ホールと大阪で開催した藤波のデビュー45周年記念ツアーに出場。後楽園では、武藤、AKIRAと組み、藤波、長州、越中詩郎組と対戦。試合後、猪木も登場したセレモニー中、突然リング状にあおむけに倒れた。その後意識を回復し、自力で控室へ戻ったが、大阪大会では試合ではなく藤波とトークショーを行った。藤波がWWEの殿堂入りをした際も、笑顔で拍手を送る姿が世界に配信されるなど、ベイダーにとって藤波は大切な存在だったようだ。私にとって個人的に残念だったのは、新日本からUインターに移籍してしまったことである。ベイダーが出場した『G1クライマックス』は1991年8月の第1回大会のみ。もう何年か参戦していれば、まだまだ面白いカードが実現したかもしれない。蝶野はベイダー超えをできないまま移籍している。ベイダーの死去により、盟友だったクラッシャー・バンバン・ビガロ、スコット・ノートン、トニー・ホームの新日本外国人四天王で存命しているのはノートンのみ。ウィリアムスもオブライトも天国に旅立ってしまった。ベイダーはデカくて強くて上手い外国人だっただけに、新日本ファンにとっても誇れる存在だった。1991年3月に東京ドームで、ビガロを組み、WCWのドゥームと対戦した時の歓声は忘れられない。合掌文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年06月21日 09時00分
記録的なハイペース?ポルトガルのエース・ロナウドが第2戦でもゴール
20日に行われたロシアW杯グループBポルトガル対モロッコ戦。グループリーグ突破に向け、どちらも勝ち点3を狙う中、試合を決めたのはやはりこの男だった。 試合開始直後の前半4分、コーナーキックのチャンスを迎えたポルトガル。MFベルナルドのショートコーナーからMFモウティーニョが上げたクロスに、反応したのはFWクリスティアーノ・ロナウド。巧みなポジショニングで相手DFダコスタのマークを外し、豪快なヘディングシュートを叩きこんだ。 先制点を挙げた後は、負ければグループステージ敗退が決まる、モロッコの猛攻にさらされる場面も多かったポルトガル。ただ、その後お互いにスコアが動くことは無く、エースの1点を守り切ったポルトガルが今大会初勝利を挙げることとなった。一方、敗れたモロッコは早くもグループステージ敗退が決定している。 初戦のスペイン戦でのハットトリックに続き、今大会4点目となるゴールを記録したロナウド。試合前の時点では、ロシアMFチェリシェフ(3得点)に並ばれていた得点王争いも、再び単独トップに躍り出た。 2試合で4得点、ペース換算すると1試合に2得点というハイペースでゴールを量産しているロナウド。次戦のイラン戦でも2得点を挙げると、前回の2014ブラジル大会における得点王(コロンビアMFロドリゲス・6点)に早くも肩を並べるということからも、その好調ぶりは大いに伺えるだろう。 ちなみに、今後このペースが続くと仮定すると、歴史を塗り替える偉業も視界に入って来る。W杯における“1大会得点記録”は、1958年スウェーデン大会でジュスト・フォンテーヌ(フランス)が記録した「13」だが、ロナウドが現在の得点ペースで最大試合数である7試合を終えると、得点数は「14」となり、60年ぶりの大記録が樹立されることとなる。 グループステージ突破のかかる25日のイラン戦。記録的なハイペースで得点を量産するチームの大黒柱には、“3戦連発”の匂いも十二分に漂っている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月20日 22時00分
W杯日本VSコロンビア戦が高視聴率記録! 過去の試合、最高視聴率はいつ?
6月19日に行われたサッカー・ワールドカップ、日本対コロンビア戦の平均視聴率が48.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区、以下同)を記録した。日本は下馬評をくつがえし強敵コロンビアを2-1で下した。 視聴者のテレビ離れが進む不況下にあって、驚異的な数字といえるだろう。だが、ワールドカップの日本戦は、過去の数字はさらにすごかったといえる。 「日本でワールドカップが注目されるようになるのは、1998年のフランス大会へ初出場を果たしてからです。その前の1994年のアメリカ大会へは出場直前まで行きましたが、ドーハの悲劇で叶いませんでした。フランス大会はカズこと三浦知良が代表から外されるなどショッキングなニュースもあり、グループリーグ3連敗の屈辱を味わいました。2002年の日韓共催大会がサッカーブームのピークといえるでしょう」(スポーツライター) 歴代のワールドカップ日本戦、視聴率1位は2002年のロシア戦である。こちらも今回のコロンビア戦に同じく、格上のロシアを1-0で下した。日本にとってワールドカップ初勝利、試合日が日曜という好条件が重なり66.1%を記録した。 2位は1998年のクロアチア戦である。日本は初戦のアルゼンチン戦を落とし「絶対に負けられない戦い」であったものの0-1で敗れ、グループリーグ敗退が決定した。しかし、注目度は高く視聴率は60.9%を記録した。 3位は同じく1998年の初戦、アルゼンチン戦である。日本が初出場を果たした最初の試合ということで注目が集まり60.5%を記録した。しかし、優勝経験もある強豪国アルゼンチンの前に0-1で敗北している。 さすがに今後の試合で60%超えは難しいだろうが、注目が高まっているだけに50%台の試合も登場するかもしれない。
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スポーツ 2018年06月20日 21時15分
“悪の正太郎くん”ワカマツ登場に昭和ファン感涙!マシン引退で33年ぶり再合体!
新日本プロレス『KIZUNA ROAD 2018 〜スーパー・ストロング・マシン引退セレモニー〜』▽19日 東京・後楽園ホール 観衆 1,569人 新日本プロレス最古参レスラー、スーパー・ストロング・マシンの引退記念試合。この日のために販売された引退記念Tシャツは早々に完売。新日本はこの日が後楽園ホール3連戦の最終日だったが、当日券も試合開始前には完売となっていた。会場内を歩いていると「久々に来ましたよ」「やっぱりマシンの最後は見ておきたい」などの声が。最近、プロレスからご無沙汰しているかつてのファンも多く訪れていたようだ。 田口隆祐の「世紀の大オマージュ」として、かつて新日本マットを席巻したマシン軍団を召喚したという煽り映像が終わると、まずは内藤哲也率いるロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(ロスインゴ)がいつものように、ゆっくりと入場。BUSHIはオーバーマスクの裏にマシンのデザインを施していた。ロスインゴの入場が落ち着くと、新曲と思われるマシン軍団のテーマに乗って、マシン軍団がワンショルダー姿で登場。緑のNo.69、黒のドン、青のジャスティス、赤のバッファロー、そして白とピンクを基調としたカラフルなマスクのエースがリングインした。 サプライズはその直後に待っていた。赤コーナーの入場カーテンが開くと、鉄人28号が元ネタの“悪の正太郎くん”が現れたのだ。マシン軍団を“操縦”してきたマネージャーの将軍KYワカマツは、ハンドマイクにムチを持ち、帽子とサングラス、白装束のコスチュームから装飾品を身にまとう。当時に近い姿で元気よく登場した。これには昭和時代からのファンから「おー」とどよめきが起こった。ワカマツが何かを叫びながら先導する形で、黒いマスクを被ったマシン本人が最後に入場した。試合では1985年4月以来、約33年ぶりの再合体である。 試合が始まるとマシンが赤コーナーのリングサイドに椅子を置き、座りながら、マシン軍団に声援を送り続けた。ワカマツは当時よりは動きに制約はあったようだが、ロスインゴ勢を相手に罵声を浴びせ続け、マシン軍団がピンチになるとリングに上がろうとし、マシンに止められるなど元気な姿を見せてくれた。内藤との時空を超えた「遭遇」はなかなか刺激があり、現在のファンも楽しめたのではないだろうか。 マスクに慣れない?マシン軍団相手に、マスク剥ぎなどで撹乱し、試合を優位に進めていたロスインゴだが、ドンがヒロムをアルゼンチンバックブリーカーで担ぎ上げ、場外のSANADAとEVILに投げつけてからは形勢逆転。勝機と見たエースがBUSHIにボディスラムを放った。場外ではバッファローが内藤をハンマースルーで放り投げ、セコンドのマシンがラリアットを炸裂させ、内藤が半回転する形でダウン。大歓声に包まれる中、リングではエースがBUSHIにセントーン。そして、エースとNo.69がBUSHIを捕らえたところに、ドンが重量感のあるセントーン。最後はNo.69がBUSHIに魔神風車固めを決めた。必殺フルコースを畳み掛けたマシン軍団が勝利を収めた。 ワカマツは勝利を見届けると「新日本に骨太はいないのかー?どうだー?」と絶叫し、リング上で、マシン&マシン軍団とともに記念撮影をしていったん退場した。セレモニーが始まる前、コメントブースに現れた内藤は「スーパー・ストロング・マシン、彼が今まで何発ラリアットしたか知らないけどさ、おそらく今日のラリアットが最後のラリアットでしょ?彼の最後のラリアット、内藤哲也にできたんだよ?今、こんなに輝いてるレスラーはいないよ?そのレスラーにラリアットできたんだ。感謝しろよ」と内藤流の惜別のメッセージを送った。 セレモニー前には、マシンのヒストリー映像が流れた。「プロレスにはナンバー2の存在が重要」とマシンが力説する場面が印象的だった。映像が終わると名曲「ハリケーンズ・バム」とともに、マシンが玉虫色のマスクを被って再登場し、引退セレモニーがスタートした。ゲストはマシン軍団の将軍KYワカマツ、カルガリーハリケーンズ、長州軍団、ブロンドアウトローズ。さらにレイジングスタッフでマシンと行動をともにしたヒロ斎藤、元UWFインターナショナルの垣原賢人、魔界倶楽部の筑前りょう太、村上和成、柴田勝頼、青義軍の永田裕志と井上亘も。次々にリングへ上がり、マシンへ花束を贈った。最後は新日本の本隊選手が全員登場。真壁が花束、KUSHIDAが功労金の目録をマシンに手渡した。 マイクを渡されたマシンは、数々の軍団を渡り歩いたことを振り返るとストロングスタイルを貫いたこと、「みなさんの前でケジメをつけるために引退式を引き受けた」こと、「プロレス人生に悔いはない」こと、「コンディションを戻して第2の人生を見つける」目標などを赤裸々に語った。10カウント後に再びマイクを握ると、今年1月に他界した夫人に対して感謝の言葉を口にした。大きな拍手の中、「ハリケーンズバム」とともにリングを後にした。 インタビューブースでは「この引退を決意した理由の一つとして、最後にリング上でも言いましたけど、妻の死がありました」としみじみ語る。「ちょうど契約が終わる6日前に、妻が逝ってしまったんですけども、そのダブルショックというか、精神的にかなり落ち込んでいた時期がありました。そういうのを吹っ切るためにも、会社が勧めてくれた引退式で、キッパリと気持ちを切り替えて、次の人生に行きたいと、そういう思いで決断いたしました」と引退セレモニーに臨んだ経緯を口にした。 マシンは最後に「本当に、マスコミの方々も、ありがとうございました。マシンは今日で消えます。ありがとうございました」と頭を下げた。 少し切なさが残ってしまった引退セレモニーだったが、これはこれで不器用な性格のマシンらしい終わり方だったとも言える。「小学校5年からプロレスのことしか考えてこなかった」マシンが一番印象に残っているのは、憧れだったアントニオ猪木戦だという。あの時マシンになっていなかったら間違いなく実現していないカードなだけに、思いも強いのだろう。 私は“ある”選手と故・橋本真也さんのタッグも好きだった。これもマシンの物語の一部だったと思う。引退してしまったのは残念だが、歴史は永遠に残る。数々の感動を与えてくれたことに感謝したい。マシン引退により、新日本の現役最古参の座は獣神サンダー・ライガーに引き継がれた。取材・文・カメラ / どら増田
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スポーツ 2018年06月20日 17時30分
高橋監督がメモ魔に転じたのはデータ解析マシンのせい?
巨人・高橋由伸監督(43)が試合中にメモを取るシーンが話題になっている。一体、何を書いているのだろうか。 2018年のプロ野球交流戦は東京ヤクルトが最高勝率チームに輝いた。セ・リーグ球団が交流戦1位になったのは、4年ぶり2球団目。しかし、全日程の終了を待たずに、リーグ別の勝利数ではパ・リーグの9年連続勝ち越しが決まってしまった。「パ・リーグのほうが強い」の図式は変わらない。「セ・リーグのチームは交流戦で勝利を落とす傾向が続いているので、『交流戦を勝ち越せばリーグ優勝につながる』とも解釈しています。各球団ともスコアラーを派遣し、データ収集やその解析に必死です」(スポーツ紙記者) 巨人も同様だ。そして、昨今、話題になっているのが「トラックマン」なる名称のデータ分析マシンだ。 もともとは軍事機として開発されたもので、投手の投げるボールの回転数や、打球の角度など約80項目を数値化できるのだという。その数値をもとに、対戦投手の特徴を解析し、数字で分かりやすく詳細に現場首脳陣と選手たちに伝えるそうだ。 すでにメジャーリーグ30球団では定着しているが、日本では2014年に楽天が購入し、巨人も昨季途中からトラックマンを導入している。高橋監督が試合中にメモを取るのは、そのデータ解析チームと話をするためのようだ。 日本球界におけるデータ解析といえば、ID野球で一世を風靡した野村克也氏が思い出される。氏のデータ解析は「バッテリーの配球傾向」に重点が置かれていたとされるので、トラックマンの解析とは異なる。その野村氏はスポーツ情報番組で高橋監督のメモについて質問されたとき、「日記でも書いてるんじゃないの?」と発言した。興味ナシといった口ぶりからして、高橋監督のメモは無意味だと切り捨てたとも解釈できる。 投手出身のプロ野球解説者がこう言う。「対戦チームのデータが詳細にあると、投手としては精神的に安心できるのは事実です。巨人にも優秀なスコアラーがいて、彼らがまとめ上げたデータをもとに対策を立ててきました。トラックマン導入時、巨人スタッフは『データは、現場の参考にしてもらえれば』という説明でしたが…。高橋監督のメモばかりが注目されていますが、どの監督も多かれ少なかれ、メモを取ります。でも、ほんのちょっとですよ。ベンチには記録担当のスコアラーもいて、彼らが監督の代わりにメモを取っているので」 高橋監督の場合は“やりすぎ”というわけだ。 かといって、トラックマン導入後、巨人のミーティングが長くなったという話もなければ、スコアラーの偵察方法も変わっていない。 6月14日の福岡ソフトバンク戦だった。7回表二死一・三塁の場面で、打者・陽岱鋼の打球はセカンドの守備範囲に転がったが、打ち損じた分失速し、一塁を駆け抜けたときの判定が“微妙”だった。陽岱鋼はセーフのジェスチャーをし、そこにワンテンポ遅れて高橋監督がベンチを出てきた。「映像確認」のリクエストを請求すると思いきや、「投手交代」を告げただけ…。試合には勝ったが、「陽岱鋼の気持ちも汲んで、ダメ元でもリクエスト請求すべき」「セーフになっていたら、1点追加となっていた。新人・鍬原のプロ初勝利が掛かっていたのだから、もっと貪欲に勝ちに行くべき」 と、批判も殺到した。「メモに気を取られて、陽岱鋼が一塁ベースを駆け抜けた瞬間を見ていなかったのではないか?」なる皮肉も聞かれた。メモを取ることは大切だが、高橋監督はグラウンドから目を離してはいけないのだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年06月20日 16時00分
「負傷者多すぎ」名古屋場所“売れ残り”に「やっぱりね」の声
恐れていたことが、ついに現実になった。大相撲名古屋場所が7月8日から名古屋市のドルフィンズアリーナ(旧愛知県体育館)で始まる。それに合わせ、その前売り券が5月24日から発売されている。当然、即日完売と思っていた関係者は、蓋を開けて唖然とした。発売日から10日以上も15日間の半分近くが売れ残っているのだ。 去年の春場所、稀勢の里が横綱になって以降、日本中で大相撲人気が沸騰。去年は21年ぶりに90日間オール満員で、満員御礼の垂れ幕は1昨年の九州場所4日目から連続147日も下がりっ放しだ。前売り券も、発売したその日に売り切れるのが当たり前という超人気ぶりで、この名古屋場所も去年は即日完売だっただけに、今回、半分が売れ残る事態に困惑している。 「まだ初日まで4週間近くもありますから、それまでにはなんとかなると思います。ですが、予想以上に(前売り券の)窓口を訪れる客足は鈍い。去年の九州場所から半年近くもトラブルが相次いで、世間を騒がせましたから。それがボディーブローみたいにきいてきたみたいですね」 このように担当者は渋い顔だが、同時にお目当ての横綱稀勢の里(31)の休場が続いているのも大きい。なにしろ、去年の夏場所から7場所連続休場中。先場所も、稽古でも一向に調子が上がらず、初日直前、師匠の田子ノ浦親方(元幕内隆の鶴)が涙をこぼしながら休場を発表している。 お目付け役の横綱審議委員会も、こと稀勢の里に関してはまるで掌中の珠を扱うよう。北村正任委員長(毎日新聞社名誉顧問)も大甘だった。 「次に出場する時はキチッと体を作り、心身とも自信を持てるようにして出てきて欲しい。復帰時期は名古屋場所にこだわらない」 しかし、もしも名古屋場所も休場するとなれば6場所制になって以降、ワーストの8場所連続休場となる。果たして人一倍、責任感の強い稀勢の里だけに、この屈辱に耐えられるか。 6月5日も、稀勢の里は夏場所後、初めてマワシを締めて稽古場に降りたものの、報道陣は門を閉ざしてシャットアウト。やっと午後1時すぎに姿を現すと、 「ここからまた頑張ります」と話しただけだった。 集中力を高めるために非公開にしたという見方もあるが、公開できるような動きではなかったとも言える。 売れ残った前売り券の裏には「稀勢の里」「高安」「遠藤」「豪栄道」「宇良」等々、土俵に上がって欲しい力士の名前が書いてある。注目の名古屋場所、果たしてどうなるか?
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スポーツ 2018年06月20日 14時00分
阪神 金本監督vs掛布SEA派の内紛激化ベンチ裏
昨季終了後、契約を3年更新し長期政権を手にしたと言われる阪神・金本知憲監督(50)。だが、親会社の株主総会で「元巨人・村田修一獲得」という株主提案があり、足元が揺らぎ始めた。自身が押した年俸3.4億円助っ人ロサリオが二軍落ち、若手も伸び悩んでいる。反対に、村田獲得の費用は激安、二軍監督を追われた掛布雅之SEAの一派が差し向けた“刺客”の構図も見え隠れし、またぞろお家騒動が――。 毎年、何かと物議を醸す阪神タイガースの親会社『阪急阪神ホールディングス(HD)』の株主総会が今年も6月13日に大阪・梅田芸術劇場メインホールで開催。株主からは、若手路線を突き進む金本監督が最も望まない株主提案が出され、ベンチ裏ではすったもんだが始まった。 「現在阪神は、借金2のリーグ3位(6月10日現在、以下同)ですが、首位の広島を除く2位DeNAから最下位中日までのゲーム差はわずか2。とりわけ阪神が苦手とする交流戦では今年も11位で、いつリーグ最下位に転落してもおかしくない。そんな状況下での株主総会ですから、辛辣な意見や提案が出されるのは当然です。見逃せないのは、その株主の中に、昨オフ、二軍監督を解任された掛布雅之SEA(オーナー付シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)と有力阪神OBの息のかかった人が透けて見えることです」(スポーツ紙デスク) 球団が最も神経をとがらせているのが、新外国人ロサリオ問題だ。昨季は投手力の整備が功を奏してリーグ2位。そこで昨オフ、金本監督は4番を打てる外国人助っ人の獲得を要望した。 監督の意向に沿って獲得したのが、ドミニカ出身の元メジャー・リーガーで、昨季まで韓国ハンファ・イーグルスで2年連続で3割、30本塁打、100打点を記録したロサリオ内野手(29)。球団史上最高額となる年俸3.4億円で獲得した。 ところが、これがとんだ張りぼての大砲。打率2割3分、4本塁打。この4番の不振でチームは開幕から54試合を終え、チーム打率2割3分1厘、27本塁打、174得点。すべてリーグワーストだ。 金本監督は6月3日、ついに4番・三塁のロサリオを二軍落ちさせ、新外国人獲得が決まるまで島谷敬を三塁へ入れ、大山悠輔を一塁へ回すなどの緊急シフトを敷いた。 スポーツ紙によれば、阪神は新外国人選手として、カブス傘下3Aアイオワのナバーロ内野手獲得の方向というが、これにも株主たちが猛反発している。 「新外国人をとれば、3億円超(ロサリオの年俸)の損失を出すことになる。この責任は誰がとる」 そう糾弾するとともに、 「慌てて新外国人をとっても、資金の無駄。それなら昨年巨人で4番を打った村田修一(栃木)をとってはどうか。1年前なら年俸2億2000万円だったが、今なら松坂大輔(中日)同様に1500万円程度で獲得できる。中日は松坂効果で観客動員を増やし、阪神に1差まで迫っている」 と提案。このシナリオを書いたのが、掛布氏周辺の人物と言われている。 「この株主提案であれば、捨て金程度で済み、親会社の阪急阪神HDにとっては痛くもかゆくもない。受け入れるのは容易でしょう。しかし、金本監督にとっては絶対に譲れない一線。この2年、世代交代を図り、大山、糸原健斗、中谷将大、高山俊らを抜擢。昵懇の片岡篤史一軍ヘッド兼打撃コーチと二人三脚で若手を育ててきたが、その努力と戦略が根本から崩壊しかねないからだ」(阪神担当記者) 「村田問題」は、任期を2020年まで伸ばした金本監督と、それを阻もうとする掛布SEA一派の“代理戦争”とも言える。そこに一役買っているのが、チームの支柱で、金本監督と確執が続く鳥谷だ。 金本監督は、ファンに最も人気が高い36歳の鳥谷を「使う場面がなかった」と5月29日のソフトバンク戦で起用せず、1939試合まで続いていた連続試合出場を途切れさせた。以後もベンチスタートが続いたが、チーム事情により先発出場させた7日のオリックス戦で決勝打を放ち、監督の意に反してチームにベテランの力が必要なことを改めて知らしめた。これに、掛布SEAの働きかけで、37歳の村田が加われば、サッカー日本代表のように4年前のチームに逆戻りしてしまいかねない。メディアのバッシングも想定済みだ。 「村田を入団させれば、チーム内に不協和音が起こり、最下位に転落しかねない。監督の求心力も失う。そこが掛布氏の狙いだろう。コーチのポストが欲しい阪神OBやベテラン糸井嘉男、福留孝介、悩めるエース藤浪晋太郎らを取り込み、手ぐすねを引いて待っている状態だという。村田へのラブコールは、いわばワナ。それが分かっているから、球団が受け入れれば、金本監督がケツをまくる可能性も十分にある」(阪神OBの野球解説者) 昨年の株主総会では、球団上層部が交代することでファンをなだめたが、今年は打撃不振の責任を取る形で腹心・片岡ヘッドの解任は確実視されている。後任には掛布派の人間の抜てきもあるが、金本監督が容認するはずがない。 またぞろ、お家芸の内紛劇から目が離せない。
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