スポーツ
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スポーツ 2018年06月20日 11時50分
W杯優勝戦線に異常あり?FIFAランキング“トップ10”のほとんどが低調なスタート
現地時間20日のグループHポーランド対セネガル戦をもって、グループステージの初戦が全て終了したロシアW杯。様々な形で立ち上がりを終えた各国だが、現時点ではとりわけ強豪国の低調なスタートが目立つ結果となっている。 FIFAランキング上位10か国の内、今大会に出場しているのはチリ(9位)を除く9か国。そのラインナップは1位ドイツを筆頭に、2位ブラジル、3位ベルギー、4位ポルトガル、5位アルゼンチン、6位スイス、7位フランス、8位ポーランド、10位スペインとなっている。 しばしば「アテにならない」と揶揄されることもあるFIFAランキングだが、前述の国々は、そのほとんどが今大会の優勝も十分に狙える力を有しているだろう。しかし、初戦の結果を見てみると、この中で白星スタートを決めたのはベルギーとフランスのみ。その他のチームはどこも勝ち点3を獲得することができていない。 トップ10同士の戦いをいずれも引き分けたブラジルとスイス、ポルトガルとスペインに関しては、まだ“想定内”といえるかもしれない。ただ、メキシコ(15位)にまさかの敗戦を喫したドイツ、アイスランド(22位)に勝ちきれなかったアルゼンチン、そしてセネガル(27位)にあと一歩及ばなかったポーランドの3か国については、“想定外”の初戦であったと言わざるを得ないだろう。 もちろん、グループステージはまだ始まったばかりで、低調なスタートを切った国々にもまだ挽回のチャンスは残っている。ただ、初っ端の躓きは、チームにとって足かせとなるリスクがあることもまた事実だ。4年前のブラジルW杯で決勝トーナメントに進出した16か国の内、初戦の引き分け・負けを跳ね返して勝ち上がったチームが4か国にとどまったということからもそれは明らかだろう。 冒頭の試合後に行われたロシア対エジプト戦を皮切りに、各グループステージの2戦目が始まった今大会。スロースタートとなった国々は、どのような戦いを見せていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月20日 08時50分
列島歓喜の日本対コロンビア戦 試合中継にとある3人組YouTuberが映り込む?
19日に行われたロシアW杯グループH日本対コロンビア戦。日本は香川真司(ドルトムント)、大迫勇也(ブレーメン)が得点を挙げ、難敵コロンビアを2−1で撃破。下馬評を覆す大金星を挙げた試合に日本列島は歓喜に沸き、ツイッターのトレンドランキングにも「サッカー」、「#日本代表」、「日本勝利」といった関連ワードが続々とランクインを果たした。 多くのサッカーファンが喜びの声を挙げた証明ともいえるこのランキング。ただ、その中に1つ、「この言葉は何?」と思うワードがあった。それは「カリブラ」というカタカナ4文字の単語。試合を観ていた人はお分かりだろうが、今回戦った両チームの中に「カリブラ」という名前の人物は存在しない。では、この単語は一体何のことを指しているのだろうか。 調べてみるとすぐに分かる話だったのだが、この「カリブラ」という単語は日本の3人組YouTuber「カリスマブラザーズ」の略称であるとのこと。動画投稿用チャンネルの登録者数が確認時点で100万人を超えていることからも、なかなかの人気グループであることが伺える。 また、調べる過程では、彼らがトレンド入りを果たした要因が「今回の試合中継に映り込んでいた」からだったということも判明。実際に試合映像を見直すと、後半28分の大迫の得点直後、彼ら3人組が喜ぶ様子が確かに映し出されていた。リアルタイム観戦時には特に気に留めなかったこの場面だが、まさかYouTuberが映り込んでいたとは… 日本の大金星の裏で起こっていたこの一連の場面を受け、メンバー3人(ジョージ、ジロー、みの)のツイッター上には、確認時点で合計6万越えのツイートが寄せられており、その中には「HIKAKIN」をはじめとした他のYouTuber達からの声も含まれている。ファンにとっても同業者にとっても、今回の一件は“まさか”の出来事であったようだ。 はるばる足を運んだロシアの地で、日本の歴史的な勝利を見届けた彼ら3人組。この貴重な経験は、今後どのような形で動画に落とし込まれていくのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月20日 06時45分
怒りのロンダ大暴走で出場停止!ストローマンはレスナーのユニバーサル王座獲りへ!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間19日、主力ブランドのロウをミシガン州グランドラピッズで開催した。PPV『マネー・イン・ザ・バンク』(MITB)から一夜明けた大会で「事件」が起こった。 オープニングでは、カート・アングルGMが登場してアレクサ・ブリスを呼び込んだ。アレクサは前日のMITBラダー戦で勝利してマネー権を獲得。さらに同日の王座戦で勝利目前のロンダ・ラウジーを襲撃して突然、王座挑戦の権利を行使。そのままロウ女子王座に返り咲いていた。 アレクサは「ベルトを自慢する機会をくれてありがとう。3度目のロウ女子王座獲得よ」と胸を張っていると、そこに怒りに燃えるロンダ・ラウジーが登場。アレクサは「王座に挑戦したいなら列に並びな。過剰宣伝のルーキー野郎!」と挑発すると、ロンダは馬乗りになって暴行。怒りの収まらないロンダは止めに入ったアングルGMとレフェリーにも襲い掛かり、最後はアレクサを捕まえ、テーブルに向かってパワーボムを放った。 ロンダのデビュー戦でタッグパートナーを務めたアングルGMだが、さすがにロンダのこの行為は問題視したようで、すぐさま30日間の出場停止処分を下した。しかし、世界最大の総合格闘技イベントUFCのレジェンドとして、鳴り物入りで入団したロンダの実力はまだまだ発揮されていない。アレクサへの怒りが本来の姿を取り戻すキッカケになる可能性は十分にあるだろう。すんなり出場停止を受け入れるとは思えないが…。 前日、MITBラダー戦で予想通りの圧倒的なパワーを発揮し、勝利したブラウン・ストローマンも登場した。「ミスター・モンスター・イン・ザ・バンク」と紹介されたストローマンは、「7人全員を叩き潰してマネー権を手に入れた。後はブロック・レスナーが現れれば、俺がユニバーサル王者になる」と、WWEユニバーサル王座の奪取を宣言。すると、ケビン・オーエンズが「ヘルプしたい」とストローマンの前に現れた。 オーエンズから握手を求められたストローマンは、いったん応じたものの、その手を放さずにランニングパワースラムを狙った。オーエンズは何とか退散。これは「味方などいらない」というストローマンの意思表示なのだろうか?希望通りにレスナーとの対戦が実現すればど迫力の試合になるのは確実。期待せずにはいられない。来週以降のレスナーの反応に期待したい。文・どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年06月19日 17時40分
「出場出来るだけラッキー」川淵三郎氏、ハリルホジッチ元監督への心無い発言に批判の声
日本サッカー協会の相談役で、元Jリーグチェアマンの川淵三郎氏が自身のツイッターを更新。今夜午後9時から行われるサッカーワールドカップの日本対コロンビア戦について言及した。 2015年から日本代表監督を務め、日本のワールドカップ出場権獲得にも貢献したヴァヒド・ハリルホジッチ氏は今年4月、電撃解任された。理由としては選手とのコミュニケーションの問題などが挙げられており、現在は日本サッカー協会の技術委員長だった西野朗氏が新監督を務めている。 現在、ハリルホジッチ氏が日本サッカー協会を提訴するなどいまだ騒動が尾を引く中で迎えるワールドカップ初戦。どのような試合展開になるのか注目が集まっている。 川淵氏は19日朝に自身のツイッターで「ハリルホジッチ監督の時、ほとんど勝てる可能性がないので、オランダ、イタリア、アメリカのサッカーファンのことを考えれば出場出来るだけラッキーと考えてW杯を楽しんでくださいと講演などで話していた。」と投稿し、西野監督に変わり「今は何か起きるかも知れないというドキドキ感が今朝になっ(て)自分に出てきた」とコメントした。 川淵氏は解任後、来日して協会を批判したハリルホジッチ前監督の会見について「サッカーの世界では監督を引き受けた時点でいつ更迭されてもそれに従うというのが常識。自分自身を貶めるだけだと思うのだけど」とツイート。さらに日本代表の本田圭佑も自身のツイッターで「ハリルのやるサッカーに全てを服従して選ばれていく、そのことの方が僕は恥ずかしいと思っている」などと発言。過剰な“ハリル叩き”に疑問を呈すサッカーファンも多かった。 今回の川淵氏の発言についてもネットからは、「出場権を獲得した監督に対してあまりにも失礼なんじゃないんでしょうか?」「あまりにも酷いと思います。人として常識に欠けている。失望しました」「ハリルホジッチさんを批判したことで西野さんを持ち上げて応援してるつもりなんでしょうか?最低ですね」などと批判が集まり、同ツイートは拡散し続けている。 日本代表戦の盛り上がりに水を差すことにならなければいいが――。記事内の引用について川淵三郎公式ツイッターより https://twitter.com/jtl_President本田圭佑公式ツイッターより https://twitter.com/kskgroup2017
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スポーツ 2018年06月19日 17時20分
miwaがスペシャルライブ開催!ファイターズ女子イベント『ヒロイン♡デイズ』で実現
北海道日本ハムファイターズは、ファイターズ女子向けイベント『ヒロイン♡デイズ』開催中の7月1日に、札幌ドームでシンガーソングライターのmiwaがスペシャルライブとスペシャル始球式を行うことを発表した。 miwaは『NHK紅白歌合戦』にも4年連続で出演するなど、熱いメッセージを込めた歌詞とパワフルな歌声で幅広い世代からの支持を集め、女優としても活躍。今年は日本武道館公演や、女性のギター1本の弾き語りライブとしては初となる横浜アリーナ公演を成功させている。来月11日には初のベストアルバムリリースを控えており、試合前のグラウンドで行われるスペシャルライブで、女性ファンにエールを送ってくれるのは間違いなく、始球式では渾身の1球を投げ込んでくれるだろう。 miwaは「人生初の始球式に呼んでいただき光栄です。マウンドから ボールが届くよう頑張ります。そして、選手の皆さんのご健闘を祈って、心を込めて歌わせていただきます。『ヒロイン♡デイズ』というイベントということで、女性ファンのみなさんと一緒に盛り上げられたらいいなと思います」とコメントしている。 ファイターズ女子向けイベント『ヒロイン♡デイズ』は、6月29日から7月3日までのホームゲーム4試合で開催される。6月30日のオリックス戦では女性限定の来場者プレゼントとして、『ガールズユニフォーム2018』を30,000名にプレゼント。『ガールズユニフォーム』は、昨年初めて実施し大好評だった。今年のガールズユニフォームは、今シーズン、サードユニフォームとしてチームが着用している北海道スカイブルーユニフォームよりもガーリーな印象の、淡いスカイブルーがベース。アクセントにピンクラインを入れ、胸元や袖には手書きのハートがあしらわれている。デザイン選考に当たっては、札幌市内の女子大学生やアパレル会社の女性スタッフなど、多くの女子の皆様の意見を取り入れ、最終的な決定に至ったそうだ。 担当者によると、「『手書き風の文字がカワイイ!』『ピンクのラインが裾を結んだときにも見えるからオシャレ!』など、女子ならではのアイディアをたくさん詰め込んだ、とっておきのユニフォームが完成いたしました」と満足な出来だったようで、北海道以外のファンからも発表と同時に「欲しい」という声がSNSを中心にたくさん寄せられていた。 また、7月1日には、先日開催した『第4回彼氏にしたい選手No.1決定戦』予選で、見事1位・2位通過となった西川遥輝、中島卓也両選手の『応援ボード型ハルタク胸キュンピローケース』を女性ファンクラブ会員限定12,000名様にプレゼントしたり、『ヒロイン♡デイズ』開催中は、『球場でヒロインになろう』をテーマに、ファイターズ女子のためのさまざまな企画を実施。さらに、スペシャル企画として、大人気少女マンガ『青空エール』とのコラボレーションが実現。北海道滝川市出身の漫画家・河原和音先生描きおろしの『青空エール』ファイターズver.の特別イラストがキービジュアルとして展開される。 北海道札幌市を舞台に、野球部を応援する吹奏楽部員のストーリーが描かれる『青空エール』。ファイターズのコンセプトカラーであるスカイブルーのイメージにもぴったりなことから、コラボレーションが実現。ヒロインの小野つばさと野球部員の山田大介を、河原和音先生が描きおろしたテーマは『もしも大介がファイターズの選手になったら』。プロになった大介にトランペットで声援を送るつばさは、ガールズユニフォームを着用しているデザインが公開されている。 昨年は女性ファンが多数詰めかけており、内容的にも昨年よりグレードアップしている今年は昨年を超えるファイターズ女子の来場が予想される。なお、6月29日から7月1日までのオリックス戦で、ファイターズは北海道スカイブルーユニフォームを着用するため、“色被り”を回避する意味もあり、オリックスはホームユニフォームを着用する。北海道のオリックスファンにとってもレアで新鮮な楽しみ方ができる3日間になることだろう。取材・文 / 増田晋侍写真提供 / (C)北海道日本ハムファイターズ
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スポーツ 2018年06月19日 09時40分
勝負を分けたVAR スウェーデンと韓国が生き残りをかけ激突
18日に行われたロシアW杯のグループF初戦。3大会ぶり12度目の出場となるスウェーデンと、9大会連続10度目の出場となる韓国が顔を合わせた。 前回王者ドイツがメキシコに敗戦を喫し、混沌の様相を呈してきたグループF。この機に乗じてグループリーグを突破するため、両国ともに勝ち点3は至上課題ともいえる一戦となった。 試合のペースを握ったのはスウェーデン。チームの司令塔であるMFフォスベリを中心に攻撃を展開し、前半21分にはFWべリがGKと1対1の決定機を迎える。しかし、韓国GKチョ・ヒョヌのファインセーブにより、これは得点には結びつかなかった。 一方の韓国は、時折カウンター攻撃を見せるものの、なかなかチャンスを演出することができない。前半28分には、DFパク・チュホが右太ももを痛め負傷交代するというアクシデントにも見舞われた。ただ、バタついた状況の中でも失点までは許さず、前半は両者スコアレスで折り返した。 迎えた後半19分、ここまで拮抗した展開となっていた試合が思わぬ形で動く。DFキム・ミヌのMFクローソンへのタックルが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりPK判定に。同20分、DFグランクビストがこれをきっちり沈め、スウェーデンが待望の先制点を奪った。 1点ビハインドとなった韓国は、後半28分に“韓国のメッシ”とも呼ばれる俊英イ・スンウを投入するなどして同点を狙うが、スウェーデン守備陣の牙城を崩すことができず。結局、その後スコアが動くことは無く、虎の子の1点を死守したスウェーデンがこの試合を制することとなった。 ある意味で“大一番”ともいえる試合に勝利したスウェーデン。準優勝した自国開催の1958年大会以来60年ぶりとなる、W杯初戦での白星で勝ち点3をゲットした。一方、敗れた韓国は、グループリーグ突破に向け、限りなく赤に近い黄信号が点灯してしまった。 両チームの次戦は共に23日。スウェーデンはドイツと、そして韓国はメキシコとそれぞれ対戦する予定となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月19日 09時30分
“赤い悪魔”が好スタート!ベルギーがゴール3発でパナマを撃破
今大会の優勝候補との呼び声も高いベルギーが18日(現地時間)の試合に登場。W杯初出場となるパナマとの一戦に臨んだ。 FWアザールを中心とした好選手を複数人擁し、FIFAランキングも3位につける強豪ベルギー。FIFAランキング55位の“格下”パナマに対し立ち上がりから攻勢を見せ、前半6分にはMFカラスコが、7分にはFWメルテンスが立て続けに枠内シュートをお見舞いした。 その後も幾度となくゴールに迫ったベルギー。しかし、パナマも初めての大舞台に相当な気合が入っていたのか、体を張った守備でゴールラインを割らせない。前半をスコアレスドローで終えた段階では、パナマが“伏兵”となる予感も漂い始めていた。 ただ、エンドが変わって早々に、“赤い悪魔”はその淡い期待を一瞬にして打ち砕く。後半2分、パナマDFエスコバルのクリアボールを、ペナルティエリア右からメルテンスがダイレクトボレー。美しい弧を描いたシュートはゴールに吸い込まれ、ベルギーが先制点を奪取した。 その後も後半24分にMFデブルイネの正確なクロスをFWルカクが頭で合わせ2点目を、同30分にカウンターから再びルカクが3点目を奪うなど、一気にパナマを突き放したベルギー。GKクルトワを中心とした守備陣もパナマの攻撃を完封し、3‐0で勝利を収めることとなった。 前半の苦戦はどこへやら、終わってみれば順当な結果で初戦の白星をものにしたベルギー。史上9か国目となるW杯優勝へ、まずまずのスタートを切ったといえるだろう。 ちなみに、今大会に臨んでいるFIFAランキング上位5か国の内、白星発進を決めたのは意外にも今回のベルギーのみ。1位ドイツは黒星スタート、2位ブラジル、4位ポルトガル、5位アルゼンチンもそれぞれ引き分けで勝ち点1にとどまっている。 上位陣の出遅れをよそに、しっかりと勝ち点3を確保したベルギー。23日に行われる次戦チュニジア戦も勝利し、早々にグループリーグ突破を決めてしまいたいところだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月18日 21時45分
中邑真輔、AJに完敗でまた獲れず!次なる決戦は東京公演か?ブライアンが完全復活!
世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間18日にPPV『マネー・イン・ザ・バンク』(MITB)をイリノイ州シカゴで開催した。 “4度目の正直”なるか?と注目されていた中邑真輔がチャンピオン・AJスタイルズに挑戦したWWE王座戦。中邑がラストマンスタンディングマッチを選択した今回は、予想を超える壮絶な試合となった。 KOのみで決着する今回の試合には反則裁定が存在しない。中邑はアナウンステーブル上でキンシャサを叩き込むと、さらに持ち込んだテーブルにAJを叩きつけるなど、序盤からやりたい放題だった。しかし、試合中盤にヒザを負傷してしまった。 一気に劣勢に立たされた中邑だったが、AJの隙をついて金的攻撃。立て続けにキンシャサを繰り出すもダウンカウントは9で止まった。これで逆に力尽きてしまった中邑だが、「カモーン」とAJを挑発。するとAJはそれに答えるように急所蹴りをお見舞いし、さらにリングからフェノミナルフォーアームでアナウンステーブルごと中邑を吹き飛ばした。あまりの衝撃に会場が静まり返る中、レフェリーのダウンカウントは進み、中邑は10カウントでKO負け。4度目の挑戦でも王座を獲得できなかった。次回は今月29日の東京・両国国技館大会。両者による同王座戦がノーDQマッチで行われることが発表されている、 MITBのオープニングマッチでは、東京公演への参戦が決まっている178センチのダニエル・ブライアンと、213センチのビッグ・キャスがシングルで対決した。35センチの身長差があるにもかかわらず、ブライアンはイエスキックやドラゴンスクリューの連打で立体的かつスピーディーに攻め込んで試合を優勢に進めた。一方のキャスは体格差を活かしてベアハッグやボディスラムでブライアンを投げ飛ばしパワーの差をアピールした。 しかし、ブライアンはキャス必殺のビックブーツを食らいながらもカウント2で返し、ニー・プラスでキャスをダウンさせ、最後はヒールホールドで捕獲。見事、ギブアップ勝ちを収めた。 今回の勝利で、ブライアンがAJや中邑とともにWWE王座戦線に入ってくる可能性がグッと近くなったのは間違いないだろう。文・どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年06月18日 21時15分
アスカ、影武者の介入で王座奪還失敗!ストローマン、ブリスがラダー戦を制す!
世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間18日にPPV『マネー・イン・ザ・バンク』(MITB)をイリノイ州シカゴで開催。日本人女子スーパースターのアスカが、カーメラのスマックダウン女子王座に挑戦した。 『レッスルマニア』で敗れたシャーロット・フレアーに比べるとカーメラの方が実力的には劣る。「アスカ優位」との予想が多くを占めていた。試合に入ると、カーメラはアスカのサブミッションに空中戦で対抗。カーメラはチャンピオンになってからの自信と成長を見せつけるかのように、アスカを苦しめた。 アスカは形勢逆転したがその矢先、突然リングサイドに能面をしたもう1人の“アスカ”が登場。アスカ本人は動揺した様子。影武者のアスカは能面を取ると、その正体はジェームズ・エルズワースだった。アスカが動揺する隙をついてカーメラがスーパーキックをアスカに見舞って3カウントを奪い、カーメラが王座防衛に成功した。王座奪還に失敗したアスカと試合に介入したジェームズの間に因縁が生まれたのは確実だ。 MITBのメインはハシゴの上に吊された「いつでもどこでも王座に挑戦できる権利書」が入ったブリーフケースを奪い合う、マネー・イン・ザ・バンク・ラダー戦だ。今年はロウやスマックダウンといった所属の枠を超えて、男女それぞれでラダー戦が行われた。 男子はユニット「ニュー・デイ」からコフィ・キングストンが参戦。ブラウン・ストローマン、フィン・ベイラー、サモア・ジョー、ルセフ、ザ・ミズ、ケビン・オーエンズ、ボビー・ルードの8人で試合が始まった。圧倒的なパワーを誇るストローマンは他の7人から狙い打ちされ、集中砲火を浴びた。これが逆にストローマンに火をつける形になったようだ。怒ったストローマンはジョーとミズをパワースラムで排除すると、さらにラダーに上ってベイラーとキングストンを叩き落とし、ブリーフケースをゲットした。戦前の予想通り、「次期WWE王座」の呼び声が高いストローマンが挑戦権を獲得した。 女子は“女神”ことアレクサ・ブリスが勝利し挑戦権を獲得。その後、ロウ女子王者ナイア・ジャックスに“最強ルーキー”ロンダ・ラウジーが挑むタイトルマッチも行われた。ロンダが得意の腕十字を狙ったまさにそのとき、突然ブリスが現れブリーフケースでロンダを襲撃。ブリスはレフェリーにマネー権をキャッシュインし、挑戦する権利を行使した。そのままナイアをDDTで沈め、コーナートップからツイストブリスでカウント3。ブリスがロウ女子王座を奪取した。 昨年はMITBラダー戦を制したカーメラが4月に権利を行使し、シャーロットからスマックダウン女子王座を奪取している。ロウもMITBラダー戦の覇者が王者となった。消化不良となってしまったロンダの今後も気になるところである。文・どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年06月18日 17時40分
松坂世代の指揮官第一号!楽天・平石代行は「名勝負のプロデューサー」
64試合目で、仕切り直し。6月16日、東北楽天ゴールデンイーグルスの梨田昌孝監督(64)が辞意を表明し、翌17日から平石洋介ヘッド兼打撃コーチ(以下敬称略)が代行指揮を執ることになった。 21勝41敗1分け、借金20のダントツ最下位に沈むチームの責任を取っての辞任だ。「梨田監督のほうから辞意を伝え、球団が了承したと発表されました。同日の試合前、三木谷浩史オーナーが球場入りし、梨田監督と話をしています」(スポーツ紙記者) 立花陽三球団社長は「慰留したが、監督の意志が固かった」と話していた。ここまで負ければ、指揮官も“投げやり”になるだろう。また、球団上層部からのプレッシャーもあったはずだ。「エースの則本を阪神に逆転を許した9回表まで引っ張ってしまいました。去年までなら、クローザーの松井裕樹が好調だったので継投ということも考えられたのですが、今年の松井は調子が良くない。逃げ切ることのできる試合も落としている印象です」(プロ野球解説者) だが、監督代行に平石が選ばれたのは、興味深い。 38歳という年齢からも分かるように「松坂世代」である。「監督代行・平石」は甲子園史に残る名勝負をプロデュースした野球人でもあるのだ。 1998年8月20日、夏の甲子園。松坂大輔率いる横浜高校はPL学園との準々決勝を戦った。延長17回の死闘、それを投げ抜いた松坂が頂点に立った大会だが、その松坂をもっとも苦しめたのがPL学園だった。 そのPL学園の主将で、三塁側コーチャーボックスに立っていたのが、平石だった。2回裏にいきなり3点を取ってみせたが、それは平石のおかげだった。「同年センバツでも、両校は対戦しています(準決勝)。敗れたPLは『打倒松坂』を誓って、甲子園に帰って来た」(取材記者) 選手・平石は三塁コーチャーボックスで松坂の投球を見ていた。のちに、平石も語っているが、センバツ時までの松坂は真っ直ぐとカーブで、若干だが、投げ方が異なる悪癖を見抜いていた。しかし、夏の甲子園で直接見たとき、「それは修正されていた」というのが、1回裏の松坂の投球を見た平石の感想だった。 平石の背番号は「13」。同日のスタメンからも外されていた。とはいっても、天下のPL学園である。ベンチ入りしたメンバーは猛者ばかりで、他校ならクリーンアップを任されてもおかしくはなかった。その平石がわずか1イニングの松坂の投球を見て、「別の弱点」に気付いたのだ。捕手の小山良男は球種によって、構え方が異なる、と…。 当然、横浜バッテリーは混乱した。狙い打ちにされ、「サインを見破られたのか」「松坂にオレたちも気付かないクセがあるのか」と混乱した。 延長17回、死闘となる両校の試合は夏の甲子園に残る名勝負として今も語り継がれているが、平石が「松坂劣勢」の試合展開を作ったのだ。平石の”千里眼”がなければ、この試合は名勝負にはならなかったと言っていい。その後、平石は同志社大学、トヨタ自動車と進み、04年のドラフト会議で楽天に指名された。楽天の新規参入が決まった年のドラフト会議であり、いわば、「一期生」である。 一期生が代行とはいえ、指揮官となり、こうした選手を見る能力に長けた一面を知ると、楽天は外国人選手の好不調に左右される状況も一変できるのではないだろうか。 今年、夏の甲子園大会は100回目の記念イベントとなる。各メディアもさまざまな企画を検討中だという。 初采配前の平石監督代行の様子を聞いてみた。「初陣(17日)の試合前ミーティングでは、特別なことは話していません。梨田監督を労り、『積極的にバットを振っていけ』としかいいませんでした」(関係者) 阪神先発の才木はストレート勝負を挑んでくるピッチャーだ。「積極的に」の言葉には、「ストレートを狙え」の意味もあったのではないだろうか。対横浜校戦のような名勝負を仙台でもプロデュースしてほしい。(スポーツライター・飯山満)
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