20日の真昼間に東京・多摩川の河川敷で公開練習したミノワマン。身長2m、体重185kgという“暗黒魔人”ズールとの大みそか決戦を前に、この日は大会前恒例となった奇想天外トレーニングの一環でサッカー練習を披露した。
なぜズール対策がサッカーなのかは「バレちゃマズイんで秘密です」とひた隠すが、練習内容はドリブルやパス、ボレーシュートなどいたってシンプルなものばかり。「中学のころサッカー部だった。日本代表に憧れた」という割には空振りも多く悪戦苦闘。しかし、練習の中にヒントがあった。
ミノワマンがつぶやく。「あまり知られちゃマズイんですけど僕がやりたいのはローリングソバットシュートなんです」。まだ未完成だというが、この日の練習で数回だけ試みた「必殺ローリングソバットシュート」でズールのドテッ腹をえぐり、KOしようという腹積りでいるらしい。
「大みそかにこのローリングソバットシュートを決めれば勝利は間違いないと思うんです。それに岡田監督の目にも留まりますかね…」とはミノワマン。これまでジャイアント・シルバ、バタービーン、キモと数々のモンスター狩りをやってのけた“超人”だが、果たして今回のサッカー特訓は功を奏すのか、温かく見守りたいところだ。