この日の公開練習でミット打ち、グランドでの攻防を披露した三崎は「普段と変わらずいつも通り」と対抗戦ムード漂う一戦ながら、普段着で臨む構え。「自分の思いやファンの思いなどを背負って戦いたい」と静かな闘志を燃やす。
しかし、一方で三崎は秋山戦を「動物同士の戦い」と称した上で「僕もライオン、彼もライオン。違う群れのボス同士、どっちが強いのか」と対抗心をチラつかせる場面も。一部報道で“ヌルヌル騒動”を起こした秋山に辛らつなコメントを放っている三崎。「ケンカという気持ちはない。自分を信じてリングに上がるだけ」とは言うが、殊勝な言葉の裏には憤怒の感情を感じさせた。
ライオンのボス同士による威信を懸けた一戦。三崎は秋山の喉笛に牙を突き立て“ライオンキング”となれるか。