この日、真田聖也と組み、小島&近藤修司と対戦した健介は、逆水平や左右のラリアートなど、序盤からパワー全開でVMを攻め立てた。しかし、小島に急所蹴りを食らって場外に連れ出されたすきにパートナーの真田が3カウントを奪われ、試合を落とすと、試合後も小島からイス攻撃を食らってしまった。
VMの度重なる反則攻撃によって怒りの導火線に火が付いた健介は「急所攻撃とか、汚いことばっかりで何が言いてえんだ」と大激怒。とりわけ小島は昨年12月の世界最強タッグ決定リーグ戦最終戦でも試合をぶち壊されたあげく、フォールを奪われた因縁の相手とあって「1対1だろうと、5対5だろうと、オレだけにかかって来い! オレから目をそらすな」と全日プロ本隊vsVM全面戦争での直接対決を要求。さらには「オレの気が済むまでボコボコにしてやる」と小島の完全破壊を予告した。
「やるんだったら、もっと大人のやり方があるだろ!」。本気モードにシフトチェンジした健介。これまでの借りは最終戦で一気に清算するハラだ。