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新日本プロレス TNAが新日プロとの交戦継続宣言

 4日に行なわれた東京ドーム日米決戦は3勝3敗の五分。米ナンバー2団体TNAは主力投入にもかかわらず、タイトルの収穫はならなかった。TNAのジェフ・ジャレット社長は、今後も新日本プロレスとの交戦継続を宣言。さらには新日プロ制圧のため新たな刺客の投入も予告した。
 クリスチャン・ケイジ&AJスタイルズ&ピーティ・ウィリアムスが、ミラノコレクションAT&稔&プリンス・デヴィットとの空中戦を制してまずは第1試合の6人タッグに勝利。チーム3DもGBHの真壁刀義&矢野通を予告通りのテーブル葬で粉砕し、セミファイナルでもカート・アングルが永田裕志から3カウントを奪取。TNAサイドが3勝をあげた。
 TNAは選手層の厚さと力をまざまざと見せた一方で、タイトルマッチ2試合では収穫なし。リック&スコットのスタイナー兄弟が、ジャイアント・バーナード&トラヴィス・トムコに挑んだIWGPタッグ、クリストファー・ダニエルズが王者・井上亘と激突したIWGPジュニアの両タイトルマッチでは惨敗。アビスも中西学とのモンスター決戦で血祭りにあげられる始末だった。

 この結果にジャレット社長はハラワタが煮えくり返っていた。「ニュージャパン、またやってやるヨ!」と交戦継続の意向を示した上で「ネクストはこっちからさらなる強豪を送り込んでやる。そして、ニュージャパンの選手をウチに引き込んでやる」と吐き捨てていた。
 交戦継続を表明したTNAサイド。今回のドーム決戦で成果をあげられなかったことで、ついに新日プロ制圧に本腰となったようだ。

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