“青い稲妻”は悩んでいる。合宿所のあるディファ有明では土曜の夜にトランスイベントが催され、ヤンチャな若者たちが集う。若者たちの熱気は時に暴走するため「何度か若者が取り押さえられるのを見た」と、そのイベント自体が警察にマークされているという。
そんな若者たちの影響か、青木もディファ近辺で寒空の中、30分にも渡って警察の職務質問を受けるトバッチリにあった。「あそこに住んでるっていうのを信じてもらえなくて…」と嘆く青木。フトコロから凶器でも出されると思われたのか、現住所が記載された免許証の提示も拒否された。
どうやら原因はチリチリのツイストパーマにあるようで、アフロヘアのモハメド・ヨネにも「この頭だと色々あるよな」と慰められる始末。レスリングを始めた高校時代から10年以上も坊主頭だったため憧れ続けたパーマだったが、今では悩みの種だ。「KENTAさんみたいなさわやかヘアにしようかな」と迷いが生じ、KENTA対策も五里霧中に陥っている。
「目標以上ライバル未満」というKENTAを振り向かせるためにも大事な第3戦だが、青木の悩みは尽きない…。