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逆転負けで終戦の日本代表 5年前の激戦を思い出す人も?

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西野朗監督

 史上初のベスト8を目指し、FIFAランキング3位の強豪ベルギーとの1回戦に臨んだ日本代表。一度は歴史の扉に手をかけるも、その扉が開くことは無かった。

 圧倒的にベルギー有利であった戦前の予想通り、前半は何度となくベルギーに攻め込まれた日本。しかし、守備陣の体を張ったディフェンスもあり、これを耐え抜くと、エンドが変わった後半直後にMF原口元気、MF乾貴士のゴールで立て続けに2点を奪取。勝利への道筋が、はっきりと見えたかに思われた。

 しかし、日本はその後、後半24分にDFフェルトンゲンに、その5分後には途中出場のMFフェライニにゴールを許し同点に追いつかれると、最後は後半アディショナルタイム4分にカウンターからこちらも途中出場のMFシャドリに痛恨の勝ち越しゴールを被弾。スコア2‐3で無念のホイッスルとなった。

 逆転負けでベスト16敗退という悔しい結果に終わったものの、優勝候補の呼び声も高いベルギーに堂々の戦いぶりを見せてくれた日本。今回の一戦を受け、ネット上には一般のファンのみならず、国内外のメディア・有識者から称賛の声が相次いで寄せられている。負けは負けでもただの負けではない、実り多き敗戦となったようだ。

 一方、今回の逆転負けを目の当たりにしたファンからは「5年前のコンフェデ杯イタリア戦を思い出すね」、「あの時も2点リードからやられたなあ」、「リード時の戦い方については何も変わらなかったのかな」といった声も少なからず挙がっている。

 これらの声の主にとって、今回の敗戦は同じく2点リードから逆転負けを喫した「FIFAコンフェデレーションズカップ2013」グループA第2戦イタリア戦を想起させるものであるようだ。5年前と同じ轍を踏んでしまったことは、確実に今後の課題となってくるだろう。

 日本代表にとって、課題も収穫も盛りだくさんの内容となったW杯2018年ロシア大会。ここで得た教訓をフルに生かし、4年後の2022年カタール大会では次こそ歴史を塗り替えてほしい。全てのファンが、そう願っている。

文 / 柴田雅人

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