この日、2日の「K-1MAX日本代表決定トーナメント」を初出場で制した城戸とともに会見に臨んだ谷川P。城戸の優勝を称えながらも「もっとアグレッシブさがないと…」「ムエタイスタイルだとなかなか世界じゃ勝てない」などと苦言を呈した。
谷川Pが指摘するのもやむを得ないところ。決勝のHAYATO戦こそKO勝ちしたものの、初戦の尾崎圭司、準決勝のアンディ・オロゴンにはそれぞれ判定勝ちという内容だった。
日本代表となった城戸だけではない。スーパーファイトでブアカーオ・ポー・プラムックに判定負けした日本人ナンバー2の佐藤嘉洋にも批判が飛んだ。佐藤の闘いを観戦した魔裟斗は「つまんねぇ」と一蹴。続けて「いまのブアカーオなら10回やって10回勝てる」と述べ、佐藤は眼中にすらない。
一層の奮起に期待がかかるMAX日本勢。このままだと、今年も魔裟斗頼みになりそうだ。