この2連戦で引退する獣神サンダー・ライガーは、両日ともオープニングマッチで『引退試合』を行う。1.4大会では、藤波辰爾、ザ・グレート・サスケ、タイガーマスクとチームを結成し、セコンドにはかつてのパートナー、エル・サムライがつく。対戦相手は“永遠の恋人”佐野直喜、世代闘争を繰り広げた大谷晋二郎&高岩竜一に、現在の新日本ジュニアから田口隆祐が加わる。こちらのセコンドにはライガーのデビュー戦の相手である小林邦昭がつき、さらにスペシャルレフェリーをライガーとスーパーJr.の決勝を争った保永昇男が務めることが決定。超豪華な8人タッグが実現する。
1.5大会では、広島グリーンアリーナ大会(8日)で、ドラゴン・リー改め、リュウ・リーと高橋ヒロムがタッグを結成。リーはライガーとの対戦を望み、ライガーは闘いたい相手として高橋の名前を出したことから、今回はライバル関係にある2人が組むことになった。ライガーは佐野を最後のパートナーに指名。ラストマッチは新旧新日本ジュニア対決となった。ライガー組のセコンドには、ライガーの恩師・藤原喜明がつく。
1.4は17時、1.5は15時試合開始。東京ドーム大会は毎回、入場に時間がかかることで知られている。ライガーの勇姿を見届けるには、早めに来場した方が良さそうだ。グッズ売場の特設テントにも長蛇の列ができるだけに、時計とにらめっこしながら並んだ方がいいだろう。なお、10カウントゴングを含む引退セレモニーは、1.6東京・大田区総合体育館大会『NEW YEAR DASH!!』の中で行われる。
またライガーは今月19日から開催される東京・後楽園ホール3連戦『Road to TOKYO DOME』にもフル参戦。21日のファイナル後楽園では、飯伏幸太、棚橋弘至とドリームトリオを結成し、オカダ・カズチカ、YOSHI-HASHI、ロッキー・ロメロと対戦する。ライガーとの対戦をアピールしている選手はまだいるが、残り1カ月を切ってからさらに追加があるのだろうか。こちらも注目していきたい。
(どら増田)