19日のプロ野球開幕にあたり、新型コロナウイルス感染症に立ち向かっている医療従事者を始め、この日が来ることを信じて待ち続けたファンに、感謝の気持ちを届ける内容にするという。
まず、吉村洋文大阪府知事によるビデオメッセージが流される。どんなメッセージを送るのか注目だ。
国歌斉唱は、昨年好評だった『バファローズ高校』でコラボした大阪桐蔭高等学校吹奏楽部によるリモート演奏を映像で流す。また、こちらも恒例になっていた松井一郎大阪市長によるバーチャル始球式も実現。マウンド付近にモニターを設置し、バーチャル始球式を行うとのこと。
オリックス、楽天両チーム代表選手による挨拶に続いて、練習試合でも行われたフライデー・オベーションを。ドーム内をブルーに染める照明の中で医療・介護従事者の皆さんに向けて、監督・コーチ・選手全員が感謝の拍手を送る。事前にZOOMにてオンライン収録したバファローズファン約150名も、ビジョン映像にて参加。
最後に『We are STRONG OSAKA』のスペシャルムービーが流れてセレモニーは終了。この模様は、Jスポーツなどテレビ中継や各動画配信サービスを通じて、お茶の間から見られるそうだ。
演出担当者は「これまで以上に笑顔と元気をお届けできるよう、決意を新たにスタートを切ります」。と史上初のリモート開幕セレモニーを成功させることで、チームの開幕ダッシュに繋げたい考えを明らかにしている。
(どら増田)