スポーツ
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スポーツ 2014年03月30日 11時00分
インテリ化が進む高校野球
センバツ高校野球選手権出場校の中で、高校野球のイメージを根底から覆したと評判なのが、初日の第3試合に登場した東京都立小山台高校(21世紀枠)だ。 「小山台のエース兼主将・伊藤優輔君は、プロのスカウトも視察した好投手です。昨年、国公立大83名、早慶上智55名の合格者を出した進学校で、同校では部活動のことを『班活動』と呼び、練習時間は平均して1時間ほど。野球班も例外ではありません」(スポーツライター・美山和也氏) 昨秋の都大会では早実など甲子園経験もある強豪私立を破り、8強入り。エースの快投も大きいが、勝因はインテリ頭脳と、高校野球に対する取り組み方にあったと言っていい。 同校は午後5時には完全下校する。校庭も60×90メートルと狭い。しかも、他のスポーツ班との掛け持ちだ。この狭いグラウンドと、短い練習時間をいかに効率よく使うかがテーマであり、キャッチボールはアップ運動を兼ねて走りながら行っている。その後、投手はブルペンに行き、野手陣は守備練習に入るのだが、ノック待ちの時間を省くため、一部はティー打撃に入る。ノックとティー打撃を交代で行い、平日の練習は終了。定番の雄叫びもない。 同校と練習試合を組んだ某校の監督が証言する。 「彼らは毎日、ノートを付けています。その日の練習で気付いたことや反省点などが細かい字でビッシリと書かれていました。小山台の福嶋正信監督から『打撃理論を話してやってくれ』と頼まれましたが、全員、こちらの目を見て集中して聞いてくれました」 まさに“リアル『もしドラ』”。昨年、元プロ野球選手による現場指導の規制が緩和されたが、猛特訓などせず、野球を学問として学ぼうとする現代っ子の気質に応えるべきかも。
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スポーツ 2014年03月29日 17時59分
米球界・日本人マイナー組に厳しい現実 川崎、田中賢らはメジャー昇格ならず、松坂は合格?
MLBの開幕が目前に迫ってきたが、マイナー契約でメジャー昇格を目指す日本人選手にとっては、厳しい現実を突きつけられている。 すでに、ブルージェイズ・川崎宗則内野手、レンジャーズ・田中賢介内野手らは開幕マイナーが決まった。 昨季、同球団で96試合に出場した川崎に関して、ジョン・ギボンズ監督は「チームが必要なときに昇格し、昨年のように活躍してくれるだろう」と話しており、今季もメジャーとマイナーを行き来することになりそうだ。川崎は「そこに行くだけ。調子はすごくいい。また、いいプレーをしたい」とコメント。 田中賢は、正二塁手候補のジュリクソン・プロファー内野手が右肩の故障で長期離脱が濃厚となり、絶好のチャンスだったが、オープン戦でのクロスプレーで前歯3本を折るアクシデントにも見舞われ、開幕メジャーはならず。田中賢は「残念ですけど、しっかり前を向いて取り組んでいこうと思います」と話した。 投手ではカブス・和田毅投手、ヤンキース・建山義紀投手も開幕をマイナーで迎える。12年5月に左ヒジを手術した和田は、オリオールズからカブスに移り、初の昇格を目指す。建山はオープン戦で好調だったが、マイナー落ち。昨季、メジャーでの登板がなかっただけに、マイナーからの巻き返しを図る。 レッドソックス・渡辺俊介投手は、メジャーキャンプに招待されず、オープン戦には補充要員で待機したが、立場的に開幕メジャーを勝ち取るのは難しい情勢。 新球ナックルボールを習得して、5年ぶりの米挑戦となったブルージェイズ・大家友和投手は、3月22日(日本時間23日)、自由契約となった。 そんななか、開幕メジャーの可能性を残すのはメッツ・松坂大輔投手。先発5番手を巡って争っている松坂は、29日(同30日)、ブルージェイズとのオープン戦での登板に開幕ローテ入りを懸ける。 ここまで、松坂はオープン戦5試合で、1勝1敗、防御率3.86。直近の登板となった24日(同25日)のカージナル戦では6回0/3を投げ、3安打1失点と好投している。 マイナー契約の日本人選手が苦戦をしいられているだけに、松坂にはなんとかメジャー昇格を勝ち取ってほしいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2014年03月29日 11時00分
スポンサー離れ続出“表彰式ナシ”で開幕前から不安のプロ野球ペナントレース
ペナントレース開幕目前、日本野球機構(NPB)は「7年連続で今年もマツダがオールスター戦の特別協賛社になる」と発表した(3月17日)。だが、同日に“緊急事態”も明らかにされた。スポンサーが撤収したため、プロ野球界の表彰セレモニーの一つが消滅してしまったのだ。 「プロ野球界は新人王タイトルのほかに、『ゴールデン・ルーキー賞』なる新人選手の表彰セレモニーを行ってきました。その『ゴールデン・ルーキー賞』の協賛企業が降りてしまったのです」(スポーツ紙記者) 表彰そのものがなくなったということは、代わりを務める新しい協賛企業も見つからなかったのだろう。NPB関係者は「新人王タイトルがあるので大きな影響はない」と語っていたが、そんな悠長なことは言っていられない。 今年で10回目を迎える『セ・パ交流戦』でも“異変”が起きている。引き続き、日本生命が交流戦の冠スポンサーを務めるが、優勝チームへの賞金5000万円が3000万円に減額されることになったのだ。 10回目の節目で減額とは、裏で何かあったに違いない。『ゴールデン・ルーキー賞』同様、降板を示唆した同社に対しNPBが必死に頭を下げ、減額を条件に慰留させたのではないか。 「過去9回の交流戦で“パ強セ弱”があらわになり、セが優勝したのは一昨年の巨人だけ。オフの補強でペナントの行方も読めてしまうというのが、一連のスポンサー離れと考えられています。今年は交流戦後半の6月に、サッカーW杯が重なるのも一因。でも、各社とも一昔のように『企業スポーツチーム』は持ちませんが、選手個人を支援し、かつ大会スポンサーになることにも積極的です。私の知りうる限りでは、『交流戦よりクライマックス・シリーズに興味がある』と話す企業もあるので、協賛企業の募り方を見直してもいいのでは」(スポーツライター・美山和也氏) 交流戦には、両リーグの対戦カードに目新しさを加える意味もあったはず。何か策を講じなければ、プロ野球界の未来は暗いままだ。
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スポーツ 2014年03月28日 16時00分
どこまで本気? 国内で試合できない亀田興毅がWBA世界Sフライ級新王者・河野に挑戦表明
3月26日、東京・後楽園ホールで行われたプロボクシングWBA世界スーパーフライ級王座決定戦は、同級2位の河野公平(33=ワタナベ)が、暫定王者で同級1位のデンカオセーン・カオウィチット(37=タイ)を8回50秒、KOで破り、11カ月ぶりに王座を奪還した。 この試合を、WBA世界バンタム級王座を返上し、スーパーフライ級に階級を落とした亀田興毅(27=亀田)が視察。河野の王座奪取を見届けると、ワタナベジムの渡辺均会長にあいさつし握手。興毅は「ランキング的(現在同級4位)にも、次は俺やからね。勝つ自信? 地球がひっくり返っても、1000%負けることはない。向こうに俺とやる勇気があるかどうか」と挑発した。 同王座は亀田家にとっては、因縁浅からぬものだ。3兄弟の次男・大毅(25=亀田)が11年12月7日、当時、同王座を保持していたテーパリット・ゴーキャットジム(タイ)に挑戦するも、判定負けでタイトル奪取はならず。 さらに、13年12月3日、IBF世界スーパーフライ級王者となった大毅が、WBA同級王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)と統一戦に臨んだものの、ソリスが前日計量に失敗し王座をはく奪された。試合はソリスが大毅に判定勝ちを収めて、またも同王座の奪取はならず。 亀田家にとっては、手が届きそうで届かなかったのがWBA世界スーパーフライ級王座だ。今回の河野vsカオウィチット戦は、ソリスの王座はく奪を受けてのものだった。 戦前、「タイトルを獲ったら、興毅とやりたい」とぶち上げていた河野だが、一夜明け会見では、「まずはJBCとの問題をクリアしないと」一転して慎重な姿勢に変わった。 JBCから亀田ジムの会長、マネージャーのライセンス更新が停止され、所属選手の興毅らはライセンスが失効し、国内では活動停止状態。もし、やるなら国外しかないが、興行的に日本人同士の世界タイトル戦を海外でやるメリットがない。 JBCと亀田ジムとの問題が解決へと向かわないと、実現困難な河野vs興毅。珍しく、興毅が日本人選手との対戦に興味を示しただけに、なんとか打開策がみつかってほしいものだが…。(落合一郎)
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スポーツ 2014年03月28日 13時00分
父親の不動産投資の尻ぬぐいか 日本で荒稼ぎを狙うキム・ヨナ
ソチ冬季五輪フィギュアスケート女子で銀メダルを獲得した韓国のキム・ヨナ選手が、まもなく日本にやってくる。表向きは4月5、6日に大阪のなみはやドームで開催される『世界フィギュア2014 大阪エキシビション』に出席するためなのだが、真の目的は別にあるという。 「日本でタレント活動をする際のエージェント探しが今回の主な目的。韓国と日本を行ったり来たりしながら、2〜3年は日本で活動しようと考えているようです。既にいくつもの大手芸能プロが手を挙げています」(芸能プロ幹部) この情報に狂喜乱舞しているのが民放各局と広告代理店。 「バラエティーやドラマに出演してもらおうと、あらゆる術を使って動いています。番組に出せれば、話題性があるばかりか高視聴率も見込めますからね」(事情通) 仮に日本で芸能活動した場合、どれくらいの稼ぎが予想されるか。広告関係者が語る。 「CMに出演すれば、1本当たり5000万〜6000万円ほどの契約料金になるでしょう。テレビ出演もバラエティー番組が1本80〜150万円前後。ドラマや映画などでアクションを披露することにでもなれば、最低200万円から相場は始まる。軽く億単位は稼ぐでしょう」(制作関係者) それにしてもなぜ、ヨナはフィギュアスケート界のみならず芸能界への本格転身を狙うのか。 「ヨナの家族は、彼女が稼ぎだす収入によって支えられている。父親は、その収入を原資に手広くビジネスを展開していた。しかし最近、不動産投資で大きな負債を負い、ヨナはそのために働かなければならなくなったのです」(事情通) ヨナにも複雑な家庭事情がありそうだ。
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スポーツ 2014年03月28日 11時45分
虎の開幕一軍メンバーは「ワケあり」!?
阪神メンバーが開幕戦の敵地・東京ドームに乗り込んだのと前後して、『一軍登録メンバー』が発表された。 藤浪晋太郎(19)以下、第2節の中日戦にまわる先発投手たちは登録を外れているが、阪神は投手10人、捕手4人、内野手8人、外野手5人の計27人を発表(27日時点)。その開幕メンバーのなかで、注目は3人。1人はオープン戦でチーム最多の7試合に登板した2年目の金田和彦(23)だ。 「昨年の秋季キャンプで評価され、今年の一軍帯同が決まりました。大阪学院大時代から『ストレートが重い』との定評もあり、中継ぎエースに飛躍する可能性も」(プロ野球解説者の1人) 新人ではドラフト4位・梅野隆太郎捕手(22)が選ばれた。 阪神はこの梅野、藤井彰人(37)、清水誉(29)、今成亮太(26)の4人の捕手を登録。今成は登録こそ捕手だが、昨秋から一塁や三塁の守備練習に入っており、実際は打撃優先の内野手であり、捕手3人体制となる。『捕手3人体制』で臨むのが一般的だが、和田豊監督(51)は難しい舵取りを迫られそうだ。 「将来のため、梅野を大抜擢してもらいたいが、和田監督はスタートダッシュでチームを勢いづけようとしている。そうなると、ベテランの藤井を多用することになります。もう1人のベテラン捕手、鶴岡が入っていないのが気になるけど…」(球界関係者) 鶴岡一成(36)は久保康友(33)のFA喪失による人的補填として、中村勝広GM(64)が“ご指名”した正捕手候補だ。横浜、巨人、DeNAを渡り歩いた経験が着目され、近年正捕手不在に泣かされたチーム事情もあって、鶴岡獲得が決まったという。 当時、先発投手の人材難から「投手を獲る」との声も出ていたが…。 「中村GMが最終的に判断しました。横浜DeNAから渡されたリストのなかに、お眼鏡にかなう投手がいなかったからかもしれませんが」(前出・同) だが、久保流出前のドラフト会議で阪神は大学生ナンバー1捕手の呼び声も高かった梅野の指名に成功している。「梅野を育てていくのだろう」と期待したファンも多かったが、中村GMは念を押すようにベテラン捕手をさらに付け加えた。 「新加入のマウロ・ゴメス(29)も一軍入りしましたね。一軍合流が2週間くらい遅れると思っていましたが」(同) 聞けば、ゴメス獲得のゴーサインを出したのは、和田監督だという。変化球の多い日本の野球にも適応できるとし、4番候補として獲得したのだが、調整遅れは既報通り。和田監督はペナントレース本番で調整させるらしいが、「和田監督がホレ込んだ選手なので、強く諫められない」(関係者)なんて声も。今後、“ワケありの使わなければならない選手リスト”に、鶴岡も加わりそうだ。 ゴメスの本領はまだ誰にも分からない。しかし、フロント幹部の入れ込みの強い選手がいると、交代のタイミングを見誤ることにもなりかねないが…。
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スポーツ 2014年03月27日 18時00分
立ち合いの変化 横綱の「注文相撲」は是か非か?
大相撲春場所(3月9日〜23日=大阪ボディメーカーコロシアム)6日目(14日)、横綱・日馬富士が立ち合いで大きく変化して、関脇・栃煌山を破った。 支度部屋に戻った栃煌山は、「変わられたことは今までなかったので、当たってくるかなと思った。負けは負け。(変化を)やれば勝てると思われてるんじゃないですか」とぶ然とした表情。 日馬富士は8日目(16日)にも、平幕・魁聖戦で左に変わり気味に立って、難なく上手投げで勝利した。 一連の日馬富士の立ち合いの変化について、北の湖理事長(元横綱)は「こういう相撲を見ると、どうしても白鵬と比べてしまう」と苦言を呈した。 かねて、横綱、大関など役力士は立ち合いで変化せず、生々堂々と真正面から勝負すべきという意見が一般的だ。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「横綱の『注文相撲』をどう思う?」との意識調査を、3月14日〜24日に実施。5万503票(男性=87.1%、女性=12.9%)の回答があった。 その結果は、「問題がある」が3万2546票(64.4%)で、「問題はない」は1万5386票(30.5%)、「その他/分からない」が2571票(5.1%)だった。 意外にも、約3割が「問題はない」と回答しているが、その理由は「変化も作戦のうち」といった意見が相当数あった。 仮にも横綱は角界の頂点だ。目先の勝利にこだわるあまりに、格下力士相手に立ち合いで変化するのは、格好のいいものではないが…。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年03月27日 15時30分
地味な新横綱・鶴竜に重責果たせるのか?
先の春場所(3月9日〜23日=大阪ボディメーカーコロシアム)、14勝1敗で初優勝を果たした大関・鶴竜(28=井筒)が、第71代横綱に昇進した。 北の湖理事長(元横綱)から諮問を受けて、横綱審議委員会は3月24日、11人の委員全員の満場一致で推薦を答申。これを受けて、同26日の夏場所番付編成会議と臨時理事会で、正式に鶴竜の昇進が決定した。 日本相撲協会では、八角理事(元横綱・北勝海)と湊審判委員(元幕内湊富士)を使者として派遣し、昇進を伝達。鶴竜は「より一層稽古に精進し、横綱の名を汚さぬよう、一生懸命努力します」と口上を述べた。 モンゴル出身力士としては、4人目の横綱となった鶴竜だが、関係者からは早くも、「綱の重責を果たせるのか?」との危惧がもたれているようだ。 その要因ともなっているのが、大関時代の平凡すぎる成績だ。鶴竜は12年夏場所で大関に昇進したが、新大関の場所は8勝どまり。以降も、1ケタで終わることが多く、大関の責任すら果たせていなかったからだ。 横綱昇進の直前2場所は、ともに14勝1敗だったが、3場所前は9勝6敗だ。12年九州場所で横綱に昇進した日馬富士は、大関時代から成績にムラがあり、新横綱の場所は9勝6敗と1ケタに終わった。その後、2度優勝したが、9勝、10勝どまりの場所が多く、安定性に欠く。 協会では双羽黒(北尾)や、大乃国(現・芝田山親方)の失敗例を踏まえ、平成以降、「2場所連続優勝」以外で横綱に昇進させたことはなかった。今回、87年九州場所で昇進した大乃国以来、26年半ぶりに、不文律を破ってまで昇進させただけに、余計に鶴竜は厳しい目で見られることになる。成績不振が続くようなら、引退しか道はない。 マジメな性格で通っている鶴竜。相撲の取り口も極めて地味だが、じょじょに力を付けて綱まで駆け上がっただけに、今後も不断の努力を続け、下馬評を覆して“大横綱”を目指してほしいものだ。(落合一郎)
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スポーツ 2014年03月27日 11時40分
楽天の“ゴールデンルーキー”松井裕樹は1年目に何勝できるか?
昨秋のドラフト会議で、楽天、中日、ソフトバンク、DeNA、日本ハムと5球団競合の末、楽天に入団した“高卒のゴールデンルーキー”松井裕樹投手(18=桐光学園)。 高校2年次の12年夏の甲子園では、1回戦の今治西(愛媛)戦で22三振を奪い、1試合の大会奪三振新記録を樹立。同大会では、準々決勝で敗退したが、4試合で通算68の三振を奪い、大会歴代3位の記録をつくるなど、奪三振の多さが最大の魅力だ。 昨季24勝無敗の田中将大投手がヤンキースに移籍し、楽天では、その穴を埋めなければならないだけに、松井に懸かる期待は大きい。 オープン戦では4試合に登板し、16回を投げ、奪三振17、自責点2で、防御率1.13と文句なしの成績。楽天・星野仙一監督は開幕ローテーション入りを決め、2カード目となる本拠地・宮城での第2戦(4月2日)の先発が有力と見られている。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「楽天・松井裕樹は1年目に何勝できる?」との意識調査を、3月14日〜24日に実施。1万741票(男性=88.8%、女性=11.2%)の回答があった。 最も多くの票を集めたのは、「7〜9勝」で3967票(36.9%)。2番目は「10〜14勝」で2974票(27.7%)、3番目は「4〜6勝」で2154票(20.1%)だった。 以下は大きく票が減り、「1〜3勝」が653票(6.1%)、「15勝以上」が561票(5.2%)、「1軍登板なし」が229票(2.1%)、「0勝」が203勝(1.9%)。 昨季は藤浪晋太郎投手(阪神)が高卒ルーキーながら、10勝をマークしたが、松井はどこまで星を積み上げることができるか注目が集まる。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年03月26日 15時30分
松坂『復活』のカギを握る2人の男
「今季はかなりの確率で復調すると言っていい」−−。松坂大輔(33)がニューヨークメッツの先発5番目を目指し、奮闘している。3月24日(現地時間)、カージナルスとのオープン戦に先発し、6回3分の0を投げ、被3、失点1と好投。試合後、松坂は「調子は良くなかった」としつつも、 「今できることはすべて出し切った。それでこういう結果が出るので面白い」 と復活への手応えも語っていた(共同通信参考)。 メジャーリーグ中継の解説も務めるプロ野球OBの1人がこう言う。 「昨季終盤、メッツに拾われ、4試合目の登板が『転機』でした。松坂は『カーブ主体』の技巧派ピッチングに代わりました。変化球でゴロアウトを量産するスタイルを新たな自分のスタイルにしつつある」 メッツ移籍後の成績を再確認してみた。移籍後に3連敗を喫したものの、4試合目からは「110キロ台のカーブ」を多投。スライダー、チェンジアップを織り交ぜ、最終成績は3勝3敗、防御率4.42。だが、カーブ主体の技巧派となった4試合目以降だけなら、防御率は1.37である。 「メッツはエースのマット・ハービーがトミー・ジョン手術を受けるため、今季は『全休』となります。松坂は先発5番手の候補として、キャンプ、オープン戦でその座を争っています」(米国人ライター) メッツの課題は、先発投手陣の整備である。オフにアスレチックスで18勝を挙げたベテラン右腕のバートロ・コローンと『2年2000万ドル』(約10億円/出来高込)で契約。このコローンがローテーションの主軸となり、ディロン・ジー、ザック・ウィラー、ジョン・エースの4人までが『先発5人のローテーション枠当確』とされており、松坂、ヘンリー・メヒア、カルロス・トーレスの3人が『最後の5番手』を争っている(同時点)。 「メヒア、トーレスは結果を出していません。補強したコローンも、今季41歳を迎えるため、シーズンを通して先発ローテーションを守るのは困難です。『松坂を選ぶべき』との声が圧倒的です」(前出・同) また、先発枠入りしていたジョン・エースが右肘の違和感を訴え、降板するハプニングも起きている。しかし、テリー・コリンズ監督は先のカージナルスとのオープン戦後も「もう少し考えたい。あと2、3日…」と、松坂の処遇に関しては言葉を濁している。 この「2、3日」発言が“致命傷”になりかねない。 「松坂はマイナー契約でメッツのキャンプに合流しました。ルール上、マイナー契約でキャンプインした選手をメジャー登録する場合、25日正午までに届け出なければなりません。『3日』も考えていたら、松坂はマイナーで開幕を迎えることになる」(前出・プロ野球OB) 松坂は昨季終盤、オープン戦と『結果』を出してきた。それでも、テリー・コリンズ監督が“慎重”なのは、『政治的な事情』もあるらしい…。 「中継ぎを予定していたジョン・ラナンを先発に戻す案も出ています。右肘の違和感を訴えたジョン・エースが軽傷なら、ジョン・ラナンをコンバートした時点で『先発5人枠』は埋まります。コリンズ監督はジョン・エースの状態をギリギリまで見極め、その後で松坂の処遇を決めようとしているのでは?」(前出・米国人ライター) テリー・コリンズ監督(64)が、かつて日本のオリックスで指揮を執っていたのは周知の通り。「情熱を失った」なる言葉を残し、シーズン途中に帰国した経緯からして、日本球界と日本人選手に好印象を抱いていないのではないだろうか。 投手コーチのダン・ワーゼンも“クセモノ” だ。同コーチが強い推薦で松坂の残留が決定したとの情報もある。日本人投手との関わりも長く、野茂英雄氏、斎藤隆、高橋尚成が同コーチのもとで投げてきた。 「松坂の通訳を務める日系米国人に対し、差別的な発言をしたとされ、アンダーソンGMが米メディアに釈明コメントを発表しています。ワーゼン投手コーチの手腕を称賛する声もたくさんありますが、米国出身以外の選手を『下』に見る感は否めません」(前出・特派記者) 救援陣にも『不安』はある。クローザーを予定しているボビー・パーネルは昨年9月に頸椎ヘルニアの手術を受けたため、「完全復活までまだ時間が掛かる」と目されている。 「セットアッパーも人材豊富ではありません。昨季は勝ち試合を逆転で落とすパターンも目立ち、コリンズ監督は『救援投手を1人でも多く…』と考えているのでは。コローン、ジー、ウィラーの3人が投げる試合は逆転負けを喫しない。そのためには、先発5番手が投げる日は『捨て試合』にして救援陣を休ませたいくらいに思っているようです」(米国人ライター) オープン戦での好投を見る限り、松坂は2011年以来の先発枠復帰が期待できる。スタミナは全く衰えていないので、完投試合も望める。松坂の復活は、救援陣に無駄な登板をさせたくないとするコリンズ監督の構想とも合致すると思うが…。
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