スポーツ
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スポーツ 2014年02月21日 11時00分
豆まきも大人気だった遠藤
力士たちの1年で最も稼ぎ時となるのは、節分のある2月。あの大きく力強い体が、鬼を追い出す豆まきに妙にマッチするからだろう。あちこちの神社仏閣から引っ張りだこだったのだ。 「平成の初め、若貴フィーバー真っ盛りのころの人気力士たちは、1日に3、4カ所をハシゴして豆まきをするのは当たり前。曙なんか、移動時間を節約するためにヘリコプターを使ったこともあります」(大相撲関係者) 昔も今も、節分は力士たちの大事な副業の日というわけだ。初場所優勝の横綱・白鵬などは、千葉県成田山新勝寺で行われた豆まきに参加、「もう恒例になっていますからね。これをやらないと正月が始まらないって感じです」と話していた。 そんな中、先輩力士たちも脱帽のモテモテぶりだったのが、人気急上昇中の遠藤。節分前日の2日は京都府宇治市にある龍宮総宮社で、「(入門して)1年も経たずにこうなるとは想像もできなかった。うれしい」と初の豆まき。翌日は白鵬らと一緒に成田山でファンの歓声を浴びた。 「頑張れば頑張るほど、いいことがある。これからも向上心を持ってやる材料になりました」と遠藤。その後も連日いろいろなところからの招きを受け、節分翌日の2月4日には、所属する追手風部屋がある管内の税務署で若い社会人の一人として17日から受け付けが始まった確定申告をPR。11日は東京・両国国技館で行われた日本相撲協会公式ツイッターのフォロワー3万人特別企画「関取にお姫様抱っこ」に参加し、8000人を超える応募から当選した都内在住の女性を、長時間にわたって抱っこし続けた。 横綱、大関に本格的に挑戦する春場所も楽しみ。もはや遠藤を抜きにして大相撲は語れない。
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スポーツ 2014年02月20日 20時00分
マー君入団でイチロー放出危機
2月11日“163億円男”田中将大投手がヤンキースの入団会見を行った。厳しい環境は田中自身も覚悟の上。だが、そんな“主役”の渡米で、あのイチローがトバッチリを食いそうになっている。 「メジャーのキャンプは投手と野手に分かれて行われます。当初、田中の教育係はイチローとみられていましたが、そのこともあって、田中の教育係は黒田になりそうなのです。しかし、黒田はすでに今季の開幕投手も言い渡された主力投手であり、中5日のローテーションで動くため、チームに帯同しない日も多い。アドバイスくらいは送るでしょうが、基本的には田中のためを思って突き放すのでは」(在米記者) そうなると、イチローの評価もだいぶ違ってくるという。昨年オフ、ヤンキースは田中獲得に先駆け、長距離タイプの外野手も補強。それを受けて、他球団は「俊足外野手のガードナーを使わないのか?」と、ヤンキースにトレードを申し込んできた。その答えは「ノー」だったが、レッズなど一部の球団はトレードの標的をイチローに切り換え、田中獲得後もその推移を見守ってきた。 「もともとイチローはトレード要員と見られていました。田中獲得で一段落していますが、ヤンキースの補強ポイントはとにかく先発投手。田中獲得が終焉ではなく、念には念を入れ、さらに投手を獲得するとの見方もいまだにされています。その場合、FA市場には好投手は残っていませんし、トレードしか選択肢はない」(関係者) 昨季のイチローは守備固めでの途中出場が多かった。出場機会を増やしたいのならトレードの流れに従い、新天地を求めた方が良さそうだ。田中にそういう大人の生き方を見せるのも、先輩の役目だと思うが…。
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スポーツ 2014年02月20日 15時15分
浅田真央、キム・ヨナ、リプニツカヤ… ソチ五輪女子フィギュアで金メダルを手にするのは?
ソチ五輪中継のテレビ観戦で、寝不足が続いている読者の方も多いことだろう。 五輪もいよいよ、佳境に入ってきたが、残された最大の注目競技は、なんといっても、女子フィギュアだ。 日本時間2月19日深夜(20日未明)には、ショートプログラム(SP)を終えた。その結果は、キム・ヨナ(韓国=23)が1位、アデリナ・ソトニコワ(17=ロシア)が2位、カロリナ・コストナー(27=イタリア)が3位。“日本のエース” 浅田真央(日本=23)はミスを連発して、よもやの16位。金メダル候補の“ロシアの新星” 15歳のユリア・リプニツカヤは5位となった。同20日深夜(同21日未明)に行われるフリーで雌雄が決する。 ちまたでは、10年バンクーバー五輪の金メダリストのヨナ、同銀メダリストの浅田、新種目の団体でロシアの優勝に大きく貢献したリプニツカヤの3人が金メダル候補と呼ばれていたが、果たして、誰が栄誉を手にすることができるのか? そこで、「Yahoo!ニュース」では、「真央、ヨナ、リプニツカヤ、金メダルを手にするのは?」との意識調査を、2月12日〜19日に実施。10万3924票(男性=70.3%、女性=29.7%)の回答があった。 期待度もあってか、いちばん多くの票を集めたのは、浅田で4万6780票(45.0%)。続いて、リプニツカヤの3万7395票(36.0%)。ヨナはブランクもあってか、評価が低く、1万6104票(15.5%)にとどまった。「3人以外」との回答は、3645票(3.5%)だった。 今シーズン限りでの引退を表明している浅田だけに、金メダルを獲って、有終の美を飾ってほしいところだが、現実は厳しいものとなった。しかし、逆境を跳ね返して、なんとかフリーで挽回してほしいものだ。 もちろん、バンクーバーでは8位に終わって悔しい思いをした鈴木明子(28)=SP8位=、初出場・村上佳菜子(19)=SP15位=のフリーでの逆襲にも大いに期待したい。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年02月20日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第10R “新日最強の男”が本領を発揮するとき〈坂口征二〉
かつて新日本プロレスのレフェリーだったミスター高橋は、その著書などでたびたび「新日最強はアントニオ猪木ではなく坂口征二」との旨の発言をしている。柔道全日本王者という肩書きもさることながら、身長194センチ(柔道時の登録データ。プロレス入り後のプロフィールは196センチ)、体重100キロ超という、外国人にも全く引けを取らない体躯。肥満体や巨人症ではなく、均整の取れた身体でのその数値は、今現在の目で見ても日本人としてはズバ抜けている。 競技人口の多い柔道界においても、これだけの体格を誇る選手はそうそう見当たらず、そんな坂口がなぜプロレス入りしたのかといえば、これはもう時代の巡り合わせとしか言いようがない。 1964年の東京五輪で初の正式種目となった柔道だが、日本勢は重量級でアントン・ヘーシンクに完敗。そこから決死の巻き返しを図るも、次のメキシコシティ五輪では競技自体が実施されなかった。日本柔道界の将来には暗雲が垂れ込め、それはまた坂口にとっても同じだった。 そんなとき、日本プロレスからの誘いがかかる。スカウトの席で分厚いステーキが振る舞われ、「こんないいものが食えるのか」と心揺らいだとの逸話からも、当時の坂口および日本柔道界の不遇の様子がうかがわれる。 しかし、坂口は同時に弱点も抱えていた。柔道時代に痛めた腰の不安である。 「ブリッジなどの練習は、ほとんどしなかったと聞きます。身体を反るスープレックス系の技もまず使わない」(古参プロレス記者) たまに繰り出したブレーンバスターも相手を後ろに投げ放つのではなく、頭上に抱え上げたところで自ら尻もちをつくように落とすもので、まさしく和名通りの“脳天砕き”。あまりにも危険だからと、いつしか封印されてしまった。 「相手にボストンクラブをかけられそうになれば、やはり腰の不安から慌てて跳ねのける。互いに使える技が限られてしまうから、どうしても試合が単調になりがちでした」(同・記者) アメリカでUN王座を獲得した試合('72年、対キング・クロー)でも、「アトミック・ドロップ6連発でフォール」と、いかにも大味なものであった。 坂口のそんな“粗さ”も、相手次第では“荒々しさ”となってプラスに転じた。坂口自身も名勝負として挙げるドリー・ファンク・ジュニアとのNWA王座戦('71年)は、ドリーのテクニックと坂口のパワーが実にうまくかみ合った試合となった。 坂口は柔道で寝技の基礎ができているからグラウンドでの攻防もスムーズで、そこが他の単純なパワーファイターとは異なる点だ。両者はよほど手が合ったようで、坂口の修行時代のアメリカでも、ドリーとは60分フルタイムの試合を行っている。 また因縁、遺恨のある相手との対決というのも、坂口の本領が発揮される舞台となる。 日プロ末期の因縁を引きずる大木金太郎戦−−。 互いに“裏切り者”と憎み合うリング上に、多彩な技など必要ない。大木の原爆頭突きに坂口が力任せのラフ殺法で立ち向かい、新日での都合3度の対決は、いずれも無効試合などの不透明決着。それでも、2人の感情ほとばしる試合は今も伝説として語り継がれている。 イデオロギー対決となった新日対UWFの5対5勝ち抜き戦−−。 次鋒として登場した坂口は、当時としては格下だった高田伸彦(現・延彦)、山崎一夫を次々と蹴散らし、「坂口強し!」をあらためて印象付けた。そんな坂口の姿に新日ファンは快哉を叫んだものだった。 「おやじは強かった。でも優しすぎた」 坂口の息子で俳優の坂口憲二が、テレビの企画でカール・ゴッチを訪れた際に掛けられた言葉である。 坂口が、そんな優しさのリミッターをリング上で常に外すことができれば、もしかすると猪木以上のスターとなったのかもしれない。 「それでも、サカさんが常に猪木さんより一歩引いて事務方に専念してくれたからこそ、新日本は幾度ものピンチにもつぶれずに存続することができた。その意味では、新日本の一番の恩人なんです」(元・新日関係者)。〈坂口征二〉 1942年、福岡県久留米市出身。'65年、全日本柔道選手権優勝。'67年、日本プロレス入団。'72年、新日本プロレスへ移籍し、猪木に次ぐスター選手に。'90年、社長業に専念するため引退。次男は俳優の坂口憲二。
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スポーツ 2014年02月19日 15時30分
“第2の西岡剛”になる可能性も… アスレチックス中島裕之に厳しい春
メジャー挑戦2年目となる元西武のアスレチックス・中島裕之内野手(31)が、厳しい春を迎えている。 中島はスプリングトレーニングで、メジャーキャンプに招待されていないのだ。その理由について、同球団のビリー・ビーンGMは「若手の有望株が育っていて、ほかに試したい選手が多かった。内野はいい選手が揃っている」と話しており、「中島はお呼びでない」と言わんばかり。 12年オフ、西武からFA権を行使した中島は、同球団と2年契約を結んだ(3年目は球団オプション)。「正遊撃手候補」と期待されての入団だった。 ところが、1年目のオープン戦で左太ももを負傷して、DL(故障者リスト)入りし、開幕メジャーはならず。3Aでは本職の遊撃のみならず、二塁、三塁にもトライしたが、シーズン途中に同じ遊撃手のアルベルト・カヤスポ内野手をトレードで獲得するなどのチーム事情もあり、8月にはメジャー40人枠から外され、ついぞ、メジャーからお呼びが掛かることはなかった。3Aで残した成績は、90試合出場、打率.283、4本塁打、34打点と平凡なものだった。 現状では若手選手が優先で、中島はよほど強力なアピールをしなければ、メジャー昇格は果たせそうにない。 思えば、同じ内野手でメジャーにチャレンジした西岡剛(29=現阪神)は、10年オフにポスティングシステムを使って、3年契約でツインズ入り。 1年目の11年は足の故障もあって、68試合の出場にとどまり、打率.226、0本塁打、19打点、2盗塁とふるわず。2年目の12年はスプリングトレーニング中に降格し、マイナー暮らしが続いた。8月にメジャー昇格したが、守ってはエラーを連発、打っては12打数無安打で、わずか3試合でマイナー再降格。メジャー40人枠からも外され、そのまま3Aでシーズンを終えた。西岡は同年オフに、3年目の契約を解除してもらい、志願して自由契約になって日本に戻った。 今季、スプリングトレーニングさえ、メジャーに呼ばれなかった中島にとって、事態は深刻。このままでは、2年目に飼い殺し同然だった西岡の二の舞になってしまう可能性もありそうだ。(落合一郎)
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スポーツ 2014年02月18日 11時45分
48歳で31年目の中日・山本昌投手 今季は何勝挙げられるか?
プロ野球界の“生ける伝説”である48歳の山本昌投手(中日ドラゴンズ)が、今季31年目のシーズンを迎える。 昨オフの契約更改では、落合博満GMから実質的な2年契約を持ち掛けられ、「50歳まで現役」を保障された。 すべて先発だった昨季は16試合に登板し、70回2/3を投げ、5勝2敗、防御率4.46の成績を残した山本。 昨季はステップを大きくしたが、今キャンプでは、さらにステップを大きくするべく試行錯誤中。さらに、新たな変化球となるツーシーム、カットボールの習得にも取り組んでいる。体の強さもさることながら、このあくなき探究心が、ここまで現役を続けることができた要因なのだろう。 すでに、48歳0カ月で最年長先発勝利のプロ野球記録を持つ山本だが、今季は浜崎真二(阪急)が持つ最年長勝利(48歳4カ月=1950年5月)が射程圏に入っている。開幕時は48歳7カ月となるため、1勝でも挙げれば、64年ぶりに記録を更新する。また、故障さえなければ、浜崎が持つ最年長出場記録(48歳10カ月)を抜くのも確実だ。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「2014年、48歳の山本昌投手は何勝挙げられる?」との意識調査を、2月6日〜16日に実施。7924票(男性=89.7%、女性=10.3%)の回答があった。 最も多くの票を集めたのは、昨季並みの「4〜6勝」で3541票(44.7%)。次いで、「3勝以下」の2206票(27.9%)、「7〜9勝」の1460票(18.4%)の順となった。08年以来、5年ぶりの2ケタを予想した「10勝以上」は717票(9.0%)だった。 まさに、“中年の星”といえる山本には、ぜひ、最年長勝利を達成して、50歳まで現役を続けてほしいものだ。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年02月17日 15時30分
“高卒のゴールデンルーキー”楽天・松井裕樹投手 即戦力か育成すべきか?
昨年秋のプロ野球ドラフト会議で楽天、中日、ソフトバンク、DeNA、日本ハムと5球団競合の末、楽天に入団した“高卒のゴールデンルーキー”松井裕樹投手(18=桐光学園)。 昨季24勝を挙げた大エースの田中将大投手が、メジャー挑戦のため、ヤンキースに移籍しただけに、高卒とはいえ、松井に懸かる期待は大きいものがある。 高校2年次の12年夏の甲子園では、1回戦の今治西(愛媛)戦で22三振を奪い、1試合の大会奪三振新記録を樹立。同大会では、準々決勝で敗退したが、4試合で通算68の三振を奪い、大会歴代3位の記録をつくった。 楽天では田中が高卒1年目に11勝をマークしており、松井もそれにならいたいところ。キャンプでは1軍で汗を流しているが、首脳陣の間では、「即戦力として使うか、まずは育成するか」で頭を悩ませているという。 というのも、楽天では12年に高卒ルーキーの釜田佳直投手(20)が1年目に7勝を挙げながら、2年目の昨年5月に右ヒジを疲労骨折。昨季はわずか1勝に終わった上、オフには手術を受けるという苦い経験があるからだ。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「楽天の松井裕樹投手、1年目は即戦力? 育成?」との意識調査を、2月6日〜16日に実施。3109票(男性=85.9%、女性=14.1%)の回答があった。 その結果は、意外にも「育成」が1740票(56.0%)と多かった。「即戦力」は1217票(39.1%)で、「その他/分からない」は152票(4.9%)だった。 順調に育てば、将来、田中の後継者になり得る素材をもった松井。ファンとしては、早く見たい思いが強いだろう。 オープン戦で松井が好結果を残した場合、楽天首脳陣は即戦力か、育成か究極の選択を迫られそうだ。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年02月17日 11時45分
田中将大『大型補強』の余波 NPBも狙う米FA市場にあふれた好投手
田中将大投手(25)が史上5番目となる『7年1億5500万ドル』(約163億円)で、ニューヨークヤンキースと契約した。すでに現地入りし、あとは2月15日のキャンプインを待つばかりだが、『大型契約の余波』はまだ続いていた。 「田中はオフの主役でした。米FA市場は『田中の去就が決まってから、動き出す。他投手の交渉が本格的にスタートするのはそれからだ』と言われていました。田中の契約前に去就が決まった投手もいますが、だいたいその通りになりました」(米国人ライター) ポスティングシステムの落札金に『20万ドル』という上限が設けられたからだろう。「まずは田中を狙おう」という雰囲気がメジャー各球団に流れていた。しかし、その後の他FA投手の動向を見てみると、マット・ガーザ(31=レンジャーズ)が『4年5000万ドル』でブリュワーズと契約。アービン・サンタナ(32=ロイヤルズ)は交渉中だが、提示されたのは『3年4000万ドル』以下だという(MLB.com参考/2月11日時点)。ウバルド・ヒメネス(30=インディアンズ)は複数年の大型契約を狙っていたが、「単年契約後、来季またFAを狙う」と方向転換したそうだ。 サンタナはメジャー通算105勝、ヒメネスは昨季13勝をマークした“大物”である。彼らが買いたたかされた理由はともかく、キャンプイン直前となった今も具体的な交渉が始まらない投手もいた。韓国球界からFA宣言し、米球界挑戦を狙うユン・ソクミン投手(27=元起亜タイガース)だ。 「韓国のユン」と聞いて、ピンと来た日本の野球ファンも多いのではないだろうか。 08年北京五輪の金メダル獲得に貢献し、第2回、第3回WBC韓国代表にも選ばれた好右腕で、12年シーズンは最多勝、奪三振、最優秀防御率、最優秀勝率の『投手四冠』にも輝いている。在阪球団の渉外担当者もこう続ける。 「13年は味方打線の援護に恵まれず、9勝止まりでしたが、セットアッパー、クローザーでの実績もあります。高速スライダーが武器で、真っ直ぐのスピードも常時140キロ台後半。3、4年前から、メジャーに行くとか行かないとかの情報も出ていたように記憶しています」 その韓国球界を代表する好投手が、まだ去就が決まっていないのだ。 米スポーツ専門チャンネルESPNが制作した13年オフのFA投手ランキングを見ると、1位は田中。ユンは16位だった。メジャー各球団がこのユンの獲得に慎重な理由は不明だが、 「このまま米球界との交渉が遅々として進まないのであれば、日本のプロ野球チームも獲得に動き出す」(NPB関係者) との声も聞かれた。 「韓国・三星ライオンズから阪神入りした呉昇恒投手(31=オ・スンファン)のように、クローザー部門で圧倒的な成績を残した投手ではありません。『マイナー契約でもいい』とし、米球界入りにこだわるのか、それとも、韓国球界に戻ってから再挑戦するのか、本人の気持ち次第でしょうね。ユンは先発、中継ぎ、クローザーのどのポジションもできるので、『日本球界でもいい。米挑戦はその後に』と方向転換してくれるのであれば、12球団の渉外担当は興味を示すでしょうね。個人的には、日本では先発よりもセットアッパーが向いていると思う」(前出・渉外担当者) 好右腕が駆け込みで日本球界入りする可能性もある。もっとも、彼の代理人は「高額交渉」で知られるスコット・ボラス氏だが…。
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スポーツ 2014年02月15日 17時59分
男子フィギュア・ショート 高梨沙羅超えた! 深夜3〜4時台で視聴率12.9%、占拠率81.1%
2月13日深夜(14日未明)に放送されたソチ五輪、「フィギュアスケート男子シングル ショートプログラム(SP)」が驚異的な視聴率を弾き出した。 同競技には日本から、羽生結弦(19)、高橋大輔(27)、町田樹(23)が出場。SPの成績は羽生が首位、高橋が4位、町田が11位だった。 テレビはNHK総合で放送され、視聴率(数字は以下、すべて関東地区)は13日午後11時55分〜深夜1時50分が13.9%(番組視聴占拠率=44.2%)、羽生が出場した深夜1時50分〜3時40分が11.9%(同68.8%)、高橋と町田が出場した深夜3時40分〜4時30分が12.9%(同81.1%)で、この時間帯としては驚異的な数字となった。 瞬間最高視聴率は、羽生の演技直後の深夜2時48分などに13.4%、町田の演技から得点表示までの深夜4時21分〜25分に13.9%を記録した。 高梨沙羅が出場した「ジャンプ決勝・女子ノーマルヒル」(NHK総合)は、11日深夜3時25分〜4時5分に放送され、視聴率9.6%(同57.8%)だったが、男子フィギュアはこれを超えた。それにしても、占拠率80%超えは驚異的だ。 13日までで、ソチ五輪中継(開会式除く)で、最高の視聴率は12日に放送された「カーリング女子予選〜日本対ロシア」(NHK総合)の午後9時〜9時30分の時間帯で19.3%(同25.5%)だが、ゴールデン帯と深夜帯では、一様に比較できない。 果たして、国内では“視聴率女王”でもある浅田真央が出場する女子フィギュアは、男子の視聴率を超えることができるだろうか?(坂本太郎)
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スポーツ 2014年02月15日 11時45分
2014年プロ野球キャンプ情報 ニューフェイスは戦力になるか?(阪神編)
プロ野球キャンプのグラウンドでは音楽が流される。主にJポップで、選手をノセるため、雰囲気作り、ファンサービスなど目的は様々だが、阪神のキャンプではこの音楽がひと際響いている。こんな言い方をしたらお叱りを受けるかもしれないが、音楽を遮るような選手の雄叫びがほとんど聞かれないのだ。阪神のキャンプは「大人しい」という印象も否めない。 「福留(孝介=36)が要注意。今季は凄く調子が良い」 そう言って帰路に付くライバル球団のスコアラーが多かった。 野手組で「試合で見たい」と感じさせてくれたのが、新人の梅野隆太郎捕手(22=福岡大/4位)だ。大人しい阪神ナインのなかでハツラツとした動きを見せており、フリー打撃でも速い打球を放っていた。柵越えもあった。『好打の捕手』とは聞いていたが、近年の課題だった『正捕手不在』の不安を解消してくれそうな新人である。その梅野を指して、野手出身の某プロ野球解説者からは「(打つときに)体が前に出てしまう場面もある。その短所は追々…」と辛口の評価も聞かれたが、藤井彰人(インフルエンザ途中離脱)、日高剛、鶴岡一成と30代半ばの捕手たちも「高打率」を残すタイプではない。梅野は使ってほしいと思う…。しかし、阪神は優勝を目指す伝統球団である。『ダメ虎』の時代は終わり、勝たなければファンが許してはくれないチームだ。和田豊監督にゴーサインを出させるには、この梅野にもう1つ、アピールポイントが欲しい。解説陣が打撃フォームの改造を口にし始めたのはそういう意味合いもあってのことだろう。 ブルペンで圧倒的な存在感を示していたのが、新加入の呉昇恒(31=オ・スンファン)。韓国球界で277セーブを挙げた実績はダテではない。「石直球」とも称されるストレートは速いだけではなく、「重さ」も伝わってくる。まず、ブルペン捕手の捕球音が違う。他投手よりも音量、重奏感がある。 投球フォームだが、左足のステップが変則だ。千葉ロッテ、巨人、埼玉西武に在籍したシコースキーを思い出してほしい。シコースキーは踏み出した左足を着地させるとき、もう1回挙げ直すようなステップをしていた。呉はそれをさらに上回る変則で、左足を挙げ直す前段階で、すでに左足が地面をこすっている。2月10日付の各メディアで「審判団がボークか否かを審議」とも伝えていたが、『問題ナシ』となれば、この“変則”は対戦打者にとってさらに厄介なものとなるだろう。 また、対戦打者を苦しめるという点で、もう1つ。良い意味で「ケンカ投法」の投手だと思った。通常、ブルペン投球を行う際、投手の踏み出す川の足跡は1カ所にしか付かない。しかし、呉は2カ所に付くのだ。右側に向かって踏み出すときと、左側に…。対戦打者の右、左に関係なく、バッターに向かって踏み出すタイプのようである。 2月8日の投内連携でもたつくシーンも見られた。「言葉の壁」で捕手や他内野手がどこにボールを投げるべきかの指示が分からなかったためだが、こちらは時間を掛けて克服していくしかない。近年、好成績を残している日本のセットアッパー、クローザーは基本的に「1イニング限定」で、俗に言う“イニング跨ぎ”はほとんどやらない。だが、呉は韓国でその“イニング跨ぎ”を何度も経験しており、連投も利く。今季の阪神は先発投手の頭数が揃わない危険性もある。それだけに、呉昇恒という好クローザーの存在は精神面でも支えになるはずだ。 ドラフト5位の山本翔也(25=王子)にも目を引くものがあった。真っ直ぐは140キロ台前半と聞いていたが、140キロも出ていないと思う。だが、この左投手は踏み出した右足が着地してから左腕が稼働する感じで、良く言えば、基本通り、顔の前でボールをリリースできている。ボールを長く持っている。だから、打者目線で見れば、タイミングが取りにくい。また、テンポも良い。この山本と、昨季中盤に頭角を現した松田遼馬がクローザーの呉昇恒に繋ぐセットアッパーになるかもしれない。 ドラフト1位の岩貞祐太(22=横浜商大)は体調不良で出遅れた。先発陣の一角に入ってもらわなければ困るが、今は無理をさせる時期ではない。新4番候補のマウロ・ゴメス(29=前ナショナルズ)には12球団ワーストとなったチーム本塁打(82本)を解消してもらわなければならない。来日の遅れが調整の失敗に繋がらなければいいのだが…。 クローザーが固定できるということは、『先行逃げきり』の野球スタイルができる。となれば、先制点が欲しい。未知数のゴメスに命運を託すよりも、好調の福留を4番に置いてもいいのではないだろうか。
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GPWAであのタッグチームが復活?
2007年03月08日 15時00分
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三沢に負のスパイラル
2007年03月07日 15時00分
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新日本プチシルマ争奪戦勃発
2007年03月07日 15時00分
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大日本 関本が破天荒トレ
2007年03月07日 15時00分
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K-1 シュルト初防衛戦に サップ浮上
2007年03月05日 15時00分
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K-1新遺恨 魔裟斗vsTBS
2007年02月27日 15時00分
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棚橋時代到来
2007年02月19日 15時00分
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アングル 永田 新日制圧へ IWGPヘビー級タッグ王者中西、大森組への挑戦急浮上
2007年02月19日 15時00分
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ポスト魔裟斗ヘ アンディ・オロゴン 帰化計画
2007年02月06日 15時00分
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輪島氏 自爆テロ
2007年01月24日 15時00分
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ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
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大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
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珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
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生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
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猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
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1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
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復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
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来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
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大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分