スポーツ
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スポーツ 2014年03月07日 15時30分
北の湖理事長の側近がパチンコ契約で裏金を授受したとされる問題で相撲協会は及び腰
1月下旬、動画サイト「You Tube」に、驚くべき映像が投稿された。 動画のタイトルは「相撲協会 裏金 取引現場 パチンコ契約 X氏」で、その内容は北の湖理事長(元横綱)の側近で、50代の日本相撲協会顧問兼危機管理委員のX氏が、力士が登場するパチンコ台に関する契約を巡り、メーカーから謝礼約500万円を受け取ったとされるものだ。 パチンコメーカーと相撲協会は、肖像権の使用などに関して、昨夏に総額1億円の契約を結んだといわれている。顧問X氏は、この契約を交わすにあたって、便宜を図ったとして、メーカーから現金を授受したという。 この動画が投稿されたのは、初場所の最中だったが、相撲協会は沈黙を守った。そんななか、3月6日、大阪市内で開かれた理事会で、ようやく議題に上がった。 関係者によると、声を上げたのは、1月31日の理事候補選で落選した、“反北の湖”の九重親方(元横綱・千代の富士)だという。 ところが、外部理事で危機管理委員長の宗像紀夫氏(元東京地検特捜部長)は「情報収集して、必要があると判断すれば、危機管理委員会を開いて調査する。どういう流れで、こうなっているか分からない。今、調査するという判断はできない」と、完全に及び腰。 側近の疑惑に関して、北の湖理事長は「調査の必要があれば、危機管理委員会が判断するでしょう」と話すにとどめた。 近年、野球賭博や八百長問題などで、不祥事が続いた相撲協会だが、相撲人気も回復傾向にあり、1月30日には公益財団法人に移行したばかり。また、不祥事発覚となると、それに水を差す格好となり、下手をすれば、財団法人取り消しにもなりかねない。 臭いものに蓋ではないが、相撲協会としては、この疑惑については、うやむやのままで終わらせたいというのがホンネか?(落合一郎)
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スポーツ 2014年03月07日 11時00分
遠藤の人気でかすむ元高見盛
人気だけが取り柄の元高見盛(現振分親方=37)が、新鋭、遠藤(追手部屋=23)の飛ぶ鳥落とす勢いに押されて四苦八苦だ。 将来の日本人横綱候補として俄然注目を集める人気力士・遠藤は、各方面に引っ張りだこ。相撲協会が開いた特別企画「関取にお姫様抱っこしてもらえる」に出演。遠藤に抱っこしてもらおうと女性が長蛇の列を作った。また、1月18日からは永谷園お茶づけ海苔のCM「遠藤関登場」篇にも登場している。 「何しろ遠藤はイケメンな上、足腰がしぶとく相撲勘がいい。シコが綺麗に踏める浮世絵に適した力士です。これまで永谷園のCMに出演していた高見盛とは真逆のキャラクー。CMは遠藤ならではの闘志溢れる目力と豪快なシコ、力士らしい旺盛な食べっぷりに惹き付けられる内容です。しかし、これに泡を食ったのが、それまで永谷園の看板だった振分親方。嘘がつけない人なので、遠藤の出演が決まり自分がお払い箱になったことがわかると、顔を引きつらせていたそうですよ」(相撲関係者) 遠藤は現在ザンバラ髪で、遠からず髷を結うことになるため、プロマイドなどに手を出す業者はなかったが、初場所では1社だけイラスト入りのグッズを売り出したところ、飛ぶように売れたという。一方の振分親方は福祉大相撲に出演したり、NHKの大相撲中継にも呼ばれていたが、遠藤人気に押されて影も薄い。 「今考えれば、相撲は不器用な取り方をするし、通なファンにはあまり受けがよくなく、キャラクターで持っていた。しかし、相撲取りは現役を張ってナンボの世界。引退してしまっては、世間に飽きられるのは時間の問題でした。その証拠に、本人が出した自伝などは惨敗だったといいます」(相撲記者) 親方として大成するしかない。
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スポーツ 2014年03月06日 20時00分
東京制覇に向け観客集めに必死の巨人
原巨人がメンツをかなぐり捨て、“盟主保持”に躍起になっている。今季のオープン戦の開幕戦となった2月22日の対DeNA戦(沖縄セルラースタジアム那覇)のオーダーが、何より必死さを物語っていた。例年なら売り出し中の若手を積極起用するところを、阿部や高橋由らのベテランも先発出場し、いきなりフルスロットルだったのだ。 理由は翌日、同球場で行われた楽天戦にあった。楽天の先発に予定されていたのがドラフト1位ルーキーの松井裕樹。これと観客数の差を詰めようとしたのだ。 「チケットの売れ行きが断然違っていた。楽天戦は3万人収容の球場がほぼ完売状態。しかし、巨人にとって頭が痛いのは、結果的に観客のほとんどが松井目当ての楽天ファンだったこと。巨人はオープン戦の開幕戦から、何としても客を呼ぶ必要があったのです」(巨人担当記者) もっとも、読売グループ内には、巨人のように「全国区の人気チーム」という思い込みはない。「東京ローカルの人気チーム」に軌道修正しているという。 それを象徴しているのが、今季の日本テレビの巨人戦のテレビ中継。地上波で放送する巨人主催試合のデーゲーム14試合のうち、全国ネットはわずか2試合。残りの12試合は関東ローカルで放送する。昨年は地上波で放送したデーゲーム16試合が全国放送だったことを考えれば、思い切った方向転換だ。 「死守すべきは東京ドームの観客数。野球離れが進行する中で、球場に客を呼ぶにはテレビ放送を減らすしかない。神宮球場はいずれ東京五輪に絡み球場の建て替えに入り、ヤクルトは近い将来に本拠地を移転する。それを機に巨人は“東京”を独占、新神宮球場に本拠地を移転するという声まで囁かれているのです」 思惑通り行くか。
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スポーツ 2014年03月05日 15時30分
佐々木健介引退で所属団体は活動休止
タレントとしても活動するプロレスラー・佐々木健介(47=DIAMOND RING=以下、DR)が2月13日、現役引退を表明したが、所属するDR(北斗晶社長)は団体としての活動を事実上休止する。スター選手が健介一人しかいなかった同団体にとって、活動休止はやむを得ない選択といえる。 3月4日、会見を開いたDRは、同9日に埼玉・吉川市の道場で行われるホームタウンマッチを最後に、自主興行を凍結することを発表した。 健介の他に、中嶋勝彦、梶原慧、北宮光洋と3人の所属選手がいたが、中嶋は一人でDRに残留し、他団体のリングに上がる。梶原はプロレス以外の仕事への挑戦を希望し、2月11日付で契約を解除し退団。北宮は4月から、DRと交流が深いプロレスリング・ノアに移籍する。 健介は愛弟子の中嶋に対して、メジャー団体への移籍を勧めたが、本人はそれを固辞し、DR所属を名乗り続けることになった。今後は主戦場のノアを中心にファイトする予定。 社長の北斗は今後の興行活動について、「どこかで勝彦(中嶋)がDRの大会をやろうといえば、会社は全面バックアップする。それが明日になるのか、1年後、5年後、10年後なのかは分からない」とした。 DRは健介オフィスの名称で、05年11月に創設された。07年2月11日、東京・ディファ有明で団体として旗揚げし、12年2月に団体名を現在のDRに改称した。創設から約8年、団体旗揚げから7年が経ったが、エースの引退により、ひとまず休眠状態に入る。 なお、引退した健介は3月7日から明治座で開演となる「欽ちゃん奮闘公演 THE LAST ほめんな ほれんな とめんな」で初の舞台に挑戦し、新たなスタートを切る。(落合一郎)
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スポーツ 2014年03月05日 11時45分
森元首相の「あの子、大事な時には必ず転ぶ」などの問題発言 どう思った?
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長で元首相の森喜朗氏(76)が2月20日、福岡市内で行われた講演で、女子フィギュアの浅田真央選手(23)について、問題発言を連発し、波紋を呼んだ。 森元首相はショートプログラム(SP)でミスをした浅田選手について、「あの子、大事な時には必ず転ぶんですよね」と衝撃の発言を残した。 団体戦に関しては、「あれはね、出なきゃよかったんですよ、日本は」「彼女(浅田)が出て3回転半をすると、ひょっとすると3位になれるかもしれないという淡い気持ちでね。浅田さんを出したんですが。また見事にひっくり返っちゃいまして、結局、団体戦も惨敗を喫した」「負けると分かってる団体戦に何も浅田さんを出して、恥かかせることなかったと思うんですよね」などとボロクソ。 2月25日、ソチから帰国後、日本外国特派員協会で会見した浅田選手は、森元首相の発言に対して質問されると、「もう終わったことなんで何とも思っていません」「ああいう発言をして、森さんも少し後悔しているんじゃないかと少し思います」と大人の対応。 これを受けて、同26日、BSフジの番組に出演した森元首相は「後悔はしていないが、孫にものすごく怒られている。孫の母親、つまり私の娘からも怒られている」と吐露。「個人戦に集中させる環境があった方がいいと思った。自分の思いを正しく伝えられなかった。反省しなければならない」と話した。 「Yahoo!ニュース」では、森元首相の失言ともいえる発言について、「森元首相の発言、どう思った?」との意識調査を2月21日〜3月3日に実施。12万8597票(男性=74.3%、女性=25.7%)の回答があった。 その結果は、「納得できない」が8万8329票(68.7%)で圧倒的な票を集めた。「部分的には納得できる」は2万8711票(22.3%)、「すべて納得できる」は8719票(6.8%)にすぎず、「分からない」は2838票(2.2%)だった。 首相時代から、なにかと“失言”が多い森氏。このお方が、東京五輪・パラリンピック組織委員会会長で果たして、大丈夫なのだろうか? 立場ある身なのだから、その発言には注意してほしいものだが…。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年03月04日 14時06分
浅田真央、キム・ヨナの点数低すぎ? ソチ五輪・フィギュア女子の採点に納得?
ソチ五輪で受けた感動の余韻は、読者の皆さまも、まだまだ残っていることと思います。 その五輪において、日本国内で最も注目された競技は、やはりフィギュア女子。同競技では、地元ロシアのアデリナ・ソトニコワ(17)が224.59点で金メダルを獲得した。 10年バンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナ(23=韓国)は、初日(2月19日=日本時間20日未明)のショートプログラム(SP)では1位だったが、2日目のフリーでソトニコワに逆転され、219.11点で銀メダルに終わった。 銅メダルは、216.73点のカロリナ・コストナー(27=イタリア)だった。4位はグレーシー・ゴールド(18=米国)=205.53点、5位はユリア・リプニツカヤ(15=ロシア)=200.57点。 日本期待の浅田真央(23)はSPでのミスが大きく響き、フリーでの挽回もむなしく6位(198.22点)にとどまった。他の日本勢は鈴木明子(28)が8位(186.32点)、村上佳菜子(19)が12位(170.98点)だった。 2日目(同20日=同21日未明)のフリーの順位は、1位=ソトニコワ(149.95点)、2位=キム(144.19点)、3位=浅田(142.71点)、4位=コストナー(142.61点)であったが、ソトニコワがミスをしたのに対し、完ぺきな演技だったキム、浅田の点数が低すぎると物議をかもした。 韓国内では、採点の見直しと判定の調査を求める署名が15万人を超え、韓国メディアも採点に疑問を呈した。世界三大通信社のひとつであるAFP通信は「ソトニコワが疑惑の多い金メダルを獲得した」と配信し、「地の利」を指摘した米メディアもあった。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「ソチ五輪、フィギュア女子の採点に納得?」との意識調査を2月21日〜3月3日に実施し、7万9435票(男性=65.4%、女性=34.6%)の回答があった。 その結果は「納得できない」が4万7826票(60.2%)で約6割を占め、多くの人が採点に不満をもっていることが分かった。「納得できる」は2万3932票(30.1%)、「分からない」は7677票(9.7%)だった。 フィギュアに関わらず、採点競技では、納得いかない面があるのは事実。それでも、フリーでは1位になってもおかしくない演技だったのに、3位に終わりながら、文句ひとつ言わなかった浅田は立派というしかない。(リアルライブ編集部)
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スポーツ 2014年03月04日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第12R 生涯歩み続けたヒール道〈上田馬之助〉
今、あらためて上田馬之助の映像や写真を見たとき、「思っていたよりもデカい」と感じる人は多いのではないか。 上田のプロフィール上の身長は190センチで、これはタイガー・ジェット・シンと全く同じ数字なのだが、そのマストイメージはあくまでも「シンの脇を固める小悪党」。そのことが記憶の中の“上田像”を実寸よりも小さなものにしてしまっているところはあるだろう。 そしてこのことは、プロのヒールを貫いた上田自身の望むところでもあった。 とにかく観客に嫌われ、憎まれ役であり続ける。そのためにはリング上では技らしい技も使わない。凶器攻撃や場外乱闘、頚動脈へのクローなど、相手を攻めるというよりも、むしろ観客のイラ立ちを募らせるための攻撃を繰り返した。 「日本プロレスへ入団したばかりの若手のころ、上田はダブルリストロックを得意としていて、練習時の若手同士の極めっこでは敵無しだったと聞きます」(プロレス誌記者) だが、そんな技巧派ぶりを、フリーランスとなってからの上田は一切見せなかった。悪役に正統派の技など必要ないからだ。 ヒールに与えられた役目は、自分の技で客を感心させることではない。ベビーフェースに嫌らしい攻撃を仕掛け、観客をヒートアップさせた上で、見事打ち倒されることがその仕事である。 上田の名勝負ということで振り返ってみても、思い出されるのは、悪事と自身のやられっぷりばかりだ。 猪木との五寸釘デスマッチでのTKO負け(1978年、日本武道館)や、馬場にジャンピング腕折りで脱臼させられた制裁マッチ('83年、後楽園ホール)などなど…。 「シンとの仲間割れというアングルで実現したヒール同士の一騎打ちにしても、上田は見事なほどに技らしい技は出さなかった。この前、久しぶりにアンドレ・ザ・ジャイアント戦の映像を見たのですが、そこでも上田は一切攻撃することなくやられっぱなしでした。それでいて試合としては成立していて、それなりに興味深く見ることができるのですから、やはり上田のヒールとしての存在感は大したものです」(同・記者) そんな上田が唯一、善玉としてスポットライトを当てられたのは、UWF軍との5対5イリミネーションマッチ('86年、東京体育館)。当時、日の出の勢いだった前田日明を道連れにして、両者場外リングアウトに持ち込んだ場面だろう。 だが、このときにしても上田は前田の蹴りを受けるだけ受け、その脚をつかんで場外に落ちたというだけ。そのタフネスぶりを賞賛する声こそあったが、上田から前田を攻め込むような場面はついぞ見られなかった。 こうした上田のプロフェッショナルぶりと比べたとき、今はヒールらしいヒールがメジャー団体のリングで見られなくなったとつくづく思う。レスラーとして脚光を浴びたいという我欲なのか、はたまた団体側の“平等主義”の表れなのか、時に華麗な大技で主役を食ったりもする“悪役風”の選手ばかりだ。 「ネットなど情報が発達したのも、ヒールにとってはやりづらいところでしょう。“リングを降りれば実は良い人だ”なんて話がすぐに出回るから、いくら悪に徹したところで観客は昔ほど本気で憎んでくれないんですね」(同)。 上田にしても'96年、インディ団体IWAジャパンでの巡業中に自動車事故に遭い、頚椎損傷で首から下が動かなくなってからは、美談が伝えられるようになってきた。 「本当にマジメな性格の人だ」とか、「昔から孤児や障害児童の施設を慰問していた」とか…。 車椅子生活を余儀なくされた上田が、同様の症状に苦しむ人たちに向けて講演したときのこと。聴講客の1人が野次を飛ばした。 「昔から悪いことばっかりしてたから、そんな目に遭うんだ!」 心ない言葉だとその客を責めることなかれ。 車椅子姿になってもなお、憎まれ続けることは上田にとって本望であり、きっと悪役レスラーとしての勲章のように感じられたに違いないのだから。〈上田馬之助〉(うえだうまのすけ)1940年、愛知県出身。大相撲力士を経て'60年、日本プロレス入門。崩壊後は全日からフリーへ。国際、新日、全日で悪役人気を博す。巡業中の自動車事故で胸下不随となり、2011年、誤嚥による窒息で死去。享年71。
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スポーツ 2014年03月03日 15時30分
3年ぶりV奪還目指す中日ドラゴンズに暗雲… ビジターはOKなのにホームは鳴り物応援NG!
中日ドラゴンズの応援方法が、異常事態に陥っている。 ホームゲームなのに、トランペット、太鼓、笛などによる鳴り物を使った応援ができないのである。当面、本拠地ナゴヤドームでは、拍手や声などによる応援に限定される。 中日球団は公式ホームページで、「観客を組織化し、または統率して行われる集団による応援(応援団方式の応援)は、日本野球機構と12球団などで組織する『プロ野球暴力団等排除対策協議会』の許可を得た団体でなければ行うことができません。応援団方式の応援とは、大きな応援旗、鳴り物(トランペット、太鼓、笛など)を使用した応援、または応援を扇動、指揮する行為などを指します。今シーズンの中日ドラゴンズへの応援団方式の応援につきましては、東海地区では正式に許可を得ている団体がありません。現状、4団体が許可保留の状況にあります。従いまして、オープン戦から、応援団方式の応援、鳴り物を使用した応援はありません。ただし、神宮球場における東京中日会は応援を許可された団体です」と発表している。 NPB(日本野球機構)は球場から暴力団関係者を排除するため、12球団などと協議会を作り、対策に当たっており、応援団は認可制となっている。スタンドで鳴り物を使う応援団は協議会の許可が必要だが、現時点で東海地区の中日応援団は許可を得ていないのだ。 関係者によると、東海地区から6つの中日応援団が許可を申請したが、2団体が不許可、4団体は保留になった。反社会的団体の排除を目的に、団員名簿の提出を求めたが、それに応じなかったことなどが原因だという。 同協議会による再審査は7月以降になる見通しであるため、そこで許可が下りても、それまでは本拠地での鳴り物応援は禁止。再審査でも不許可となれば、シーズンを通して鳴り物が使えない可能性が出てくる。 3月1日には、ナゴヤドームで中日対DeNAのオープン戦が行われたが、ホームゲームなのに、中日ファンは鳴り物を使用できず。一方、DeNAファンはビジターながら、鳴り物を使った応援をし、どちらがホームなのか分からない状況となった。 この日、登板した中日の大野雄大投手は「正直、寂しい。(鳴り物が)あった方が良いのは間違いない」と話しており、「鳴り物なし」がナインの士気を下げるのは必至の情勢。 昨季12年ぶりのBクラスに転落した中日は首脳陣を一新し、谷繁元信新監督(選手兼任)のもと、3年ぶりのリーグ優勝を目指しているが、思わぬところから、その障害になるような事態に陥ってしまった。(落合一郎)
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スポーツ 2014年03月03日 11時45分
2014年プロ野球キャンプ情報 ニューフェイスは戦力になるか?(中日編)
ドラフト3位の正捕手候補・桂依央利(22=大商大)に期待していたが、2月11日の第3クールから二軍落ち…。長年、中日のホームベースを守ってきた谷繁元信捕手(43)が兼任監督に昇格。しかし、昨季の『チーム盗塁阻止率』はリーグワーストの1割8分3厘。122試合でマスクを被った谷繁の後継者育成は、『兼任監督』によって、急務・必須事項となった。オフに補強された捕手は桂1人。桂はキャンプ初日、谷繁兼任監督からキャッチボールの相手に指名されている。本人も期待の大きさは十分分かっていたはずだが、 「シート打撃の捕手役を務めたとき、投手への返球で暴投を出したり…」(ライバル球団スコアラー) と、アピールしきれなかったようである。 入団8年目の捕手・田中大輔(29)が再注目されているという。これまでは一軍に定着できなかったが、コツコツと積み上げてきたものが実を結ぼうとしている。桂もこのままでは終わらないはずであり、オープン戦終盤まで続くと思われる。 野手陣では、アレクシス・ゴメス(35)が快音を響かせていた。とにかく、飛距離が凄い。09年、ブランコ(現・横浜DeNA)の打球にも驚かされたが、この左バッターの打球も規定外である。「メジャー通算1アーチ、昨季は米独立リーグでプレー」と紹介されていたが、広いナゴヤドームの上段にも突き刺さりそうな打球を飛ばしていた。昨季前半戦を牽引したルナと同じドミニカ出身で、森繁和ヘッドコーチが現地視察して獲得を決めたという。外野手登録だが、一塁の守備練習にも入っていた。谷繁兼任監督はオープン戦でルナの『1番』を使う贅沢な打線もテストしている。外野と一塁の兼任、ルナの贅沢な使い方の2点から察するに、首脳陣はこのゴメスに「使える!」という確信をもっているのではないだろうか。状況次第では、4番定着もあり得る。 また、背番号「00」のアンダーソン・エルナンデス(31)も軽快な守備を見せていた。『ポスト井端』、新遊撃手候補の1人であり、こちらもドミニカ出身だ。高橋周平、堂上直倫と正遊撃手の座を争っていたが、エルナンデスには“外国人特有の送球力”がある。逆シングルで捕球しても、スナップスローで一塁に投げられる。三遊間の深い位置からでも、ノーステップで一塁送球ができる。“守備面での迫力”なら、このエルナンデスが一歩リードしている印象を受けた。 復活を目指す小笠原道大(40)だが、フリー打撃では鋭い打球を飛ばしていた。谷繁兼任監督は3番DHでオープン戦に出場させていたが、実戦での結果はまだ出ていない(25日時点)。 投手陣ではドラフト2位の又吉克樹(23=独立L香川)が先発ローテーション入りしてくるだろう。キャンプ中盤の投げ込みでは、ボールがやや高めに集まっていたが、サイドスローから繰り出すボールの1つ1つに全身の力が伝わっている。右打者の外角ギリギリとのところに切れ込むスライダーは、対戦チームにイヤな印象を与えるはず。香川時代の彼の投球も観たことがあるが、ストレートがもっと速かったように記憶している。首脳陣もある程度の勝ち星も算しているのではないだろうか。 また、11日のシード打撃に登板したドラフト5位の祖父江大輔(26=トヨタ自動車)も、谷繁構想に入っているのではないだろうか。右のオーバーハンドだが、通常、ピッチャーの腕は投げ下ろす勢いで膝の当たりまで行くが、祖父江は腹部の辺りまで。テイクバックも小さく、ボールを置きに行っているような感じだが、真っ直ぐは速い。おそらく、縦のスライダーだと思うが、ストレートと同じ軌道で来て、バッターの手元で鋭角に曲がる。ヘンな言い方になるが、ピッチャーらしくない投げ方なのに、球速、変化球のキレに関しては、一流投手の要素を兼ね備えているのだ。対戦バッターはタイミングの取りにくいも持つだろう。 オフは中田賢一をFAで失い、移籍加入となったのは小笠原と工藤隆人(32=前ロッテ/トライアウト受験)の2人だけとなった。ドラフトでもビッグネームは獲得できなかったが、ドミニカ出身選手と20代の新人投手によって、確実な補強がされたようである。
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スポーツ 2014年03月02日 11時00分
韓国女と偽装結婚逮捕 元関脇琴富士にみる引退力士の転落人生(2)
このようにカネ集めには熱心だが、大金を掴むとあっという間に使い込んでしまうという生活の繰り返しだったという。 「使い道は競馬、競輪など、ギャンブルなら何でもこいといった具合。元大嶽親方らと帽子を目深に被り、競馬場に通って写真誌に激写されたのは有名な話です」(同) その元大嶽親方が野球賭博への関与により相撲協会を解雇された後も、2人でつるんでいるところが錦糸町界隈で目撃されていた。 「当時から一心同体みたいな感じでしたよ。大嶽部屋にも入り浸りでしたからね。その後、中国の上海に渡り、元大嶽親方が経営する焼肉店の中国1号店で雇われ店長をしていた。ただ、これまで中国でちゃんこ店を出した力士は何人もいるけど、元相撲取りが向こうへ行って上手くいったためしはない。元琴富士もどうせ失敗するだろうと思っていたら、やはり長続きしなかった。それで結局、今の幕張の焼肉店の店長を任されていたんです」(元力士) 元琴富士には、前夫人との間に3人の子供がいる。 「先代佐渡ヶ嶽親方(元横綱琴桜)が元気だった頃は、竹刀でぶっ叩いて稽古させていた。颯爽として気っ風のいい華のある力士でしたから、あのまま鍛えられていれば大関を張ることも可能だったかもしれません。大嶽さんのように預金を下ろして震災の炊き出しに行くような男気があれば、まだ救われるが、今の彼は博打で借金まみれ。子供たちは、『お父さんはどうしているんだろう』と心配していますよ」(別の元力士) 現役引退後、同じように転落する力士は少なくない。過去にも錦糸町で地下バカラを開き逮捕された元力士がいた。 「最近で懲りない人といえば、やはり元大関琴光喜ですよ。野球賭博に絡み解雇後は、名古屋で焼肉屋をオープンし、当時は美味いと評判になりましたが、店で不法滞在している中国人を使い逮捕されてしまった。一方で再び土俵での復帰を願い協会を相手取り裁判をしていましたが、この逮捕が響いたのか二審でも敗訴し絶望的となった。どのプロスポーツにも言えることですが、学生時代から相撲漬けだった彼らは潰しがきかず、協会から完全に離れるとその後の生活には相当苦しむ。事業に手を出し一度失敗すると、なかなか這い上がれないパターンは多いんです」(相撲記者) 奇しくも、元琴富士と元琴光喜は同じ佐渡ヶ嶽部屋OB。教育の場でもある部屋に問題があったのか、相撲協会全体の問題を浮き彫りにしているのか。いずれにせよ、脇が甘すぎる元力士の不祥事が続いた。
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