スポーツ
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スポーツ 2014年05月25日 11時00分
強さの裏で不安視される白鵬の体力
新横綱・鶴竜の誕生や、ようやく頭にかわいいチョンマゲが乗った新鋭の遠藤など、話題豊富な5月場所だが、やはり土俵を締めるのは29回目の優勝に虎視眈々の白鵬だ。とはいえ、場所前の調子はいまひとつ上がっていなかった。 「もう白鵬も横綱になって8年目ですからね。あちこちにガタが出始めるのは致し方ない。別の見方をすれば、白鵬もいよいよそういう時期に差し掛かってきたということですよ。師匠の宮城野親方(元幕内竹葉山)も、もうこれからは今までのようなペースで優勝はできないなと話しています」(担当記者) 確かに、以前に比べて体調不良やケガを訴えることが増えてきている。先場所は勝負どころの終盤に3連敗して鶴竜に優勝をさらわれ、「やっぱり(13日目の琴奨菊戦で痛めた右手の)ケガが響いたか」と心配された。場所後も「こんなことは初めて」というインフルエンザで4日間も寝込み、春巡業でも土俵に上がらない日があったし、恒例の場所前の出稽古もたった3日間だけだった。 そういえば4月29日の横審の稽古総見でも、日馬富士や鶴竜らの激しい申し合いを横目に、1人だけ新小結の嘉風や新入幕の荒鷲らの軽い相手にお茶をにごし、お目付け役の内山斉委員長から「ちょっと手抜きし過ぎだ」と苦言をもらうシーンもあった。 稽古量が落ちれば威圧感もスタミナも薄れる。35歳まで現役を務め、29歳以降だけで22回も優勝した千代の富士(現九重親方)は、稽古場でライバルや有望力士らを徹底的にやっつけ、「あの人にはどこからいっても勝てない」というオーラを保ち続けた。 果たして白鵬はこの域にまで届かないのだろうか。今場所は結果以上に内容も気になるところだ。
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スポーツ 2014年05月25日 11時00分
俺達のプロレスTHEレジェンド 第22R “鉄の爪”でつかみ取った栄華〈フリッツ・フォン・エリック〉
右腕一本というか、右の掌だけで巨万の富を築いたフリッツ・フォン・エリック。初来日時、馬場とのインターナショナル王座戦が日本プロレス史上初の武道館大会となったように日本でも絶大な人気を誇り、その代名詞であるアイアンクロー=鉄の爪は、プロレスごっこにおいて最も使用される技の一つにもなった。 「猪木が東京プロレスを旗揚げしたことに危機感を持った日本プロレス側が、対抗策として破格のファイトマネーで招聘したのがエリック。日プロ崩壊直前、最終ツアーのタイトルが“アイアンクロー・シリーズ”だったことを見ても、どれほどその人気を頼りにしていたかがわかるというものです」(ベテラン記者) 試合の焦点を「クローを決めるか決めないか」という一点に集約させた、言ってしまえば実に単純なファイトスタイルだが、だからこそ、そのわかりやすさが観衆を魅了することにもなった。 「とはいえ、他のクローを極め技とするレスラーは、人気では到底エリックにはかなわなかった。そのたたずまいや存在感も併せての人気だったのです」(同) そもそも、ドイツ系(ナチス系)ギミックのレスラーがクロー技を多用したのもエリックの影響を受けてのことであり、フォロワーが本家に追いつけないのは当然かもしれない。馬場がエリックのキックを「馬の蹴り」と称したように、もともとの地力も規格外で、だからこそクローの説得力も際立った。 一説によれば、その握力は何と200キロ! 日本人成人男性の平均握力が約50キロで、あの室伏広治でも130キロといわれるのに比べれば、エリックの握力がいかに図抜けていたかがわかろう。 「“握力200キロとは大げさだ”という声もありますが、ジャンボ鶴田の試練の十番勝負の最終戦、反則負けとなったエリックはセコンドの大仁田厚にアイアンクローを極めると、片手でリングの内外を引きずり回していました。あれを見れば、本当に凄まじい握力だったことがうかがえます」(プロレスライター) 数多のレスラーの中でも、リンゴを一瞬で握りつぶすパフォーマンスを見せたのは、このエリックとダニー・ホッジぐらいのもの。かつて息子のケリーも、自身の実測握力が160キロもありながら「親父にはかなわない」と話していて、200キロという数値は決して大げさではなさそうだ(ちなみに現在、握力のギネス記録は192キロ)。 さらに驚くべきはその掌のスパンで、アイアンクローを仕掛ける場合、大抵のレスラーは目一杯に掌を広げても左右こめかみを押さえるのが限度だが、エリックは相手の顔面を覆ってもなお余裕があった。そのため、こめかみに当てた指の爪を立てることによって“アイアンクローで流血”というセンセーショナルな場面を演出することが可能となったのだ。 メーンタイトル獲得はAWA王座のみであったが、テキサス州ダラスにおいてはプロモーターとしても大成功。早くからNWA傘下の新団体を立ち上げて、オーナー兼エースとして活躍した。 「1982年、テキサススタジアムで行われたエリックの引退試合も超満員。当時地区王者だったキングコング・バンディを相手に、場外でアイアンクローを極めての完全勝利でした。引退する選手が現役王者をKOしても許される、それほどエリックの人気ぶりと権力の強さはスゴかったんです」(前出・記者) だが、そんな栄華も永遠には続かなかった。 最大の不幸は、幼くして事故で亡くした長男を含めて6人の息子のうち5人に先立たれたことだろう。それも、薬物使用が原因とされる病死のデビットに、ケリー、クリス、マイクは自殺と、いずれも「天命を全うした」とは言い難いものであっただけに、エリックの心痛は想像に余るものがある。 さらにはWWFとの興行戦争に敗れてプロレス事業から撤退、そして離婚…。失意のどん底の中、'97年、ガンにより68年の人生に幕を閉じることになった。 そんな“呪われたエリック一家”にとっての希望が、ロス&マーシャルの新エリック兄弟。同じくレスラーだった次男ケビンの息子でエリックの孫にあたる彼らは現在、日本の団体プロレスリング・ノアに所属している。特に弟のマーシャルは祖父似の風貌で、兄のロスより一回り大きく体格にも恵まれていることから、かかる期待は大きい。〈フリッツ・フォン・エリック〉 1929年、アメリカ・テキサス州出身。'54年にデビュー。初来日は'66年、日本プロレス。日プロ崩壊後は全日本プロレスに参戦した。アイアンクローの開祖で「鉄の爪」の異名をとった。'97年、癌のため死去。享年68。
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スポーツ 2014年05月24日 16時30分
メッツ・松坂大輔 5・26に待望の今季初先発決定も、“喜べない事情”
リリーフに専従するメッツ・松坂大輔投手(33)が5月25日(日本時間26日)のダイヤモンドバックスとのダブルヘッダー第2試合で、待望の今季初先発をすることが決まった。 23日(同24日)の同軍との試合が雨でノーゲームとなり、その試合が25日に組み込まれ、先発のコマが足りなくなったための措置。松坂は22日(同23日)のドジャース戦で、1回を投げており、中2日での強行軍となる。 22日現在、松坂はリリーフ専門で、14試合に登板。21回を投げ、1勝0敗1セーブ、防御率2.14と安定した投球をみせている。 今季、メッツとマイナー契約を結んだ松坂は招待選手としてスプリングトレーニングに参加。オープン戦では若手のヘンリー・メヒア投手(24)と先発5番手を争ったが、首脳陣は若いメヒアを選択し、松坂はマイナースタートなった。 4月16日(同17日)にメジャー昇格を果たしたが、与えられた役割は中継ぎ。結果が残せなかったメヒアが先発ローテ−ションから外され、5番手枠に松坂の名も挙がったが、選ばれたのは3Aラスベガスから昇格した若手のラファエル・モンテロ投手(23)だった。 先発での起用を希望する松坂にとっては、待ちに待ったチャンスではあるが、ぬか喜びはできないチームの事情がある。 今回の先発は、あくまでもローテーションの谷間を埋める役割。メッツでははからずも、投手起用に関しては、テリー・コリンズ監督より、サンディ・アルダーソンGMの方に権限があることが明らかになっている。 07年〜08年途中まで、オリックスの監督を務めるなど、日本通のコリンズ監督は松坂を評価しているが、アルダーソンGMの基本方針は“若手重用”。松坂に関しては、「ブルペンで使うことの方がチームにとって有益」との考え。 25日の試合で松坂が好投しても、即、ローテーション入りする可能性は低く、松坂自身も「日曜(25日)がリリーフではなく先発になったということ。今回は日曜だけだと思っています」と冷静に分析している。 ただ、ローテーションに入れなくても、次のチャンスを得るためには、25日の試合で、いい結果を残すしかない。(落合一郎)
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スポーツ 2014年05月24日 11時00分
侍ジャパン打撃コーチにゴジラ松井が内定!
日本野球機構(NPB)は臨時オーナー会議を開き、日本代表『侍ジャパン』事業を軸とした株式会社を新設することを全会一致で決めた。“NPBの収益拡大”という狙いがあるのだが、その命運を握っているのが2014年11月に予定されている『大リーグ選抜』との強化試合だろう。 「大リーグ機構(MLB)による選手の選抜となります。日本人メジャーリーガーを多く選出してもらいたいが、まずは田中将大(25)の凱旋が叶うかどうか…」(プロ野球解説者) 田中の在籍するヤンキースはWBCへの選手派遣を渋るなど、オフの国際試合には非協力的だ。現時点では大リーグ機構の人選を見守るしかできないが、小久保裕紀監督(42)は“もう一つの隠し球”も秘めていた。松井秀喜氏(39)の侍ジャパン入閣案である。 小久保監督と松井氏は宮崎キャンプで再会している。 「小久保監督の方から松井氏に話し掛けていきました」(現地入りした報道陣の1人) 14年2月6日、キャンプ初の雨天となり、巨人の臨時打撃コーチだった松井氏は、室内練習場で後輩たちの動きに目を光らせていた。小久保監督に気づくと、笑顔を返す。その後、2人だけの野球談議が交わされた。 室内練習場を出ると、小久保監督は報道陣に囲まれた。 「相変わらずのナイスガイ(笑)」 松井氏を指してそう笑っていた。野球談議の詳細は明かされなかったが、関係者によれば、小久保監督が松井氏を質問攻めにしていたという。 「メジャー独特の『動くボール』への対応策を求めていました。動くボールに適応するにはミートポイントを(体の)近くに寄せなければならず、近年、国際試合が増えた影響からか、2人は、日本とメジャーの打撃フォームが似てきたと言っていました」(関係者) 別れ際、小久保監督はこう言い残している。「何かあったら、ご協力お願いします」−−。侍ジャパンとの“接近”について、松井は「何もないよ」と一笑に付したが、「頼まれたら、ノーとは言えないヤツ」というのが、小久保監督のゴジラ評でもある。侍ジャパンのコーチスタッフは基本的に大会ごとのオファーであり、米国に生活拠点を置く松井氏にとっても、決して負担にはならないはずだ。 「昨秋、小久保監督は大学時代からライバルとして認めてきた仁志敏久氏をコーチ入閣させましたが、担当は内野守備と走塁。打撃担当はアマチュア指導者に託しました」(同) 打撃担当は『空席』とも言えなくはない。また、松井には第1、2回WBCの招集を辞退した“引け目”もあり、それを返したいとも考えているそうだ。松井は次期巨人監督の最有力候補でもあるが、周りの熱意とは裏腹に一歩引いた立場から後輩たちを見守ってきた。「ノー」とハッキリ断らなかったのは、『侍ジャパンへの協力』だけだ。
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スポーツ 2014年05月22日 11時45分
荷が重かった!? 醜態続く新横綱・鶴竜
先場所(春場所)、先々場所(初場所)と、2場所連続で14勝1敗の好成績を挙げて、第71代横綱に昇進した鶴竜(28=井筒)がどうにも冴えない。 新横綱として迎えた夏場所(5月11日〜25日=東京・両国国技館)、鶴竜は4日目に平幕のホープ・遠藤に敗れて、早くも黒星。7日目には小結・千代鳳に苦杯をなめて2敗目。 8日目は初日から7連敗中の平幕・宝富士を相手に、立ち合いで変化して勝ったものの、およそ横綱らしからぬ相撲に、場内のファンからは大ブーイングを浴びるハメに…。 そして、9日目には関脇・栃煌山に敗れて、3敗目を喫してしまった。11日目を終えた時点で8勝3敗。全勝の横綱・白鵬が11日目に豪栄道に負けたため、トップには1敗で白鵬と大関・稀勢の里が並んでいるが、鶴竜とは “2差”が付いており、優勝はおろか、早くも優勝争いからも脱落してしまった。 この後、白鵬、日馬富士の両横綱、稀勢の里戦が残されており、ヘタをすれば、2ケタ勝利も、ままならなくなる。 場所前は横綱昇進のための行事が立て込み、ハードスケジュールだったのは事実だが、それは言い訳にはできない。 今場所、ファンやマスコミの注目は圧倒的に遠藤に集まっており、新横綱といっても、それほど鶴竜にプレッシャーはかかっていないはずだが…。 思えば、第70代横綱の日馬富士は、昇進場所(12年九州場所)で、9勝6敗と1ケタ勝利に終わり大失態を演じた。鶴竜もまた、昇進場所で2ケタ勝利を挙げられないという醜態をさらしてしまうのか?(落合一郎)
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スポーツ 2014年05月22日 11時00分
プロ野球界で加速する脱巨人 〜DeNAは純化路線転換、侍ジャパンG選手外し、ドン・ナベツネ会長「健康不安説」〜(2)
今季最初のオーナー会議が行われたのは、4月25日。『機構改革』がメーンテーマで、最大、かつ最優先事項は常設される『侍ジャパン』の“事業計画”だった。12球団で新たに株式会社を立ち上げ、そこで運営が行われるという。 「NPBが一大イベントとして進めているのは、日米野球の復活です。アメリカ選抜チームに日本人メジャーリーガーを招集し、現国内トップの侍ジャパンがそれを迎え撃つ図式。その準備、興行を新設する株式会社で運営していくことになりました」(NPB関係者) 日米野球といえば、読売や毎日新聞社が後方支援してきた。それを復活させるに当たって、仕切りは12球団による新会社であり、読売(=巨人)を特別扱いすることはないというのだ。 「今オフ、侍ジャパンは国内チームとも試合を行います。その初陣はソフトバンクと日本ハムの連合チームであって、巨人ではありません」(ベテラン記者) 球界の盟主・巨人の“弱体化”と言っていいだろう。 しかし、巨人はこうした球界の動きに対し、抵抗していない。関係者によれば、そのオーナー会議に出席した球団オーナーは、DeNA・春田真氏、中日・白井文吾氏、巨人・白石興二郎氏、広島・松田元氏、オリックス・宮内義彦氏の5人。他7球団は代行や臨時代理人を立てるだけ。その意味では、巨人は『侍ジャパン』の事業に真摯に取り組んでいるわけだ。 「オーナーが年に3、4回しかないオーナー会議を欠席するとは何事だとかみついたのは、オーナー時代の渡辺会長でした。代役者も誠実に職務を全うしていましたが、事あるたびに球界改革を叫ぶパ球団の出席者がオリックスだけとは…。見方を変えれば、渡辺会長の睨みが利かなくなったのでは?」(前出・NPB関係者) 開幕前、巨人を応援する経済界の会合・燦燦会(3月19日)でのことだ。渡辺会長は昨年の日本シリーズを“病室観戦”していたことを明かしている。 「燦燦会で挨拶する姿も単に高齢だけなのか、激ヤセしたように見えました。ナベツネ会長は政治記者出身で張り込み取材する側の苦労もよく知っている。だからマスコミ陣のぶら下がり取材にも答えてきたんですが、この日は記者を避けるように会場を後にした。いつもと違う隠密行動に健康不安説が飛び交っていました」(スポーツ紙記者) 6月5日には、元巨人球団代表の清武英利氏との裁判で出廷すると報じられた。 「12球団監督の中で、巨人出身は原監督と中畑監督だけ。野村克也氏の訓示を受けたOBや西武出身者が監督、コーチとして重宝されています。今、巨人が特別な球団ではなくなった象徴でしょう」(スポーツライター・飯山満氏) 小久保裕紀代表監督になって、巨人選手はまだ1人も『侍ジャパン』に招集されていない。巨人ブランドは衰退の一途にある。
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スポーツ 2014年05月21日 11時00分
プロ野球界で加速する脱巨人 〜DeNAは純化路線転換、侍ジャパンG選手外し、ドン・ナベツネ会長「健康不安説」〜(1)
今のプロ野球界における経営改革のキーワードは『脱巨人』だ。その加速ぶりには、ナベツネこと渡辺恒雄巨人会長(87)の“健康状態”が影響しているのかもしれない。 去る4月29日、横浜スタジアムでDeNAベイスターズの近未来像がファンに知らされた。一時代を築いたクローザー“大魔神”こと佐々木主浩氏(46)の野球殿堂入りを祝うイベントが、華々しく催されたのだ。 「試合前、現役時代の映像が流れ、始球式も務めたのですが、対戦チームの中日も谷繁元信兼任監督(43)が打席に立って花を添えました」(スポーツ紙記者) ここまでは、よくある光景。その舞台裏では「やり過ぎでは!?」と思うようなVIP待遇を受けていた。 「池田純DeNA球団社長がわざわざ球場前で出迎えていました。日米通算381セーブを挙げた大功労者とはいえ、あそこまで低姿勢だと何か勘ぐりたくなりますね」(同・記者) 佐々木氏はDeNAがベイスターズを買収した際、初代監督候補の1人にも挙げられていた。 実力不足は相変わらずとしても、ベイスターズは案の定、開幕序盤から苦戦続き。5月12日時点で14勝21敗と大きく負け越している。昨年オフ、中畑清監督(60)は引責辞任も口にしていたが、周囲の説得もあって続投を決意。だが、その延長された任期は1年限りだ。今回、佐々木氏の存在が再クローズアップされたと言っていい。 「DeNAは『ベイスターズ回帰』に方向転回しつつあります。戦力が他球団より劣る以上、中畑監督だけに非があるとは言えませんが、フロント、コーチの人事を見ると、球団OBを呼び戻そうとしているのがわかります」(関係者) 中畑監督の参謀役として迎えられたのは、ベイスターズOBの進藤達哉コーチ(44)。肩書も『打撃兼作戦担当』と責任重大で、他にも川村丈夫一軍投手コーチ、嶋村一輝二軍打撃コーチ、木塚敦志二軍投手コーチなど、ベイOBが増えてきた。 「昨オフ、大洋時代からチームを支えてきた山下大輔氏がGM補佐に就任しました。中畑監督が辞めるのなら、高田繁GMも一緒に退団するはず。DeNAが球界参入するとき、巨人側が高田氏とともに推したとされる巨人OBの吉田孝司スカウト部長も退くことになるでしょう」(同・関係者) どうやら巨人OBの“撤収”は規制路線のようだが、脱巨人の加速は、このDeNAだけではない。日本野球機構(NPB)事務局も、巨人を「12球団の一つ」としか見ていない。
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スポーツ 2014年05月20日 14時00分
サッカーW杯日本代表に選出された23人のメンバーに納得?
5月12日、男子サッカー日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督が、6月に開幕するW杯ブラジル大会の代表メンバー23人を発表した。 本田圭佑(ミラン=イタリア)、香川真司(マンチェスターU=イングランド)、長谷部誠(ニュルンベルク=ドイツ)、長友佑都(インテル=イタリア)らの海外組が順当に選ばれた他、故障からの回復状況が心配されていた内田篤人(シャルケ=ドイツ)、吉田麻也(サウザンプトン=イングランド)も選出。遠藤保仁(G大阪)、柿谷曜一朗(C大阪)、齋藤学(横浜F)、青山敏弘(広島)らの国内組も代表入りした。 昨季、J1で得点王になるなど、国内で結果を残しながらも、2年以上代表に招集されていなかったFWの大久保嘉人(川崎)がサプライズ選出された。 一方で、候補だった細貝萌(ヘルタ・ベルリン=ドイツ)、栗原勇蔵(横浜F)、工藤壮人(柏)、駒野友一(磐田)、槙野智章(浦和)、中村憲剛(川崎)、豊田陽平(鳥栖)、南野拓実(C大阪)らは落選した。 また、予備登録選手として、GKの林卓人(広島)、DFの駒野、水本裕貴(広島)、MFの中村、細貝、FWの豊田、南野の7人が選ばれた。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「サッカーW杯日本代表、この23人で納得?」との意識調査を、5月12日〜19日に実施。7万7272票(男性=82.1%、女性=17.9%)の回答があった。 その結果は、「納得できる」が4万5619票(59.0%)で約6割を占め、「納得できない」は2万1290票(27.6%)、「分からない/どちらでもない」は1万363票(13.4%)だった。 「納得できない」と回答した人の多くは、中村、豊田の落選を疑問に感じており、サプライズ選出の大久保については、期待する向きが多かった。 この後、日本代表は同27日に埼玉スタジアムでキプロスと壮行試合で対戦。米国で直前合宿を行い、コスタリカ、ザンビア戦に臨む。W杯本大会では、グループCに属し、6月14日(日本時間15日)にコートジボワール、19日(同20日)にギリシャ、24日(同25日)にコロンビアと対戦する。 日本代表には、なんとしてでもグループリーグを突破して、決勝トーナメントに進出してほしいものだ。(リアルライブ編集部)<W杯日本代表メンバー>GK=川島永嗣(スタンダール・リエージュ=ベルギー)、西川周作(浦和)、権田修一(FC東京)DF=今野泰幸(G大阪)、伊野波雅彦(磐田)、長友佑都(インテル=イタリア)、森重真人(FC東京)、内田篤人(シャルケ=ドイツ)、吉田麻也(サウザンプトン=イングランド)、酒井宏樹(ハノーファー=ドイツ)、酒井高徳(シュトゥットガルト=ドイツ)MF=遠藤保仁(G大阪)、長谷部誠(ニュルンベルク=ドイツ)、青山敏弘(広島)、山口螢(C大阪)FW=大久保嘉人(川崎)、本田圭佑(ミラン=イタリア)、香川真司(マンチェスターU=イングランド)、齋藤学(横浜F)、清武弘嗣(ニュルンベルク=ドイツ)、岡崎慎司(マインツ=ドイツ)、柿谷曜一朗(C大阪)、大迫勇也(1860ミュンヘン=ドイツ)
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スポーツ 2014年05月20日 11時00分
虎のエース・藤波晋太郎が優等生ゆえに抱える悩み
トラの次世代エース・藤浪晋太郎(20)が『2年目のジンクス』に苦しんでいる。ここまで6試合に先発登板して2勝2敗、防御率4.19(14年5月13日現在)。昨季2013年の同時点では3勝1敗、最終成績での防御率も2.75だから、『壁』にブチ当たったのは明白だ。 「コントロールが甘くなったと言っていいでしょう。ここまで21個の四球を出しており、与四球リーグワーストの中日・カブレラは22個。昨季全般で藤浪が与えた四球は44個だから、昨季の半分を開幕1カ月で与えてしまった計算です」(プロ野球解説者) 投手出身のプロ野球解説者も首を傾げていた。昨秋キャンプで着手した投球フォームの改造による影響もないとは言えないが、不振の真相は『藤浪自身』にあるらしい。 「首脳陣は藤浪を大人扱いするようになりました。ここまで藤浪を3連戦のもっとも大切な初戦で使ってきたのもそうですが、キャンプ初日から自己調整を認めてきました」(NPB関係者) 一般論として、ルーキーイヤーに活躍した新人が2年目に潰れるのは“調整の失敗”が多い。これまで「やれ!」と“命令”された練習をこなし、途中で手抜きもできないように担当コーチが目を光らせる。対戦チームの研究も大きいが、首脳陣の監視を離れることにより、知らないうちに『甘え』も生じるというわけだ。 しかし、藤浪の場合は違う。自己調整が許されたことで、逆に「頑張らなければ…」とオーバーワークになってしまったのだ。 「阪神は計算の立つ先発投手が少ない。リリーフ陣は登板過多の傾向にあり、藤浪はその責任感から『少しでも長いイニングを投げ、皆に休んでもらいたい』と思っている」(同) 藤浪は先輩投手を立てる言動に徹している。自身を追い回す関西メディアにも配慮し、どんなに疲れているときもコメントを出す。また、大阪桐蔭高の後輩に当たる埼玉西武の森友哉捕手に対しても、メールで助言を送るなどしているそうだ。 技術的な課題は“100球”超え。昨季は新人ということでイニング数に制限が設けられていた。それが今季は解除されて張り切っていたのだが、投球数が100に近づきカウントダウンが始まると、突然乱れるのだ。連続四球で走者を溜め、ストライクを取りに行ったところをガツンとやられる…。そんなパターンが続いていた。 14年4月15日の対広島戦、和田監督は七回を乗り切った時点で非情の交代を告げた。その試合が今季初勝利となったが、藤浪から聞かれたのは反省の弁ばかりだった。ルーキーイヤーに10勝を挙げているが、いまだ完投試合はない。 プロ初完投はそう遠くないと思うが、阪神は「打ってナンボ、投げてナンボ」のチーム。藤浪よ、もっと気楽にやらなければ、気苦労で潰されてしまうゾ!
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スポーツ 2014年05月19日 13時45分
井岡一翔が3階級制覇狙った世界戦の判定結果に納得したか?
5月7日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われたプロボクシングIBF世界フライ級タイトルマッチは、3階級制覇を狙った同級8位の井岡一翔(25=井岡)が、同級王者のアムナット・ルエンロン(タイ)に挑戦するも、1-2の判定で敗れた。プロデビューから無敗街道をばく進してきた井岡は、15戦目で痛恨の初黒星を喫した。 採点は1人が114-113で、井岡の勝ちとしたが、残る2人のジャッジは108-119、111-115で大差がついた。 試合は王者のルエンロンが接近戦を望まず、のらりくらりした戦法で、クリンチも多く、井岡はなかなか中に入ることができず。ともに有効打に欠け、KO決着が多い井岡の試合にしては、やや消化不良な試合だった。 試合後、セコンドについた叔父で世界2階級王者の井岡弘樹氏は、「あんだけ、逃げてる相手。一翔は試合巧者で前に前に出た。ボディも当たって効いてた。勝っていると思っていた」と判定結果に怒り心頭。 一翔も、「終わった時は2ポイント、勝ったかなと思った」とコメント。父でジム会長の一法氏も、それに同調した。 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「井岡一翔vs.アムナト・ルエンロン、判定結果に納得?」との意識調査を、5月8日〜18日に実施。6万8507票(男性=89.4%、女性=10.6%)の回答があった。 その結果は、意外にも、「納得できる」が5万1167票(74.7%)で圧倒的多数を占め、「納得できない」は1万7340票(25.3%)にすぎなかった。 素人目に見て、これだけの大差がつくような試合ではなかったが、回答者の大半は「井岡の手数が少なすぎ。あれでは勝てない」といった意見が多かった。 一翔は「まだこんなとこで終わるわけじゃない。3階級制覇の厳しさは分かった。でも、必ずその日が来ると思うので…」と気を取り直している。 井岡家にとって、3階級制覇は弘樹氏が成し遂げられなかった悲願。一翔は休養を取った後、再び3階級制覇に向け動き出し、年内にも次戦を行いたい意向だ。(リアルライブ編集部)
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