五輪もいよいよ、佳境に入ってきたが、残された最大の注目競技は、なんといっても、女子フィギュアだ。
日本時間2月19日深夜(20日未明)には、ショートプログラム(SP)を終えた。その結果は、キム・ヨナ(韓国=23)が1位、アデリナ・ソトニコワ(17=ロシア)が2位、カロリナ・コストナー(27=イタリア)が3位。“日本のエース” 浅田真央(日本=23)はミスを連発して、よもやの16位。金メダル候補の“ロシアの新星” 15歳のユリア・リプニツカヤは5位となった。同20日深夜(同21日未明)に行われるフリーで雌雄が決する。
ちまたでは、10年バンクーバー五輪の金メダリストのヨナ、同銀メダリストの浅田、新種目の団体でロシアの優勝に大きく貢献したリプニツカヤの3人が金メダル候補と呼ばれていたが、果たして、誰が栄誉を手にすることができるのか?
そこで、「Yahoo!ニュース」では、「真央、ヨナ、リプニツカヤ、金メダルを手にするのは?」との意識調査を、2月12日〜19日に実施。10万3924票(男性=70.3%、女性=29.7%)の回答があった。
期待度もあってか、いちばん多くの票を集めたのは、浅田で4万6780票(45.0%)。続いて、リプニツカヤの3万7395票(36.0%)。ヨナはブランクもあってか、評価が低く、1万6104票(15.5%)にとどまった。「3人以外」との回答は、3645票(3.5%)だった。
今シーズン限りでの引退を表明している浅田だけに、金メダルを獲って、有終の美を飾ってほしいところだが、現実は厳しいものとなった。しかし、逆境を跳ね返して、なんとかフリーで挽回してほしいものだ。
もちろん、バンクーバーでは8位に終わって悔しい思いをした鈴木明子(28)=SP8位=、初出場・村上佳菜子(19)=SP15位=のフリーでの逆襲にも大いに期待したい。
(リアルライブ編集部)