search
とじる
トップ > スポーツ > トレード市場で売れ残ったイチローの“控え”確定!? 球団公式サイトが明言

トレード市場で売れ残ったイチローの“控え”確定!? 球団公式サイトが明言

 昨年10月に40歳の大台に突入したヤンキースのイチロー外野手が、控え選手扱いとなることが確実となった。

 2月6日(現地時間)、球団の公式サイトが今季の外野陣を展望。同記事では、「左翼はブレット・ガードナー(30)、中堅はジャコビー・エルズベリー(30)、右翼はカルロス・ベルトラン外野手(36)。アルフォンソ・ソリアーノ(38)は指名打者に回り、イチローは控えになりそうだ」と明言。

 さらに、ジョー•ジラルディ監督によると、「ソリアーノが外野を守ることも希望しているので、その際はバランスを取って、入れ替える」としている。ソリアーノが守備に就く場合は、外野のレギュラー3人のうちの1人が指名打者に回ることになる。

 イチローは“5番目の外野手”にすぎず、基本線は守備固め、代走要員となりそうだ。スタメンに起用されるのは、他の4人に休養日が与えられた場合に限定されそう。

 昨オフ、11、12年に2年連続40本塁打をマークしたカーティス・グランダーソン外野手(32)がFAでメッツに移籍。ヤンキースは、その代わりに、エルズベリーをレッドソックスから、ベルトランをカージナルスから、ともにFAで獲得。余剰人員となったイチローは、“5番目の外野手”に降格した。

 ヤンキースはイチローをトレード要員としたが、他球団が欲しがったのは、まだ若いガードナー。イチローは40歳という高年齢、650万ドル(約6億6500万円)の高年俸がネックとなり、トレード市場で売れ残ってしまった。

 開幕をベンチウォーマーで迎えることになりそうなイチローにとって、現状は満足できるものではなく、ヤンキースにとっても、控え選手に650万ドルも払っていられない現実もある。ヤンキースが年俸の一部を肩代わりする形で、シーズン中に電撃トレードが成立する可能性もありそうだ。
(落合一郎)

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ