search
とじる
トップ > スポーツ > 年俸5億円男・ラミちゃんが仰天の独立リーグ入り

年俸5億円男・ラミちゃんが仰天の独立リーグ入り

 巨人時代の08〜11年には、年俸5億円をもらっていた男が、国内独立リーグでプレーすることになった。

 BCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスは2月13日、DeNAを戦力外になっていたアレックス・ラミレス外野手(39)の入団を発表した。14日に記者会見が開かれる予定。

 群馬では元阪神、近鉄、楽天投手の川尻哲郎が監督を務めているが、これだけの大物選手が国内の独立リーグでプレーするのは異例。

 現在は元メジャーリーガーで元近鉄、中日の大塚晶文投手(42)が監督兼任で信濃グランセローズに、同じく元メジャーで巨人などで活躍した木田優夫投手(45)が石川ミリオンスターズに在籍している。

 昨年9月、DeNAから戦力外通告を受けたラミレスは、国内球団からのオファーを待ったが、どこからも声は掛からなかった。独立リーグでプレーして、実戦の感覚を養いながら、NPB(日本野球機構)への復帰をうかがうものと思われる。

 ラミレスは01年、ヤクルトに入団し、4番打者として活躍。08年には2年10億円の大型契約で巨人に移籍し、08、09年のリーグ優勝に貢献。12年には2年7億円でDeNAに移り、昨年4月6日には、外国人選手としては史上初の2000本安打を達成した。

 しかし、その後、チーム方針から代打に降格。慣れない代打では結果を出せず、同7月18日には来日初の2軍落ち。それでも、腐ることなく、イースタンリーグでは3割を打ったが、1軍からお呼びはかからなかった。

 昨季は56試合出場、130打数24安打2本塁打14打点、打率.185に終わったが、NPB13年で、1744試合出場、2017安打、379本塁打、1272打点、通算打率.301の成績を収めている。最多安打3度(03、07、09年)、本塁打王2度(03、10年)、打点王4度(03、07、08、10年)、首位打者1度(09年)のタイトルを獲得している。

 大の日本びいきで、日本語もペラペラで、ファンに人気もあるラミレスだけに、群馬では集客効果も期待できそう。ラミレスとしては、なんとしても独立リーグで結果を残して、NPBからのオファーを待ちたいところだ。

※年俸金額は推定
(落合一郎)

関連記事


スポーツ→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

スポーツ→

もっと見る→

注目タグ