今季、日本球界にとっては、ナンバー1投手の田中将大(前楽天)が、メジャーに流出するという寂しい話題もあったが、各球団の選手は優勝を目指し、それぞれのキャンプ地で汗を流している。
そこで、「Yahoo!ニュース」では、「2014年プロ野球キャンプ、最も注目する球団は?」との意識調査を、2月1日〜10日に実施。9806票(男性=86.4%、女性=13.6%)の回答があった。
その結果、ダントツで票が入ったのは、やはり盟主・巨人で、2623票(26.7%)と、実に4分の1以上を占めた。今季の巨人はFAで西武から片岡治大内野手、広島から大竹寛投手を獲得。契約更改で大幅減俸を提示され、中日を退団した井端弘和内野手が加入するなど、補強に余念がなかった。新戦力の加入もさることながら、松井秀喜氏が臨時コーチを務めているのが、ファンの大きな関心を呼んだ要因かも…。
2番目は中日、ソフトバンク、DeNA,日本ハムとの5球団競合の末、ゴールデンルーキー・松井裕樹投手(桐光学園)を獲得した楽天で、1361票(13.9%)。田中が去った楽天にとっては、高校球界の奪三振王である松井に、早く独り立ちして、その穴を埋めてくれることを願うばかりだ。
3番目は西の人気球団の阪神で、1164票(11.9%)。4番目は意外といっては失礼だが、広島で1091票(11.1%)。広島には、昨秋、侍ジャパンに招集された大学ナンバー1投手の呼び声も高いドラフト1位の大瀬良大地(九州共立大)が入団し、多くの票が寄せられたようだ。
5番目は選手兼任の谷繁元信監督が就任し、元監督の落合博満氏がGMで復帰した中日で、895票(9.1%)。6番目はオリックスの4番だった李大浩内野手、FAで元中日の中田賢一投手、元日本ハムの鶴岡慎也捕手を獲得するなど、大型補強に成功したソフトバンクで704票(7.2%)。
以下、7番目=DeNA=566票(5.8%)、8番目=日本ハム=359票(3.7%)、9番目=西武=302票(3.1%)、10番目=ロッテ=287票(2.9%)、11番目=ヤクルト=256票(2.6%)、12番目=オリックス=199票(2.0%)の順となった。
注目度が低い球団にも、厳しい鍛錬で、ペナント制覇を目指してほしいものだ。
(リアルライブ編集部)