スポーツ
-
スポーツ 2015年07月13日 15時30分
ライバル外野手の相次ぐ離脱も… 冴えないイチロー
今季、ヤンキースからマーリンズに移籍したイチロー外野手が、どうにも冴えない。 マーリンズの外野陣は左翼がクリスチャン・イエリッチ、中堅がマーセル・オズナ、右翼がジャンカルロ・スタントンと若手3人でガッチリ固定されており、イチローはあくまでも“4番手外野手”の立場が明確にされての入団。しかも、ナ・リーグでは指名打者制がないとあって、出場機会が限られることは明らかだった。 主に代打、レギュラー外野手に休養を与える場合のスタメン起用に限定されていたイチローだが、ここにきて、事情が変わった。 正右翼手のスタントンが6月26日(日本時間27日)のドジャース戦で、左手の有鉤(ゆうこう)骨を骨折し、故障者リスト(DL)入り。さらに、正中堅手のオズナが打率.249と不振のため、7月5日(同6日)にマイナー降格。レギュラー外野手2人が離脱したことで、常時スタメンのチャンスが巡ってきたのだが、イチローも極度の不振でベンチスタートとなる機会も少なくないのだ。 イチローは6月19日(同20日)から34打席連続無安打。7月8日(同9日)に35打席ぶりの安打を放ったが、ここまでの今季成績(12日=同13日)は186打数47安打1本塁打11打点7盗塁、打率.253と“らしくない”もの。 このペースだと、メジャーで14年間続けてきた年間100安打も途切れてしまう可能性もあり、13年に記録した過去最低打率(.262)を更新しかねないのだ。 現在、メジャー通算2891安打のイチロー。石にかじりついても、3000安打は達成したいだろう。マーリンズとの契約は1年で、このままでは、来季の契約がおぼつかなくなる。イチローとしては、後半戦で巻き返して、なんとしても来季の大記録達成につなげたいところだ。(落合一郎)
-
スポーツ 2015年07月12日 16時00分
広島浮上のきっかけを掴むAクラス 優勝へ2人の救世主現る
開幕前に優勝候補にも挙げられた広島カープが本来の姿を取り戻しつつある。 7月5日の対東京ヤクルト戦で広島打線が復活。クリーンアップで全5点を叩き出し、快勝したことに加え、緒方孝市監督(46)に“2人の救世主”が現れた。 「ドラフト3位で指名した新人左腕投手の塹江(ほりえ)敦哉(18)が一軍昇格する可能性が高まっています。他球団は『一人前になるまで5年近く掛かる』とし、上位指名を見送った球団もいくつかありましたが、広島は将来性を見込んで指名しました。首脳陣もこんなに早く一軍で投げられるところまでになるとは思っていなかった」(球界関係者) 塹江が存在感を見せたのは、6月29日に行われた侍ジャパンの壮行試合。ユニバーシアード夏季大会を戦う大学選抜チームとNPB二軍選抜が行った試合だ。2番手でリリーフ登板した塹江は打者3人と対戦し、1奪三振と内野ゴロ2つで抑える。その投球内容は指名を見送った他球団スカウトに地団駄を踏ませるものだった。 「三振を奪った相手は、今年のドラフトで1位指名が可能性も高い明治大の高山俊外野手(4年)です。プロだから学生に勝って当たり前という見方もありますが、年齢を比べれば18歳と22歳の対決です。左打者の内角を攻めて力負けしていなかった」(在京球団スカウト) 同試合は今秋ドラフト会議の上位指名候補が一同に集まり、なおかつプロの二軍と試合をするということで、「実力を見極めやすい」と12球団スカウトや関係者が熱い視線を送っていた。広島は現在、頼りになる救援投手が少ない。そこで塹江に、短いイニングで勉強を兼ねて、夏場で一層苦しくなる救援投手陣を救ってもらおうという案が出るかもしれない。 そして、もう一人の“救世主”は意外なところから現れた。 「ニューヨーク・ヤンキースの田中将大も広島の救世主ですね(笑)。田中は前半戦に苦しみましたが、本来の投球を取り戻しつつある。しかし、調子の悪いときに大々的に批判記事を載せるのが米メディアのスタイルです。田中も続けて勝てていないので、これに関連して、米スカウトの間では同世代で同じような球歴のマエケンの評判も落ちています」(ベテラン記者) 前田健太(27)の米球界志望は変わっていないが、焦って自分を安売りするような渡米はしないはずだ。間接的とはいえ評価が下がっているのであれば、米球界側が文句を付けようのない成績を挙げ、いち早く渡米したいと考えるだろう。 ベテラン黒田は健在。現エースの前田、時期エース候補の大瀬良、そして、一気に評判を上げた塹江。これだけの投手を確保できたとなれば、緒方監督もニンマリである。 「クリーンアップが爆発した5日のヤクルト戦ですが、単に結果が出たというわけではありません。新井がファールで粘っているのを次打者のエルドレッドが見て、配球と球筋を読み、一撃を食らわしました。こういう繋がりが広島本来のスタイルで、非常にいい内容で点を取っています」(前出球界関係者) 4連勝で3位まで浮上。勝率はまだ5割に達していないが、首位阪神は射程範囲内だ。田中の“思わぬ援護射撃”もあって、広島は不振の投手陣を建て直すきっかけを掴んだ。そういう意味ではチーム外のことなのだが、田中と大学選抜チームが真の救世主かもしれない。
-
スポーツ 2015年07月12日 10時00分
小塚桃子ゴルフ連載(40)第八部・番外編・「自分のスイングを確認しよう」
ゴルフをやっている人なら誰でも、あ…今日は調子が良い!! そして、今日は全然ダメだ…調子が悪い…ありますよね〜〜。前回は、球が真っ直ぐにしか飛ばなかったのに、今日はスライスが多い…スイングに問題点があるので、他の人にみてもらいアドバイスをもらっても、『ん…? 理解できない』なんてことはありませんか? 私はあります(笑)。ですので、そういう場合、自分のスイングを動画に撮ってチェックします。 今の時代、持っていて当然の携帯電話…スマートフォンは勿論のこと、ガラパゴス携帯でも動画は撮れますよね。 最近では、機能や画質に優れ、小型・計量のデジタルカメラやビデオカメラもあり、綺麗に撮ることができます。私はいつも1人で練習へ行くときには、練習場の椅子にスマートフォンを立て掛け動画を撮り、スイングチェックをします。そうすることで、「腰が切れて無い」「アウトインサイドになっているなぁ」等々、動画を見た後に気を付けながらまた練習をします。 調子が悪いときだけ撮影するのではなく、調子が良いときも撮影して、その動画を保存しておきます。調子が悪いときと良いときを比較することで、何が原因なのか理解できます。何より、動画で見ると一目瞭然なのがゴルフスイング時の体重移動です。綺麗な良いスイング時は、肘が引けていなく、手首を使わずに体の回転と体重移動のみです。 動画を見てもイマイチよくわからないなぁ…という場合は、スマートフォンにあるアプリで、自分のゴルフスイングとプロのスイングを比較できるものもあります。プロの動画と並べて比較できるので、「ここが速いな」「ここが遅いな」など、チェックできるのでオススメです。小塚桃子オフィシャルブログ「季節はずれのももリンダ」http://ameblo.jp/koduka-momoko/
-
-
スポーツ 2015年07月11日 16時00分
内海哲也 背信投球から1カ月 いまだ非難され大型契約も問題視
巨人の原辰徳監督(56)がで内海哲也(33)を名指しで批判している。巨人はセ・リーグペナントレース再開後も交流戦の痛手から抜け出せていない。オリックス戦で3タテを決め、首位に立ったものの、すぐに陥落。そのきっかけを作ったのが次カードの福岡ソフトバンクホークス戦で背信登板した内海だというのだ。 「内海が投げてから全部おかしくなっちゃったな。ずっと休んでおきながら、足が痛いから交代してくれだなんて考えられない!」(原監督) 6月5日の試合で内海は4回途中5失点という内容で降板した。この日の先発は今季初登板。本来であれば開幕直後から先発ローテーションを守っていなければならない存在にもかかわらず、足をつって自ら降板を申し出る醜態を晒した。これに、原監督の怒りは収まらないというわけだ。 「内海は即二軍落ちを通告されました。あれから1カ月以上が経っているのに、いまだに内海の名前が出ていますから、その憤りは相当なものです」(スポーツ紙記者) 内海は今年のキャンプ中に左前腕部炎症で出遅れた。しかし、その後も「二軍戦でも5、6回を投げると、3失点してしまう。不振の原因は怪我ではなく、精神的なものも影響していると思う」(球界関係者)という声が漏れ伝わってきている。その通りだとすれば、観戦復活まではかなりの時間が掛かりそうだ。 内海は現在、4年16億円の大型契約の3年目。また、打撃不振に苦しむ阿部慎之助(36)も2013年オフに2年契約(年俸5億1000万円)を交わしている。その際に阿部は終了する4年契約を新たに2年延長する形をとった。奇しくも、阿部の打撃不振は契約延長した昨季から始まっている。 次の契約で年俸アップを勝ち取るために、複数年契約の最終年には活躍する選手も多いが、阿部に加えて、4年契約最終年(総額20億円)の杉内俊哉(34)も活躍できていない。村田修一(34)も3年総額10億円の大型契約中だが、2年目の今季は極度の打撃不振に陥っている。 「内海の散々な初登板を受けて、巨人内部で『複数年契約』を見直す向きが強まってきました。もともと、巨人は複数年契約を嫌う傾向がありましたが、今後はかなり厳しい措置が他選手にも及ぶかもしれません」(同) 内海、阿部、杉内、村田…。フロントが複数年契約をさらに嫌ったとしても決しておかしくはないのだ。 「内海は結果こそ出ていませんが、練習量に関しては若手の良き手本となっています」(チーム関係者) 内海をかばう声もあるが、練習しても本来の投球が取り戻せないということは、怪我の影響や体力的なものが不振の原因ではないのかもしれない。 「昨季も左肩の故障で、内海は1カ月ほどチームを離脱しています。そのときも原監督は厳しいことを言ってきました。2年続けて勝ち星を焦るあまり、精神的に追い込まれているのでは」(前出記者) 新人の高木勇や外国人投手がそれなりに好投しているため、内海に残されたチャンスは少ない。中継ぎ転向説も聞こえてきた。そんな重圧も不振の遠因になっているのかもしれない。 原監督はチーム不振の怒りをぶつけたり、突き放すのではなく、“優しい言葉”の一つでも掛ければ、内海の復活のきっかけになるかもしれない。
-
スポーツ 2015年07月10日 18時00分
俺たちの熱狂バトルTheヒストリー〈魔裟斗vs山本“KID”徳郁〉
2004年2月『K-1 WORLD MAX』日本代表決定トーナメント。村浜武洋がマットに沈んだ瞬間、多くのファン、関係者が戦慄を覚えた。 「とんでもない怪物が現れた!」 山本“KID”徳郁。 バックボーンはレスリングで、プロ実績は総合格闘技の修斗。K-1どころか立ち技格闘技の実戦経験もない。そんな山本が、元シュートボクシングのトップ選手でK-1MAXでも好勝負を繰り広げていた村浜をあっさりと下したのだ。 「ノーガードでプレッシャーをかけながら前に出て試合の空気を支配するKIDは、とてもK-1初挑戦とは思えないスーパースターのオーラに満ちていました」(格闘技ライター) この試合で拳を痛めてトーナメントは途中棄権となったが、復帰後は総合やミックスルールで3連勝。 その3勝目を飾ったリング上から、魔裟斗への挑戦を表明してみせた。これが10月のこと。決戦の舞台はもちろん、大晦日『Dynamite!』である。 しかし、魔裟斗は'03年にMAXトーナメントを制覇した、日本人ではもちろん、世界的にもK-1中量級の頂点に君臨する存在。本来、立ち技経験わずか1試合のKIDでは手合い違いも甚だしいが、ファンは快進撃を続けるKIDに「もしや」の期待感を抱いた。 一方の魔裟斗にしてみれば勝って当たり前。負ければ評価ガタ落ちともなりかねない何の得もない試合である。それをやらせてしまうのが、当時のK-1、そして大晦日テレビ中継のパワーということか。 「魔裟斗は同年MAXトーナメント決勝、敗色歴然ながらも一旦は不可解なドロー判定を受け、一部ファンからは“主催者にひいきされる偽物のヒーロー”との見方をされていました。そんなマイナスイメージを払拭するための“みそぎ”の意味もあったのでは」(スポーツ紙記者) そうして迎えた試合当日。一応のメーンイベントは、前年ボブ・サップ戦からの雪辱を期す曙がホイス・グレイシーを迎え撃つ試合ではあったが、多くの興味は断然、魔裟斗とKIDだった。 試合開始。KIDは村浜戦のようなノーガードではなく、きっちりとサウスポースタイルに構える。 「KIDのそれは、いわゆる右利きのサウスポーとも違うかなり独特なもので、右を前に構えながら、一気に踏み込んで右の強打一発でKOを狙うというもの。相手の一瞬の隙を突くという意味ではタックルの動作にも似て、KID自身のバックボーンが生かされた戦法と言えました」(同・ライター) K-1でもキックでもない異質なスタイルに戸惑う魔裟斗がKIDの右に気を取られるところにスイっと左フックが伸びると、これがまともに顔面を捉え、魔裟斗は後ろに吹き飛ばされるようにマットに倒れた。 それでもノーダメージをアピールするかのごとくすぐさま立ち上がった魔裟斗は、距離をとってキックで反撃に出たが、そこでアクシデントが発生する。 魔裟斗の放った内腿へのローキックがKIDの金的を直撃したのだ。 「ダウンを喫した直後だっただけに故意の反則ではないかとの見方もありましたが、それはうがち過ぎ。身長で自分と互角か上回る選手との対戦が多かった魔裟斗がそれと同じようにローを蹴ったら、たまたま小柄なKIDの股間の位置だったというのが真相だったのでは」(同) ともかく、渾身の急所蹴りを食らったKIDはマットに這いつくばって悶絶。インターバルの後に試合が再開されると、KIDはそれまでと変わらぬ様子で積極的に前に出たが、一方の魔裟斗もこのころから急速に動きが良くなる。 2ラウンドに入ると、飛び膝など大技を交えながら蹴りを中心に軽快な攻めを見せ、右のミドルがKIDの腹部をとらえる。KIDはたまらず腰を落とし、これがダウンと判定された。 それでもKIDは一発逆転を狙って前に出るが、リズムをつかんだ魔裟斗はそれを許さず全3ラウンドが終了。 判定は僅差で魔裟斗。 「ダウンは互いに1回。金的の反則分を挽回するほど魔裟斗が攻勢だったかとなると意見は分かれそうですが、試合そのものは見応えある好内容でした」(同) 最高の舞台で最高潮の2人が相まみえた、日本格闘史上においても稀に見る名勝負であった。
-
-
スポーツ 2015年07月09日 15時00分
FIFAスキャンダルが日本政界に飛び火!? 懲りない男の新たな野望 橋下徹大阪市長仰天の“転職先”(2)
疑惑の火消しに躍起となる日本サッカー協会だが、捜査の手はすぐ近くまで及んでいるのだ。米司法省及びスイス司法当局は、CONMEBOLに関連する日韓汚職ルート問題にも関心を持っており、近日中にA氏を事情聴取する方針だ。 「今回の汚職事件の捜査の本丸は、あくまで17年間の長期政権を築き、FIFAを私物化してきたブラッター会長なんです。焦点はどこまで遡って捜査が進められるか。2002年のW杯では韓国側がFIFA幹部に賄賂をバラ撒いて共催にこぎつけたのは有名な話です。米国は確実な線を潰したい。韓国ルートも内偵中だが、今回のCONMEBOLルートは、まさに宝の山だと見ているんです」(社会部記者) この爆弾発言を行ったA氏の新証言と、さらに彼が保有しているという書類が白日の下に晒され、日本サッカー協会を特定する何かが出てきたら、それこそ大問題になるのは確実だ。 「今回、伏魔殿といわれたFIFAの汚職問題を担当するのは、アフリカ系アメリカ人として初めて女性司法長官に任命されたロレッタ・リンチ氏。ハーバード大法科大学院卒のリンチ長官は、国際的な金融犯罪に実績を持つ超切れ者なんですよ」(同) 来るべきXデーに怯え、日本サッカー協会存続の危機に晒される中、最後の切り札として意外な人物の名前が挙がっているという。 政治生命を賭して訴えた大阪都構想が住民投票で否決され、政界引退を明言した『大阪維新の会』代表の橋下徹大阪市長だ。なんと同協会は、次期Jリーグチェアマンとして橋下氏を招聘する極秘プランを立てているという。 「このままだと、いずれ米&スイス当局は'02年日韓共催W杯招致に伴う“巨額マネー=裏金”にたどり着く。恐らく何らかの問題は浮上するでしょう。そうなれば現幹部の数人、もしくは大半が退陣という事態も想定されるんです」(スポーツライター) 日本サッカー協会が橋下氏擁立を急ぐ事情がもう一つある。一連の汚職問題で2018年にロシア、'22年にカタールで開催されるW杯の開催国選定にも不正があった可能性が指摘されているからだ。 「もし疑惑の対象となっている'22年大会の開催地が白紙になった場合、日本での代替開催案が浮上する可能性が出てきた。不正疑惑で再投票が行われた場合、日本は立候補して、新しい国立競技場を徹底PRする作戦です」(スポーツ紙サッカー担当記者) そんな時に必要とされるのが政財界に有力なパイプを持ち、かつカリスマ性を誇る指導者だ。 「橋下氏なら何ら問題がない。仮に裏金問題でサッカー協会関係者が処分され世間のバッシングを浴びても、弁護士資格を持っている橋下氏がコンプライアンス面に対応すればいいんです」(サッカー協会関係者) また、橋下氏は日本サッカー協会の新たなスポークスマンとしても、うってつけの人材である。 「Jリーグチェアマンは'94年以降、上位組織である日本サッカー協会の副会長も兼任し、絶大な発言力を有している。弁護士、人気タレント、大阪府知事、大阪市長…これだけのキャリアを持ち、しかも弁が立つ。説得力が違うんです。持ち前の過激発言と政治姿勢から“ハシズム”なる造語まで飛び出したスター性もある。橋下氏が指導者としてトップに君臨すれば何の不安もありません」(同) もっとも、橋下氏を巡ってはすでに政界やテレビ界が争奪戦を繰り広げている。 「安倍晋三総理は憲法改正のブレーンとしてなんとしても次期参院選に担ぎ出したいところ。まだあきらめていない」(永田町関係者) テレビ界では、日本テレビが他局に先んじて交渉を進めているという。 「一つが『ミヤネ屋』のコメンテーターです。司会の宮根誠司の頼みとあって、どうしても一度は話を聞かなければならない雰囲気になっている。もう一つが古巣の『行列のできる法律相談所』です」(番組制作関係者) 政界、テレビ界、スポーツ界…。オファーが殺到中の橋下氏だが、Jリーグチェアマンにはガ然関心を持っているようだ。 「タレント活動への障害はない。実は、日本サッカー協会は政財界と密接な関係にあるんです。また、これまで橋下氏が弱いとされていた外交面の人脈も飛躍的にアップする。正直、現段階では断る理由は何も見つからない」(サッカー協会関係者) 橋下氏の動向に注目だ。
-
スポーツ 2015年07月08日 15時00分
FIFAスキャンダルが日本政界に飛び火!? 懲りない男の新たな野望 橋下徹大阪市長仰天の“転職先”(1)
すべての始まりは国際サッカー連盟(FIFA)の副会長らが逮捕(5月27日)されたサッカー史上例を見ない汚職事件。米司法省はFIFAのジャック・ワーナー副会長を含む14人が24年間にわたり約1億5000万ドル(約185億円)の贈収賄に関与した容疑で起訴し、スイス司法当局がこのうち7人を逮捕した。 一連の不祥事を受けゼップ・ブラッター会長(スイス)は汚職事件の責任を取る形で「早期に次期会長を選ぶ臨時総会の開催を求める」と会見で語り、引退を表明した。 「辞任することで『司法取引があったのでは』との声もありますが、それはあり得ない。捜査当局の本丸はあくまでもブラッター会長です。同会長も捜査対象に含まれている。ワーナー副会長が2010年南アフリカW杯招致成功の謝礼として南ア側から1000万ドル(約12億円)を受け取った時の窓口がFIFAのジェローム・バルク事務総長だった。彼はブラッター会長の側近中の側近だけに、捜査当局もこの一件には深く関与していたと睨んでいるんです」(捜査消息筋) まさに泥沼の様相を呈してきたFIFA汚職事件。ところが、この火の粉が日本にも飛び火しようとしている。 6月19日、スペインのスポーツ紙アス(電子版)が、2002年日韓W杯招致の謝礼として2000年に南米サッカー連盟(CONMEBOL)へ、日本サッカー協会名誉会長(当時)の故・長沼健氏が150万ドル(約1億8500万円)を送金していたと報じたのだ。 「『当初、眉唾かと思った』と言うCONMEBOLの元職員A氏は、インタビュー動画などで『CONMEBOLの元会長でFIFAの副会長を務めていたニコラス・レオス氏が裏金を管理してきた』と証言した。事実、A氏はCONMEBOLで15年間働いていた実在する人物です。さらに裏金のやり取りを裏付ける書類もあり、書類にはレオス氏とその妻の署名があるというんです」(サッカージャーナリスト) スペインのスポーツ紙報道を受け、日本サッカー協会は即座に会見を開いた。小倉純二・名誉会長自らが「1996年に招致はすでに決まっていて、大会の準備をしていた。(裏金送金は)あり得ない。そもそも、そんなお金はない」と完全否定した。 「FIFA委員に対し裏工作を行うのは招致国のテレビ局やスポンサー企業、広告代理店から要請を受けたエージェント会社。PRの名目でウン十億円の資金を預かるんです。有名なのは日本の大手広告代理店とドイツのスポーツ用品メーカーが共同で設立したI社などです。事実、日韓W杯誘致でも暗躍したともっぱらの評判になっています。最悪、裏金の授受が問題になってもI社の責任としてかたを付ける。すでにI社は米司法当局の捜査対象リストにも掲載されています」(FIFA事件事情通) さらに、こんな情報も本誌は入手した。 「W杯招致委員会は莫大な付け届けをFIFA委員に渡していたといわれている。しかも、大会開催前に視察と称してやって来る委員をお土産漬けにするんです。例えば大型バスで銀座、新宿や秋葉原などに乗り付け、中国人の“爆買い”以上の買い物をしてもらう。もちろん、支払いは日本側です。この金額だけでも数億円になるなんて噂も囁かれている」(同)
-
スポーツ 2015年07月08日 12時00分
【甦るリング】第14回・万年前座・藤原組長の運命を変えた長州テロ事件
“関節技の鬼”として知られる藤原組長こと藤原喜明(66)。映画やドラマ、CMなどにも多数出演していることから、プロレスファンでなくても、その存在を知る人は多いだろう。藤原といえば、忘れられないのが長州テロ事件だ。あれが、藤原のプロレスラーとしての運命を変えたといっていい。 岩手県出身の藤原は高校卒業後、サラリーマンなどをしていたが、1972年に新日本プロレスが旗揚げすると、23歳で入門。今でこそ、この年齢でのプロレス入りは珍しくなくなったが、当時では異例。同団体は当時、選手の数が足りず、藤原は柔道の経験があったとあって、同年11月にスピードデビューを果たす。 新人時代、“神様”カール・ゴッチにレスリングを学び、関節技を習得した藤原は、75年には若手の登竜門である「第2回カール・ゴッチ杯争奪リーグ戦」で優勝を果たすも、海外武者修行の機会は与えてもらえなかった。だが、グラウンドレスリングにたけていたため、アントニオ猪木に重宝され、スパーリングパートナー兼用心棒的役割を担い、道場では若手のコーチ役を務めた。 どんなにグラウンドでは強くても、その試合スタイルは関節技主体の地味なもので、なんせ華がなかった。風貌はあの通りのいかつい顔つきで、とても女性ファンから人気が出るようなタイプでもない。そんなわけで、キャリアを重ねても、藤原の役回りはもっぱら前座だった。 そんな万年前座選手の運命を変えたのは、84年2月3日、北海道・札幌中島体育センター大会。この日、藤波辰巳(現・辰爾)対長州力のWWFインター・ヘビー級選手権が組まれていたが、よりによって、藤原は入場時の長州を襲撃。金属状の凶器で長州を血だるまにしてしまったのだ。結局、長州は試合を行えるような状態ではなく、ビッグマッチでのタイトルマッチは不成立となってしまった。 この事件を機に、“テロリスト”と呼ばれるようになった藤原は、その後、前座戦線から抜け出し、長州率いる維新軍との抗争に駆り出されるようになり、一躍、大ブレイクを果たした。テロリストとなった藤原は、維新軍との闘いでは得意の関節技はあまり見せず、ヘッドバットや殴る蹴るといったケンカファイトが多かった。 一介の前座レスラーが、ある日、突然メインイベンターに大出世したわけだが、それは藤原が実力を備えていたからであって、そのバックボーンがなければ、一時的な話題作りで終わっていただろう。 テロリストとして名を売った藤原には、その直後に転機が訪れる。同年、旧UWFが設立され、弟子でもある前田日明が移籍。藤原は同年4月の旗揚げ戦に、新日本所属として参戦。6月には高田伸彦(現・延彦)を連れて、藤原も移籍した。同団体は格闘路線を標ぼうし、藤原も“関節技の鬼”の本領を発揮したが、経営難により、85年9月をもって活動を停止。新日本と業務提携する形となり、藤原も古巣に復帰した。 UWF軍が新日本のリングに上がるようになった86年初頭には、UWF勢による内輪のリーグ戦が行われ、藤原が優勝。藤原は同年2月6日、両国国技館で師・猪木と一騎打ちを行うが敗れた。その後、新日本とUWFのイデオロギー闘争は激化したが、前田が88年2月に新日本を解雇され、新生UWF設立に動くと、高田、山崎一夫らが追随。藤原は新日本に残ったが、89年に船木誠勝、鈴木実(現みのる)を伴って、同団体に合流した。 ところが、同団体はフロントと選手との衝突で、90年12月で活動停止。前田はリングス、高田らはUWFインターナショナルを設立。藤原は船木、鈴木らとともに、プロフェッショナルレスリング藤原組を旗揚げした。 かくして、団体の長となった藤原だが、それは険しい道だった。当初は、メガネスーパーがスポンサーとなって、SWSとも交流したが、試合は噛み合わず。後に、経営者・藤原と、所属選手の溝が深くなり、ほとんどの選手が離脱し、パンクラスを設立。藤原と石川雄規の2人だけになった藤原組には、池田大輔、モハメドヨネ、田中稔、アレクサンダー大塚らが入門し、所帯も大きくなったが、団体運営に窮するようになり、95年に活動を停止した。 藤原はその後、フリーとして活動していたが、07年には胃がんが見つかり手術を受ける。がんから奇跡の生還を果たした藤原は、66歳となった今でもなお、リングに上がり続け、健在ぶりをアピールしている。そのかたわら、学校法人・日本医科学総合学院「専修学校 朋友柔道整復専門学校」(東京都荒川区)で理事長を務めている。また、関節技セミナーを主宰し、一般の人に指導を行うなど、精力的に活動している。 あの長州テロ事件がなければ、生涯前座の実力者で終わっていたかもしれない藤原。それを思うと、人の人生とはどこでどうなるか分からぬものだ。(ミカエル・コバタ=毎週水曜日に掲載)
-
スポーツ 2015年07月07日 15時00分
オリックス球界支配の秘策 星野GM&イチロー監督 誕生!(2)
チーム生え抜きのイチローを兼任監督でマイアミ・マーリンズから呼び戻し、星野仙一氏をGMに招聘すれば人気面でも阪神に匹敵する。 もともと中日ドラゴンズOBの星野氏と愛知県出身のイチローは良好な関係にあり、コンビは組みやすいという背景もある。この動きに拍車を掛けているのが、パ・リーグという“商品力”の急騰だ。 “パ強セ弱”現象の頂点を極めたのが6月23日。その日、巨人と阪神がセ・リーグ首位に並んだのだが、勝率はともにちょうど5割。60試合を消化した時点でリーグの全チームが「貯金0」というのはプロ野球史上初の珍事となった。翌24日に阪神が「貯金1」で単独首位に躍り出たが、その阪神はチーム打率、チーム防御率の両方がリーグワースト。いかにセが劣化しているかがわかる。 それもこれも、交流戦でパに「借金17」したことが原因。リーグ間にこれだけ実力差があると、当然、摩擦が生じる。毎年、オールスター期間中にオーナー会議が開かれるが、早くも「来年以降の日本シリーズの存続」を危ぶむ声まで出ているという。 「パがセを実力で凌駕しているのが明白な以上、日本シリーズを開催する意味がないというのです。パにすればリーグ優勝を果たせば、それが“日本一”を手にしたのと同じ意味を持つ。そこでリーグ上位3チームがそれぞれ出場するクライマックスシリーズを“公式戦とは別物”と位置づけ、アジア・シリーズ→リアルワールドシリーズ(世界一決定戦)の日本予選にしようというのです」(スポーツ紙記者) これまではセの人気にぶら下がる形で存在してきたパが、人気も逆転しつつあることで見事な手のひら返し。今度はこっちから袂を分かつというのだ。 この“日本予選”にしてもセとパでは温度差がある。 「実力が低下しているセは、2020年東京五輪の復活デモンストレーションを目的に韓国、台湾、中国、豪州、欧州と連携してメジャーリーグのワールドシリーズに対抗する世界選手権の設立を思い描いている。一方、パは単独でメジャーのワールドシリーズ地区予選に加わろうとしている。そのためにもイチローの日本復帰はリーグを挙げて歓迎。大低迷でメンツ丸つぶれの宮内氏にすれば、20年ぶりのリーグ優勝よりワールドチャンピオンで溜飲を下げたい。これが本音でしょう」(同) 41歳のイチローの目下の目標は「メジャー通算3000安打」にある。6月29日現在でメジャー通算2886安打を記録し、史上30人目となる通算3000安打にあと114本と迫ってきた。しかし、1試合1打席の代打が中心では今シーズン中の達成は難しく、早くても来シーズンまでかかる。それを見込んでか、マーリンズはイチローとの契約を最大2017年まで延長する方針というが、そうすんなりいきそうにない。 マーリンズはナ・リーグ東地区で最下位争いをしており、しかもイチローは“4番目の外野手”。古巣シアトル・マリナーズのファンからは「来年移籍してウチで3000本安打を」というラブコールもあり、マイアミでじっとその時を待つとは思えない。 「それより、50歳までプレーしてピート・ローズの記録を超えたい、とイチローは親しいメディア関係者に話しています。メジャーの代打稼業より、日本に戻ってフルにプレーしたいと。これまでは、今さら日本復帰では彼のプライドが許さないとみられていたが、監督兼任なら話は違う。オリックスならDHもある。自分の体と相談しながら自分の考えでプレーすることで“ローズ超え”を思い描いているようです」(メジャー担当のテレビ局スタッフ) 一方、星野仙一氏は今季から5年総額5億円で東北楽天ゴールデンイーグルスのシニアアドバイザーに就任。球場には特別室が設けられ“院政”を敷いていた。だが、三木谷浩史オーナーがデータ解析の専門家・山本一郎氏を“チーム戦略室アドバイザー”として球団に送り込んできた。 年俸を約束されている星野氏が一歩下がれば済む話だったが「野球経験のないパソコン屋に何がわかる」と反発。両者の関係は一触即発で、しかも山本氏は本業に忙しい三木谷オーナーに代わって実質チーム管理をしており、球団内では星野氏がケツをまくるのは時間の問題とみられている。 そこを狙ってくるのがオリックスだ。宮内氏は、三木谷氏からすれば政商としても、球団オーナーとしても大先輩。オリックスが星野氏を“強奪”にきても、そうそう拒めないだろう。 「三木谷氏も、身内で揉めるより、すんなり星野氏を引き渡したほうが得策だと考えるかもしれません」(前出のテレビ局スタッフ) 星野GM&イチロー監督が実現すれば、宮内氏の球界支配も夢じゃない!?
-
-
スポーツ 2015年07月07日 14時00分
心理戦に突入! 注目右腕・高橋純平投手を巡る12球団の駆け引き
7月5日、注目の超高校級投手、高橋純平(県岐阜商=3年)が温存された。試合は6対1の快勝だったが、ネット裏に集まった10球団約20人のスカウトはお目当ての高橋投手が見られず、ガッカリしていた。この高橋投手の“肩すかし”は、今年のドラフト指名を予想するのに重要な出来事ともなったようだ。 「ヤクルトの小川淳司シニアディレクター(前監督)の姿も確認されています。このクラスが直接視察に訪れたわけですから、ヤクルトはガッカリだったでしょう」(地元関係者) エースを初戦で温存したのは同校監督の甲子園出場を目指すうえでの戦略であり、プロ側の予定に合わすわけには行かない。 「高橋クンは12球団が1位指名候補に上げている好投手です。この時期は誰を1位指名するか最終決定していませんし、中京地区担当のスカウトは高橋クンに張り付かなければなりません」(メディア関係者) しかし、この温存策についてはこうも解釈できる。この試合に駆けつけたのは10球団。この日、初戦視察を見送った2球団の動向が、肩すかしを食らった10球団の話題となった。今年は大学、社会人にも好投手が多い。強豪の可能性がもっとも高い高橋の入札を見送り、「堅実な指名路線に切り換えたのではないか?」との声も聞かれた。 「いや、欠席した2球団は高橋に関する新たな情報ルートを得たのではないか。初戦は投げないという確実な情報を得て、この日の視察を見送ったのではないか」(在阪球団関係者) 高橋は「この球団でなければならない」という、“指名球団に関する強い希望”は出していない。1位指名は入札抽選となるため、「スカウトの熱意よりもクジ運」の現実もある。「12球団OK」の選手に密着する必要性はなくなっているのだ。 肩すかしを食らった球団の関係者がこう反論していた。 「高橋クンは主将でもあります。試合に出ないときの態度というか、自分が登板しない試合だからこそ見えてくるものがあるんです。今日の高橋クンのチームメイトに接する態度、声を掛けるタイミング、ベンチでの立ち振る舞いなど、本当に良いものを見せてもらいましたよ」 高橋に対する調査は終わっており、『特A』の評価は変わらないだろう。視察を見送った2球団に対してだが、「指名するか、しないか」で他球団を迷わすための陽動作戦ではないかとの声がもっとも多く聞かれた。甲子園の代表校が決まるのはまだ先の話だが、ドラフト1位候補を巡る駆け引きは佳境を迎えている。
-
スポーツ
ハッスル消滅!? 小川H軍休止宣言
2006年12月27日 15時00分
-
スポーツ
大みそかボビー弟と対戦 金子賢 前田道場入り
2006年12月14日 15時00分
-
スポーツ
珍指令 KID 秒殺禁止
2006年12月12日 15時00分
-
スポーツ
生還小橋に捧ぐ 三沢 GHC奪還
2006年12月11日 15時00分
-
スポーツ
猪木 緊急提言 想定外プロレスをやれ!
2006年12月05日 15時00分
-
スポーツ
1・4東京D「レッスルキングダム」 新日本 全日本“乗っ取り”へ秘策 長州3冠戦出撃
2006年11月16日 15時00分
-
スポーツ
復活1・4東京D大会へ秘策 新日本最終兵器サイモン猪木 IWGP挑戦!?
2006年11月07日 15時00分
-
スポーツ
来春ビッグマッチ パンクラス芸能人最強決定戦 坂口憲二 今田耕司 押尾学
2006年10月31日 15時00分
-
スポーツ
大みそか参戦ほぼ決定 芸能人対決 金子賢vs押尾学
2006年10月10日 15時00分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分