スポーツ
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スポーツ 2016年10月26日 16時00分
巨人vs阪神 FA市場マネー抗争勃発!
今オフの国内FA市場は札束が飛び交う“マネーゲーム”の様相になりそうだ。豊富な資金力を持つ巨人、阪神が'16年シーズン敗退を受け、FAでの戦力補強を余儀なくされた。FA市場の活況は、そのせいだけではない。労組・プロ野球選手会が『圧力』を掛けてきたことも一因である。 「昨年オフ、前広島の木村昇吾('16年西武在籍)がFA宣言した際、『お互い次のステップに進むということ』と広島側が発言しました。東北楽天にFA移籍した今江敏晃も『ウチは(FA)宣言残留は認めていない』と古巣ロッテが言い切りました。FA残留を認めない両球団の言動に選手会が噛み付いたのです」(ベテラン記者) 選手会は昨年末、球団側との事務折衝の場で抗議。「他球団の評価を聞く権利を阻害する」と訴えた。 これに対し、球団側にも言い分はあった。対象選手がFA権を行使して他球団の評価(提示年俸)を聞けば、慰留の条件として、通常査定以上の年俸増など好条件を提示し直さなければならない。宣言残留を認めない方針はマネー戦争阻止の意味もあったが、理論武装で権利阻害と言われたら、折れざるを得ない。 こうした“労働交渉”に加え、今季は多くの実力派選手が国内FA権を取得した。オリックス・糸井嘉男(35)、中日・大島洋平(30)、同・平田良介(28)、日本ハム・陽岱鋼(29)。さらに複数年契約の切れた西武・岸孝之(31)が提示された残留条件をいったん保留。DeNA・山口俊(29)には球団が『宣言残留の権利』を許可することにした。 「当初、巨人はFA市場を静観する予定でしたが、クライマックスシリーズ・ファーストステージでDeNAに敗退し、首脳陣にも危機感が強まりました。投手陣の再編成、打線強化…今オフのFA市場には巨人の穴を埋める選手が複数います」(担当記者) つまり、FAの目玉である糸井獲得を巡って、金本阪神との一騎討ちになる可能性も出てきた。 去る10月12日、オリックスの福良淳一監督はシーズン終了のオーナー報告に出向いている。一時は途中休養も噂されたが、宮内義彦オーナーは満面の笑みで出迎え、同時に「ウチの中核、中心。残ってもらうように」と、糸井残留を改めて訴えていた。しかし、福良監督は「こればっかりは…」と顔をしかめた。実は同監督はその前日、数分だが、秋季自主トレ中の糸井と会談している。 「糸井は『考え中』といった感じでした。福良監督は残ってほしいとの気持ちを伝え、かつ『せっかくの権利なんだからよく考えろ』ともアドバイスしていました。糸井と福良監督は日本ハム時代から『選手とコーチ』の間柄で、特に糸井は信頼を寄せています」(在阪メディア陣の一人) オーナー報告で出た言葉は、糸井の気持ちを代弁したのかもしれない。 阪神のFA補強案も二転三転している。当初は大島、平田の両中日外野手を優先的に考えていたが、「同じ関西」で「35歳で53盗塁、盗塁王」という糸井のタフネスぶりを惜しみ始めた。「彼の背後には金子千尋の代理人役も務め、阪神が苦手とする有名エージェントが控えていました」(同)というのも、これまで糸井獲得に二の足を踏んでいた理由だ。 糸井は日本ハム在籍9年、オリックスに4年となるが、家族をまだ東京に残している。今回の国内FA権取得を指して、「(行使するとしたら)最初で最後」とも話していた。先の「考え中」発言もそうだが、日ハム放出の遠因ともされた糸井の海外挑戦志望は「薄れた」との見方が強まってきた。 「糸井の現年俸は2億8000万円(推定)。3億円台半ば、3年以上の複数年契約から交渉はスタートするでしょう」(球界関係者) 阪神、巨人の一騎討ちとなれば“出来高プラス”で4億円台の交渉となる。 「阪神は昨年オフ、金本知憲監督の誕生でオフの話題を独占し、その勢いのままペナントレースに突入。負けても営業的には大勝利でした。今オフはこれといった話題もない。監督人事、ドラフトで話題を作れないとなれば、ファンの期待感を煽るためにもFA補強しかない。仮に糸井に4億円出したとしても、オフの話題作りに勝利すれば問題ないはず」(前出・関係者) 西武・岸の周辺も慌ただしくなってきた。3年契約が終わり、球団はすでに残留提示額を出したが、岸はそれを保留。終了した『2億2500万円×3年+出来高』(推定)よりもダウン提示だったと思われる。 「岸は宮城県出身。補強ポイントが投手陣の楽天が獲得レースに参戦するでしょう。投手補強が必須の千葉ロッテ、DeNA、そして巨人、阪神、さらにソフトバンクも参入しそう」(同) 岸に対しては米ブルージェイズなどが熱心に視察していた時期もある。しかし、2年連続で故障離脱したことで米球界側は撤収し、移籍するとすれば国内だけとなった。8000万円プラス出来高の山口俊も1億円台での交渉が可能だ。 伝統球団の巨人、阪神に自分を高く売り込めるチャンスは滅多にない。 水面下でのマネー抗争はすでに熾烈を極めつつある。(金額はすべて推定)
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スポーツ 2016年10月25日 16時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 「イチロー」「岩隈」「前田」「田中」今期のMVPは誰だ?
昨季の日本人選手は故障者が続出し稼働率が大幅に低下したが、今季DL(故障者リスト)入りしたのはダルビッシュ有、上原浩治、田澤純一の3人だけで、あとの選手はフルシーズン出場。成績も年俸に見合った数字を出した者が多かった。 その一方で期待を裏切った選手もいる。そこで今回は、日本人大リーガーの最優秀選手(MVP)と、もっとも期待を裏切った選手(LVP)を選んでみたい。●MVP:候補者=イチロー(マーリンズ)、岩隈久志(マリナーズ)、前田健太(ドジャース)、田中将大(ヤンキース) イチローは今季開幕時点でピート・ローズが持つ世界最多安打記録4256本に43本、メジャー3000本安打達成に65本となっていた。しかし、メジャーの野手で最高齢の42歳になっていたことや、昨季、低レベルな成績に終わったことで、ローズの記録を超えることは可能でも、シーズン中にメジャー3000本に届くかどうかは疑問視されていた。 しかもマ軍は若く優秀な外野手が三つのレギュラーポジションを固めているため、イチローが3000本達成に必要な打席数を確保するのは至難と思われた。 しかし、オフに下半身の強化に取り組んだこと、バットを立てて構える打撃フォームから寝かせて構えるスタイルに変えたことなどが功を奏し、イチローは序盤から強烈なライナー性のヒットを連発。それによって出場機会をどんどん増やしていった。 その結果、早くも6月中旬にローズの4256本に並び、8月上旬には3000本安打を達成した。 シーズン終盤に息切れし6年ぶりの「打率3割」はならなかったが、守備、走塁面では全盛期に近いハイパフォーマンスを披露。ファンに与えたインパクトは日本人大リーガーの中でも屈指のレベルだった。 岩隈久志と前田健太は日本人メジャーリーガーで最多の16勝をマーク。どちらも、一度も故障することなく、チームで唯一フルシーズン投げ抜いたことも光る。 ただ16勝の中身が、やや薄い点も共通している。岩隈はシーズン前半、失点が多かったにもかかわらず、打線の強力な得点援護で勝ち星が付くケースが多かった。マエケンも対戦する相手打線が3巡目に入ると急に打たれ出すことが多く、6回終了まで持たずに降板するケースが多かった。そのため、岩隈もマエケンも日本人投手の中で際立った働きをした印象は薄い。 田中将大はシーズン前半、打たせて取るピッチングに徹して大半の試合で先発の責任を果たしたものの、味方打線の貧打に泣かされ勝ち星がなかなか付かなかった。シーズン後半はツーシーム主体からフォーム主体に切り替えてピッチングをさらにレベルアップさせたが、7月末の大型トレード後にリリーフ陣が一気に弱体化。リードを守れず勝ち星に恵まれないままだった。 それでも表にあるように貢献ポイントであるWARはリーグ屈指のレベルであり、シーズン終盤には、一時的に防御率がリーグ1位になる場面もあった。そうした活躍のインパクトの大きさは岩隈やマエケンの比ではなかった。 こうして見ていくと最優秀選手にふさわしいのは田中とイチローの2人となる。この2人を比較した場合、田中は名門チームの「投の主役」としてフルに機能し、ヤンキースを23年ぶりの負け越しから救う大きな働きをした。一方のイチローは二つの金字塔を打ち立て、42歳とは思えぬ活躍も見せたが、チームの浮沈に関わるレベルの働きだったとは言えず田中には及ばない。 今季の日本人最優秀選手は田中将大で決まりだ。●LVP:候補者=田澤純一(レッドソックス)、青木宣親(マリナーズ) 田澤純一は2013年にブレイクしたあと、年を追うごとに成績が低下。シーズン序盤は完璧なピッチングを見せるのに、中盤以降息切れして防御率が悪くなるというパターンが続いた。 そこでシーズン終了後にFA権を得る今季は、中盤以降にスタミナ切れが起きないことをアピールして複数年契約をゲットしたいところだった。しかし、結果は最悪。序盤はこれまで以上に好調だったのに、中盤以降はこれまで以上に打ち込まれた。8月7日以降は6試合で4本も一発を食らい10失点する荒れようで、負け試合のリリーフに降格。10月にはポストシーズンのメンバーからも外された。 期待を裏切ったという点では、青木宣親も2度マイナー落ちしているので、LVP候補になりうるが、終盤、ヒットを量産して打率、出塁率を例年並みの数字に近づけてシーズンを終えている。それを考えれば、もっとも期待を裏切った選手は田澤純一で決まりだ。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年10月23日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND23 〈“闘強導夢”世紀の一戦〉三沢vs蝶野の激突にファン感涙
2002年5月2日の東京ドーム大会『闘魂記念日』は、ジャイアント馬場のDNAを継承するノア(プロレスリング・ノア)と新日本プロレスの歴史的邂逅となった。それぞれを代表する三沢光晴と蝶野正洋の一戦は、時間切れ引き分けの結果にもかかわらず、ファンを大いに満足させた。 日本のテレビ地上波で最後にプロレス生中継が行われたのは、'02年5月2日、新日本プロレスの創立30周年を記念した東京ドーム大会である。 ゴールデンタイムでの放送としては、以後にもボブ・サップがメインを張った'05〜'06年の『W-1』や'07〜'08年の大みそかに行われた『ハッスル』などもあったが、こちらは録画もしくは時差中継で、昭和の香りが残る実況生中継ということでは、やはり5・2東京ドームが最後になる。 19時からのテレビ中継に合わせて、時間調整のため6分間の休憩がとられた後、田中秀和リングアナの先導で放送開始に向けてのカウントダウンがスタート。そうして試合に先立ち現れたのは、蝶野正洋とアントニオ猪木の2人だった。 「この大会のテーマは“新日の未来”でした。K-1やPRIDEの隆盛に押されるプロレス界は、今後どうあるべきなのか。プロ格闘技路線を推進する新日の創始者・猪木に対し、この大会から現場プロデューサーを務める蝶野が、どんな答えを出すのかが問われたわけです」(プロレスライター) では、実際の試合はどうだったか。 小川直也&橋本真也のOH砲登場に始まって、中西学vsバス・ルッテン、安田忠夫vsドン・フライと異種格闘技戦を意識した試合が続き、王者の永田裕志に高山善廣が挑戦したIWGP王座戦も、テレビ中継のメインながら打撃中心の展開に終始した。 セミファイナルこそは、スタイナー兄弟vs佐々木健介&棚橋弘至(レフェリーは女子レスラーのジョニー・ローラー)という純プロレスであったが、テレビ中継のトータルとしては格闘色が強く打ち出される内容となった。しかし、蝶野は猪木の要求をのんだわけではない。 「中継前に最も会場を沸かせたのが全日本女子プロレスの提供試合で、これこそが蝶野の答えでした」(同) まだ女子を男子よりも格下と見る傾向が根強かった当時に、これを新日のリング、それもドームの大舞台に上げたことは、蝶野の決意の表れだった。 「ファンの間でも全女提供試合への拒否反応はありましたが、それを実行した蝶野も立派なら、試合内容で観客を納得させた全女勢も立派でした」(同) また、大日本プロレスの提供試合も行われ、このカード編成から読み取れる蝶野の意図は“プロレス界の団結”である。格闘技人気に対抗するために、業界全体の協調を求めたわけである。その最たるものが、三沢光晴の参戦であった。 先の2000年には新日と全日の対抗戦が行われたものの、かつての全日勢のほとんどが移籍したノアこそが、ファンにとっての大本命。その総大将である三沢の招聘に成功したのは、ひとえに蝶野の誠意のたまものだった。 当時、ノアを中継していた日本テレビとの権利関係から生中継はできず、試合自体は永田戦後のボーナストラック扱いとなったが、この日、ドームに参集した全ファンの目当てが、三沢にあったといっても過言ではない。 迎え撃つはもちろん蝶野で、いきなりの頂上決戦が実現。しかしながら、試合そのものへの期待は、決して高くはなかった。なぜなら、この試合が30分1本勝負と発表された時点で、ほとんどのファンが“時間切れ引き分け”を予想していたからだ。 「ただ、30分1本勝負となったのは、まったく別の理由です。生放送の都合で21時からの試合開始となり、それで60分にすると建前上は終了が22時を超す可能性がある。しかし、それだとドームの利用規約である“22時までの撤収”に間に合わなくなるために、方便として30分にしたのです」(新日関係者) つまり30分=引き分けはファンの邪推だったわけだが、いざ試合となればそれも関係なかった。 東京ドームに『スパルタンX』が流れると、ドームの屋根が波打つほどの三沢コールの大合唱。この頃、マスコットガールとして中継に参加していたタレントの乙葉が、思わず「三沢さんて有名な人だったんですね」と漏らしたほどだった。 対する蝶野コールも負けてはいない。 「K-1、PRIDE、プロ野球。これがプロレスだ。プロレスは負けない!」と、田中リングアナのコールで会場のボルテージは最高潮に達し、ついに世紀の一戦が幕を開けた。 試合は思いのほか激しい展開となり、蝶野が花道でパイルドライバーを放てば、三沢はエメラルド・フロージョンで倍返し。卍固めにランニング・ネックブリーカー・ドロップと、互いに猪木と馬場の必殺技まで繰り出す。 さらには蝶野が、馬場リスペクトの河津掛け。残り3分を切っても一進一退の攻防が続き、ついに試合終了のゴングが鳴らされた。 引き分け試合にありがちな“延長コール”はほぼゼロ。会場にいた全員が歴史的一戦に満足し、それぞれ家路に就いたのだった。
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スポーツ 2016年10月23日 12時00分
「ドームのメインは甘くない!」新日本オカダ・カズチカ、来年も1・4ドームのメインへ!
新日本プロレス10・10両国国技館大会で、来年の1・4東京ドームでのIWGPヘビー級選手権挑戦権利証を保持しているケニー・オメガが、後藤洋央紀の挑戦を、IWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカが、プロレスリング・ノアの丸藤正道の挑戦をそれぞれ退けたことで、オカダ対ケニーのIWGPヘビー級選手権試合が、「レッスルキングダム 11 in 東京ドーム」(来年の1・4ドーム大会)のメインイベントで行われることが決定した。 挑戦者のケニーは「レッスルキングダム」シリーズ11年の歴史にして初めて、外国人選手のメインイベント出場となる。(ダブルメインイベントは除く) チャンピオン、オカダの「レッスルキングダム」戦績(レインメーカーとして凱旋帰国後)は次のとおりだ。2012年▼凱旋帰国マッチ○オカダ・カズチカ 対 YOSHI-HASHI×2013年▼IWGPヘビー級選手権試合○<王者>棚橋弘至 対 オカダ・カズチカ<挑戦者>×2014年▼IWGPヘビー級選手権試合○<王者>オカダ・カズチカ 対 内藤哲也<挑戦者>×2015年▼IWGPヘビー級選手権試合○<王者>棚橋弘至 対 オカダ・カズチカ<挑戦者>×2016年▼IWGPヘビー級選手権試合○<王者>オカダ・カズチカ 対 棚橋弘至<挑戦者>× レインメーカーとして2012年の同大会に凱旋帰国したオカダだが、同じく凱旋帰国をしたYOSHI-HASHIとの試合は消化不良に終わり、メインイベントでIWGPヘビー級王座を防衛した棚橋の前に現れ、挑戦表明したときにはブーイングと帰れコールを浴びている。しかし、その翌月に棚橋を一発で破り、IWGP初挑戦&初戴冠という“レインメーカーショック”を起こし、ファンの支持を一気に集め一躍人気選手となった。 しかし、2013年はG1クライマックスに優勝し、棚橋に挑戦するも敗戦。2014年は棚橋と直接対決はしなかったものの、中邑真輔 対 棚橋のIWGPインターコンチネンタル選手権試合にメインイベントを決めるファン投票で敗れ、ダブルメインイベント第1試合に降格する屈辱も味わっている。2015年は再び棚橋に敗れると帰りの花道で人目をはばからず、涙を流した。 今年、チャンピオンとして再び棚橋の前に立ったオカダは、激闘を制し1年越しの雪辱を果たした。棚橋に“東京ドームで”初めて勝ったことで、3勝2敗と勝ち星を先行。オカダも「これで東京ドームの嫌なイメージが払拭できた」と試合後に語っている。 「東京ドームのメインイベントは甘くないと言いたいですね」 11日にテレビ朝日本社で行われた会見でオカダは、IWGPヘビー級王座初挑戦かつドームのメインに初出場となるケニーにこう言い放った。オカダが言うと重みがある言葉だ。ケニーがこの言葉をどう受け止めたのかは知る由もないが、今まで見たことがないオカダの世界が見られるかもしれない。(どら増田)<新日Times VOL.40>【撮影/広瀬ゼンイチ】
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スポーツ 2016年10月22日 16時00分
新星・樋口新葉に“お株”を奪われそうな浅田真央の不安
2018年の平昌冬季五輪(韓国)に影響するフィギュアスケートの16-17シーズンが開幕した。浅田真央(26)は『フィンランディア杯』のSP(ショートプログラム=10月6日)で2位につける好調ぶりを見せたが、関係者の期待は15歳の新星・樋口新葉に集まっていた。 「2014年、ジュニアのグランプリファイナルで3位。去年、今年のジュニア世界選手権でも3位。現在、トリプルアクセルと4回転トゥループを練習中とのことですが、『あとは本番で披露するだけ』とも聞いています」(特派記者) 浅田の代名詞・トリプルアクセルのできる若手。浅田は確かに好スタートを切ったが、それはトリプルアクセルを回避する“安全策”によるものだった。 そんな今シーズンから浅田たちと同じステージに立つ樋口に、大人の洗礼が浴びせられた。 「2日、グランプリシリーズに挑む選手紹介の会見が開かれたのですが、浅田は出席せず映像のみでした」(スポーツ紙記者) そこで樋口は昨季のGPファイナル銀メダル宮原知子、男子の宇野昌磨らに遠慮したのか、ほとんど喋らなかった。そして、浅田が映像で「私にとって最終目標」と平昌大会への意気込みを語り、司会者が同じ質問を樋口にも向けると、「オーラとかが全然違う」と初々しく答えた。次に解説を務める荒川静香に樋口評の質問が寄せられた時だ。 「高いテクニックを持っている。それを維持しながら、他の部分を磨くのは大変。でもそれが総合力として…。色々と大変だと思うけど」 つまり、まだまだ不足部分があるということだが、応援しているのか、よく分からなかった。 「荒川の注目選手は浅田です。浅田に五輪で花を持たせてやりたいと思ったのでしょう。浅田は『平昌が目標』とあえて明言することで、五輪出場を確実にしたかった感じ。でも、樋口は伸びしろがあり怖いもの知らずで、浅田を食うかもしれない」(TV局スポーツ部員) トリプルアクセルの専売特許がなくなれば、浅田は選手選考で“転倒”ということになりかねない?
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スポーツ 2016年10月22日 11時00分
白鵬 九州場所復活なるか? 「断食10キロ落とし」も不安材料満載
大相撲界は現在、秋巡業たけなわ。11月13日から始まる九州場所の福岡市に向け、横綱白鵬(31)が完全復活に向け驚異の調整を始めている。 休場中、都内の専用施設に3日間入り、口にするのは水のみという断食に挑戦したという。 白鵬は、「(復帰に向けて)同じことをするのではなく、何か新しいものを取り入れたかった。それが断食だった」と復帰への意欲を語り、そのハードな禁欲生活で155キロもあった体重が147キロまで減。「おかげで悪いところは全部きれいに取った。すごく(体が)軽いし、周りからも若返ったと言われる。もう160キロはいらないね。152、153キロで十分だ」と、にこやかだった。 しかし、関係者の中には「力士たちの稽古にも熱が入ってきた。その中に、いまだ秋場所を左ひざや右足の故障で全休した白鵬の姿は見られない。果たして九州場所は大丈夫なのか」と、不安視する声もある。 「当初、『10月10日の土浦巡業(茨城県)あたりから合流するのでは』と見られていただけに、回復が少し遅れているように聞いています。左ひざと右足親指には、思い切ってかなり深くまでメスを入れたそうですからね。場所後、モンゴルに帰国したんですが、成田空港に現れたときも右足や左ひざにはぶ厚いサポーターを装着していました。元気でタフさが売り物の横綱でしたが、さすがに心配が広がっています」(担当記者) そう言えば、白鵬が尊敬してやまない昭和の大横綱大鵬もこんなことがあった。昭和39年名古屋場所を本態性高血圧で入門して初めて休場。その際、師匠の二所ノ関親方(元大関佐賀ノ花)が言った。 「お前には慢心がある。この際、自分をもう一度、見つめ直せ」 その言葉を受けて、大鵬は静岡県三島市郊外の禅寺で5日間ほど、午前4時に起きる座禅三昧の生活を送っている。のちに大鵬はこの禅寺での生活を振り返り、「あそこで心を練り直したことで心が安らぎ、貴重な体験になった」と述懐。翌場所は14勝1敗で優勝して見せた。 白鵬も心機一転しての復活となるのか。史上3人目の通算1000勝まであと3つ。ようやく稽古場で実践的な動きができるところまで回復した白鵬は、10月下旬には秋巡業にも合流見込みだ。 九州場所で大横綱・白鵬復活なるか? 関係者やファンをやきもきさせている。
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スポーツ 2016年10月21日 16時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 「マエケン」は年収12億円 「ムネリン」は年収2800万円
ここ数年、日本人大リーガーは故障で長期欠場する者やスランプでマイナー暮らしを余儀なくされる者が続出。そのためメジャーの各球団は年俸(固定給)を少なくして、働きに応じたボーナス部分を厚くすることでリスクを回避するようになった。その結果、今季のように稼働率の高い年には、莫大なボーナス収入を手にする選手が出るようになった。■リッチ組前田健太(ドジャース)=ボーナス総額900万ドル(9億円) マエケンとドジャースとの契約(8年契約)は、ヒジの故障リスクが高いということで年俸(固定給)は300万ドル(3億円)に抑えられた。しかし、開幕メンバーの25人枠に入れば15万ドル(1500万円)ボーナスが支給されるほか、「年間先発登板数」と「年間投球イニング数」に応じて多額のボーナスが支給される取り決めになっている。 「年間先発登板数」の方は25試合で350万ドル(3.5億円)、30試合で500万ドル(5億円)、32試合で650万ドル(6.5億円)となっている。マエケンは10月2日(シーズン最終戦)の登板が32試合目だったため、満額の6.5億円を手にした。 もう一つの「年間投球イニング数」の方は、160回でボーナスが200万ドル(2億円)、170回で225万ドル(2億2500万円)、180回で250万ドル(2.5億円)、190回で275万ドル(2億7500万円)、200回の大台に乗せると350万ドル(3.5億円)支給される。メジャー1年目の今季、マエケンは175回にとどまったため、こちらは225万ドル(2億2500万円)だった。 これらのボーナスに3億円の年俸、それにポストシーズン分配金を加えると、マエケンの今季収入は12億〜12・3億円になる。岩隈久志(マリナーズ)=ボーナス総額250万ドル(2.5億円) 岩隈がマリナーズと交わした契約では年俸1000万ドル(10億円)のほかに、投球イニング150回で50万ドル(5000万円)、以降10イニング増えるごとに50万ドルが加算される取り決めになっている(190回で満額の2.5億円)。 岩隈は今季、マリナーズの先発投手でただ1人フルシーズン投げきり、199イニングを投げたので満額の250万ドル(2.5億円)をゲットした。 岩隈にとって、それ以上に嬉しいのは、契約に「'16年に162イニング以上投げると翌'17年は年俸1400万ドルで再契約」という条項があるため、年俸が4億円アップして来シーズンに臨めることだ。 契約には、さらに「'16年と'17年の2年間のイニング数の合計が324回を超えると'18年度は年俸1500万ドル(15億円)で契約するという条項もある。このため、岩隈は来季125イニング投げるだけで、その次の年('18年)も年俸15億円でマウンドに立てることになる。■プア組青木宣親(マリナーズ)=ボーナス総額30万ドル(3000万円) 青木とマリナーズとの契約には「'16年に480打数をクリアすれば、'17年は年俸550万ドルで契約更新」という条項がある。しかし、青木は序盤のスランプが祟り球団首脳(ディポートGM)が早い段階で残留させないという方針を固めた。このため、シーズン後半は好調だったにもかかわらず480打席に達しないような使われ方をされた。年間の打席数は467打席止まりで、再契約となる480打席に13打席足りず、シーズンを終えた。 それでも契約に年間の打席数によるボーナス条項があり、400打席から25打席刻みで10万ドル支給されるので30万ドル(3000万円)をゲットしている。 そのほかでは、イチロー(マーリンズ)が年間の打席数に応じたボーナスを100〜200万ドル(1億〜2億円)支給された可能性が高い。川崎宗則(カブス)=球団からの総支給額28万ドル(2800万円) 金銭的に一番恵まれなかったのは川崎宗則だ。ムネリンは今季、年俸10万ドルでカブスの3A球団とマイナー契約。メジャーに昇格した場合は在籍1日につき4918ドル(約50万円)支払われる取り決めだった。 しかし、カブスがメジャーで最も内野の選手層が厚い球団だったため、メジャー在籍日数は41日に留まり、メジャーとマイナーを合わせた総支給額は28万ドル(2800万円)しかなかった。 ただ、川崎の場合、チームがポストシーズンに進出しているので、その分配金にありつける。川崎自身がメンバーに入らなくても、フルシーズン、カブスおよび傘下のマイナーに所属していたので、チームがワールドシリーズに進出すれば30〜40万ドル(3000〜4000万円)、リーグ優勝シリーズで敗退の場合でも約13万ドル(1300万円)、デビジョンシリーズで敗れた場合でも3万ドル(300万円)。分配金は球団が支給するのではなく選手間で均等に分け合うので、川崎の年収は5〜6000万円を超す可能性がある。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年10月20日 16時00分
どうなる? 豪栄道“綱獲り”への道 ナゼか翌場所潰れる日本人大関
まさかの(失礼)初優勝を全勝で飾った大関豪栄道(30)。 秋場所が終わって2週間以上が経過し、秋巡業が始まった。それでもいまだに豪栄道フィーバーが続いている。 「優勝してすぐ出身地の大阪に凱旋し、松井一郎府知事を表敬訪問したんですが、86年ぶりの大阪出身力士の優勝ということで、オリンピックの金メダリストもかくや、というような騒ぎでした。秋巡業でも、どこに行っても周りは黒山の人だかり。今後も優勝パレードが、母校である埼玉栄高校周辺と、出身地である大阪・寝屋川市の2カ所で行われる予定で、いまや大相撲界一のモテモテ力士です」(担当記者) おかげで秋場所後も、ゆっくり体を休める時間などないようだ。 「昨日の晩、ようやくゆっくりできました」 10月3日に両国国技館で行われた全日本力士選士権に出場したとき、苦笑いしていた豪栄道。 この異常なフィーバーで思い出されるのは、今年の初場所、10年ぶりの日本人優勝を果たした大関琴奨菊(32)のことだ。このときのモテ男ぶりもすごかった。なにしろ春場所の番付発表までの約1カ月間、テレビやイベントなどの出演が相次ぎ、休息したのはわずか1日だけという多忙ぶり。 「どこに行っても、いろんな人に声をかけてもらった。休めなかったけど、全然、疲労感はない。むしろ気力をたくさんもらった」 と、琴奨菊は多忙をプラス思考でとらえ、来たる春場所、初の綱取りに挑んだ。が、8勝7敗と勝ち越すのがやっと。千秋楽、「どっかで、どっかのネジが抜けてしまった」と頭を抱えていたのは記憶に新しい。 果たして、豪栄道は大丈夫か。同じ大関、日本人優勝力士と、条件はダブるが…。 「経験のないことばっかりなんで、そういう意味では正直言って戸惑いはある。でも、勘違いしないように生きていきますよ」 と、この突然の人気沸騰も自分に言い聞かせ、平常心を保つのに余念がない様子だ。8月の夏巡業でしっかり稽古したことが9月の秋場所の活躍を生んだだけに、秋巡業でも初日から体を動かすなど精力的に取り組んできた。 「疲れはまだあるけど、1日1日を無駄にせず仕上げていきたい。(巡業のある)偶数月にしっかりやることが本場所につながる」 ナゼか優勝の翌場所潰れる日本人大関だが、今回こそ“綱獲り”に期待。豪栄道の全勝優勝がフロックでないことを祈りたい。
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スポーツ 2016年10月20日 14時00分
2016年ドラフト情報(番外編) FA流出前提! アノ球団の一位候補も急変
今オフ、国内FA市場は“選手優位”となる。近年、「宣言残留は認めない」とする球団側の対応が続き、これにプロ野球選手会は「権利を阻害している」と抗議。経営陣が選手会側の言い分を認め、「FA宣言=退団」の図式は崩れた。極端な言い方をすれば、対象選手はFA宣言し、在籍チームと獲得に挙手した他チームの条件を天秤に掛けることも可能となった。 この流れを受け、去就がハッキリしない主力投手が現れた。埼玉西武・岸孝之(31)とDeNA・山口俊(29)だ。両投手とも在籍チームから残留の具体的な金額提示を受けたとされるが、結論を保留(10月18日時点)。当然、この流れは各球団のドラフト戦略にも影響しつつある。 「両球団とも上位指名選手を再検討することになります。退団を念頭に入れ、即戦力か、それに近い力を持った投手を獲得しなければ、戦力ダウンした状態で来季のペナントレースに臨むことになる」(ベテラン記者) 西武、DeNAともに今秋の目玉・田中正義(22=創価大/右投右打)に二重丸を付けていたという。しかし、西武の地元の埼玉県には高校球界を代表する左腕、高橋昂也(18=花咲徳栄/左投左打)が出現。DeNAも、お膝元の横浜高校に“エースの貫録を秘めた”藤平尚真(18=右投右打)がいて、ともに無視できない状況に立たされていた。 一時期、両球団とも、田中を始めとする即戦力系の大学生投手を諦め、「将来性」で地元の超高校級投手を獲るとの情報も交錯していた。「地元優先」の声も聞かれた昨今、岸と山口の去就問題が重なったのだ。 去る10月9日、DeNAの高田繁GMが報道陣に囲まれた。質問は国内FA権を取得した山口俊の去就についてで、同GMはすでに条件提示した旨を明かし、「具体的には言えないが」と濁しつつも、仮に山口がFA宣言したとしても、残留交渉を続けていくと打ち明けた。「宣言残留を認める」というわけだ。 「他球団の話を聞いたあとでこちらが、提示額を上積みするようなことはしない」 高田GMの言葉に対し、山口は「まだ考え中」と言わんばかりに沈黙を守ったままだ。 「本当に上積みしないのなら、山口の流出は可能性が高い。カネよりも野球に取り組む環境の話になると思う。山口はDeNAのエースではあるが、終盤戦、CSは故障で投げていません。『山口がいたら』というファンの期待感をプラスに捉えるか、重荷と受け取るか…」(前出・ベテラン記者) この山口の去就問題と前後して“奇妙な情報”も聞かれるようになった。DeNAが田中でも藤平でもなく、柳裕也(22=明治大/右投右打)で1位入札するのではないか、と。柳は「150キロを投げる右腕」と紹介されているが、変化球を織り交ぜ、常に6、7割の力で投げる技巧派。セットポジション、フィールディングもピカイチで、好不調に関係なく、大崩れしない総合力の投手だ。この柳を獲得できたならば、先発ローテーションの一角を託せる。打線の援護にも恵まれれば、2ケタ勝利も挙げられるだろう。 「柳は横浜高校の出身ですよ」(関係者) 柳の名前が全国区になったのは、日米大学野球選手権で好投してから。明治大学に進んでからレベルアップしたとのイメージも強いが、DeNAは「地元横浜の高校出身」と位置づけたのか? 藤平に決まりつつあると聞いていた。柳の名前が再浮上したということは、『エース山口の退団』を想定してのことだろうか。
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スポーツ 2016年10月20日 06時00分
2016年FA戦線に異常アリ! 「宣言残留、認めます」でマネー戦争復活?
今オフ、国内FA市場がマネーゲームの戦場に逆戻りしてしまうかもしれない。 去就が注目されているのは、オリックス・糸井嘉男(35)、中日・大島洋平(30)、同・平田良介(28)、日本ハム・陽岱鋼(29)といった実力派の外野手。彼らが「FA宣言する」と表明すれば、クリーンアップを欲しているチームは放っておかない。もちろん、在籍チームも必死に慰留するだろう。しかし近年、球団側が握っていたとされる“交渉主導権”は完全に対象選手に移ったという。 「DeNAの山口俊(29)、埼玉西武の岸孝之(31)もFA宣言するかもしれません。FA宣言しやすくなったので、選手の側は『とりあえず宣言しよう』と思うはずです」(プロ野球解説者) FA宣言しやすくなったという。プロ野球選手会が“圧力”を掛けてきたのだ。 「ウチは、宣言残留は認めていない」 近年、FA宣言するかどうかで迷っている選手に対し、在籍チームの経営幹部が言い放っていた言葉だ。要するに、慰留の交渉はする。その内容が満足いくものでなかった場合にFA宣言するかどうかで迷うわけだが、宣言したら、「以後、慰留交渉はしない」と…。選手側にすれば、「出て行ってもけっこう!」と言われたのと同じ屈辱になる。 先のプロ野球解説者は「FAは選手の権利」と前置きしたうえで、こう補足する。 「選手の気持ちに添って交渉してほしい。しかし、FA宣言されて、他球団の条件を聞かされたあとで、再び慰留交渉となれば、在籍球団は年俸提示額を釣り上げなければなりません。マネーゲームを防ぐ意味合いもあり、宣言するときは慰留交渉も打ち切りにして欲しいと思っているようです」 昨年オフ、前広島の木村昇吾内野手(36=16年西武在籍)がFA宣言したが、移籍交渉が上手くいかなかった。結果、埼玉西武の春季キャンプで“入団テスト”を受けて救われた。東北楽天にFA移籍した今江敏晃(33)も、古巣と「宣言残留」の是非を巡って衝突があったという。 こうした経緯を指し、選手会は経営側との事務折衝の場でも「宣言残留を認めないのは、他球団の評価を聞く権利を阻害していないと同じでは?」と抗議し続けた。その影響だろう。DeNAの高田繁GMは山口との慰留交渉(前交渉)で、いち早く宣言残留を認めると表明した。 「山口は終盤戦こそ故障で投げていませんが、2ケタ勝利を挙げています。山口の年俸は8000万円(推定)。先発ローテーションの一角を外国人投手で補充しようとしていた球団にすれば、お買い得というわけです」(ベテラン記者) 岸孝之も“揺れている”という。 岸は複数年契約が満了した。推定年俸は2億2500万円で、西武球団は慰留条件をすでに提示したとも伝えられるが、岸は返事を保留。複数年こそ提示されたが、減額提示だったとの情報も交錯している。郷里・宮城県の東北楽天が岸の動向に注目しており、本人にその気があるのなら、獲得に挙手するという。また、西武球団だけが「宣言残留を認めない」と言うわけにもいかないだろう。 岸本人の意思はともかく、東北楽天と埼玉西武の提示内容を天秤に掛けようと思えばできる立場になったわけだ。 「岸は2年続けて故障に泣かされています。去就を迷う理由の一つに自身の体調、新天地での調整方法などへの不安もあるはず」(前出・同) FA制が導入されたばかりのころ、獲得選手が活躍できなくても、「旧在籍チームの戦力を落としたから御の字」と見る球団もないわけではなかった。こうしたチーム編成は長続きしなかったが、今回の宣言残留を容認する流れはマネー戦争を再燃させてしまうのではないだろうか。
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