スポーツ
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スポーツ 2016年11月10日 16時00分
巨人・高橋由伸監督のストーブリーグ隠し玉は盟友・上原浩治
大谷翔平、黒田博樹の“新旧スター対決”で盛り上がった日本シリーズも終わり、球界は一気にストーブリーグに突入。注目はリーグ優勝を逃した巨人だ。渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆が「由伸の責任じゃない。フロントだ。補強していない。これで勝てと言ったって無理だよ」と高橋由伸監督を擁護したことを受けて、フロント幹部らの動きが活発化した。 補強ポイントは打線強化だ。今季のチーム打率2割5分1厘は、広島に2分以上の差をつけられての3位。総得点519は広島の684に大きく差をつけられリーグ4位。阿部慎之助、長野久義、村田修一のベテランは下り坂で、首位打者の坂本勇人以外は選手総入れ替えすら想定しているという。 しかも、先日のドラフト会議では外れの外れで吉川尚輝内野手(中京学院大)を1位指名したが…。 「(吉川は)即戦力とは言い難い。FAで最低、大物2人をゲットしなければ、ナベツネ代表に顔向けできませんよ」(スポーツ紙記者) FA選手はどうだろうか。 今年FA権を得たのは、野手ではオリックス・糸井嘉男外野手(35)、中日・平田良介(28)、大島洋平(31)両外野手、日本ハムの陽岱鋼(ようだいかん)外野手(29)。投手は西武・岸孝之(31)、DeNA・山口俊(29)など。 ところが、こちらも状況は芳しくない。糸井は阪神、平田はヤクルト、陽はソフトバンク、岸は楽天が有力で、山口はFA残留が濃厚。残るは大島だが、巨人への評価は低い。'14年にFAで巨人に移籍した片岡治大(元西武)、大竹寛(元広島)がろくな使われ方をしなかったことから敬遠しているのだ。もちろん、野球賭博関連の“もらい事故”の影響もある。 とはいえ、指揮官の高橋監督は座して死を待つわけにはいかない。来季は3年契約の2年目とはいえ、第1次政権時の原辰徳、堀内恒夫監督は2年目のオフにあっさりクビを切られている。そこで高橋監督がラブコールを送るのが、かつての盟友で、現レッドソックスの上原浩治(41)だ。 2人は同じ'75年4月3日生まれで、それぞれ'97年、'98年にドラフト1位で巨人に入団。大学浪人した上原が1年後輩となったが、当時から格別仲がよかった。 上原は今季もプレーオフに登板するなど活躍したが、今オフFAに。レッドソックスをはじめ、複数の球団が興味を示していると言われるが、今季の年俸900万ドル(約9億1000万円)からの大幅ダウンは必至。巨人が食い込む糸口はあると見られる。 また、上原獲得は読売グループの悲願でもある。来春開催されるWBC日本ラウンドの主催は読売新聞社。巨人選手が中心になって盛り上げることを期待される大会で、「巨人&侍ジャパンの守護神を」と幹部は目論んでいる。 その上原の助言で、楽天で活躍した米タイガースのケーシー・マギー内野手を狙っているという情報も。さらに、ヤクルトのバレンティンにも食指を動かす巨人。巻き返しが始まる。
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スポーツ 2016年11月06日 12時00分
新日本、ヨシタツと抗争中のBONE SOLDIER、初のベルト奪取まで登りつめられるか?
「もうヒーローごっこは終わりだ」 新日本プロレス9・25神戸大会で、ヨシタツにハンタークラブ入りをTwitterのアンケート結果を理由に断られた、キャプテン・ニュージャパンはヨシタツを襲撃。その瞬間、会場内は「キャプテンがヨシタツに逆ギレしたのか」程度にしか見られていなかったこともあり、微妙な空気が流れていた。その後、高橋裕二郎&チェーズ・オーエンズのバレットクラブの攻撃に加担したため、僅かなブーイングが起きてはいたものの、この観客のリアクションを見る限り、ヨシタツが4月に復帰してからキャプテンとの間で繰り広げられてきた、ハンタークラブ劇場はファンに支持されていたとは言い難い。 試合後、バックステージでバレットクラブのメンバーに迎えられたキャプテンに、リーダーのケニー・オメガは「まずは見た目と名前を変えよう。新しいコスチュームとリングネームを考える」ことを明らかにし、翌日に発表された10・8魚沼大会のカードには、バレットクラブの新メンバーとして、BONE SOLDIER(ボーン・ソルジャー、以下ソルジャー)なる選手の名前がラインナップされた。また公式ホームページでは、ソルジャーのシルエットがキャプテンに酷似しており、新しいキャプテンの顔がソルジャーであることが示唆されている。 そして迎えた魚沼大会で、高橋裕二郎、アダム・コールとともに現れたソルジャーはおどろおどろしいマスクにバレットクラブTシャツという風貌で、因縁のヨシタツ、ジュース・ロビンソン、田口隆祐の本隊トリオと対戦。デビュー戦はヒール転向の証とも受け取れる反則負け。試合後も執拗にヨシタツを攻撃し、因縁を深めた。 10・15台湾大会では、ヨシタツとソルジャーのシングルが実現。この試合もソルジャーがレフェリーの目の前で急所蹴りをしたため反則負け。試合後ソルジャーは、「骨も魂もスーパーヒーローじゃないんだよ」とキャプテン・ニュージャパンとの完全決別を宣言した。 続く「Road to POWER STRUGGLE」では、ヨシタツの地元でもある11・3岐阜大会でのシングル再戦に向けて、10・23東金大会以外ではすべての大会で、ヨシタツとソルジャーの対戦が組まれた。ソルジャーはヤングライオンの川人拓来を新技ボーンソルジャーで葬る試合もあったが、基本的には反則負けが多かった。10・30後楽園大会では試合後にキャプテン時代にコスチュームとして使用していた盾でヨシタツを襲撃。11・1熊谷大会ではキャプテンのマスクをヨシタツに被せて「キャプテン・ニュージャパンやるよ。そのマヌケなキャラお前にピッタリだ」と譲渡を示唆するなど、ヨシタツを挑発した。 これに怒ったヨシタツは11・2静岡大会で「明日、お前が俺に勝ったら、俺がキャプテン・ニュージャパンになってやる」と宣言。翌日の岐阜大会に向けてファンの関心を一気に引き寄せた。 岐阜大会のシングルマッチは、全7試合中、第5試合にラインナップされた。これはキャプテン時代には見られなかったことである。そんなシチュエーションに燃えたのか、試合はソルジャーがヨシタツを持ち前のパワーと実力で押しまくる展開に。途中、高橋裕二郎の介入やベルトを使った反則攻撃もあったが、前哨戦とは明らかに違うソルジャーの姿があった。試合は一瞬の隙をついたヨシタツが逆転勝ちを収めたが、試合後に「あいつはバレットクラブのお通しで頭数には入れるつもりはなかったけど、今日やってみて頭数に入ってたよ。何回でもやってやる」とヨシタツはソルジャーを認めるコメントを出すとともに抗争継続を訴えた。 もともと先輩として、キャプテンの実力を買っていたヨシタツなだけに、今回のシングル戦でソルジャーがシリアスモードで来たことが嬉しかったのかもしれない。ハンタークラブを巡る展開に関してはファンの支持を得られなかった二人だが、今回の抗争に関してはファンの関心を集めることが出来た。ソルジャーは盟友だった棚橋弘至や、KUSHIDAとの対戦が実現していないという楽しみも残されている。 実力は折り紙つきなだけにヨシタツとの抗争で、ベルトが狙えるポジションにまで登りつめてもらいたい。(どら増田)(C)新日本プロレス【新日Times VOL.42】
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スポーツ 2016年11月05日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND25 〈巌流島決戦とは何か!?〉 猪木vs斎藤“2時間超えの死闘”
1987年10月4日、プロレス史上でも例のない前代未聞の闘いが行われた。時間無制限、無観客、ノールールの果たし合い。 アントニオ猪木とマサ斎藤が闘う舞台は、いにしえの巌流島。プロレスマスコミ以外からも注目を集める中、闘いの火ぶたは切って落とされた。 新日本プロレスは'87年夏より、アントニオ猪木率いるNOWリーダー軍と、長州力、前田日明、藤波辰爾らNEWリーダー軍による世代闘争をスタートさせた。 これはテレビ朝日が視聴率アップを見込んで主導したアングルであった。 「しかし、リング上の結果がどうであれ、総帥の猪木が『ウン』と言わない限り世代交代などあり得ない。当の猪木も全盛期は過ぎたとはいえ、団体トップの人気選手であることに変わりなく、その座を譲るなどと言うわけがない。だから、ほかの選手は気持ちがまったく入りませんでした」(プロレスライター) その結果、タッグを組んだ長州と藤波が、どちらが猪木をフォールするかで争うという、複雑かつ難解なアングルが繰り返されるようになっていく。 「専門誌を欠かさずチェックするマニア層にしてみれば、こういったいわゆるイデオロギー闘争に引かれる部分もあったでしょう。しかし、ベビーvsヒールの勧善懲悪を求める力道山時代からの古参ファンや、タイガーマスクの華麗な世界に憧れた少年ファンたちの多くは、こうした展開についていけずに離れてしまいました」(同) なおこの頃、ライバルの全日本プロレスは、長州維新軍の離脱で存続危機を叫ばれながら、明確に「天龍革命」という構図を示すことで人気復活の兆しをみせている。 迷走する新日はテレビ放送が金曜から火曜に変更され、これがまた人気低下に拍車をかけた。 「ビートたけしが“フライデー討ち入り事件”で謹慎となり、冠番組の『スポーツ大将』が休止を余儀なくされた。この人気枠をプロレスで埋めようとしたわけですが、視聴者はついてきませんでした。放映日変更で視聴習慣が崩れたというのもあるし、制作がスポーツ班からバラエティー班に替わったことで、熱心なプロレスファンの反感を買ってしまった」(テレ朝関係者) こうしたプロレスとバラエティーの差異、たけし絡みの関係性は、のちのTPG(たけしプロレス軍団)にまでつながっていく…。 そんなドン詰まりの状況下、猪木がやにわにぶち上げたのが“巌流島決戦”だった。宮本武蔵と佐々木小次郎の故事で名高い決闘の舞台。そこで猪木がマサ斎藤と、無観客、時間無制限かつルール無用の果たし合いを行うという。 最初こそ「なぜ世代闘争のさなかに旧世代同士が闘うのか」との疑問もあったが、その壮大なスケール感の前では、小さなことに過ぎない。前代未聞の闘いはプロレス以外の一般メディアも巻き込んで、大いに注目を浴びることとなった。 それにしても、なぜ猪木はこの闘いに挑んだのか。 「ブラジルで起業したアントンハイセルの破綻による億単位の借金に、“おしどり夫婦”と呼ばれた倍賞美津子との離婚危機…ちなみにこの離婚も、猪木が倍賞の親族にまで借金を頼んだことが原因だったようです。さらには新日自体の人気低迷も重なって、この頃の窮地は“自殺まで考えた”と、のちに猪木自身が話したほど。そんな中にあって、やけくそで一発大きな花火をぶち上げてやろうとの気持ちが、巌流島決戦となったわけです」(プロレス記者) ただ、本当にそれだけだったのだろうか? 「観客など関係ない、こびない闘いをしたかったというのですが、だったら道場でやればいいこと。本音のところでは、あくまでもビジネスとして注目を集めたいという、プロデューサー感覚があったように思います。状況が悪いときほどデカいことを仕掛けて、逆境をはね返そうというのが猪木流ですから」(新日関係者) 視聴率低迷にあえいでいたテレ朝が、巌流島の話題に飛びついて特番放送を決めたのはその一例。世代交代だのイデオロギーだのは細かなことで、根源的な闘いこそが真にファンへのアピールとなる。 これは猪木一流の直観なのか、計算し尽くされたものなのか、いずれにせよそんな考えがあったのではなかったか。 決戦当日、巌流島の上空には報道ヘリが4機、試合開始を今や遅しと待ち構えていた。武蔵よろしく30分遅れで猪木が現れ、ようやく闘いが始まる。 一進一退のグラウンドの攻防は1時間以上にも及び、日が落ちるとリング周囲にかがり火がともされた。炎に照らされる中で死闘は続き、いつしか両者は血まみれになる。 試合時間2時間5分14秒。猪木が斎藤をスリーパーで締め落とし、よろけながらリングを降りたところで決着となった。両者ともにひどい脱水症状に見舞われ、さらに猪木は鎖骨を、斎藤はみぞおち辺りの剣状突起を骨折していた。 「藤波と長州が、それぞれの故郷、大分と山口の間にある巌流島で試合をしたらおもしろい、と話していたのを猪木がパクったとの話もありますが、果たして藤波と長州でここまでの試合ができたか。やはり猪木は偉大なんです」(プロレスライター)
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スポーツ 2016年11月03日 16時00分
来年もやっぱり留学生が勝敗を左右する「箱根駅伝」に賛否両論
来年1月の箱根駅伝は“留学生天国”となりそうだ。 10月15日、箱根駅伝の予選会が開かれ、連続出場87回を誇る中央大学が落選した。 東京〜箱根間を走る本大会に出場するには、前回大会で10位以内に入るか、予選会で10位以内に入る必要がある。予選会は各校12人ずつが20キロを走り、上位10人の合計タイムが優れた順に、上位10校が出場権を得る。中央大は11位。あと一歩及ばなかった。 「対照的に、予選突破が危険視されていた日本大学は10位で滑り込みました。敗れた中央大との差は、わずか『44秒』」(体協詰め記者) この44秒を稼いだのが、外国人留学生だった。今回の予選会で留学生を走らせたのは7校。日大以外にも拓殖大、創価大も本大会に駒を進めている。敗れた中央大に留学生はいなかった。 「予選会で優勝したのは、日大の留学生、パトリック・ワンブィ。鈴木健吾(神奈川大)が日本人歴代3位となる好タイムをマークしましたが、1位から6位までで日本人選手は彼だけ。日大のワンブィと中央大のトップ、町澤大雅との差は1分50秒。日大に留学生がいなければ…」(同) 中央大学は“駅伝留学生”を受け入れていない。伝統校としての考え方もあるのだろう。今さらだが、「強い留学生の有無が駅伝を制するカギ」であることを再認識させられた。 「私立大学は駅伝を始め、野球、サッカーなどのスポーツで勝ち上がることがPRにつながっています。非難もありますが、強い留学生を獲るのは時代の流れ。駅伝留学生は学園内での生活態度もマジメで、日本人選手の記録向上にも寄与しています」(大学関係者) 留学生で勝敗が決してしまう事実は、箱根駅伝を主催する関東学生陸上競技連盟も承知している。目下、「本大会エントリーは2人、出場できるのは1人」と“留学生枠”が設けられているが、彼らの模範的な生活態度が認められ、来年1月のレース次第では出場枠撤廃の動きもあるという。 日本の正月と言えば駅伝だが、テレビをつければ外国人だらけ?
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スポーツ 2016年11月02日 16時00分
ラグビー界の“至宝”平尾誠二氏逝く! 東京五輪・W杯2019目前の“無念”
“ミスターラグビー”平尾誠二氏が10月20日、53歳の若さで亡くなった。ラグビー日本代表として活躍し、主将、監督も務めた平尾氏は京都・伏見工高の3年時に全国高校選手権大会で初優勝。荒れていた高校をラグビー部員として日本一に導いた立役者であり、その様子はドラマ『スクール☆ウォーズ』(TBS系)でも描かれ話題となった。 「同志社大時代には、19歳4カ月で史上最年少日本代表(当時)に選出。神戸製鋼ラグビー部では主将も務め、'88年度から日本選手権で7連覇を達成し、黄金期を築きました。日本代表としてW杯にも3回出場。巧みなステップと絶妙なパス、加えてその甘いマスクから多くのラグビーファンを魅了したのです」(ラグビー誌記者) そんな日本ラグビー界の至宝を突如失ったことは、関係者にとって大きな痛手となっている。「ラグビーW杯2019日本大会」が間近に控えているためだ。平尾氏は'12年から同大会の組織委員会の理事に就任し、ラグビー界の顔として期待されていた人物。組織委員会会長の御手洗冨士夫氏も「事務総長特別補佐としても準備運営に深く関わっており、その存在は代え難く大きな痛手」とショックを隠せない。 一方、平尾氏の突然の訃報を受け、「本当に残念。ラグビーにとっては、これから活躍してもらおうとした矢先だった」とコメントしたのは、日本ラグビー協会名誉会長である森喜朗氏。今後は強いリーダーシップで平尾氏の重責を埋めてもらいたいところだが、森氏自身、問題山積の身分。 「紛糾する東京五輪の組織委員会会長も務めていますからね。小池都知事は、11月に予定されていた築地市場の豊洲移転を延期した。築地市場跡地には、都心と選手村の予定地などを結ぶ道路の建設が予定されているが、この延期により工事のスケジュールに遅れが出る可能性も指摘されている。予算の削減を含め、森氏は小池知事との主導権争いに躍起になっており、とてもラグビーどころではない」(全国紙社会部記者) 東京五輪の施設建設を巡っては、当初の予算から4倍も跳ね上がる工事費が判明。小池氏が建設中止を検討したところ、森氏が猛反対の姿勢を見せたため、ゼネコンとの癒着疑惑まで囁かれている。 ミスターラグビーを悲しませることにならなければいいが…。 親族は『平尾誠二を応援してくださった皆さまへ』と題したコメントを発表。 「2019年ワールドカップ(W杯)大会の成功と日本代表の勝利は平尾の夢でした。見届けることができず、本人はさぞや無念であったことと存じます」と語った。 平尾さんは胆管細胞がんを患い闘病していた。合掌。
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スポーツ 2016年11月01日 16時00分
友成那智 メジャーリーグ侍「007」 30億円規模の大型契約目前「ダルビッシュ有」の再契約問題
10月中旬、レンジャーズの地元テキサス州ダラスの有力紙『ダラス・モーニングニュース』が電子版で刺激的な記事を掲載した。レンジャーズのダニエルズGMが今オフ、ダルビッシュ有側と再契約の交渉に入ることを示唆したというのだ。 ダルビッシュの現行の契約は、2012年から'17年までの6年契約(総額1億700万ドル=110億円)である。契約が切れるのは今季ではなく来季終了後だ。なぜ、まだ契約が1年残っている今オフに交渉を始めるのか? その理由はハッキリしている。メジャーでは現行の契約が切れた時点で再契約の交渉が始まるのではなく、契約最終年のシーズンに入る前に、球団と代理人の間で再契約に関する突っ込んだ話し合いが行われる。そこで交渉がまとまれば、シーズン序盤に新しい契約内容が発表される運びとなる。 交渉がまとまらない場合は、7月末のトレード期限までに他球団にトレードするケースが多い。シーズン終了後にFAになって出ていかれると何の見返りもないので、大きな戦力ダウンに繋がるからだ。 しかし、シーズン中に他球団にトレードすれば、見返りに1、2年後にレギュラーに成長しそうなマイナーのホープを2、3人を獲得できる。そのためメジャーでは毎年7月末のトレード期限になると、契約最終年を迎えた大物選手が次々にトレードされる珍現象が見られるのだ。 では、ダルビッシュの再契約は、どれくらいの規模になるのだろう? メジャー入りして5シーズンが経過したが、ダルは1、2年目はフル稼働したものの、3年目の'14年は8月中旬からシーズン終了までDL入り。4年目の昨季はトミージョン手術で全休。今季も稼働したのは半分程度だ。そのため5年間の勝ち星は46勝である(30敗)。日本のメジャーファンは勝ち星の多さを重視するので、その多くがこの程度の勝ち星では「2年30億円」「3年40億円」レベルの契約しかゲットできないのでは、と危惧しているようだ。では米国ではどのような予測が出ているのだろう? アメリカのメディア関係者は、誰もがメガ・コントラクト(総額1億ドル以上の超大型契約)になると予想している。 「おそらくレンジャーズは最初に5年1億3000万ドル(137億円)くらいのオファーを出し、ダルビッシュ側も6年1億8000万ドル前後の希望額を伝えて妥協点を探ることになるだろう。最終的に6年1億6000万ドル(168億円)くらいで話がまとまるんじゃないかな」(スポーツ専門局の解説者) 6年1億6000万ドルで話がまとまれば、田中将大の7年1億5500万ドル(163億円)を超す日本人大リーガーの最高額になる。本当に実現すれば快挙のように思えるが、メジャーリーグのサラリー動向に詳しいアナリストは、もっと高額の契約になると予測する。 「この1、2年の間にカーシヨウ、プライス、グレインキー、シャーザーといった大物先発投手が次々に2億ドルを超す規模の6年、7年契約をゲットしている。ダルビッシュも彼らと同等の評価をされている投手なので、悪くても6年1億8000万ドル(189億円)、可能性が高いのは7年2億1000万ドル(221億円)前後じゃないかと思う」(野球専門サイトのアナリスト) このアナリストが言うように、ダルビッシュは復帰後、以前と同様、トップレベルの先発投手と見なされるようになった。 通常、トミージョン手術明けの投手は球威も制球も落ちるので、評価が急落するものだが、ダルは逆で、リハビリ期間中に行った筋トレでパワーアップ。復帰後は以前より威力のある速球をビュンビュン投げるようになった。 そのため復帰後すぐにトップレベルの評価をされるようになり、9月下旬に人気野球サイト『ファングラフス』が出した『メジャーリーグの先発投手ベスト24ランキング』では7位にランクされた。これは今季レッドソックスに7年2億1700万ドルの超大型契約で入団したデービッド・プライス(10位)や、ダイヤモンドバックスに6年2億700万ドルの契約で入団したザック・グレインキー(24位)より高い順位だ。 それを考えれば、ダルが7年200億円規模の契約をゲットする可能性は十分ある。 ではダル本人は、レンジャーズに残留する気があるのだろうか? テキサス州ダラスは夏場、高温と乾燥で打球がよく飛ぶため、レ軍に来た投手は成績が悪くなることが多い。それを理由にメジャーではレ軍で投げることを敬遠する投手が少なくない。しかし、ダルはホームでの通算防御率が3.23であるのに対し、ロードでの通算防御率は3.36で前者の方がいい。そのためダラスで投げることを全く苦にしていない。 球団に対する愛着も大きいダルビッシュ。レ軍より高額な契約を出す金満球団に移籍する可能性は低いように見える。ともなり・なち 今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流。アメリカ野球に造詣が深く、現在は大リーグ関連の記事を各媒体に寄稿。日本人大リーガーにも愛読者が多い「メジャーリーグ選手名鑑2016」(廣済堂出版)が発売中。
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スポーツ 2016年10月30日 12時00分
仮面ライダー“レスラー”棚橋弘至が悲願のライダー作品出演で1・4ドームまで突っ走る!
新日本プロレスのエース棚橋弘至が、12月10日から全国の劇場で公開される映画「仮面ライダー 平成ジェネレーションズ Dr・パックマン対エグゼイド&ゴースト withレジェンドライダー」に出演することが発表された。 棚橋が演じるのは人類を脅かす人類最恐の敵、Dr.パックマンの仲間で、屈強な肉体を誇り、怪力を活かした格闘術で敵を圧倒するという来瀬荘司(ロボルバグスター)役。棚橋は入場してからリングインした際、コーナーポストに登って決める“逸材ポーズ”が、「仮面ライダーカブト」、その後、両手を下げて広げるポーズは「仮面ライダーW」をモチーフにしていると公言したり、メキシコ遠征や、新日本とメキシコCMLLとの合同興行「ファンタスティカマニア」限定のハーフペイントも、「仮面ライダーW」を意識していると言われている。リング上や試合後のコメントでも「○○キター」(「仮面ライダーフォーゼ」)や「お前の罪を数えろ」(「仮面ライダーW」)などライダーシリーズ語録を拝借。ツイッターやインスタグラムでもたびたび仮面ライダーに関する発信をしており、テレビ朝日系列のバラエティ番組、「雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!」では仮面ライダー芸人として出演するなど、ライダー“レスラー”としても積極的に活動している。 今回の役はリング上とは違って、ライダーの対角線に立つ悪役ということだが、それこそメキシコではハーフペイントで、ルード(ヒール)として闘っており、棚橋は適任かもしれない。 棚橋は「この作品に参加させていただき、ずっと好きだった仮面ライダーの世界、夢のような空間が広がっていました。この世界観を壊してはいけないと意識しつつ、ロボルバグスターの変身ポーズでは、力があって強いキャラクターから連想して、何かを握りつぶすポーズにしました。こういう感じのやつはプロレスでもあまりやりませんから、とにかく全力で頑張りました。プロレスラー棚橋とは違う来瀬荘司をお楽しみに」とコメント。今回の出演がよほど嬉しかったのか、「孫ができたら自慢します」とまで語っている。 今作品はこれまで7年間続いた冬休み映画「MOVIE 対戦シリーズ」の生まれ変わりと位置づけられており、ライダー生誕45周年ということで、今までは2大ライダーの共闘がピックアップされていたが、今回は5人のライダーが登場し、人類の敵と対戦する。 その5大ライダーと棚橋演じる来瀬荘司がどのような遭遇をするのか楽しみだが、棚橋にとっては、まだ決まっていない1・4東京ドーム大会のカードや立ち位置を、11・5エディオンアリーナ大阪大会のSANADA戦に勝って、映画の公開前に決めておきたいところ。 棚橋が1・4ドーム大会の中心に行くことが、映画にとっても1・4ドーム大会にとっても相乗効果をもたらすだけに、なかなか思うように行かなかった2016年だが、ライダー作品出演で上がっているモチベーションを保ちながら、このまま全力で突っ走っていくしかない。(どら増田)<新日Times VOL.41>(C)東映
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スポーツ 2016年10月29日 11時00分
日本シリーズ裏決戦 日本一で大谷翔平に年棒10億円&来季メジャー移籍容認
32年ぶりの日本一に挑む広島と、10年ぶりの日本一奪回に燃える日本ハム。日本シリーズ開幕戦で、注目の二刀流・大谷翔平(22)は「8番投手」で先発。最速158キロで毎回の11三振を奪ったが、4回に松山竜平、エルドレッドにソロ本塁打を浴び6回を3失点。敗戦投手となった。 結果的には戦前の期待を裏切る形となったが、この登板によってファンの「大谷にメジャーリーグでプレーしてほしい」という思いは一層強まったという。スポーツ紙デスクが話す。 「大谷がリズムを崩したのは、2回1死一、三塁での広島・鈴木誠也の本盗がすべてでした。捕手の大野奨太が二塁へ送球し、それを大谷がカットするはずでしたが、タイミングが合わず、遊撃手の中島卓也が横っ跳びで捕球。この間に三塁走者の鈴木が生還し、シリーズ史上47年ぶりのホームスチールに。その年の王者を決める大舞台で、姑息なプレーはメジャーではまず考えられません。打たれた2本塁打にしても“2ボールのあとはすべて直球”という配給を読まれていたのが原因です。これが広島の野球といえばそれまでですが、165キロ投手の大谷に“騙し合い”は似合わない。カープ女子以外のファンはみな、実力と実力が真っ向勝負するメジャー並みのプレーを望んでいるのです」 思い出されるのが、王手をかけて臨んだパ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第5戦だ。この日、3番DHで出場していた大谷は、9回表にDHを解除して“スーパーリリーフ”で登板、セーブを挙げた。それも繰り出した全15球中、8球が163キロ以上で、うち3球が自己の持つ日本最速記録を更新する165キロ。さらにフォークボールは151キロを計測するなど、まさに異次元のピッチングをまざまざと見せつけた。 「この様子は、米国内でも大きく報じられました。165キロを投げられる投手は、いまのメジャーでもカブスの左腕チャップマンくらい。それを満足なウオーミングアップなしで立て続けに記録した『オオタニショウヘイ』の名は、米国中に知れ渡りました。いまポスティングにかければ、6、7年の複数年契約で年俸2500万〜3000万ドル(約26億円〜31億円)という分析記事も出ています。これは田中将大(ヤンキース)、前田健太(ドジャース)の契約を大幅に上回るものになります」(米駐在のスポーツライター) しかし、FA資格未取得の大谷は、球団がポスティングシステムを容認するまで、日本ハムとの契約下に置かれている。今季年俸が2億円(推定)の大谷は、このオフ、最大の年俸増を勝ち取ったとしても4億円がリミットだろう。 ところが、大谷の場合、入団時に「日本一の立役者になれば、海外移籍を認める」という“密約”があったと言われる。 思い返せば、大谷は高校3年時、「米球界挑戦」を表明。これによって他球団が次々に手を引く中、日本ハムがお得意の強行指名を敢行。大谷入団にこぎつけられたのは、この密約が切り札になったというのだ。 その日本一が近づき、大慌てなのが日本ハムだ。戦力的にも興行的にも、大谷は来季も絶対に欠かせない。しかも来春には、ワールドベースボールクラシックが控えており、'20年東京五輪の野球をアピールする絶好のチャンスである。日本ハムばかりでなく、日本球界がこぞって大谷を必要としているのだ。 そこで浮上した折衷案が、「1年限定、年俸10億円」という来季の契約だという。 たとえ10億円を支払ったとしても、当初の来季年俸との差額は6億円程度。来オフに大谷をポスティングにかければ、日本ハムには20億円の譲渡金が入り元はとれる。 それらの計算の結果、来季1年だけチームに残留させるのがベストという結論に至ったわけだ。 大幅に前倒しして来オフのメジャー移籍を容認する背景には、日本ハムの新球場建設問題も絡む。これまで、本拠地は札幌市を前提に北海道大学構内案、真駒内案、札幌駅前案、札幌ドーム残留案が検討されたが、いずれも札幌市などとの折り合いがつかず暗礁に乗り上げていた。 しかし、ここにきて札幌市に隣接する北広島市への移転が有力になり、'23年までに、きたひろしま総合運動公園に球場を建設する方針が固まった。 そのお披露目に目玉として大谷が必要。戻ってきてもらうためにも、早期にメジャーに送り出した方がいいというのが、球団側の本音のようだ。 とにかく、日本シリーズ優勝が絶対条件。開幕戦の大谷のピッチングは栗山英樹監督の要望で「2戦目以降のデータ収集に身を呈した」との情報もある。 次回の登板こそ、二刀流の本領発揮となるか。
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スポーツ 2016年10月28日 16時00分
プロレス解体新書 ROUND24 〈国際プロ至高の名勝負〉 黄金対決ガニアvsロビンソン
近年再評価される機会の増えた国際プロレス。その歴史の中でも屈指の名勝負と言われるのが、1974年11月20日の蔵前国技館大会で、王者バーン・ガニアにビル・ロビンソンが挑戦したAWA世界ヘビー級選手権試合である。 国際プロレスと聞いたときに、新日本プロレスや全日本プロレスと比べて、正直“マイナー”な印象を持つファンは多いだろう。 だが、一時期は地上波ゴールデン帯で放送枠を持ち、全国巡業となれば1000人単位で集客が見込めたことを考えれば、現在の国内団体よりよほどメジャーな存在であった。 「都市圏の大興行やテレビ視聴率で、全日や新日に大きく後れをとっていたのは事実です。しかし、それでも国際プロの経営規模は、今の新日と比べても遜色なかったのでは?」(プロレスライター) それでいて国際プロが伸び悩んだ原因としては、大きく三つが考えられる。一つ目は絶対的エースの不在。後期には“金網の鬼”ことラッシャー木村がその座に定着したが、設立からの数年間は、グレート草津、ストロング小林、マイティ井上に、外様のヒロ・マツダ、豊登、サンダー杉山、大木金太郎など、ころころと団体の顔が入れ替わった。 「もともと国際の吉原功社長は、選手を団体所属として抱えるのではなく、外部の選手たちとシリーズごとに契約を結ぶかたちを考えていた。しかし、それが団体生え抜きのスターが育たなかった一因でしょう。東京プロレスで苦労していたアントニオ猪木を取り込み、興行の目玉にしたいとの計画もあったようですが、それも実現することはなかった」(同) 日本人初の覆面選手として、その名も覆面太郎(正体はストロング小林)を登場させるなど、スター誕生のためにさまざまな趣向を凝らしたものの、いずれも結果にはつながらなかった。 二つ目は、新興団体を快く思わなかった日本プロレスによる妨害工作である。'67年1月の旗揚げ後、国際初のビッグマッチとなった同年8月14日の大阪府立体育館大会に対し、日プロはジャイアント馬場vsジン・キニスキーのインターナショナル選手権をメインとした、大阪球場大会を同日に開催している。 TBSの放送が決まった初戦、'68年1月8日の日大講堂大会(メインはルー・テーズvs草津)にも日プロは蔵前国技館大会(メインは馬場vsクラッシャー・リソワスキー)をぶつけ、それを放映する日本テレビは特番まで組むほどの念の入れようを見せた。 いずれも国際プロが興行予定を発表した後になって、日プロがわざわざ日程を組み替えてまで開催を決めたもので、国際プロはその節目となるべき大会をたびたび邪魔されることになった。 三つ目は団体解散へと至った最大の要因である、構造的な借金体質だ。 「別に放漫経営というわけではなく、当時のプロレス興行の在り方の問題です。いかに豪華な外国人選手をブッキングできるか、が興行の成否に関わるというのが当時の常識で、そのための経費が莫大になってしまった。それなりに集客も放映権料収入もあったこの頃の国際プロであれば、身の丈に合った経営もできたはずですが、時代の空気がそれを許さなかった」(国際プロ関係者) 旗揚げ直後からダニー・ホッジ、ジョニー・バレンタインなどのビッグネームを招聘した国際プロだったが、結局、それに見合うだけの興行成績を上げられなかった。TBSで放送が始まってからも赤字経営は変わらず、ブッカーを依頼したグレート東郷との金銭トラブルにより、アメリカからの大物招聘ルートを遮断されてしまう。 それでも'70年から取り入れた金網デスマッチが評判を呼び、地方興行は徐々に好成績を収めるようになったが、その金網についてはあまりの過激さから、結局テレビ放送はされず。視聴率向上にはつながらなかった。そうするうちに'74年1月には、TBSが放送打ち切りを発表。さらにはエースのストロング小林が離脱となり、団体存続の危機を迎えることになる。 しかし、半年後には東京12チャンネル(現在のテレビ東京)での定期放送が決まり、国際プロは危機を救ってくれた同局への感謝を込めて、大勝負に打って出た。AWA世界王者のバーン・ガニアと同タッグ王者のニック・ボックウィンクル&レイ・スティーブンス、さらにビル・ロビンソンと、当時AWAのオールスターを集結させたのだ。 蔵前国技館では、ガニアとロビンソンのドリームカードも実現した。互いに得意技のスリーパーホールドとワンハンド・バックブリーカーで1本ずつ取り合って、3本目はバックドロップ崩れからの両者KO。 「結果は引き分けに終わったものの、さすがにトップスター同士。その技の応酬は見応え十分で、日本で行われた外国人対決の中でも、一、二を争う名勝負となりました」(プロレス誌記者) しかしながら、当日の観衆は主催者発表で4500人と、会場の半分も埋まらず。数年後にはAWAへの高額ファイトマネーを捻出できなくなり、ビッグマッチの継続も困難となる。国際プロの社運をかけた大勝負も、結局は経営をいっそう苦しめる要因となってしまったのだった。
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スポーツ 2016年10月27日 16時00分
W杯予選「勝てるハズない!」海外遠征はお小遣い付き豪華旅行
バヒド・ハリルホジッチ監督(64)はいみじくも言った。「私はアルジェリアを3年間で世界ランキングを52位から17位に上げた。日本代表でもそれと同じことをできると確信している」と。 だが、就任約1年半で、日本の世界ランキングは53位から56位に後退している。 サッカー・日本代表がワールド杯アジア最終予選でオーストラリアと戦って引き分けたのと同時に、ハリルホジッチ監督の進退問題も明るみに出た。日本はこの時点で2勝1敗1分け。予選グループBで3位の成績。W杯6大会連続出場に“黄信号”も点滅し、11月1日予定の技術委員会次第では予選途中での指揮官交代も十分にあり得る状況だ。 しかし、「悪いのは指揮官だけではない」とする抜本的改革論も囁かれている。 「代表選手にも(成績不振の)原因があるのではないかという意見です。試合でのパフォーマンスを高めるために日本サッカー協会は様々な配慮を重ねてきましたが、選手たちの“勘違い”を指摘する声も出始めているのです」(関係者) 遠征の際、日本代表の飛行機移動はビジネスクラス。国内移動はグリーン車、ホテルは“超”が付くほどの高級ホテルで、もちろん個室だ。食事は専属コックが帯同するときもある。これでは海外遠征というよりも、気心知れた仲間との豪華海外旅行である。 「同じB組のイラクは政情不安により選手の日当が遅延されており、日本と試合をしたときは、格安航空会社のエコノミークラスで深夜に現地入りしたほどです」(専門誌記者) 日本代表選手の日当は1万円。これに、試合によって勝利給が支給される。その額はW杯本大会で200万円、W杯予選で30万円、親善試合で10〜30万円。これらは「フル出場」が支給の条件だが、短時間の出場でも得点に貢献したり監督の推薦などがあれば、同様に支払われるという。 ただし、引き分けで半額、負ければゼロ。指揮官の進退問題に発展したオーストラリア戦では、フル出場した選手で15万円が支給されたことになる。苦戦が続く同代表だが、フル出場している主力はすでに75万円を得た計算だ。 いずれにしても、スポーツにはハングリー精神が必要だ。小遣い付き豪華旅行のお大尽感覚だけは止めていただきたい。
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