その他
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その他 2016年08月20日 15時16分
【不朽の名作】神話ベースのSFアドベンチャー「ヤマトタケル」しかし全体的な出来は…
先日、『シン・ゴジラ』を観に行き劇中の某作戦名でタイトルを思い出したので今回は『ヤマトタケル』(1994年公開)を扱う。 東宝の「VSゴジラ」シリーズは、これまでのゴジラシリーズのように、右肩下がりで途中で低予算路線にならず、年末年始の映画として成功を収め、大作扱いで安定した興行収入が得られる作品に成長していた。その好評を受け、東宝はゴジラとは別のアプローチで特撮大作シリーズを作ろうと企画した、それが同作だ。 実は当時、ハリウッド版ゴジラ(98年公開のマグロ食ってる方のやつ)の企画が上がり、『ヤマトタケル』の公開の前、93年の12月に公開した『ゴジラVSメカゴジラ』を最後に国内のゴジラシリーズは一旦休止する予定だった。その影響もあり、コンセプトとしては、VSシリーズ同様、親子が楽しめることを狙い作られた作品となっている。ゴジラシリーズとの大きな違いは、7月公開で、夏休みを強く意識していた点と、怪獣が主役ではなく、日本の「古事記」を元にしたキャラが主役となっている点が挙げられる。 キャストはヤマトタケル役に高嶋政宏や、オトタチバナ役に沢口靖子など当時東宝系列の作品に多く出演していた役者が目立つ。また、同作は大河原孝夫が監督で、特撮部門を担当する特技監督に川北紘一をつけるなど、当時のゴジラシリーズと同じスタッフが担当。特撮方面でもゴジラシリーズと同程度の技術が使われている。それどころか、劇中に敵役として登場するヤマタノオロチは、ゴジラ映画で登場したキングギドラより首の数が5本も多く大型で、操演技術に関してなどは、ゴジラ以上に大規模と言っても言いすぎではないだろう。 全体的な流れとしては、主人公ヤマトタケルの冒険描写や、重要アイテムの収集要素、クマソタケルやヤマタノオロチ、ツクヨミなど魔物や強敵を討伐にいく設定などに、当時流行していたゲームの「ドラゴンクエストシリーズ」や「ファイナルファンタジーシリーズ」など、RPG要素を強く意識した作りがみられる。また、独自解釈による神話をベースにした「SFアドベンチャー」と銘打たれており、巨大ロボなども登場するなど、色々挑戦的な作品となっている。 しかし、同作は当時の邦画特撮技術の最先端が使われているにも関わらず、作り物感が丸出しなのが難点だ。その問題の大きな原因にライティングの微妙さが挙げられる。全体的に“ただ明るい”シーンが多く、そのせいで、セットや着ぐるみ、ギニョールの自己主張しすぎな部分が目立つ。ライティングは怪獣映画においては実在感を出す肝の部分でもあり、陰影などにかなりこだわるはずなのだが、この作品だとそこの工夫が感じられないのだ。SF感を出すためにわざと明るくしたのだろうか? 特撮ファンでも許容できないレベルでの違和感だ。 また、戦闘シーンの特殊効果演出もこれがまた微妙。特に、オトタチバナ役の沢口が、「オン!」という掛け声で発射する火の玉のシーンでは、あまりの格好悪さに「ふふっ!」と笑ってしまうこと間違いなしだろう。絶妙なへっぴり腰でショボい火の玉が発射されるさまがなんともいえない。しかも劇中ではかなり連発するので、もうやめて欲しいと思うほどだ。さらにヤマトタケルも、勾玉の力を借りて目からビームが出るようになっている。これがまたショボい感じが強すぎる。ラスト付近のツクヨミ(阿部寛)とヤマトタケルの目からのビームの打ち合いは、よく特撮作品で見る構図なのだが、専用スーツのヒーローや、怪獣がやらないとここまで残念になってしまうのかと、驚く部分でもある。ちなみに、セイリュウ(石橋雅史)が使う妖術の演出はわりと良かった。 殺陣自体はヤマトタケルとクマソタケル(藤岡弘)の対決シーンなどは悪くはない。まあ、そこは藤岡が特撮作品でのアクションシーンを理解して動いているからという部分もあるだろう。他の部分では必要なのかわからないワイヤーアクションなども目立つので。それでも、特殊効果てんこ盛りのシーンよりはかなり見所がある。その反面、問題となっているのが、ラストのヤマトタケルとオトタチバナが、オロチカラサイノツルギ、水晶マガタマ、シラトリノカガミという伝説アイテムと同化して姿を現した、戦神こと巨大ロボ・ウツノイクサガミとヤマタノオロチとの対決だ。 このシーンでは、いきなり、オトタチバナが光に変わっていくので、役者的に「『ゴジラVSビオランテ』かな?」とツッコミたくなるのだが、それはさておき、まず、ウツノイクサガミがほとんど動かない。東映の戦隊モノロボでもまだ動くのではないだろうか? ヤマタノオロチの方も見せ方が完全にキングギドラだ。所々炎は吐くのだが、キングギドラの引力光線のようなビームを出しているシーンの方が強く印象に残ってしまう。しかもモッサリした動きで、ウツノイクサガミが剣で首を1本ずつ切り落とし、ビーム打って終了って…。登場時間が少なくて逆に助かるレベルだ。長時間こんなショボい戦闘を見せられたのなら耐えられん…。その前のヤマタノオロチと生身のヤマトタケルの対決は悪くなかっただけによけい残念だ。 前半のクマソガミや中盤の海神ムーバとの戦いは、前記の対決ほど悪くはない。だが、相手が人間であるというところが問題で、巨大感がイマイチ出せていない。特に、人間側にビームや武器が着弾した時の爆発が残念だ。まあ、当時CGはあまり使えないし、最近の作品でも巨大な敵と人間の対決は、もてあまし気味なので仕方ない部分でもある。『ゴジラ FINAL WARS』くらいのノリで突き抜けてくれればまだ見所があったかもしれないが。 神話をベースにしたおかげで独特な雰囲気が出ており、その部分でのワクワク感は多少あるが、ストーリー展開も詰め込みすぎな部分が多く、まるで総集編を観ているような気持ちになることも多い。全体的にダメな方面が目立つ色々と残念な作品だ。なお、この作品公開後、ハリウッド版ゴジラの制作の遅れが明らかとなり、VSゴジラシリーズは継続し『ゴジラVSスペースゴジラ』『ゴジラVSデストロイア』とシリーズとしてはファンの多い2作を生み出す。公開当初は『ヤマトタケル』のシリーズ化計画もあったそうだが、実現はしなかった。しかし、VSシリーズ終了後に作られた、平成モスラ3部作には、同作の雰囲気も活かされている部分があり、全くダメな作品という訳では、なかったのではないだろうか?(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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その他 2016年08月19日 17時00分
カプサイシンが脂肪燃焼! パルメザンチーズたっぷり、しし唐のニンニク炒め
優しい苦みと辛みが美味しいしし唐は今が旬。唐辛子の一種で、炒めても揚げても美味しい夏の食卓には欠かせない食材です。しし唐には、脂肪の燃焼を促すカプサイシンが豊富に含まれています。今回は、旬なしし唐を存分に楽しむシンプルなレシピをご紹介します。また、しし唐にはビタミンCも豊富で、たんぱく質の豊富なパルメザンチーズと合わせることでストレス緩和にも役立ちます。仕上げのチーズはたっぷりかけましょう!【材料 1人分】しし唐 5本ニンニク 1かけオリーブオイル 大さじ1パルメザンチーズ 大さじ2塩黒こしょう 適量 1.しし唐はフォークで数か所、穴をあける。ニンニクは薄切りにする。 2.フライパンにオリーブオイルを入れて、ニンニクを炒める。香りが出てきたらしし唐を炒める。 3.しし唐を器に移し、塩と黒こしょう、パルメザンチーズを振りかける。 しし唐にフォークで穴をあけるのは加熱中の破裂を防ぐためです。【オダーナルみさ】
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その他 2016年08月13日 17時35分
【不朽の名作】頼むからタイトルを「Last Friends」だけにして欲しい「きけ、わだつみの声 Last Friends」
今回は8月15日が近いということで、1995年公開の『きけ、わだつみの声 Last Friends』を紹介する。本作は、終戦50周年に製作された作品で、第二次世界大戦末期に戦没した日本の学徒兵の遺書を集めた遺稿集『きけ わだつみのこえ』を元に作られている。いや、作られているはずなのだが…。 実はこの作品ジャンルとしては戦争映画となるのだが、そう言い切れない部分が多い。ただし、かなり展開的に面白い作品ではある、主にネタ方面に。原作が『きけ わだつみのこえ』なので、あまりその部分に触れる人は少ないが、かなり純度の高いネタ映画だ。頼むからタイトルを『Last Friends』だけにして欲しいレベルで。 主要キャストは勝村寛(織田裕二)、相原守(風間トオル)、芥川雄三(仲村トオル)、鶴谷勇介(緒形直人)の4人だ。当時若手の有力キャストを揃えて、普通なら戦争末期の学徒兵をしっかり描くはずだ。しかし同作では、しょっぱなから斜め上を突いてくる。冒頭、真夏のラグビー場で、鶴谷がスクラムを組んだ際に意識を失い、見慣れない3人の大学生ラガーマンに手を引かれて起き上がると、そこは1943年10月21日に挙行された学徒出陣の大壮行会真っ只中なのだ。この導入は凄い。「最近ライトノベルで流行の異世界転移モノかよ!」とツッコミを入れたくなるほどに。 ここですでにノリ的には角川映画の『戦国自衛隊』と同列に扱っていいほどだが、この作品は原作が娯楽作品ではないのだ。その後は大真面目に残酷な戦時中の現実が、鶴谷の視点を通して描かれて…、いればよかったんだけどな…。 本来現代人をタイムスリップさせる作品の利点として「こういう世の中だったんだよ!」と主人公を通じて、観る側も自然と説明を聞けるという点がある。また、現代人を年齢的に同年代の過去の人と絡ませるおかげで、価値観の違いなども表現できる。しかし、この作品の鶴谷は早々に徴兵拒否をして島に逃げてしまうので、冒頭以降、他の3人との絡みは一切ない。ただ島で「こんな戦争は間違ってる!」とわめくばかり。タイムスリップ設定の必要性はあったのか? 街でわめき散らせば、まだ許せたが。 本編は勝村・相原のフィリピン戦線派遣組、特攻隊に志願した芥川、島に逃げた鶴谷の3つのストーリーが同時に進む。驚くべきことに、『きけ わだつみのこえ』を元にした展開は芥川の話でしか用意されていない。メインは尺の使い方を見ても、勝村・相原のフィリピン戦線派遣組だが、この戦場がまた凄い。輸送船がボカチンされ、隊は壊滅状態。命からがら上陸し、米軍迫る中、野戦病院にいると、的場浩司演じる大野木上等兵がぶんどったバイクとブローニングM1919重機関銃を担いで颯爽と登場。体中ベルト弾帯を巻きつけ、赤いバンダナを頭に巻いた大野木の姿は、どうみてもランボーだろこれ。この初登場シーンは劇中でも屈指の笑いどころだ。さすがにこれはやりすぎだろう。 しかも大野木は慰安婦を連れての撤退で、この2人だけまるで『兵隊やくざ』のノリだ。明らかにこのタイプの映画に登場させてはいけないキャラだろう。途中でこの2人は別行動を取るのでまあいいのだが、その後の展開も微妙なのが困るところ。まず、すでに軍隊としての機能を失い、思い思いに飢えに苦しみながら撤退する人々とは到底思えない。とにかく騒ぎすぎなのが凄く気になる。従軍看護婦を連れているとはいえ、敵に発見される危険性もあるのに水場で大騒ぎ。さらに、飢えてそんな大声も出せないはずなのに、太ももを食いちぎられた友軍兵の遺体を見て「人を食ってるー!」の大絶叫だ。本来なら極限状態での人肉食は、市川崑監督や塚本晋也監督が撮った、大岡昇平原作の『野火』のように、それだけで1本の作品になってしまうほど重いテーマだ。“ただ入れただけ”感が非常に強い。これで何を感じろというのか…。 勝村の最期のシーンは、この作品屈指の迷シーンだ。負傷している相原と従軍看護婦を残し、少尉である勝村以下2名の兵士でラグビーのトライに見立て、手榴弾袋を持ち、敵戦車と陣地に肉弾攻撃をかける。「どんだけ距離あるんだよ!」とツッコミを入れたくなるような位置から、猛烈な砲火の中を進んでいく。多分これ、勝村は時速100キロくらい走っているだろう。しかも、弾に当たっても、よろめきながらも動く。ちなみに、当時のM4中戦車に搭載されているブローニングM2重機関銃は12.7ミリのライフル弾で、人体が一発でも食らえば、その部分周辺が消し飛ぶくらい威力がある。それでも勝村は「トラーイ!」とくぼ地に飛び込んで爆発が起きてシーン転換となる。『きけ わだつみのこえ』をネタ元にしているのに、なぜこんな展開になるのか…。この突き抜けっぷりは、なかなかない。 なお、この肉弾攻撃は、米軍に追い詰められた勝村が「敵からせめてワントライくらいは奪いたい」と個人的な信念で始めたもの。相原と鶴田真由演じる従軍看護婦には、投降を勧めていた。だったら米軍が降伏勧告を出している内に投降させろよ。結果投降もままならず、相原も傷が原因で、戦地に倒れてしまう。 一方、鶴谷は広島憲兵隊に見つかり尋問を受けるが「こんな戦争は間違ってる」「こんな日本は負けた方がいいんだぁー!」と繰り返すばかり。もうオウムだか九官鳥のようだ。タイムスリップまでさせたのに、もっとなんとかならなかったのか鶴谷パート。結果的に、お話として安定しているのは、芥川のパートだろう。遺稿集を意識した進行にもなっている。しかし、他の2つのパートがぶっ飛んだ展開を繰り返すため、全く頭に入ってこないのが難点だ。 この作品、数々のトンデモ展開を繰り返すネタ要素が強いのだが、なぜか「反戦映画」としての評価が非常に高い。それは、特定の思想に合っていればOKという人には、「こうあって欲しい」という要望に答えるシーンが、前後関係や展開がメチャクチャでも、多く劇中に組みこまれているからだ。要は、自身の持つ歴史観で、過去を裁きたい人には非常に良質な作品として映りやすい。このあたりに関して、批判も賛同もする気はないが、同作は、伝説の迷作『北京原人 Who are You?』と企画担当、脚本担当が同じということだけは言いたい。今あるかどうかわからないが、小学校の道徳の授業や、公民館での戦争を知る映画としてこれをチョイスするのだけは、頼むからちょっと考えて欲しい。『野火』とか『ビルマの竪琴』とか『ひめゆりの塔』とか、もっといいのあるから! (斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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その他 2016年08月12日 17時00分
リノール酸で血液サラサラ効果! アボカドトースト
「森のバター」と言われるアボカドは、リノール酸やαリノレン酸などの良質な脂質を多く含み、血液サラサラ、動脈硬化の予防、コレステロールや血圧の低下に役立ちます。今回は、そんなアボカドを使った、食べごたえ十分なトーストレシピをご紹介します。アボカドのコクとトマトの酸味がクセになる一品です!【材料 1人分】アボカド 1/2個ニンニク 1かけレモンジュース 小さじ1塩こしょう 適量トマト 1/2個オリーブオイル 大さじ1/2バジル 1枚トースト(食パン、バゲットなどお好みのパン) 1枚 1.お好みのパンをトーストする。トマトは1cm角の角切り、ニンニクはみじん切りにする。バジルの葉はせん切りにする。アボカドは縦半分に切り、種を取り、スプーンですくってボールに入れる。 2.フォークの背でアボカドをボールに押し付けるようにつぶす。ニンニクのみじん切り、レモンジュースを加え、塩こしょうで味を調える。 3.トマトはオリーブオイルと塩こしょうで和える。 4.トーストにアボカド、トマトをのせ、バジルのせん切りをトッピングする。 アボカドは時間が経つと変色してしまうため、食べる直前に切ってレモンジュースを加えましょう。【オダーナルみさ】
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その他 2016年08月06日 15時00分
【不朽の名作】内容はメチャクチャだがアクションシーンが映える時代劇「里見八犬伝」
今回は深作欣二監督作品の『里見八犬伝』(1983年公開)を紹介する。『里見八犬伝』をモチーフとした作品は、本作以前にも何度も舞台化・映像化されているが、同作は、それまでとは大きく違うアプローチをした作品として有名だ。まず江戸時代からある読み物としての『南総里見八犬伝』とは作品の内容が大きく違っている。 作品形式としては、時代劇扱いなのだが、いきなり小気味良いロック調BGMで始まるなど斬新だ。その他の場面でも随所に洋楽風のBGMが使われており、当時角川春樹事務所製作の映画らしい、新しい映像作りの努力がみられる。 また、首が切られて飛ぶシーンや、老婆がムカデに変わるシーンなど若干ショッキングなシーンがあるのも、この時代の角川春樹事務所製作映画の特徴だ。 アクション面でもかなり派手になっている。JAC(ジャパンアクションエンタープライズ)全面協力による殺陣シーンは圧巻の一言。犬江親兵衛役の真田広之や犬坂毛野役の志穂美悦子など、当時JACに所属していた俳優の、全盛期のキレキレな動きが堪能できる。もちろん、千葉真一も犬山道節役で登場している。また、無駄に広いセットのおかげで、多人数で入り乱れての乱戦シーンも映える。アクションシーンだけに注目すれば、今の邦画ではなかなかお目にかかれない派手さだろう。セットのチャチさとか、微妙なモンスター描写など、そういった負のイメージが吹き飛ぶほどに。 視覚的に印象的なシーンもある。毛野と犬塚信乃(京本政樹)の初登場は、桜吹雪でのアクションシーンで、生首をもった毛野がかなり美しい。ヒロインの静姫を演じる薬師丸ひろ子も、かなりお姫様している。親兵衛とのラブシーンは、今観ても強烈だろう。当時アイドル的な扱いだった薬師丸なのに、やたらとこのシーンが長い。 敵側である闇の軍団こと蟇田一門の、わざとらしく、いかにも悪の組織らしいセットや、演者の過度なまでに悪役を意識した演じぶりなど、『仮面ライダー』のような特撮作品を思わせる楽しい仕掛けだらけだ。雑魚敵の叫び声も微妙にショッカーの戦闘員っぽい。また、玉梓役の夏木マリのキャラが印象的で、主人公サイドのキャラの印象が薄れるほど、悪の組織の女幹部感が半端ない。途中術が溶けてババァ化した際に、血の池につかり容姿を回復するシーンではプリケツまで披露するサービスぶりだ。 ストーリー的に勧善懲悪で非常に単純。自分を残して一族を皆殺しにされた静姫が、伝説にある伏姫の体から放たれた、仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字のある数珠の玉を持つ、8人の仲間(八剣士)を集めて悪の軍団を倒すというものだ。伏姫の伝説についても、話の進行で明らかになるなどの、面倒なひねりは入れず、全て序盤のセリフで説明しているあたりがかなり潔い。小難しいこと抜きで、シンプルに映像を楽しむエンターテインメント映画としては完璧だろう。 が、里見の八剣士が揃うのにかなり時間がかかる、というか明らかに長い。「もう、5人くらいでいいんじゃね?」と感じるほどに。8人の剣士それぞれにスポットを当てる時間も少なく、後半に仲間になる犬飼現八(大葉健二)、犬川荘助(福原拓也)、犬田小文吾(苅谷俊介)あたりは、どんな性格のキャラかよくわからないまま最終決戦に突入してしまう。あと、味方サイドの玉にこだわりすぎな問題も、仲間がなかなか揃わないグダグダ展開に手を貸している。親兵衛は最初玉を持っていなかったので、静姫を助けても他のメンバーの反応が冷たい。いや玉にこだわるのはわかるが、その扱いはひどいだろう。親兵衛が玉を見せてからの、手のひら返しはちょっと笑ってしまう。加えて、この不毛なやり取りのおかげで、洞窟暮らしをしていた荘助、小文吾の生い立ち説明が非常に薄くなっている。玉持ってるからという理由だけで簡単に仲間になりすぎだろ、この2人は。 最終決戦は親兵衛以外の剣士の「俺に構わず先にいけ!」のセリフが印象に残る。よく『聖闘士星矢』や『キン肉マン』などで聞いたことのある一種の死亡フラグ的セリフだが、このセリフが短時間で連発されるのだ。「あ、こいつら死んだ」と思うまもなく、派手なアクションをして死んでいく。敵味方揃って、死亡シーンのバリエーションも豊かで、テンポがいいのは良いか悪いのか…。しかし、結果的にここが八剣士たちの大きな見せ場にはなっている。敵味方の因縁が薄い気もするが、まあそこは仕方ない。 話の進行は、ハッキリ言ってかなり雑で無茶苦茶な部分も多い。しかし、JACの活躍や、個性的な演出などで、面白い映像作りをしてそこを補っているのがこの作品の特徴だ。このあたりは、短期間で、無茶苦茶な設定の映画を撮る仕事に多く関わった深作監督だからこそ出せる魅力かもしれない。80年代に角川春樹事務所が製作に関わった作品の中では、かなりオススメの一作だ。(斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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その他 2016年08月05日 17時00分
夏バテには桃のクエン酸! トマトと桃、きゅうりのサラダ
夏バテで食欲のない時でも、良く冷やしたジューシーな桃ならいくらでも食べられますよね。桃に含まれるクエン酸は疲労回復、夏バテを予防する働きがあります。今回ご紹介するレシピは、桃とトマト、きゅうり、3つの旬の食材を新鮮なオリーブオイルとバジルで和えた爽やかなサラダです。辛口の白ワインとお楽しみください。【材料 2人分】トマト 1個きゅうり 1/2本桃 1/2個 ニンニク 1かけオリーブオイル 大さじ1.5塩こしょう 適量バジル 3枚レモンジュース 小さじ1/2 1.トマト、きゅうり、桃は1cm角の角切りにする。ニンニクはみじん切り、バジルの葉はせん切りにする。 2.ボールに材料をすべて混ぜ合わせ、塩こしょうで味を調える。 ※あまり時間を置くと、野菜から水分が出て水っぽくなってしまうため、食べる直前に和えましょう。 バジルがない場合はしその葉で代用しましょう!【オダーナルみさ】
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その他 2016年07月30日 16時23分
【不朽の名作】土用の丑の日とは関係ないがタイトルが大きな意味を持つ今村昌平監督作「うなぎ」
7月30日は土用の丑の日ということで、今回はこの作品しかないだろう。1997年公開の『うなぎ』だ。 とはいっても、「うなぎ」とは関係はあるが、「うなぎの蒲焼」とは関係ない。タイトルにするだけあり、主人公が比喩的な意味で、「立派なうなぎになる」ことが最後のオチとして用意されている。結構「おお、なるほど」となる展開なのでここでは伏せておこう。なお原作は、吉村昭の『闇にひらめく』だが、同作家の『仮釈放』もかなり映画の要素として盛り込んでいる。 本作は、第50回カンヌ国際映画祭において作品賞にあたる「パルムドール」を受賞したことでも知られる作品だ。内容的には不倫した妻を殺害して以来人間不信に陥り、仮出所後、囚人時代に野外作業で捕まえたペットであるうなぎにだけ心を開きながら、静かに理髪店を営む中年男性・山下拓郎(役所広司)と、人生に悩み自殺を図った消費者金融会社副社長の女性・服部桂子(清水美砂)の再出発を描いた再生の物語となっている。 同作は、それまでエログロ描写で有名だった今村昌平監督がメガホンを取っており、冒頭のスプラッター演出など、エグいシーンが、様々な場面で盛り込まれているのだが、全体的にみると、いい意味でゆるい。さらに、そこを特に理解しなくても作品は楽しめるのだが、抽象的、比喩的な演出も随所で見られ、それが良いか悪いかは別として、海外の映画祭で賞を取りそうだという要素はかなりある。 作品の流れ的には、仮出所後、理髪店をやりながら趣味の釣りをしている拓郎が、うなぎのエサを取りに行った際に、服毒自殺を図った桂子を偶然に助けてしまったことで大きく話が動く。その影響で、桂子を愛人にしていた消費者金融の社長・堂島英次(田口トモロヲ)との揉め事に巻き込まれ、さらに、同じ刑務所で受刑していた高崎保(柄本明)の逆恨みなどを受け、周囲に心を開くこともなく、日々をすごしていた中年男が、徐々に自我を取り戻していくことになる。ベタなパターンといえばそうなのだが、話を上手くうなぎと重ね合わせているところに、この作品の味わいがある。 前科持ちの人物をメインに置き、不倫や殺人、自殺未遂、金をめぐる醜い争いなど、ドロドロになりがちなテーマでありながら、笑ってしまうのが、この作品の特徴だ。その理由は、やはり登場人物のキャラ立ちにあるだろう。真面目なストーリー進行で、本人たちも至って真面目な言葉や行動をしているのだが、どこかで笑いどころが必ず生まれる。中盤に保が桂子を襲おうとしてジャイアントスイングをするシーンや、終盤に主要人物のほぼ全員が登場しての、床屋での乱闘などは、かなりの笑いどころだ。他のシーンも全体的に、演者の感情をあらわにする様子が、かなり舞台劇的でオーバーと思うほど。これは海外の映画などでよくあるシーンで、カンヌ映画祭でウケた理由もこのあたりにあるのではないだろうか? 基本的に、この作品には「悪人」は登場しない。かわりに主要人物のほとんどが「どうしょうもない人」だ。どうしょうもない理由で、妻を殺してしまったり、不倫をしたり、自殺未遂を図ったりと、自分もそういった状況がありえるかもしれないという人物描写が、妙な親近感を与える。このあたりは、クドくならないように、意図的にコメディータッチなシーンが多くなっている。例をあげると、精神病を患う市原悦子演じる、桂子の母が登場するシーンなどで、桂子にとってみれば、かなり辛い状況にも関わらず、鑑賞する側に立つと、突然ヘンな言動をしたり、フラメンコを踊り出す市原のブッ飛んだ演技が興味を引き、苦もなく人物の動きを見ていられる。しかし、お金の話や不倫の顛末、拓郎が殺した妻を思い出すシーンなど、締める部分はちゃんと締めているので、あざとさを感じない。この緩急の良さで、人物の暗い過去も含めて、すんなりと楽しめてしまう。 また、隣家の船大工・高田重吉(佐藤允)、チンピラ風の男だが、なんだかんだで床屋の常連になる、野沢祐司(哀川翔)、UFOを捜し求める青年・斎藤昌樹(小林健)といった、利根川沿いの寂れた町に住む住人たちの、無私の善意が、拓郎に存在する意味を与えていく。これは、一種の桃源郷のようなもので、主人公の境遇を受け入れてくれる、ある意味浮世離れした世界だ。このあたりの世界観のおかげで、観賞後、どこかほっこりしてしまう。かと言って主人公がその世界に甘えている訳ではなく、恵まれた世界でのうのうと暮らしているという批判は、ちゃんと囚人仲間だった保がしており、その事も受け入れて、拓郎はこの町で暮らして行きたいと思うようになる。そして、最終的に英次との暴力沙汰に巻き込まれ、おそらく英次の子供と思われる、桂子の腹の中にいる子供を「俺の子だ!」と宣言する流れに繋がっていく。 静かに暮らしたいと願う拓郎にとっては、トラブルでしかない2人の人物が、結果的に拓郎が再び人間として歩みだすきっかけを与えるというのも、この作品の面白いところだ。王道に見せかけて実は若干はずしている。ひと言で言うと変な映画なのだが、その変な部分がとても楽しい作品と言えるだろう。 (斎藤雅道=毎週土曜日に掲載)
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その他 2016年07月29日 17時00分
紫外線が気になる季節の美肌作りに! スイカカクテル
乾いた喉をうるおし、火照った身体を癒してくれるスイカは欠かすことのできない夏のフルーツです。スイカの赤い果肉に含まれるリコピンはなんとトマト以上! リコピンはシミやそばかす、たるみの原因になるメラニンの生成を抑制し、お肌の健康を維持する働きがあります。今回は夏にぴったりなスイカカクテルのレシピをご紹介します。スイカと日本酒を合わせることでさらなる美肌効果も期待できますよ!【材料 2人分】 スイカ(果肉のみ) 320g ライムジュース 大さじ1.5 氷 3個 水 150ml 砂糖 大さじ3 日本酒 大さじ4 バジル 適量(トッピング用) 1.ミキサーにスイカ、ライムジュース、氷、水、砂糖を入れ、撹拌する。 2.1に日本酒大さじ4を加え、かき混ぜる。冷蔵庫で冷やしておいたグラスに注ぎ、お好みでバジルを添えて出来上がり! 日本酒を、ジンやテキーラに変えてバリエーションを楽しむのもおすすめです!【オダーナルみさ】
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その他 2016年07月25日 10時38分
実は激安? 「ワンフェス2016夏」でアニメキャラの等身大フィギュアが登場
ガレージキット・フィギュアなどの造形物の祭典、「ワンダーフェスティバル 2016 [夏]」が24日に、千葉県の幕張メッセで行われた。 『艦隊これくしょん -艦これ-』や『おそ松さん』『ラブライブ!』など、人気版権のフィギュアに大きな注目が集まった企業ブースだが、その中でも“大きさ”で存在感を放つ商品があった。 フィギュアのプルクラが今回商品公開と、会場限定先行予約を行った、新フィギュアブランド「FIGUREX(フィギュレックス)」の商品がそれで、なんとキャラクターを等身大で再現した、ヒューマンスケールフィギュアとなっている。 第一弾の「ヒューマンスケールフィギュア 結月ゆかり」は既に予約を開始しており、その価格128万円(税込み)。また、今回会場先行予約をした『のんのんびより』の登場キャラクター、宮内れんげを等身大で再現した「ヒューマンスケール 宮内れんげ」は会場限定価格で79万8千円(税込み)だった。 これら商品、値段的にはかなり高額だが、実は等身大フィギュアとしては破格の安さなのだとか。同メーカーの担当者によると、現在は3Dプリンターを使ってテストモデルや部品を作成できるため、価格が低く抑えられるそうだ。例えば、「ヒューマンスケール 宮内れんげ」を、発泡スチロールやPVC(ポリ塩化ビニル)を使ったテストの作成など、旧来の技術で同じものを作った場合は、商品価格は200万円近くになるとのことで、「100万円を切るというのは、画期的なんです」と同担当者は説明した。 さらに、これまで等身大フィギュアを販売する場合、ほんの数体生産する、数量限定販売が今まで常識だったが、「ヒューマンスケール 宮内れんげ」の場合は違う。国内15台、海外5台の3Dプリンターを動員し、購入希望者全てに届くような、商業ベースに乗せられる商品にするとのこと。なお、会場には『おそ松さん』の等身大フィギュアもあったが、あくまでも参考出展で、今のところは商品化の予定はないそうだ。 ここ数年フィギュア系の商品は、材料費の原価上昇や海外発注する際の人件費高騰などもあり、値上がり傾向にあるが、等身大フィギュアだけは話が違うようだ。もしかすると、この等身大フィギュアでの価格破壊が、今後フィギュア業界に大きな影響を及ぼすかもしれない?(斎藤雅道)
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その他 2016年07月24日 15時00分
【幻の兵器=最終回】ブラジルでは1938年就役以来いまも運用され続けている「河川砲艦」
河川砲艦は文字通り河川で運用される軍艦であり、航洋軍艦とは全く異なっている。まず、喫水が非常に浅くて乾舷も低いため、たらいか洗面器に上部構造物がのったような形状となっている。また一部の高速艇を除く河川砲艦は低速で、もちろん外洋航行能力も極めて低い。さらに、河川砲艦は大きくふたつのタイプに分類できる。ひとつは、たらい舟にとにかく強力な武装を施したタイプで、航続距離は短く乗員の居住性もほとんど配慮されていない、武装が再優先の設計なので当然ながら船舶としての性能も低い。もうひとつは、いわゆる川船に武装を施したようなタイプで、こちらは船舶としての性能をも念頭において設計されているため、航行性能も安定しているし航続距離も比較的長い。 もちろん、両者はその運用法も異なっている。航続距離が短くて乗員の居住性も低い重武装艦は必ず支援設備を持った基地を必要とするため、どうしても局所防衛的な運用が基本となる。だが、その反面、戦闘能力は高いため、ある程度本格的な戦闘行動にも参加することが可能だ。他方、後者はあまり本格的な基地を必要としないため、支援設備の整っていない僻地や最前線でも運用が可能である。だが、戦闘能力はたいしたことがないため、ほとんどは植民地警備に使われているし、植民地戦争以上の規模の戦闘にはいささか力不足であることは確かだ。 各国とも必要に応じて重武装型と軽武装型を使い分けていたが、地政学的な情況や戦略方針の違いによって、どちらかを優先して整備していた。例えば、広大な植民地帝国を築いていたイギリスは、当然のように軽武装の河川用砲艦を好んで建造していたし、反対に国土防衛の要素として大河を重視していたロシアは、重武装の河川用砲艦を大量に建造、整備していた。また、日本は中国大陸で運用するために海軍が軽武装の河川用砲艦を建造し、日本陸軍は上陸作戦などの支援用に比較的重武装の砲艇を多数建造している。 その他、変わったところではロシア革命時に赤軍が使用した河川用水上機母艦があり、兵器としての能力は不明だが、ヴォルガ河で運用されていたことは判っている。ただし、さすがに大きさと喫水の制約が厳しい河川艦艇で航空機を運用することは問題が多かったようで、赤軍の河川用水上機母艦以外にはほとんど例を見ない。 オーストリア・ハンガリー帝国はドナウ河流域の国家であり、当然ながら有力な河川艦隊を有していた。第一次世界大戦が始まると、河川艦隊は直ちにドナウ河の制水権を確保し、南岸であるセルビア領を攻撃するなどして、地上部隊の作戦を支援していた。だが、オーストリア軍のセルビア侵攻作戦そのものがなかなか進展せず、河川艦隊が確保した制水権も有効には活用されなかった。また、当時オスマントルコが支配していたメソポタミア(現在のイラク領)へ侵攻したイギリス軍は、チグリス河やユーフラテス河に河川艦隊を派遣し、地上部隊の作戦を有利に展開している。 第一次世界大戦後の1930年代に揚子江流域の上海付近で日中の武力衝突が激化したことから、日本はもちろんイギリスやアメリカが揚子江へ河川艦隊を派遣した。日本の河川艦隊は陸軍の部隊と海軍の部隊があり、それぞれ異なる河川砲艦を運用していたのは先に述べたとおりである。その他、日本「陸軍」は満州国「海軍」の建軍を援助しており、比較的重武装の河川砲艦を黒龍江で運用させていた。 第二次世界大戦中は各国の河川艦隊が活躍したが、最も活躍したのはソビエトの河川艦隊だった。ソビエトの河川艦隊は15センチ砲を装備した河川用モニター艦や高速艦、掃海艇、ロケット砲艇などを保有しており、さらに旧式の河川砲艦も大量に保有していた。これらの河川砲艦は、まずポーランド侵攻時に相手の河川艦隊と交戦したほか、独ソ戦で戦争の帰趨に非常に重要な影響を与えた。 レニングラード(現サンクトペテルブルグ)がドイツ軍に包囲された際、ラドガ湖の水上補給路を確保して抵抗を助けたのはソビエトの河川艦隊だったのである。その他、ヴォルガ河艦隊はバクー油田から内陸部へ向かうタンカー船団を護衛し、さらにスターリングラード(現ヴォルゴグラード)の戦いにおいても、ドイツ軍が阻止できない河面上から砲撃支援を行い、地上部隊の戦闘を助けている。 第二次世界大戦後、中ソの紛争に発展した珍宝島事件(ダマンスキー島事件)ではソビエトの河川砲艦が多少活躍したものの、大河流域での大規模な戦闘行為が減少したため、当然ながら河川砲艦が活躍する機会も大幅に減少した。 だが、ベトナム戦争においてはメコン川流域が主戦場のひとつとなり、アメリカと南ベトナムは大規模な河川艦隊を投入して地上戦を支援している。アメリカはMRF(河川機動部隊)と呼ばれる河川艦隊を編制し、最終的にはメコン川の河川交通路をほぼ掌握するに至った。だが、映画「地獄の黙示録」に登場して最近ではプラモデルにもなったPBR(警備艇)だけでも290隻投入しており、合計すると600隻を越える河川砲艦を必要としたことを考えると、コストに見合う戦果だったかどうかは微妙なところといえる。 ただし、大規模な戦闘行為は無いものの、小規模な地域紛争はザイールなど中央アフリカの大河流域でも発生しており、河川砲艦の必要性が全くなくなったという事ではない。中でも、ブラジルのマットグロッソ小艦隊における主力砲艦「パルナイバ」は、第二次世界大戦前の1938年に就役したが、ヘリコプター運用甲板の増設を含む大規模改修を経て、現在もなお運用され続けている。 実のところ、ブラジル海軍は新型河川用警備艦の建造を目論んでいたが、諸事情によってキャンセルされ、代わりにパルナイバを改装したという経緯がある。そのため、今後の情勢によっては、再び重武装の大型河川砲艦が建造される可能性もあるだろう。(了)■要目(1998年の改修後)排水量:基準620t(満載720t)全長:55.0m全幅:10.1m吃水:1.6m機関:ディーゼルエンジン2基速力:12ノット乗員:74名兵装:Mk.22 50口径3インチ砲×1門 70口径40mm単装機銃×2基 Mk.10 20mm単装機銃×6基搭載機:ヘリコプター甲板のみ電子装備:レーダー
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