山口敏太郎
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ミステリー 2018年11月10日 23時00分
道具街の名前の由来にもなった、河童寺こと曹源寺にまつわる逸話
浅草の近くにある「かっぱ橋道具街」。さまざまな問屋が集まり、食品サンプルの店を中心に再び脚光を浴び、観光客が増えている。この名前の由来になった寺院があるのをご存じだろうか。 「かっぱ寺」とも呼ばれているのが、東京都台東区にある曹源寺だ。 その由来を知るには、江戸時代までさかのぼる必要がある。現在の合羽橋商店街あたりにあった新堀川の堀削工事で、雨合羽(あまがっぱ)商の喜八が私財を投じて尽力した。当時、曹源寺付近は水はけが悪いために水害が絶えず、雨合羽商の喜八が一肌脱いだのだ。その工事にはなんと、かつて喜八が命を助けたという隅田川の河童(かっぱ)たちが多数協力していたという。なんともユーモラスで心温まる話ではないか。 喜八は亡くなった後、1819(文化11)年に菩提寺である曹源寺に葬られ、「かっぱ寺」と名付けられたという。 そんな曹源寺はモニュメントもユニーク。天井には人気漫画家が描いた河童のイラストが多数展示されている。 漫画の神様こと手塚治虫はドテラを着込み、キセルをくわえる粋な河童を描いた。『冒険ダン吉』をはじめ、戦前の漫画界をリードしてきた島田啓三は淡いタッチで船頭を務める河童を描いた。妖怪漫画の第一人者、水木しげるの絵もある。 ほかにも、曹源寺にはカッパの手のミイラなるものが展示してある。賽銭箱にも河童のイラストが施されており、随所に楽しみがある。 もともと隅田川では河童の姿が多数目撃されており、不思議と商売繁盛につながったという。そのため合羽橋商店街には、曹源寺をはじめさまざまな場所に河童のデザインが見られる。 ちなみに「かっぱ橋」の由来には他の説もある。合羽を製造する職人らが製作途中の合羽を橋の欄干にかけ、干している様子がよく見られたため「かっぱ橋」と名付けられた、という話もある。 妖怪の河童であるにせよ、服の合羽にせよ、「かっぱ」は当時の人々の暮らしと結びついて生まれた地名だったのだろう。(山口敏太郎)
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芸能ネタ 2018年11月10日 21時40分
【放送事故伝説】生放送中に俳優が死亡!その時、共演者は…
今年2018年に大ヒットを記録した映画『カメラを止めるな!』(『カメ止め』)がユーキャン流行語大賞にノミネートされ、大きな話題になっている。SNSによる口コミから人気に火が付いた本作は、低予算ながら意欲的な演出が評価され、興行収入20億円を超える大ヒット作となった。 さて、今回紹介する放送事故伝説だが、今から60年前の1958年。例え出演者が死んだとしても、本当に「カメラを止められない」末恐ろしい現場があった。 1958年12月11日発行の読売新聞(夕刊)によると、「テレビ出演中の珍事! 心臓マヒで死ぬ」という奇妙な記事が掲載されている。 記事によると、イギリス・ロンドンで放送されていた人気ドラマ番組『カール・ノーマン』というテレビ劇に出演していた俳優が、生放送中に死亡するという前代未聞の放送事故が発生したという。 今ではとても信じられない話だが、当時のテレビ番組はバラエティでもドラマでもすべて生放送であり、NGシーンはそのまま放送されていた。死亡したのはガレス・ジョーンズという俳優で、彼のドラマでの役柄は「電球の破裂を水爆と勘違いする客」という役を演じるため、スタジオに入っていた。しかし、このガレスだが、以前から心臓を患っており、本番の日はリハーサルの時点から調子が悪かったという。 そして生放送の本番、彼は無事に「電球の破裂を水爆と勘違いする客」を演じきり、転換のための幕が降りたのだが、その直後、ガレスは椅子からずり落ち倒れてしまった。 この時、客席には偶然にも医師がおり、ガレスは医師の心臓マッサージを受けたのだが、そのまま、二度と立ち上がることなく死亡してしまったという。 ガレスが死亡したことは小休止していた出演者にも知れ渡ったが、前述の通り、テレビ劇は中止のできない生放送である。出演者が死んだからといって放送を打ち切るわけにはいかず、出演者たちは仲間の死を受け入れ、彼の分まで全力を尽くすことに決めたのだという。 その時の模様は、まさに壮絶そのもので、共演者たちは溢れる涙を堪え、死んだガレスの出演シーンはアドリブでごまかし、根性だけでなんとかやってのけたという。 生放送が当たり前だったテレビの草創期、未熟だった放送技術は、熱い役者達の根性でカバーしていたのかもしれない。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2018年11月04日 23時00分
UFOの多発地帯! 失われたアークが眠る?謎のスポット皆神山
長野県皆神山は「日本のピラミッド」とも呼ばれている。頂上にある神社の宮司は頻繁にUFOが北から南へ飛行するのを目撃しているという。神社の参拝者の中にもUFOの撮影に成功した人がいるということだ。 さらに、1965年からおよそ5年半の長期にわたり、有感地震6万回を数えた松代群発地震の震源地は皆神山周辺。地震と同時期には、真夜中に皆神山全体が明るく輝く、謎の「発光現象」が目撃されている。 そんなわけで、皆神山には何かの謎が隠されているのかもしれないと言われていたのだ。 さて、皆神山の地下には戦時中に築かれた地下壕が存在する。 太平洋戦争当時、東京は防衛機能が弱いと考えられていたため、本土決戦を想定した陸軍は首都の中枢機能を移転させる計画を進めていた。サイパンの陥落後、いよいよ現実となったこの問題を解決するために、長野松代への施設工事が許可された。 当初の計画ではこの皆神山に皇居と大本営施設を建設する予定だったが、皆神山の地盤は弱かった。その2つの施設は舞鶴山地下壕へと移転する方針となり、皆神山地下壕には備蓄庫を設けると予定されていた。 この工事は1944年に開始されたが、1945年の終戦をもって中止。着工中にも皆神山地下壕は幾度にもわたる土砂崩れで工事が難航し、終戦前の1945年3月に工事は中止されたという。現在の皆神山地下壕は入り口がふさがれていて、入ることはできない。 この皆神山地下壕について、当時の軍部のオカルト信奉者たちはここに「アマテラスの棺」が埋まっているという伝説を信じていた。棺を掘り起こすために大本営を移すという大義名分の元で工事を始めたという話もある。確かに、当時の日本軍の幹部はインテリの集団だった。ましてや大本営の工事の事前に地盤を調査していないはずはない。あまりにも無駄なこの工事を推し進めたことには、何らかの陰謀があった可能性もあるだろう。なお、一説によると、苦しい戦況を挽回するために、最終兵器「失われたアーク」、すなわち「アマテラスの棺」を発掘しようとしたのではとも言われているのだ。 皆神山で目撃される怪現象の原因は何なのだろうか。(山口敏太郎)
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ミステリー 2018年11月03日 23時00分
<実話怪談>無線に入る声〜建設作業員が古井戸から発掘したものは…
これはある建設会社に勤める知人・Yさんから聞いた話である。 建設中に骨や遺跡などが出てくることがよくある。しかし、たいがいは面倒なので、その場に埋めてしまうという。骨などは重機ですりつぶし、土に混ぜ込んでしまうし、遺跡もぐちゃぐちゃにして完全に跡形をなくし、隠蔽することが多いというのだ。 「おい、それは国家的な遺産の喪失だろう」 私の問いかけにYさんはさらりと答えた。 「工期が伸びて、自分がリストラの対象になる方が怖いよ」 ある意味、もっともである。やはり、文化より自分の家族の生活を取るのは仕方ないことであろう。 ある時、Yさんは都内の古い御屋敷を解体し、地盤を改良した上で、おしゃれなマンションを建設することになった。 「この現場は最初の2週間が勝負だな」 工期が短く、予算もない現場でYさんはかなり焦りながらこの現場に取り組んでいた。 ある日、古井戸が発掘された。古井戸はかなり昔に封印されたようで、漆喰(しっくい)のようなもので口がふさがっているように見えた。 「くそ〜、古御屋敷だから何か出るとは思ってたものの、やられた」 Yさんは頭を抱えた。古井戸の場合、昔の骨董品が出土することが多い。この事実を地元の教育委員会にかぎつけられたら、調査のために工事がさらに遅れるのは間違いない。 「よし、つぶせ、俺が許可する。やるんだ」 Yさんは焦って古井戸を解体させた。すると中から骨がでてきた。しかも湿っていたためか、頭髪も一部残っている。 「まずいな、なんかたたりがあるんじゃない」 作業員たちは、頭髪のついた人骨の前で、水を打ったように黙り込んだ。 Yさんは、悪いこととは知りつつも、その骨をくだき、残土に混ぜて処分するよう指示した。 「何、みんなシーンとしてるんだ。早く作業に戻るんだ」 その日以来、奇妙なことが続いた。 クレーンと職員の作業をつなぐ無線に奇妙な声が入るのだ。 「つぶさないで、つぶさないで」 「お願い、つぶさないで」 一方、Yさんは毎夜毎夜、大量の土砂に押しつぶされる夢にうなされた。 「やはり、これはあの骨をすりつぶして、残土と一緒に捨てたたたりではないか、ここまではやばいことになるかも」 その後、現場では、お骨の供養を行った。するとそれ以来たたりはなくなったらしい。(山口敏太郎)
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芸能ネタ 2018年11月03日 21時30分
【放送事故伝説】テレビでノーカットで放送された!? 有名スタントマンの死亡事故!
番組改編の時期になると、局に限らず必ずどこかで放送されている特別番組「衝撃映像」。主に海外から取り寄せた事故やハプニング映像をナレーションを使い、衝撃的な演出で魅せる番組は古くから制作されているが、今ではめっきり放送しなくなった衝撃映像として、「実際の死亡事故」がある。今では危険な事故映像は放送したとしても、「実は無事でした」と補足されることが多いが、昭和の時代は本物の死亡シーンもキチンと放送していたものだ。 特に有名なのが、1980年代に多くの「衝撃映像」系番組で紹介されたカースタントマンの死亡事故「アラン・バンクス(Alnain Vincx)の悲劇」である。 俳優・スタントマンとして、全世界で名を馳せていたアラン・バンクスは、1987年5月29日オランダのとあるサーキットでカー・スタントの仕事を行っていた。アランは、連結したバスの中を車で突き抜けるという大変危険なカー・スタントのショーを行った。アランはヨーロッパの有名俳優のスタントなどを行っていた、ヨーロッパでも有名なスタントマンのひとりであり、関係者も家族も誰もがアランが失敗するとは思ってもみなかった。ところが、アランの乗った車は2台目のバスの中を突き抜ける途中に炎上し大破。アランは車の屋根ごと首を切断され即死してしまった。 この事故の一部始終は、ショーを見ていた観客、そして世界のテレビ局のカメラに収められることになり、日本のテレビでも「有名スタントマンの死」としてほぼノーカットで放送され、アランの死に直面できず泣き叫ぶ遺族の姿、そして首のないアランの遺体が全国のお茶の間に流れてしまっている。 もっとも、アランの死体は遠目からの撮影に留まっていたため、そこまでショッキングな映像ではなかったものの、現場の臨場感や遺体映像、そして、「アラン・バンクスよ永遠なれ」という重いナレーションは当時の少年・少女達に与えたトラウマは大きかったようで、今でも語り草となっている。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2018年10月28日 23時00分
ロシアの大手テレビ局が、イルミナティの暴露番組を放送していた
ロシアのメディア業界が2013年に、ものすごいことをやらかした。 ロシアの大手テレビが3時間にわたり、欧米の軍産複合体や金融マフィアなど国際経済の破壊者たちを「イルミナティ」と呼び、その陰謀を暴露する特番を放送したのだ。陰謀論を唱える秘密結社「イルミナティ」の存在は「都市伝説」とみなされている。テレビ局は、1月16日のゴールデンタイムに「David Wilcock のFinancial Tyranny (金融の独裁者)」というイルミナティの暴露番組を放送。あまりにも衝撃的な内容にロシアのみならず、世界中から賛否両論が沸いたという。日本でいえば、在京キー局がゴールデンタイムに「イルミナティ特集」を放送することに等しい。 ロシアのプーチン大統領は欧米に巣を張るイルミナティに対して対決姿勢を打ち出しており、今後もロシアとアメリカの対立が激化するのは間違いない。 逆に2012年9月前後に、ロシア・プーチン大統領とイルミナティの間で「手打ち」が成立したという情報もある。プーチン大統領は独裁共産主義国家体制を悲願としており、イルミナティは、その実現を助けるという方針で一致したというのだ。しかし、これもどこまで本当の情報であるかは不明である。 先のテレビ放送に関しては、前々から「イルミナティの思うとおりにはさせない」と公言してきたロシアのプーチン大統領が、戦闘の口火を切ったのではないかと言われている。 世界を裏で操っているとされる秘密結社「イルミナティ」。もはや、イルミナティは都市伝説上の存在ではないのか?!(山口敏太郎)
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ミステリー 2018年10月27日 23時00分
東京の各地に点在する首塚、結界でもあった?
鬼門・裏鬼門は重要な方角である。都を設計するにあたり、妖怪・怨霊などが入り込みやすい鬼門封じは、かねてから大事にされてきた要素だ。日本の首都・東京の鬼門の結界を守護しているのは「将門の首塚」。かつて天皇に逆らった将門は首を切断され、結界の一部として、帝都を護る任務に就いている。なお、将門の胴塚は茨城にあり、首塚と胴塚が引き合う霊の「ライン」が鬼門結界を強化しているのだ。 この鬼門に対し、帝都の裏鬼門を守護しているのが、鎌倉にある「頼朝の墓」である。この墓が「東京の裏鬼門」という要所を固めているのだ。この裏鬼門の結界は、鎌倉にある「頼朝の墓」だけではなく、藤沢にある「義経の首塚」とも連動して作用している。兄弟は死後、力を合わせて東京を守護しているのだ。もう、お分かりの方もいるかもしれないが、鬼門は平家、裏鬼門は源氏が守っているのだ。 他にも首塚は存在する。裏鬼門で言えば、品川に「無縁首塚」という罪人や遊女を奉った首塚がある。鬼門には「吉良の首洗いの井戸」が残されている。 さらに、西にある天門を守護してきたのが、「浅布(麻布)の首塚」である。これは関が原の戦いで討ち取った西軍の首を埋めたものと言われている。この「西軍の首塚」とは、岐阜城の攻防で奮戦した信長の孫・織田秀信の家臣たちの首、およそ120をまとめて埋葬したものとされており、麻布の一部に塚が残されていたという。 だが、現在は場所が判然としておらず、確定的な要素はない。いくつかの場所のうわさはあるのだが、その候補地と接した住宅に住んでいた俳優・田宮次郎が自殺した時には、首塚の祟りだとうわさされた。まるで、首を斬られた武将のように、猟銃で自らの首を吹き飛ばしたからである。 その後、同じ土地に住んだ外国人・某氏の自宅の壁には、田宮次郎そっくりの染みが浮き出てきたというが、田宮次郎を全く知らない外国人・某氏は意に介さなかったという。やはり、文化が違うと呪いや心霊現象はその力を落としてしまうのであろうか。(山口敏太郎)
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芸能ネタ 2018年10月27日 21時30分
【放送事故伝説】出演者の覚せい剤逮捕で「幻」となった特撮番組
昭和の芸能界とは切っても切り離せない悪魔の果実「覚せい剤」。平成の世になっても多くの芸能人達がこの禁断の果実に手を染めているのだが、覚せい剤所持や使用の発覚が連続ドラマの撮影中だとしたら……これは恐ろしいことである。 1979年3月1日、警視庁練馬署は覚せい剤取締法違反の容疑で、フリー俳優の潮建志(当時の芸名、本名:益戸正雄)、同俳優の日尾孝司、無職・Mの3氏を逮捕した。潮氏と日尾氏は常習者だったM氏から覚せい剤を購入。2月20日まで4回〜5回に渡り覚せい剤0.5gを2万円で買い、注射していたという。 潮氏は主に悪役として『網走番外地』などに出演していた俳優であるが、彼の代表作は『仮面ライダー』の悪の大幹部・地獄大使や『悪魔くん』のメフィスト(弟)役など特撮番組への出演が人気を博し、演じる役柄の多くは悪役ながら子供たちのヒーローとなっていた。 さて、潮氏が覚せい剤で逮捕された1979年3月だが、このとき潮氏はスーパー戦隊シリーズの『バトルフィーバーJ』という作品に、悪の幹部「ヘッダー指揮官」として出演していた。ところが撮影途中に潮氏が逮捕されたために、潮氏はヘッダー指揮官役を急遽降板し、石橋雅史が代役を演じることになった。このままスンナリと降板が進んでしまえば問題はなかったのだが、関係者の頭を悩ましたのは潮氏の降板時期であった。 『バトルフィーバーJ』は1979年2月に放送が始まっており、潮氏逮捕の時点で4話まで関東地方で放送済みだったのである。しかし、遅れネットほかこれから放送される地域には、(子供番組という事もあり)覚せい剤で逮捕された潮氏の映像は使用することができない。そのため、『バトルフィーバーJ』のスタッフは、これまでの潮氏が出演していたシーンのオール撮り直しを決断せざるを得なかったのだ。しかし、撮影上の都合もあり、第4話および6話など一部のエピソードでは、潮氏が演じたヘッダー指揮官の映像を使用せざるを得ず、その結果、ヘッダー指揮官役はエピソードによって潮氏と石橋が混在するという、かなりチグハグな状態となってしまった。 現在、DVDなどで視聴できる『バトルフィーバーJ』は潮氏の出演シーンを極力カットしたものが商品になっており、初回放送時のフィルムは経年劣化により紛失してしまい、初回放送版は観ることが叶わない状態になっているという。 いつの時代も、ドラマの撮影途中に逮捕者が出ると、思わぬ二次被害が出るものである……。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2018年10月21日 23時00分
漫画の神様・手塚治虫が体験した怪異「人の形をした青いモノ」
「無」から「有」を生み出す作家や漫画家であると、ある日突然「異界」とつながってしまうこともあるのだろう。実際に、説明しようがない奇妙な体験をしたという人物も多く存在する。 かの「漫画の神様」手塚治虫も、青い人間のようなものを目撃したことがあるという。 『別冊太陽75』(1975年7月12日発行)に、手塚の住んでいた家にまつわる奇妙な体験談が掲載されている。 手塚が住んでいた家は、南側と北側で異なる地霊がいたらしい。なぜか南側だけで地鎮祭を開いたため、北側の地霊は納得がいかず、多くの怪異な事件を引き起こすようになったという。 家の北側には、編集者が泊まる4畳半部屋があったのだが、この部屋が問題のある部屋だったという。 そこで寝た編集者はうなされるようになる。窓の外にあるガレージに人がいる気配がするようになったというのだ。 また、その部屋でアシスタントの女性が「白い影を見た」と言い、そこに寄り付かなくなったという。 こうした怪異な出来事が続く中、手塚本人もその怪異現象を目撃することになる。 ある時、手塚の仕事部屋で、原稿を待つ各社の編集者たちが麻雀を始めた。手塚は4畳半に移り仕事に打ち込んでいると、ガレージの方が明るくなり話し声が聞こえたという。 窓のカーテンを開けると「人の形をした青いモノ」と目が合った。 仰天した手塚は仕事部屋に逃げ込んだ。 その後、スタッフや編集者を含めた全員で確認したが、何もいなかった。 あまりにも奇妙な出来事が頻発したからと、結局その家から引っ越したのだという。(山口敏太郎)
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ミステリー 2018年10月20日 23時00分
就寝中の男性が巨大な穴に落ちて行方不明に?フロリダに発生したシンクホール
住宅街などに突然巨大な穴が空き、何もかもを飲み込んでしまうという奇妙な事例が近年、報告されている。この穴は「シンクホール」と呼ばれており、例えばロシアではシベリアを中心に出現しているという。シベリアのケースは主に天然ガスの流失でできた空洞が落下し、大きなシンクホールになったと解釈されている。 他にも地域によっては手抜き工事で巨大な穴が空いたり、地下水の枯渇で道路が陥没してシンクホールができるという。中には住宅地のど真ん中に、底が見えないほどの巨大な穴が発生するケースも存在している。そうなった場合、道はもちろん車も家も、何もかもが穴の底にいきなり飲み込まれてしまうわけで、周囲には甚大な被害が発生することになる。 もし、そんな巨大な穴が住宅地に発生した場合、その穴の上に住んでいた人はどうなるのか? 一般人が穴に飲み込まれた実例はある。 CNNの報道によると2013月2月28日、フロリダ州ブランドンで一般住宅の真下に深夜シンクホールが出現。自室で寝ていた36歳の男性がそのまま穴に落ちて行方不明になってしまった。 男性の兄弟が救出を試みたが、シンクホールは、たちまち幅約30メートルに拡大し、なす術がなかったという。通報を受けて現場に急行した救急隊は、拡大し続けるホールのへりにいた男性の兄弟を救出したものの、落下した男性の捜索は断念せざるを得なかったという。 地下資源・海底資源の採掘が続くフロリダでは、シンクホールはまれに発生するものだとされている。なんとも恐ろしい事件である。(山口敏太郎)
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「スピリチュアルアイドル」疋田紗也が撮影した! 「ちび犬」の幽霊!?
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神奈川県の某駅に「小さい鉄ちゃん」現れる?
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謎の生命体「フラダンス小僧」日本に現れる!?
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