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就寝中の男性が巨大な穴に落ちて行方不明に?フロリダに発生したシンクホール

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画像はイメージです

 住宅街などに突然巨大な穴が空き、何もかもを飲み込んでしまうという奇妙な事例が近年、報告されている。この穴は「シンクホール」と呼ばれており、例えばロシアではシベリアを中心に出現しているという。シベリアのケースは主に天然ガスの流失でできた空洞が落下し、大きなシンクホールになったと解釈されている。

 他にも地域によっては手抜き工事で巨大な穴が空いたり、地下水の枯渇で道路が陥没してシンクホールができるという。中には住宅地のど真ん中に、底が見えないほどの巨大な穴が発生するケースも存在している。そうなった場合、道はもちろん車も家も、何もかもが穴の底にいきなり飲み込まれてしまうわけで、周囲には甚大な被害が発生することになる。

 もし、そんな巨大な穴が住宅地に発生した場合、その穴の上に住んでいた人はどうなるのか?

 一般人が穴に飲み込まれた実例はある。

 CNNの報道によると2013月2月28日、フロリダ州ブランドンで一般住宅の真下に深夜シンクホールが出現。自室で寝ていた36歳の男性がそのまま穴に落ちて行方不明になってしまった。

 男性の兄弟が救出を試みたが、シンクホールは、たちまち幅約30メートルに拡大し、なす術がなかったという。通報を受けて現場に急行した救急隊は、拡大し続けるホールのへりにいた男性の兄弟を救出したものの、落下した男性の捜索は断念せざるを得なかったという。

 地下資源・海底資源の採掘が続くフロリダでは、シンクホールはまれに発生するものだとされている。なんとも恐ろしい事件である。

(山口敏太郎)

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