きれいな朝焼けに山脈が紅く染まり、中央には雪に覆われた富士山がそびえ立っている。とても印象的な一枚でるが実はこの写真、奇妙なものが1点映り込んでいるのだ?
右上の赤枠で囲った部分に注目していただきたい。よく見ていただくとわかるが、空中に透明な目玉のようなものが浮かんでいる? のだ。これはいったいなんなのだろうか?
実はこの物体、実は日本で数多く目撃されているという「大目玉UFO」に形状がそっくりなのである。
「大目玉UFO」とはその名の通り、大きな目玉の形をしたUFOでその正体は宇宙人の乗り物という説もある。UFO撮影家で有名な武良信行氏は1990年代、今回のような土星のような形をした「大目玉UFO」を兵庫県にて撮影している。彼が撮影した「大目玉UFO」は「龍タイプUFO」「クリスタルUFO」をはじめとする「変形UFO」の一種ではないかと推測されているが、オカルト研究家で妖怪研究家でもある山口敏太郎は「大目玉UFO」は日本に住む妖怪の一種ではないか、ともとらえている。
現に江戸時代の文献「異界まちまち」には江戸時代の兵庫県に現れた目玉UFOの目撃談が掲載されており、それによると「姫路城下近くの家の畑に赤々と光る物体が現れた。よく見ると赤色をした巨大な舌が浮いている。さらにその上には鏡のような目玉があった。そのうちその畑から龍が天に昇った」という記述がある。
山口敏太郎は上記の資料から「我々の先祖が妖怪と呼んだものは現代の我々から見たUMAやUFOではないか?」と推理している。
今回、撮影された「大目玉UFO」は他に人間的なパーツが撮影されているわけではないが、空に現れたという点が共通しており、また左下にいる老夫婦は不思議なことに目線が「大目玉UFO」のほうへ向いている。もしかすると、この老夫婦は山脈に現れた「大目玉UFO」の存在に気がついていたのかもしれない…。
(山口敏太郎事務所)