山口敏太郎
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ミステリー 2012年06月26日 15時30分
妖怪実在の証拠!? これが天狗の爪だ!
オカルトや妖怪、民間伝承について研究している山口敏太郎の元には、研究のために奇妙なものが持ち込まれることがよくある。今回紹介するのもその一つで、某所に『天狗の爪』として伝わっていたものだ。 この『天狗の爪』とされるものの大きさは数センチほどで、少し曲がった円錐状。全体的に黄土色から茶色へのグラデーションがかかっており、表面にはびっしりと細かい筋が縦に走っている。先がやや欠けており、よくよく観察すれば人の手が加えられているわけではない事が分かる。一見したところでは石に近いが、どちらかと言えば骨に近い質感もある。果たして、この物体は何なのか。もしかして本当に妖怪、天狗の爪なのだろうか? 勿論本物の天狗の爪ならば面白いのだが、実はこれは鑑定の結果古代爬虫類のモササウルスの歯の化石であることが判明した。モササウルスは中生代にその巨体とワニのような大顎でもって海を暴れ回った凶暴な海棲爬虫類である。ところが研究の進んだ現代ならいざ知らず、科学的知識に乏しかった昔の人はこれらの化石が「何らかの生物の牙や爪らしい」ことに思い至っても、正体までは分からなかった。そこで、身近な生き物とは全く別のもの、『妖怪』の爪や牙であると考えたのである。 ちなみに、こういった天狗の爪などを寺宝として祀っている寺社仏閣は日本各地に存在する。例えば埼玉県瑞竜山法雲寺には古代の鮫の歯と考えられるものが『天狗の爪』として奉納され、現代まで残っている。法雲寺は埼玉県の古刹であり、また『新編武蔵風土記稿』などの記述から修験道との関連性も考えられている。天狗は修験道とも関わりの深い妖怪であるため、天狗にまつわる寺宝が存在すると言うことは、非常に興味深いと言えるだろう。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月23日 17時59分
同時多発テロ事件10年後の翌日…落語家立川キウイが宇宙人を激写!?
2001年9月11日に起こった『アメリカ同時多発テロ事件』。それから10年後、首謀者であるウサーマ・ビン・ラーディンは死亡し、跡地には新たなビルがを2013年を目処に建設中である。 さて、そんなビン・ラーディンの『大ファン』を公言していたのが、奇しくもビン・ラーディンと同年に亡くなった落語家の立川談志師匠。 その談志師匠の弟子のひとりである立川キウイ氏が、テロ事件10年後の翌日、2011年9月12日に謎の物体を激写。ブログにアップしていたことが判明した。 この写真をみていただきたい。短髪の眼鏡の男が立川キウイ氏なのだが、キウイ氏の目の前に緑色をした透明の物体が横切っているのが確認できるだろう。 胴体と首の境目もはっきりしており、この物体はかなり人間に近い形をしているのがわかる。 撮影時期からいくつか仮説を立てるとするならば、これはビン・ラーディンの幽霊、もしくは同時多発テロ発生時にビルにうっすらと浮かび上が ったとされる『グレイ型エイリアン』の一種ではないだろうか? なお、この写真が撮られた9月12日はキウイ氏の師匠である立川談志は病気でかなり弱っており、上記の仮説をとるならばビン・ラーディンの幽霊がファンを公言する談志師匠を連れ去ろうとした、もしくはビン・ラーディンを失った宇宙人が彼の代わりとして談志師匠を拉致しようとしたのではないかと考えられる。もっとも、どの仮説にしてもなぜ談志本人ではなく弟子である立川キウイの元に現れたのかは不明であるが…。 なお、立川キウイ氏は記者の質問に対しこう答えた。 「この写メを撮っている途中、何故か急に記憶が無くなったんですよ。…その翌日、朝起きたら何故か覚えていないはづの噺がスラスラ喋れました(笑) 宇宙人? それとも誰か浮かばれない落語家の霊が憑いた? なので、立川キウイは超常現象はすべて信じてまする! ガハハ」と独特の口調でコメントを寄せた。 もしかするとこの物体は緑色だけに『キウイ』の名を持つ立川キウイに取り憑いた「キウイの精霊」なのかもしれない…。(文:山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月19日 15時30分
パワースポット、なのに…!? 壁に浮かぶ巨大なドクロ
ごつごつしたトンネルの岩肌を出口からの光が照らし出している。トンネルを歩いている人は逆光で影のようになっているが、反対側の岩壁にはまるでこの人物を見つめているかのような、うつろな目の大きなドクロが浮かんでいるのだ。見ようによってはこめかみの辺りから角が生えているようにも見える。 そして、光のささない天井から降りてくる一筋の光…。この写真は、愛知県某所で撮影されたものである。 城下町として栄えたこの地には、城が敵の手に落ちた際などの有事に備えてあちこちに抜け道が造られていたという。このトンネルもそのひとつで、岩山を手で掘削して城下を流れる川に繋げている。川には 小さな船着き場があって、常に漁師が数名常駐していた。城が落ち、城主の身に危険が迫った時はこのトンネルを抜け、漁師達の船に乗り込んで敵の目を欺く作戦だったようだ。 幸いにも城が落ちることはなく、このトンネルも逃げ道として使われることや血なまぐさい事件が起きたりした記録はなかったと言うのだが…では、この岩壁に浮かんだドクロは何なのだろうか。 作家であり、オカルト研究家の山口敏太郎は以下のような仮説を立てている。 このトンネルは逃げ道として作られているが、再起をかけるための道として作られたためか非常に優れたパワースポットでもあるという。事実、霊感の強い人はこのトンネルを見て「金色の光が充満している」と表現するそうだ。そのパワーはトンネルの中央付近が特に濃く、正しく写真の場所から光が射しているように感じられるのだという。 また、このトンネルは目を瞑って通れば邪念が落ちるとも言われている。ひょっとすると、トンネルを通った人々から落ちた邪念がこのようなドクロの姿で現れたのかも知れない。(文・写真/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月16日 17時59分
あの震災は人工地震でノストラダムスが予言していた!? トンデモ本大賞2012 新宿ロフトプラスワンにて決定!
先週の土曜日、6月9日。新宿のロフトプラスワンにて「21回トンデモ本大賞」が行われた。「トンデモ本」とは「内容が余りにも突飛であり、筆者の意図していない方向に楽しむことが出来る本」の事であり、世の中に数多出てくるトンデモ本の中から昨年1年間の中で最も「トンデモ」だと思われる本を選出するのが「トンデモ本大賞」である。 ちなみに「トンデモ本」にあたる本にはオカルトやスピリチュアル関係の書籍が多く、必然的にオカルト研究家である山口敏太郎も類似の本を購入することが多々ある。こういった本に載っているUFOや宇宙人、UMAといったものの目撃談などはオカルト研究においては重要な資料になるのだ…信憑性は別としても。 今回ノミネートされ、紹介された本は、陰謀論に予言、UFOや宇宙人に会ったという体験談と、いずれもオカルトの定番が揃っていた。そんな本の一部を紹介しよう。 まず、『本当かデマか 3・11[人工地震説の根拠]衝撃検証』は、東日本大震災がフリーメーソンによって起こされた人工地震である、というありがちな陰謀論であるのだが、列挙されている陰謀の根拠が飛び抜けている。震災の時によく流れていたACのCM「あいさつの魔法」は「アンチキリスト」による福島の原発事故を指している(「ぽぽぽぽ〜ん」の部分がそうらしい)、フリーメーソンの関与の証拠として『秘密結社鷹の爪』というアニメがある、特撮の円谷プロはフリーメーソンからとった名前である(『円谷』という名前はフリーメーソンのシンボルである円とコンパスをかたどっている、らしい)。また、有名な「アニメ『ミンキーモモ』の最終回が放映されると地震が起きる」という都市伝 説は事実だというのだ。この本によれば、フリーメーソンはアニメの最終回に合わせて人工地震を起こしているらしい。とにかく非常に濃い内容のこの本、圧倒的な得票数で今年のトンデモ本大賞に選ばれた。また、前述の内容はいずれも都市伝説や震災に関する流言を元にしている事を付け加えておきたい。 勿論他の本も負けず劣らずの内容で、『秘伝ノストラダムス・コード』はフランス文学専門の筑波大学名誉教授でもある著者がノストラダムスの予言集を訳して書き上げた大書。ちなみに東日本大震災もノストラダムスは予言していたというが、例によって各所で横書きのフランス語を縦読みしてこじつける、単語の超訳をするなど色々とやらかしている。『UFOと日本人の惑星』はUFOにさらわれた経験のある著者がその体験を綴った“叙情詩”。というのも、中身はみな5.7.5.7.7と短歌がずっと続いている形式なのだ! ときおり字余りや字足らず、種田山頭火のような変調になるのはご愛敬である。ちなみに著者はUFO内でヒトラーに会ったと述べている どの本も昨年に出たばかりの書籍であり、今回の記事を見て興味が出た人は、書店で見かけたら手に取ってみるのも良いかもしれない。ちなみに主宰である「と学会」や山口敏太郎の注目作は『秘伝ノストラダムス・コード』であった(堅苦しいせいか、得票数は奮わなかったが…)。(写真は「と学会」メンバー。左から山本弘会長、唐沢俊一、皆神龍太郎)(文と写真:黒松三太夫/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月12日 15時30分
処刑場に大柄な女性の顔が現れた!?
夏も近づき、オカルト研究家・作家の山口敏太郎及び事務所タレントにはテレビ・ラジオの出演依頼をよくいただいている。 先日はアボカドチャンネルで放送されているモノマネ芸人のレイパー佐藤さんのラジオ番組『マーChannel』の収録があり、山口敏太郎はゲストとして登場した。その収録後『マーChannel』のスタッフから山口敏太郎宛に一枚の心霊写真が届いた。 この写真をよく見ていただきたい。写真の左半分にうっすらと大きな女性らしき顔が写っている。目や鼻や口元まではっきりと現れており、とても不気味なものである。 この写真は昨年、写真を送ってくれたスタッフが『マーChannel』のロケで東京の鈴ヶ森刑場跡に行った際に撮られたものであるという。 鈴ヶ森刑場といえば江戸三大刑場のひとつに数えられた処刑場である。有名なところでは天一坊や八百屋お七といった人物がこの地で最後をむかえている。 そのため、この地は今も罪人の霊が現れるという噂が流れている。 この写真に写り込んだ物体は一体何なのだろうか? 山口敏太郎事務所は、さっそく風水師で霊能力者でもある“催旺風水”あーりん氏に鑑定を依頼した。あーりん氏の話ではこの幽霊は『悪霊』の可能性が高いという。 「古い霊ですが、相撲取りのようなかなり大柄でぽっちゃりした姿で、カメラの方を見ています。悲しみや怨みの気持ちは感じず、好奇心のような気持ちが強いです。 明るく楽しい好奇心ではなく『どうなるのか見てやろう』という嘲笑うようなダークな好奇心で覗いている雰囲気がします。処刑場とここを訪れる人々の様子を見ており、顔の変形の様子から、やや悪霊化しているので、写真自身、よい物ではありません。カメラが壊れる恐れがあるので、画像はカメラ内に残さないほうがいいですね」 時が経っても処刑場には悪いものが取り憑いているのだろうか…?(山口敏太郎事務所)<参照サイト>あーりん監修携帯サイトau公式 携帯コンテンツ「本格☆香港風水〜恋する護符」携帯からどうぞ http://h-fusui.jp/「アボカドチャンネル」公式サイトhttp://www.avo-cado.com/index.html
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ミステリー 2012年06月09日 17時59分
山口敏太郎事務所には「動く鬼の像」がある
作家であり、オカルト研究家でもある山口敏太郎の事務所には資料としてさまざまな妖怪コレクションがある。 今回ご紹介するのは今年より事務所の本棚に置かれている「鬼の像」の話である。 写真を見てほしい。この「鬼の像」は立派な角が2本生えている誰しもが想像しやすい鬼の形をしているが、丸い目玉とぽっかりと空いた口が印象的であり、その表情は何かこの世に対し深い恨みを持っているようにも見える。 色は明るい茶色でところどころ白くなっている部分があり一見すると石のように見えるが木製であり、左腕の肘からはもぎとたれたような跡があり、誰かに補修されたような痕跡も残っている。果たして、この像は何なのか。 これは、山口敏太郎が約2年前、成田山の古道具屋で購入したものである。値段は2万円であり、箱書きには京焼の幕末三名人と称される彫刻家青木木米(あおきもくべい)の号である「古器観」「木米」が記されている。 骨董品屋の店主も「これは青木木米の作品である」と説明はしていたが存在する木米の作品とはタッチが微妙に違い、箱書の文字もインクで書かれたであろう跡がくっきりと残っており実際に彼の手によるものかどうかはかなり怪しい。憂いを帯びた表情と鬼という造形から察するに、これは個人が何者かに恨みを持って作られた呪術の道具ではないかと推測される。 この鬼の像は長らく山口敏太郎事務所の某支部に保存されていたものだが、今年に入り本部へ移管されてきた。その移動の際、この像には不思議な事が起こっている。 なんと、像が勝手に箱から出てきて本棚に収まっていたというのだ。移管に立ち会ったスタッフのひとりが語るところによると、この像は他の荷物と一緒に事務所に運ばれてきたのだが、開封した際には全く気がつかず、他の荷物がすべて収納された時点で本棚にいる「鬼の像」に気がついたのだという。(写真:青木木米作とされる「鬼の像」)(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月05日 15時30分
オーブの正体は宇宙からのエネルギーなのか?
まずはこの写真をみていただきたい。 あなたは写真を撮ったとき、このような透明な丸い物体が写り込んだ経験はないだろうか? これは『オーブ』というもので、俗に心霊写真の一種として扱われている。 『オーブ』の正体はいまだはっきりはしていないが、カメラに偶然写り込んだ光(ハレーション)や雨が降った際の水滴が写り込んだものなど撮影上のミスが大半と言われている。しかし何点かは本物の霊魂が迷い込んだ例もあるという。 その証拠にオーブが撮られる場所は人気の無い山や建物内で撮られることが多い。 このオーブが撮られた場所は成田空港近隣の某駅とされる。この駅は普段、ほとんど人の乗り降りがほとんど無く、非常に薄暗い中で撮られたものであるという。もちろん、構内に水滴や目立った光は一切無く、撮った写真の中にぼんやりとこのオーブが浮かび上がっていたのだ。 この駅のもの寂びしさが、霊的な何かを呼び寄越しているとも考えられる。 なお、成田空港近隣は心霊スポットこそ少ないものの、日本有数のUFOの目撃場所であるという。 最近ではオーブは宇宙エネルギーが具現化したもの、もしくは宇宙人の乗ってくるUFOの一種ではないか? という説もあり、実際に飛行物体のように浮遊するオーブの動画が多数ネットで公開されている。 UFOなのか心霊なのか、その正体は不明ではあるがオーブは誰もが簡単に目撃できる不思議写真の一種なのだ。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年06月02日 17時59分
世にも恐ろしい「鬼の骸骨」その正体は?
まずは、この画像を見て頂きたい。 後ろの骨組みに欠けられている人間の骨格らしき物体。この骸骨は、背後にある物から察するに、並の人間の倍はある。しかも頭蓋骨は妙に四角く、頭には2本の角らしき突起も見える。 写真をそのまま受け取るならば、まさしく昔話や伝説に出てくる鬼そのものといえる。果たしてこの不気味な物体は何なのか? 実はこの写真、大分は別府の温泉地にあった、その名も「怪物館」と言う名の建物に併設、客の目を引きつけていた“鬼の骸骨”なのである。 怪物館には鬼の骸骨だけではなく、妖怪のミイラとされる奇妙な物が多数保管、展示されていたようだ。体育座りをした格好でおかっぱの髪型が見てとれる「河童のミイラ」や、人面牛身で予言を授け、僅か数日で死んでしまうとされた妖怪「件(くだん)のミイラ」、滅多に見られない「鵺(ぬえ)のミイラ」に「人魚のミイラ」も展示されていたようだ。このおぞましい展示物は、怖い物見たさの旅行客の注目を集めたようで、当時からこれら妖怪ミイラのスナップ写真を絵はがきにしたものが土産物として売られていたようだ。 この怪物館の規模がかなり大きいため、都市伝説やオカルトを民俗学 的見地より研究している山口敏太郎氏は「妖怪のミイラを工芸品として作成し扱う職人がおり、この大規模な怪物館の妖怪ミイラコレクションも彼らの協力によって作られたものではないか」と推測している。勿論、見せ物としてリアルな妖怪の姿を求めた一般の人たちの膨らむ期待が、奇妙なミイラを一カ所に集めさせたとも言える。 残念ながら、この怪物館は昭和38年頃に閉館。オーナーの死後、奥さんの証言によると各種の妖怪ミイラは焼却され現存はしていないとのこと。しかし同時に、鬼の骨だけは「何処かに残っている可能性がある」とも語っており、もしかしたらどこかの家や寺の珍しい宝として人知れず安置されており、鬼の骨は再び我々を待っているのかも知れない。 (画像:山口敏太郎事務所に所蔵されている鬼の骨の写真)(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年05月29日 15時30分
武士の霊が…心霊スポット『腹切りやぐら』で山口敏太郎事務所スタッフが殺されかけた?
神奈川県鎌倉市はオカルト好きにとっては思い入れの深い場所であるという。 鎌倉といえば鶴岡八幡宮や大仏をはじめとした歴史スポットが多数あり、漫画『鎌倉ものがたり』では幽霊や妖怪の通り道として紹介されている。 そんな鎌倉市にある有名心霊スポットが『腹切りやぐら』である。 『腹切りやぐら』はJR鎌倉駅から歩いて数分の東勝寺跡にある。東勝寺跡は鎌倉時代末期の合戦、東勝寺合戦が行われ、新田義貞に攻め込まれた北条高時が家来と共に自決した場所であると伝えられている。 そのため、この地では昔より夜になると「武士の霊が出る」と噂されている。 オカルト作家山口敏太郎と事務所スタッフは去年、雑誌の取材のためこの地を訪れている。この取材ではVTRを回していたのだが、その際数々の不思議なことが起こっていた。 その取材テープには本来現場では聞こえなかった音が録音されていたのだ。ひとつは鈴の音、そしてもうひとつは「ブオー」と鳴くホラ貝のような音である。 上記の通り『腹切りやぐら』には「武士の霊が出る」と噂されている。…今もこの地には武士の幽霊はさまよっているのだろうか? 不気味な話はこれだけでは終わらない。取材時にカメラを回していたスタッフが何者かに引っ張られてたかのように坂道を転げ落ちたのだ。幸いカメラマンは他のスタッフの救助により無傷で済んだものの、舗装されていない坂は薄暗く急斜面だったため、一歩間違えれば大けがを負っていたと予想される。 ちなみにカメラマン氏は取材当時、東京都の多摩市に住んでいた。カメラマン氏の自宅近くの多摩市関戸はなんと東勝寺合戦が行われる数日前に新田義貞と北条高時が戦っていた『関戸の戦い』の舞台であったのだ…。(写真:『腹切りやぐら』) (山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年05月26日 17時59分
胎児の性別を教えてくれる「子安地蔵」
全国各地で安産を祈願する神様のことを「子安神」、「子安観音」、「子安地蔵」、「コヤス様」などと呼ばれている。いずれも、子宝を授かりたいという人々の信仰の対象となっている。愛知県では東郷町和合にある地蔵堂の「子安地蔵」が有名であるが、西三河地方には「お子安さん」と呼ばれる子安地蔵本尊(愛知県豊田市成合町)があり、生まれてくる子どもの性別を教えてくれると評判であった。 「お子安さん」という子安地蔵は安産のご利益があり、西三河地方では女性が妊娠すると、お地蔵様にお参りに来て、腹帯を借りて帰る風習があった。毎年4月24日の縁日に氏子が集まって腹帯を作り、堂守が貸し与える。腹帯には白色と赤色の2種類があり、何色か分からないように袋詰めされる。持ち帰った袋の腹帯が白色なら男子、赤色ならば女子が生まれるといわれている。そして、お産を済ませると、お礼参りの時に腹帯を返却することになっていた。 今では、産婦人科での妊娠中期のエコー検査で、赤ちゃんの性別判断ができ、早い人だと五か月健診で性別がわかるという時代になっている。昔は男児が生まれるのと、女児が生まれるのでは、家督相続の問題や農家での労働力にも関わる一大事となった。 昔、ある夫婦が子安地蔵にお参りにきて、腹帯を借りていった。夫婦はどうしても男の子が欲しかったのだが、袋を開けてみると、赤色の腹帯が入っていた。諦められない夫婦はもう一度お参りに行って、腹帯を借りてきた。すると、今度は白色の腹帯が入っていた。数か月後、夫婦に元気な子供が産まれた。ご利益のおかげで安産だったが、生まれたのは女の子であったという。 また、明治時代初期の頃、子安地蔵の評判を聞きつけた男が、子安地蔵を盗んで売れば一儲けできると、この村へやって来た。深夜、辺りが静まりかえった頃を見計らって、地蔵堂に忍び込んだ。そして、お地蔵様を背中に背負い、縄で括りつけると、一目散に逃げ出した。しかし、男が一生懸命に走っても走っても、隠れ家に辿り着くことが出来ない。やがて、夜も白々と明ける頃、男はふと気がついた。男は地蔵堂の前で息を切らしながら疲れ果てて立っていたのだ。実は一晩中、地蔵堂の周りをグルグルと走り回っていただけであった。男は捕らえられ、お地蔵様は無事に地蔵堂に安置されたという。(写真:「子安地蔵」)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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