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NMR 2012年問題に関わりアリ!? 東京に多数出没した力士シールの謎

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画像はイメージです。

 今、都内各所で奇妙な光景が目撃されている。なんと、至るところに力士のシールが張られているのだ。それも、一つや二つではなく、場所によっては壁や柱にびっしりと、同じ力士のシールが張られている。一体これは何を意味しているのだろうか。

 このシールについては、以前から出没している、落書き師と呼ばれている者たちのパフォーマンスではという意見もある。しかし、力士のシールという意外さと、その一種異様な光景からさまざまな憶測が飛び交っている。
 以前、これとよく似た出来事が関西で起こっていた。テレビ番組「探偵ナイトスクープ」で放送された「謎のビニールテープ事件」だ。
 大阪府東大阪市の鴻池新田(こうのいけしんでん)周辺で、街角にビニールテープが大量に巻かれているという情報が番組に寄せられた。リポーターのトミーズ雅が現場を訪れると、確かに辺り一面ビニールテープだらけであり、中には何本ものテープがぐるぐる巻きにされた電柱もあった。このテープは、取ってもいつの間にか元通りになっているとの情報もあり、トミーズ雅は試しに外してみることにした。すると、その場を離れたわずか数分の間に、また同じようにテープが巻かれていたのだ。あまりの恐ろしさにトミーズ雅とスタッフはそれ以上調査することなくロケを打ち切った。そのインパクトのある映像のためか、この出来事にはいくつか都市伝説的な憶測がなされた。
 その一つに結界説がある。この年、大阪では愛犬家の連続失そうという奇怪な事件が起こっていた。(後に殺人事件と判明)。このビニールテープが事件を避けるためのものであったという説だ。もちろんこの説が正しいかどうかは定かではない。実際、鴻池新田周辺は、この事件との関わりはなかったのも事実のようだ。

 この結界説は、今回の力士シールの件でもひそかにささやかれている。その理由は、シールモチーフになっているのが力士という点だ。もともと、相撲とは神に奉納する神事であり、力士は、神の依り代(よりしろ)であり特別な力を持つ存在とされていた。力士シールは、力士の神聖な力によって、何かから東京を守るための結界ではないかというのだ。
 では、何から東京を守るのか? さまざまな要素が考えられるが、筆者は2012年問題に関わりがあるのではと考える。ノストラダムスの大予言同様、2012年世界崩壊、人類滅亡等といわれる終末論だ。各分野のまじめな研究者、関係者には否定されているのだが、残念ながら信じている者がいるのも事実で、そんなビリーバーの一部が力士の神聖な力を結界に使い、世界崩壊から東京を守ろうとしているのではないだろうか。
 一方、福岡県ではパンダシールが町中に出没しているという。もしも一連のシール事件が結界であるのならば、なぜ福岡に張られたシールはパンダなのか。これには研究家たちも頭を悩ませており、真相はいまだ謎のままだ。(山口敏太郎)

 力士シールは都内各所で発見されているため、ネット上でも話題に。なかには力士シールを追跡し、ブログでリポートしている人もいるようだ。その正体についていろいろと推測されているが、有力なのはあるアーティストの表現活動という説。一種のストリートアートというところか。
 一方、福岡のパンダシールもネットで取り上げられているが、こちらは5月7日付の西日本新聞夕刊でも関連記事が掲載されている。同紙によると、パンダの絵が描かれた張り紙が、福岡市都心部で3月ごろから出現。市はヤミ金融の張り紙と同様の違法広告物とみなして撤去する方針だが、市民の中にはパンダに「癒やし」を感じる人もいるという。東京の力士シールは常に二つの顔が並んでいるが、福岡のパンダシールは必ず1頭。その違いはあるが、似たような現象が同時期に二つの都市で起こるのは興味深い。

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