山口敏太郎
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ミステリー 2012年02月28日 19時18分
江戸時代から伝わる匠の技術!? 河童のミイラ
まずは記事横の写真を見てもらいたい。 水気を失い、炭化したような黒い肌に枯れ枝のような手足。子どものような頭には頭頂部にまばらに毛が生えているが、なにより目をひくのは大きな黄色いくちばしだろう。この妖怪じみた怪物のミイラは、民話や伝承にある通りの姿形をしている事から「河童のミイラ」とされている。ちなみにこのミイラはかなり小さく、20センチほどしかない。河童だとしてもかなり小さなサイズになる。乾燥すると縮むとは言え、これほどまでに小さくなるのだろうか。それとも、この河童は子どもなのだろうか? 実はこのミイラは、現代の日本で作られたれっきとした『工芸品』なのだ。このミイラは青梅市にて活動している職人の手による物で、江戸時代から伝わる技法で動物を加工し、剥製を作る要領で作成した「河童」なのだという。 こういった河童のミイラは江戸時代を中心に日本各地で工芸品の一つとして作られており、当時鎖国中だった日本が国交のあったオランダとの貿易を通じて海外への貴重な交易用の品となっており、輸出先では「珍奇な生物が生存した証拠」として扱われていたのだ。実際に現在も残っている商人達の交易の帳面には、大阪の堺などからの積み荷に『人魚』や『河童』という商品名で輸出されていた記録が残されている。 なお、遠く離れた海外のオランダのライデン国立民族学博物館やイギリスの大英博物館には、日本から輸入された人魚のミイラが今も所蔵されている。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月27日 15時30分
線路上の心霊スポット 北陸トンネル
奇妙な声が聞こえてきた、壁のシミから手が出てきたなど、心霊スポットになるトンネルは多い。しかし、このトンネルは少し違う。このトンネルは車では行く事が出来ない、鉄道トンネルだからだ。 福井県の敦賀市と今庄町を繋ぐ北陸トンネルは非常に長く総延長は13870m、特急列車でも通過に約7〜8分はかかる非常に長い陸上鉄道トンネルである。特急でもこの時間なので、普通列車だとゆうに10分以上もトンネルの中にいることになる。 今も昔も陸上交通と輸送の要となっているこのトンネルだが、実は奇妙な話が報告されている。 ある人が関西から金沢まで行った時の事。新大阪から北陸方面に行く特急で赴いたのだが、長い北陸トンネルで少し寝入ってしまったらしい。すると、自分がもたれていた窓を叩く音が数度して、彼は思わず目を覚ましたという。はっと目を開けると窓の向こう側に、手首が引っ込む所が見えた。ああ、誰かが起こしてくれたのか、と思った所で、自分が特急列車に乗っていた事を思い出してぞっとしたという。 これと同様の体験をした人は何人かおり、普通列車で体験した人もいる。しかし普通列車にしても特急列車にしても、車より速いスピードで停止することなく駆け抜ける電車の窓を叩く事など出来るはずがない。もしトンネル内に作業員がいたとしても通過中は退避しているし、運転手も注意して運行させているのでまず有り得ないはずなのだ。 他にも奇妙な体験をした人は多く、「トンネルに入ると、車内の人の気配が増えた気がした」「トンネルにいた時だけ、前の席に座っている人の頭が増えていた」などの証言もある。霊感の強い人による「このトンネルには多数の霊体がいる」という意見もある。 実は、北陸トンネルには過去に火災事故が起き、死傷者が多数出たという記録が残っている。それ以外にも、トンネルという大規模な暗い空間には何かが棲み着く、とする話もある。彼らが見たのは果たして何だったのだろうか。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月25日 17時59分
関東最恐の心霊スポット!?
関東在住の人間なら必ず噂に聞いた事があるだろう。関西など、別の地域在住の人でも、心霊スポットなどに興味があるのならば聞いた事があるかもしれない。ここはとにかく幽霊に関する噂が絶えず、人によっては「関東最恐」とも言うぐらい恐ろしい場所とされているのだ。 神流湖は昭和44年にダムが建設された事によって出来た人造の湖である。ちなみに神流湖のそこには一つの集落310世帯がそっくりそのまま沈んでいる。 水没集落は他のダム湖などでもよくある事だが、とにかく神流湖の近辺には他の場所では見られないほど『慰霊碑』の類が非常に多い。まず、神流湖に至るまでのトンネル付近に太平洋戦争で亡くなった戦没者の霊を慰める供養塔が、ダム近辺には建設工事の際に亡くなった方々の供養のために建てられた慰霊碑がある。ちなみに神流湖でよく目撃される幽霊の姿に作業着を着ている、というものがあるのだが、やはり建設途中の不慮の事故で亡くなった人の霊が今もさ迷っているのだろうか。他にも湖の側には神社があるのだが、ここのすぐ脇には『水没之碑』が建っている。 噂でここに出る、とされているのはダム湖に飛び降り、入水した自殺者の霊や建設時に亡くなった人の霊、他にも水没集落のお墓にいる人がさまよい出てくる、などの話も聞こえてきている。一説には「ここに来れば必ず幽霊が見えるか、怪現象に合う」とされている神流湖。山口敏太郎事務所では、この神流湖で撮影されたある写真を入手した。 こちらの人物は友人等と何の気無しに神流湖に出向き、ふざけてポーズを取って記念撮影をしたのだが、見事に写真にはオーブと言われる心霊写真につきものの物体が写り込んでいる。勿論撮影時には雨が降っていたり、虫が飛んでいる、埃っぽかったなどの条件が一切無かった事を付け加えておく。おまけに、背後の岩には偶然か霊体なのか、奇妙な大きい顔が浮かんでいるように見える。なお、残り2枚のうち1枚は、自殺者が多い事で有名なある橋の側にある小さな祠の中を写したものだ。 ちなみに彼はこの後、湖に引きこまれたかのように落ちかけてしまい、気味が悪くなってすぐさまダムから引き上げた所、自損事故を起こしてしまったという。いわくのある所や心霊写真が撮れてしまうと、何かしらの触りがあると言うが、果たして?(山口敏太郎事務所/写真提供:穂積昭雪)
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レジャー 2012年02月24日 15時30分
キャバ嬢列伝 〜毒舌はお客を癒す〜
あるキャバクラで働くA子、別名“女有吉”。彼女の特徴は、あだ名から容易に推測できるほどの毒舌にあった。 普通のキャバ嬢ならばお客に対して丁寧に接客し、喜ばせるために配慮するものだが、彼女の場合はとにかく話の内容が過激だった。話が進むに従ってタメ口で話すようになり、お客の話にもいちいちダメ出し。時には客に有吉よろしくとんでもないあだ名を付ける程−−−例えば、ハゲを気にしているお客に対して「ブルース・ウィリス」と言ってみたりするなど。 接客命のキャバクラの世界で、このような事を言うのは自殺行為に思える…のだが、彼女の場合は違った。彼女の毒舌や辛らつな意見は、口調はキツイ物があるものの的を射ている事が多く、逆に客からは参考になる、悩みが吹っ切れたとの感想や指示を多く得ていたのだ。最近はタメ口であけすけな意見を言う、ローラやトリンドル怜奈のようなタレントをテレビで観る機会も増えたからだろうか。 建前ばかりの世の中で、彼女のハッキリした物言いはいっそすがすがしいとして、彼女は人気を得ていた。彼女の毒舌は、世のサラリーマン達を叱咤激励する物となっていたのである。 そんな彼女だが、ある男性にだけは最後まで毒舌を言えなかったという。 その男性は、常連で来ていた会社の上司に付き合って来ていた彼女と同い年の男性だったのだが、非常に真面目な性格だった。仕事に対しても愚直で自分の信念を曲げない彼の性格にほだされた彼女は、やがて彼に対しては他の客とは態度を変えるようになり、程なくして付き合うようになった。そのきっかけも、自分といる時に普段の調子でなくなる彼女を心配した、彼の言葉と態度だったのだとか。また、彼も毒舌に隠れた彼女の面倒見の良さに気づいていた。そして、彼女は彼と結婚して店を引退した。 今、彼女は夫を尻に敷きながらも、的確なアドバイスを投げる事で夫をかげながら支えているという。(和田大輔/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月23日 11時45分
何かが潜む“裏の空き家”
奇妙な人物が訪れたり、霊感のある人に「女性の霊がいる」と言われてしまったり…最近とみに不可思議な現象の起こっている山口敏太郎事務所。 さて、弊社には関連した施設が複数あり、その内のある物件の裏には一軒の空き家がある。およそ築40年ほど立っていると思われる、少々古いがごく普通の民家である。空き家になって久しいようで、固く閉められた雨戸の塗装は剥げ、庭の草木は伸び放題となっている。 しかし、この空き家に気づいた人は必ずこう言う。「え? この家、空き家だったの?」と。いわく、裏の家は気配と共にそこそこ生活感もあるため、静かなだけでてっきり誰かが住んでいるものと思っていた、というのだ。そして、同時にこうも告げる。 「お婆さんが一人で住んでいると思っていた」と。 なぜそう思ったかと言うと、この建物と件の空き家との間には塀を挟んで通路上になった隙間が存在する。この施設の台所に小窓がついており、そこから空き家との隙間が見えるのだが、夜にそこを通り過ぎる小柄な人影を何度か目撃しているからだという。同様に、トイレの小窓からも朝四時頃に目撃してごく自然にすっと通り過ぎていくために、「きっと朝が早いお婆さんが住んでいるのだろう」と考えていたという。しかし、朝早くならともかく夜遅くにタイミング良く通るのは少しおかしい…そう思っていた所で、同じ事務所に勤めている者から裏の家が空き家である事を知って驚いたのだという。他にも、「夜中にトイレを使った所、裏の家から赤ちゃんの泣き声が聞こえてきた」との話もあった。 空き家のような閉ざされた大きな空間には、何かが住み着く事が多いという。それが持ち主ではない人間なのか、はたまた人ならざる者なのかは解らないが。(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月20日 15時30分
スピリチュアルアイドル・疋田紗也 心霊体験を語る!
オーラが見える『スピリチュアルアイドル』として活躍しているグラビアアイドル・疋田紗也。霊感が強く、数々の心霊現象を体験してきた彼女が先日、山口敏太郎事務所を訪れた。その際、彼女は過去に経験したという心霊体験を山口敏太郎らの前で披露した! 霊感がある、という事でたびたび心霊スポットへのロケなどに赴く機会の多い彼女。夏場ともなれば特にそのロケは増える傾向にある。この時も心霊関係のロケが続いた時だった。彼女が吉原方面へ撮影で訪れた時、吉原神社までの道のりで若い女性の霊を見つけたという。彼女曰く、その女性は20歳ほどで同い年ぐらいに見えたそうだ。そして、女性の声が響いてきたという。 「どう してお前は笑っているんだ?」 「私は辛かったのに…許せない…」 とは言え、どうする事も出来ない彼女はただひたすら心の中で「私には何も出来ません、ごめんなさい」と謝る事しかできなかったという。そして、知らず知らずのうちに泣いてしまっていたのだそうだ。 その撮影から帰ってのち、数日間は微熱の日が続いて気分的にも不安定な日々が続いたという。現場への移動中などでも、訳も分からず悲しくなって声を上げて泣いてしまうこともあったそうだ。彼女は即座に、ロケで見た女性の霊を思い出していたのだが、自身の不調を霊のせいにしたくない、自分で何とかコントロールしないと、と考えて耐えていたのだという。 そんなある日の事、彼女は急に高い 所へ行きたくなったという。自分では全く自殺など考えていないのに、『自分の中にいるもう一人の誰か』が体を動かしているようだったという。そして、 「殺してやる」 その声が耳に届いた途端、彼女は我に返り、同時に今にも高所から飛び降りようとしている自分に気がついたという。そして、何とか助かった安堵感と「このままでは殺されてしまう」という恐怖感で泣き出してしまったのだそうだ。その後、彼女は除霊を行っている人物の所へ出向き、お祓いを受けた。除霊師は「かなり強力な女の霊が憑いており、生きているのが奇跡的なほどだった」と彼女に語ったという。 彼女が出向いた吉原は、女性が遊女として売られてきた所。体を壊したりして、まだ年若くで死んで いく女性も多かったという。彼女に取り憑いたのは、そんな女の念だったのだろうか。(写真は山口敏太郎事務所にて撮影)
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ミステリー 2012年02月18日 17時59分
妖精か、それともリアルピ○ミンか? 道具を使い隊列を組む奇妙な虫
現在、竹書房「ホントにあった笑える話」シリーズなどに寄稿している漫画家の箱ミネコ氏は、幼い頃に兄と共に『奇妙な虫』を目撃した事があるという。 彼女がまだ幼稚園の年中ぐらいの頃の事。兄と社宅の庭でスーパーボールで遊んでいた所、ボールが植え込みに入ってしまったので探そうと茂みに潜り込んだときだった。彼女の前に、2〜3センチほどの、緑がかった茶色の奇妙な虫が「二本足で踏ん張って立っていた」という。 その生き物は長方形の体に細長い手足、腕も脚も一対ずつだったため少なくとも虫ではない、と判断。しかし人間のような立ち姿にもかかわらず非生物的な感じがしたという。ただ、この生き物は手に指揮棒や鞭のような物を持っており、行動には知性が感じられたという。 彼女等がふと気づくと、生き物の近くの足元から小さな穴が空き、多くの小さな生き物が現れてきていた。先の生き物は、地面から一列になって現れてくる小さい生き物たちに棒を振って何か指示をしたという。すると生き物たちは茂みの奥へ動いていき、やがてめいめいが何かを手に持って戻ってきた。そして、「隊長格」らしき生き物が棒を振り上げると、再びぞろぞろと穴の中へ戻っていったという。 全員が穴に入った所で、「隊長格」の生き物はひょいと穴の中に飛び込んだ。その途端、生き物が出て来た穴はふっとかき消えて、もとの土は全く穴など無かったような状態に戻ったそうだ。 多くの部下達はともかく、「隊長格」は小さいながらも「大人の威厳を漂わせている」ように見えたという。 果たして、この生き物は何なのか。箱ミネコ氏はこの体験を「幼児性幻覚」の一つではないかと考えているようだが、近年は「小さいおじさん」なる小人のようなものの目撃例が相次いで報告されている。 彼女が見たものも、一風変わった「小さいおじさん」だったのだろうか。(画像は増田よしはる氏によるもの/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月17日 15時30分
愛犬の頭に乗った「小さいおじさん」!?
先日、リアルライブ誌面にては正月に寺で目撃され、写真に捉えられた「小さいおじさん」もとい、「小さいお兄さん」の記事が写真と共に掲載された。だが、この 画像以外にも「小さいおじさん」がとらえられた写真が存在した! しかも、今回の「小さいおじさん」はなんと犬の頭の上に載っているのだ。 こちらの写真は、作家の山口敏太郎氏の肉親が撮影したもの。頭にリボンを付けてもらっている愛犬(シーズー、雄)を至近距離で撮影したものなのだが、リボンの間をよく見てほしい。リボンの結び目のようになっている所に、人の顔にしか見えない物が写り込んでいるのだ。 ちょうどこちらを振り向いた所のようにも見えるこの「小さいおじさん」、顔は青白くややのっぺりした印象を受ける。目鼻立ちはあまりはっきりしてはいないのだが、やや後退した前髪に太い眉、ないしはサングラスをかけているようにも見える。そして、黒い服を着た首 から肩にかけての箇所がかいま見えるのだ。 まるで宇宙人の目撃者のもとに現れて警告を発して去っていく謎の人物、MIB(メン・イン・ブラック)や、国や人種を問わず夢の中に現れる奇妙な人物「夢の男」に似ているこの「小さいおじさん」。それにしても、なぜ犬の頭の上に現れたのか? 他にも「小さいおじさん」や小人を見た、という人の中にはこの写真と同様に「ペットの頭の上に乗っているのを見た」という目撃例を話す人もいる。こういった自分の背丈に合う動物を乗りこなす小人の伝承は古くからあり、古代ギリシャの哲学者・アリストテレスや古代ローマの博物学者・プリニウスも彼らの著書で「小人族は背丈にあった山羊(ないしは羊)に乗って鶴などの鳥を狩る」と記している。 ペットを飼っている人は、自身のペットの頭や背中をじっくり見てみた方がいいかもしれない。ひょっとしたら、ある日そこに小さい人影が乗っているかも?(画像は山口敏太郎事務所所有)
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レジャー 2012年02月17日 15時30分
キャバ嬢列伝 〜54歳のキャバ嬢がいた!?〜
あくまでうわさ話であるが、かつて都内近郊には54歳のキャバ嬢がいたらしい。 一般的にキャバクラで働いている女の子たちの年齢は20代後半。平均するとだいたい25歳くらいだという。54歳ということは彼女らの平均の倍を越えているし、下手したら子供どころか孫までいるような年齢である。「おいおい、本当にそんなキャバ嬢いるのか?」とつい突っ込みたくなるが、どうやらマジでいたらしい。 聞くところによると54歳のキャバ嬢は関東のキャバクラを転々とし、3年前までは千葉県の某店に在籍していたという。筆者はさっそくそのキャバ嬢が在籍していたという千葉県某店のボーイさんに取材を申し込んだ。 「54歳のお嬢さんですか? うーん、54歳だと噂されていたお嬢さんの話なら知っていますが…」 そのボーイさんは実際に一緒に働いていたという。 「最初は30後半くらいの方かと思ったんですよ。顔の皺もないし、体つきも、まあ一般的な感じで。なかなかの美人だったと思います。ただ、雰囲気が妙に落ちついていたというか…ただものじゃ無かった気がします(笑)気配りはもの凄いし、言葉の一言一言に重みがある。印象的な人だったですね。 でも今、考えてみるとその人は源氏名が『華連(かれん)』という渋い名前だったり、話す内容も政治とか子育てとかの堅い話ばっかりで…でもまあ、ハマる人にはハマるので人気は中くらいだったと思います」 しかし、体つきも顔も若々しく、30代に見える人物なのに、なぜ『54歳』という具体的な数字が出てきたのか? さらに取材をすすめるとボーイはこう証言した。 「ある日、僕のボーイ仲間が新鎌ケ谷で買い物をしていた時に偶然、華連さんと会ってしまったようなんですよ。そいつの話ではなんと、華連さんの隣に顔のそっくりな20代くらいの女性がいて、さらにその女性の手には小さい赤ん坊がいたとか…」 なんと! 54歳キャバ嬢は子供どころか孫持ちだったのだ! 「その後、そいつは管理人室でこっそり華連さんの履歴書を見つけたところ『1955年』と書いてあったとか言っていました。でも、そのボーイももういなし、華連さんも2年前に店を辞めてしまいました」 残念なことに今となっては、消息はわからないという。 「不思議な方だったんですけど、本当に世話好きで明るくて良い方でした。でも、体力的にはやはり限界がきていたようで、休憩時間中は『腰が痛い』とか常につぶやいていました。お金にもかなり苦労していたようなので、みんなあえて年齢には触れてあげませんでした。出来ることならもう一度会ってみたいですね」 取材に応じたボーイはそうつぶやいた。千葉の店を辞めてから3年。華連さんは57歳となった今でも キャバクラの第一戦にいるのだろうか…。(和田大輔/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月17日 11時45分
どこからか砂が飛んでくる ー中部・近畿に出現する「砂かけばばあ」
八風街道は、滋賀県東近江市八日市から近江八幡市方面へつながる街道である。この街道は小脇町辺りで、近江八幡と安土に分岐する。このような分岐点のことを追分といい、このような場所にはたくさんの竹薮や笹薮が生い茂っていた。昔、安土へ荷物を運んでいると、小脇町辺りに差し掛かった時、何者かが砂をかけてきた。しかし、辺りには誰もいないし、風も吹いていない。正体を確かめようと、薮の中に入ってみても辺りは静まりかえって人がいる気配はない。「砂をかけたヤツは誰だ!」と大声で叫んでも薮の中はシーンと静まりかえっているだけであった。 この奇妙な現象は、奈良県や兵庫県などの近畿地方でいう「砂かけ婆」という妖怪の仕業とされる。実際に砂をかけられたという事例もあれば、砂をかけられたような音だけが聞こえただけという事例もある。「砂かけ婆」は、『大和昔話』などにも記載されているように、さびしい森影などを通ると、砂をバラバラと振りかけて、人を驚かす。砂をかけるだけで、別にそれ以上悪事を働く訳でもない。 砂かけ婆はTV放映もされた『ゲゲゲの鬼太郎』で、鬼太郎ファミリーのメンバーの一人として登場し、全国的に有名な妖怪になった。キャラクターとしての設定は、鬼太郎の保護者的役割を務め、妖怪アパートを経営しており、住処を失ったりした妖怪の面倒を見たりもしていた。その性格は、短気であるが正義感が強く、他人を救うために自分を犠牲にしていた。この他にも『河童の三平・妖怪大作戦』にも「砂かけのお婆」として登場していた。 しかし、人に姿を見せないし、古文献の絵巻などにも描かれていないために姿形が不明とされるこの妖怪が、何故老婆の姿だといわれているのかは解っていない。砂かけ婆の正体はタヌキやイタチなどの小動物であるともいわれている。これらが人に砂をかけるという現象は全国各地に伝わっているが、砂をかける瞬間を目撃した者はいない。「砂かけ婆」という名称で一般に知られているが、実は雪女のように美人や若い娘の姿をした妖怪だったら? …本人は相当ショックであろう。(画像:「砂かけ婆」増田よしはる・画)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
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ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
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ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
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ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
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ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
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ミステリー
小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
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ミステリー
うずまき生物
2008年01月22日 18時18分