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船橋の神社で、狐の生首が出現!

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画像はイメージです。

 今回、山口敏太郎氏が紹介する秘蔵写真は狐の生首である。「はぁ、狐の生首写真だって?」と読者の皆さんは眉をひそめるかもしれない。だが、これは現実に撮影された心霊写真なのだ。

 この写真は今から6年前に、千葉県の船橋市にある小さな神社で撮影されたものである。この写真をよく見てもらいたい。社の後ろに狐の頭部が浮かびあがっているのだ。鮮やかに狐色の獣の頭部が浮かんでいる。まるで空中に突如、狐の生首が浮かんだように見える。この物体はいったい何であろうか。異空間から獣が飛び出そうとしているのであろうか。それとも、化け狐が人を騙すという伝説はこういう不思議な現象を指しているのであろうか。
 当時、某テレビ局の取材で、船橋市内の某神社を取材していた。この神社はとある公園の片隅にある小さな祠であったのだが、実は「あの神社の周辺は、心霊スポットではないか」という都市伝説が流れていたのだ。果たして、この都市伝説は本当であろうか。テレビクルーとともに神社の鎮座する公園で子供たちに聞き取り調査を行った。何人かの子供たちが公園にまつわる怪談を語ってくれた。
 すると何点か興味深い話を発掘することができた。子供の話す怪談によると、この公園の古木には白蛇が棲んでいるという。しかも、深夜になると白蛇が木の上から、(するする)と降りてくるらしいのだ。うむむっ、なかなか怖い話ではないか。他にも「幽霊が出現する」といったウワサもあったようで、やはりこの公園の位置する場所は、霊的に“やばい場所”であるのは間違いない。
 実はこの公園には、都市伝説だけでなく、古い伝承も残されていた。あの英雄・平将門の細君が住んだといういわく付きの場所だったのだ。しかも、この細君は将門の弱点を敵方の俵藤太に教えた、裏切り者だったのだ。だがこれには、裏があった。
 この細君は将門の弱点を探るために、俵藤太が送り込んだ間者であったのだ。この細君の諜報活動により、不死身と呼ばれた将門の唯一の弱点が、コメカミである事が明らかになり、俵藤太によって討ち取られてしまったのだ。この諜報行為に関して、細君は将門の死後も苦しんでいたらしく、悩みに悩んだ挙句、船橋の海に身投げしてしまったのだ。つまり、スパイであった細君は、いつしか将門を本当に愛していたのだ。この女性が最後に住んでいた場所がこの公園である。一説のよると、その女性を奉った祠が、この小さな神社であるとも言われているのだ。
 この写真を撮影してから、しばらくして友人の風水師あーりんさんとこの社の近くに来たことがある。たまたま不思議な伝説のある公園として、関西から遊びに来た友人を案内しただけだったのだが、突如あーりんさんが嘔吐してしまったのだ。
 彼女は霊感が強く、磁場的にやばい場所にいくと霊に反応して嘔吐してしまう体質であるという。彼女は悶絶しながら、「この社のある場所はかなり強い霊気が漂っている」と主張したのだ。
 不思議な事ではあるが、平将門伝説のある場所、都市伝説で心霊スポットといわれる場所、霊感の強い人間が体調不良になった場所、全てが同じ場所なのだ。しかもこのような奇妙な写真も撮れてしまう。つまり、時代がいくら過ぎても“やばい場所”は“やばい場所”のままであり、人が恐れる恐怖スポットは時代を超えて、同じ場所として存在するのだ。そして、その恐怖スポットには、時折異次元からは魔物がひょっこりと顔を出すのだ。魔物は都市にも存在する。

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