山口敏太郎
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ミステリー 2012年03月20日 17時59分
尼僧に恋した人魚(♂)の末路
滋賀県東近江市川合町にある願成寺は聖徳太子によって開かれたという曹洞宗の寺院である。本尊の聖観世音菩薩立像は、聖徳太子の母の姿を映したものと伝えられており、33年に1度開扉される。また、観音堂には、人魚のミイラ(非公開)が現在でも保存されている。 昔、願成寺の末庵に目を見はる程の美しい尼僧が住んでいた。いつの頃からか、可愛らしい小姓が、尼僧に身の回りの世話をするために寺へ毎日通うようになった。小姓は、寺にいる時も、外へ出掛ける時も、片時も尼僧の側を離れず、寄り添っていた。だが、この小姓は、どのような素性の者で、何処から来ているのか、村人は誰も知らなかった。また、不思議なことに夕暮れになると、小姓は寺からいつの間にか姿が見えなくなるのであった。初めのうちは、村人達も尼僧と小姓の姿を微笑ましく見守っていたが、次第に羨ましく思うようになってきた。 ある日のこと、村人が数人集まって本堂の影で、小姓のことを噂していると、庫裏から、小姓が出てきたのが見えた。何処へ帰るのか、確かめてみようと、村人達はこっそりと後をつけてみた。佐久良川の堤まで来た時には、すっかり日も暮れて、辺りは薄暗くなってきた。葦が欝蒼と茂った河原には行きかう人の姿は無く、このまま進むと、淵があるだけだった。その時、前方を進む小姓は佐久良川の淵で、すっと消えてしまった。怖くなった村人は逃げ出した。 小姓の噂で村中持ちきりになると、あれほど律儀に寺に通っていた小姓は姿を見せなくなり、尼層は寺に篭りきりになった。 暫くすると、村は日照りになり、川遊びをしていた子どもが神隠しにあったり、火災が増えたり、災厄が続いた。「これは佐久良川に棲む魔物の仕業に違いない」と、皆が言い出すので、修験者に占ってもらうことにした。「佐久良川に棲む人魚の仕業である。直ぐに退治しなさい」と、占いに出た。 村人は佐久良川を取り囲み、人魚が逃げないように、上流と下流に投網を仕掛け、追い詰めて捕獲した。何と、捕まえた人魚の正体はあの小姓だったのだ。「動物の身でありながら尼僧に近づいたとは、けしからん」と、村人は怒り、人魚はミイラにして、見せ物にした。その後、気の毒に思った人達の手によって、今は亡き尼僧の眠る願成寺の観音堂に安置された。(写真:「願成寺」願成寺(東近江市川合町)、人魚のミイラ(こちらは主に中部、関西地方で見られるもの)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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レジャー 2012年03月17日 17時59分
キャバ嬢列伝 〜可愛いあの子は偽ハーフ〜
客商売であり、いかにお得意様を沢山得られるかが重要となるキャバ嬢の世界。お客様を獲得するためにキャバ嬢も工夫を凝らしている。話題の幅を増やしたり、サービスを心がけたり、記憶に残るように『キャラ付け』したり…。 ある店で働いていた元キャバ嬢のAさんも、自分の売り込みに苦心していた。自分なりに頑張っているのだが、よくあるアイドル系のキャラも底抜けに明るいお笑い系キャラも合わず、中途半端。しまいには店長にも「Aちゃん、キャラが立ってないから人気が出ないね」と言われてしまった。 考えあぐねた彼女はある日、出勤前に少しメイクを変えてみた時に、彫りの深い自分の顔立ちを改めて見返した。そこで、彼女は髪の毛を明るい金髪に染め、カラーコンタクトを着用。そして英単語とちょっとたどたどしいしゃべりで『ハーフの帰国子女』という設定で出る事にしたのだ。折しも、偶然古参のキャバ嬢達が辞めて新しい子達が入ってきたため、彼女の変ぼうに驚いたのは店長一人で済んだ。 しかも、彼女のキャラチェンジは大成功。最近はハーフのモデルやタレントがバラエティで人気な事もあって、彼女はいつしかナンバーワンになっていた。 しかし、それでも化粧を落とした彼女はごく普通の日本人。少し後ろめたさを残して接客していたのだが、ある時かつての同級生が店に来てしまった。幼なじみとも言えるほど、昔から彼女を知る彼の来店に彼女は「ハーフでない事をばらされるのではないか」と内心で不安になっていたが、同級生はむしろ彼女がハーフである事をフォローするようなトークを入れてくれる。昔から彼女の性格を知っていた彼は、仕方ないなと思いつつ悪ノリ混じりで助け船を出してくれたのだ。 やがて、彼女と彼は意気投合し、付き合うようになって結婚。彼女はそのまま引退した。今でも当時の店にいた後輩達からは、「クォーターの子どもが出来るんですよね? 可愛いんだろうな〜、羨ましい!」と言われているらしい。確かに彼女に似て、目鼻立ちの整った濃いめの顔の子なのだが…「私は純粋な日本人なんですよね…」と、未だに少々後ろめたく思っているらしい。(和田大輔/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年03月17日 17時59分
「墓の幽霊」 幽霊にあやかって商売繁盛!?
まずは、こちらの絵を見ていただきたい。墨で書かれているのは、何とも貧相で髪を振り乱した人物。着物には手形のような汚れもついている。むしろ、何より 目をひくのはこの人物の前に浮かんでいる大きな墓石だろう。手が描かれていないので抱えているわけではなさそうだ。ちゃんと榊が供えられたこの墓、なんと 普通なら「南無阿弥陀仏」とでも彫られているであろう箇所に大きく「商売繁盛」と書いてある。 何ともミスマッチな墓石と人、そして文字の取り合わせだ。墓石とセットという事は幽霊なのかも知れないが、この人物には足がある。さて、この人物は何なのか? 実はこれ、江戸時代のパフォーマーでありサンドイッチマン(広告マン)だったようなのだ。江戸時代でも珍しいタイプのパフォーマーだったらしく、『絵本風俗往来』や明治〜昭和期のジャーナリスト・宮武外骨が自身のエッセイにて書き記している。 この墓は高さ2尺あまり(約60センチほど)で紙張り子でできており、非常に軽いもの。これを自身の腰にくくりつけて上半身を隠すようにし、自分の顔をわ ざと青白く塗って幽霊に扮する。そして、往来に出て子どもなどが大勢遊んでいるような所へ行って後ろからそっと近づいていき、背後から「恨めしや〜…」 と行って子どもを驚かすのだ。 当然、子ども達は驚いたりかえっていたずらしてきたりするのだが、そこで人が集まってきた所で宣伝をしたり、商売繁盛祈願をして日銭を得ていたのだという。 今でもよく知られた百物語の作法などは江戸時代に成立したものだ。これをはじめ、江戸時代はこういった魑魅魍魎の類を恐れつつも一部でマスコットのように 考えていた事が分かる。ミスマッチな「商売繁盛幽霊」が今で言う一発屋芸人のようなジョークキャラとして受け入れられるほど、昔の日本では狐狸妖怪は身近 な存在だったと言えるのではないだろうか。(山口敏太郎事務所/画像は宮武外骨の著作より)
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ミステリー 2012年03月13日 15時30分
漫画の神様もあの文豪もUFOを目撃した!
この世には「UFOを目撃しやすい人」というのがいるという。 それは動体視力が高い人、感性が鋭い人、単純に目の良い人などが挙げられるが、それらを一気に備えた職業の人といえば、やはり絵を描く漫画家か文章を書く作家という事になるだろう。 『漫画の神様』と呼ばれる漫画家、手塚治虫は昭和31年(1956年)にUFOを目撃している。 1987年1月1日に放送されたスペシャルラジオ番組『手塚治虫のオールナイトニッポン』では手塚治虫がUFOを目撃した話が放送され、手塚漫画ファン、UFOファンを驚愕させたと言われている。 手塚治虫は東京から大阪までの飛行機の窓から地面スレスレに飛んでいる空飛ぶ円盤を目撃したという。その円盤は銀色に光りとてもきれいなもので、手塚治虫はその未知との接触を「とても不思議な体験だった」と語っている。 手塚治虫の話では全く同じ形の円盤を作家の三島由紀夫も目撃しており、三島由紀夫は銀座で新橋1丁目へ車道を渡って(しかも左側を)移動する、日本の交通ルールを熟知しているUFOを目撃しているという。 しかし目撃した時期は手塚治虫のほうが若干速く、手塚は三島にそのことを自慢げに語っていたといわれている。 ちなみに、手塚治虫は代表作である『ブラックジャック』で2008年6月14日に起きた東北の震災を予言したという逸話も残っており、三島由紀夫も後年、自らの割腹自殺を示唆させるような場面を映画『憂国』で演じるなどしているため、手塚治虫と三島由紀夫には優れたクリエイタ−として予知能力に近い力が備わっていたのではと見る向きもある。 二人にそれらの力を与えたのは同時期に目撃した同形のUFOが関係している…とするのは考えすぎだろうか?(写真:手塚治虫 (おもしろくてやくにたつ子どもの伝記)ポプラ社刊)(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年03月10日 17時59分
日本有数の不思議スポット『皆神山』
長野県長野市松代にある溶岩ドーム「皆神山」は実に不思議な場所である。 家が並ぶ平地に、もっこりと盛られたその山は、まるでオーストラリアのストーンヘンジか、エジプトのピラミッドを連想してしまう。現に、皆神山は「日本の ピラミッド」とも呼ばれており、人工的に作られたという説もある。その奇妙さは見た目だけでは無くその内部、山中にもあふれている。 険しい山道を頂上まで登るとそこにあるのは皆神神社。その隣には深さ10メートルと噂のある底なし沼がある。山の頂上に底なし沼とはいささか奇妙だが、さらにこの沼はクロサンショウウオの産卵地でもあるというのだ。本来、クロサンショウウオはきれいな水でないとふ化できないはず。いったい、なぜこんな不思議な沼が山の中に現れたのか。一説によるとここで修行をした僧が生活水を溜め込んだものが原点といわれている。クロサンショウウオがふ化できたのは僧たちのパワーがいまも残っているからなのだろうか? この沼はさらに頂上にある底なしの井戸にも繋がっているという。この井戸は空気穴として池の水を調整しているらしいのだが、ここに来ると何故か磁石が狂うといった現象がおこるという。 この皆神山の周辺はUFOおよび発行物体が多く目撃されている場所であり、現に何枚もUFOらしき物体が撮影されている。 不思議が不思議を呼ぶ日本のピラミッド『皆神山』。この山には今も謎が渦巻いている。 (山口敏太郎事務所/写真提供:穂積昭雪)
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レジャー 2012年03月09日 15時30分
キャバ嬢列伝 〜意外と男らしい? キャバ嬢さんの隠れた趣味特集!その2〜
虚像と現実、偽りとロマン…キャバクラで働くお嬢さん達はどこかミステリアスな存在である。 彼女らのオフタイム、プライベートは果たしてどうなっているのか? 知っているようで知らなかったキャバ嬢さんの隠れた趣味を再び大特集! 前回は「鉄道マニア」「アダルトビデオマニア」と強烈な趣味を持つキャバ嬢が登場した。今回は果たして…?●「オールナイト最高!」…憧れは梶芽衣子なレトロ映画マニアキャバ嬢 荒川区内のキャバクラに勤めるFさん(22)の趣味は『映画観賞』。ありふれた趣味に聞こえるが、彼女が「男らしい」と呼ばれる所以はズバリその映画館へのこだわりにあるという。 彼女は都内に数点残る「名画座」のファンなのだ。名画座はその名の通り、過去の名作を中心に上映されている映画館で、下町界隈では連日のように『網走番外地』『昭和の残侠伝』などの名作ヤクザ映画が上映されている。彼女はこのような映画館に通うのが趣味だという。 「ここだけの話なのですが…私の勤めているお店はそっちの筋の方が多めで(笑)それで、勉強のためにヤクザ映画を見始めたのですがハマっちゃって…最初は哀川翔さんのVシネマが中心でしたけど、徐々に過去の作品にも興味をひかれて名画座通いをはじめました。人間関係の勉強にもなるし、映画を見に来る人ひとつとっても私の知らない世界があります。お水も名画座もややアウトローな世界ということで親近感がわいています(笑)」 彼女は安い値段で映画が安くたくさん見られるオールナイト興行がお好みだという。 古い名画座で女性を見かけたら彼女かもしれない!? ●「狙った獲物は逃がさない!」…サバイバルゲーム熱中のワイルドキャバ嬢 八王子市内のキャバクラに勤めるGさん(22)の趣味はサバイバルゲーム。俗に『サバゲー』と呼ばれているものだ。 彼女がサバゲーにハマりだしたのは数年前、もともとスポーツは学生時代から万能だったため「ちょっと変わったスポーツをやってみたい」とはじめたものだという。 しかし、サバゲーと言えばエアガンで相手を倒すゲーム。傷も絶えないし、見た目が勝負なキャバ嬢さんには不向きなのでは…? 「キャバクラに勤めていると夜も働くので体力もつくんです。接客は体力勝負ですから。怪我は少くなくないですが、顔だけはなんとか守っています(笑)。キャバクラの世界との共通点は集中力ですね。集中力さえあれば怪我もしないし、小回りがきくようになります」 目下の悩みは夜の勤務を終えた後、すぐにサバゲーに参加してしまうことによる『寝不足』だという。 趣味を持続させていくのも大変だ!?(和田大輔/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年03月06日 15時30分
ヒマラヤの雪男 その正体は1958年に解明されていた!?
冬や雪山のUMAといえば、真っ先に名前が挙がってくるのが『ヒマラヤの雪男』だろう。現地では『イエティ』と呼ばれるこのUMAは、現地のシェルパ族の間でも雪山に現れる謎の生物として言い伝えられていたが、1887年にイギリスのウォーデル大差が足跡を発見した事により「伝説の生き物が未踏の雪山に実在するのか!?」として、世界中に知られるようになった。 イエティの姿を遠景に収めた写真も報告されているが、やはり多く残されているのは探検隊らによる「雪山に残された大きな生物の足跡」の写真の数々だろう。一番有名な足跡の写真は1951年にエベレスト探検家のエリック・シップトン氏の発見したもので、横に広い足跡の横に比較対象としてピッケルが並べられたものだ。ちなみにイエティの足跡の目撃証言は近年でも報告されており、2008年には日本の調査隊が細長く20センチほどの大きさの、正体不明の生物のものと思われる足跡を発見し、写真に収めている。 このイエティの正体については諸説有り、一説には未知の巨大類人猿がヒマラヤに棲息しているという説、新生代に生きていた大型類人猿ギガントピテクスの生き残りがいるという説などが提示されてきていた。だが、近年ではイエティの正体はヒグマを誤認したものではないか、という説が強くなってきている。 しかし、これらとは別のものが「イエティの正体」であるとして発表された事例があった。それは1958年のこと。ドイツ人宣教師フランツ・アイヒンゲル神父が「雪男と呼ばれているものの正体は雪深い山中に住んでいる現地の修道僧を誤認したものだ」と発表。海外のメディアなどに証拠写真としてその修道僧の写真を提示し、今まで称えられていた「大きな毛むくじゃらの猿」は誤りであると述べたのだ。その記事は昭和33年12月14日付け朝日新聞夕刊にも登場した。 日本でも、山奥で修行をする修験者や山伏を畏敬の念で見た人々が、彼らを妖怪の「天狗」と称した例があった。ヒマラヤのイエティも、現地の人々の畏敬の念から生まれた存在だったのかもしれない?写真:日本でも目撃される雪男? 『伊香保温泉獣人』の足跡(漫画家・箱ミネコさん撮影)(山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年03月03日 17時59分
弘法大師と大根洗いの泉
滋賀県東近江市清水町にある清水神社の裏には、以前は清水川に注ぐ湧水が出ていた。今では水が湧かなくなってしまい、人口の川になっているが、この湧水は夏には手が切れるように冷たく、冬には温泉のように暖かかった。 昔、初冬の頃、瑞々しい大きな大根を漬物にしようと、老婆が清水川で洗っていた。老婆の側には大根が山のように積まれてあった。そこへ一人の旅の僧が通り掛った。その容姿は、草鞋の緒も擦り切れそうで、黒染めの衣もボロボロであった。僧は「大根を一本くれないか」と、老婆に頼んだ。老婆は僧のみすぼらしい姿を見て、「この大根は不味くて、食べられない」と断った。「では、何故食べられない大根を洗っているのですか?」と言って、僧は立ち去った。再び、老婆が大根を洗おうとすると、湧水はピタッと止まり、川はみるみる干上がってしまった。 慌てて、老婆は大根を1本持って、僧の後を追った。そして、「どうぞ、貰ってください」と、僧に大根を差し出した。「今後、困っている人には善行しなさい」と、僧は老婆を諭したのであった。旅の僧は弘法大師だった。 一年後のこと、老婆が清水川で大根を洗っていた。すると、背後からみすぼらしい身形の女が現れた。「3日前から何も食べていません。大根を1本頂けませんか?」と、女老婆に頼んだ。「この大根は不味くて、食べられない」と断り、老婆はプイッと横を向いた。女は何も言わずに、その場をそっと立ち去った。再び、老婆が大根を洗おうとすると、また湧水はピタッと止まり、川はみるみる干上がってしまった。ビックリした老婆は、昨年、弘法さまに諭されたことを思い 出した。「とんでもないことをしてしまった」と、大根を1本持って、女の後を追ったが、女の姿はその辺りには見当たらなかった。 その晩のこと、老婆の夢枕に弘法さまが現れ、「困っている人には善行しなさいと教えたはずです。二度と、このことを忘れないように、大根を洗う時期には湧水を止めることにします」と告げた。それ以後、初冬の頃になると、湧水はピタッと止まり、清水川の水が枯れるようになったという。(写真:「清水神社の泉」太郎坊氏提供)(皆月 斜 山口敏太郎事務所)
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レジャー 2012年03月02日 15時30分
キャバ嬢列伝 〜意外と男らしい? キャバ嬢さんの隠れた趣味特集!〜
虚像と現実、偽りとロマン…キャバクラで働くお嬢さん達はどこかミステリアスな存在である。 彼女らのオフタイム、プライベートは果たしてどうなっているのか? 知っているようで知らなかったキャバ嬢さんの隠れた趣味を大特集! …この現実にあなたは耐えられるか?●『STB』もなんのその! 日本全国のローカル線を制覇するキャバ嬢! 中野市内某店勤務のYさん(23歳)の趣味は旅行。 しかし、彼女の旅行はただの旅行ではない。なんと日本国内全線全駅下車を目指す、超『鉄子』(鉄道好き女子)なキャバ嬢なのだ! 彼女は年に3回、青春18きっぷシーズンになると約2週間の休みを申請し、ひたすら電車に乗る旅を 続けている。 駅に降りては写真を撮り、その模様を詳細にスケッチし再び電車に乗り込み、次の駅へと向かう…女の子の趣味としてはかなり地味でハードな趣味だ。 しかも彼女は時には鉄ヲタ用語でいう『STB』、駅で就寝する『駅寝』も頻繁に行っているという。 Yさん 「何げに『鉄子』歴20年です(笑)全線全駅下車は18歳からはじめています。鉄道趣味ってもの凄くお金かかるんですよ! 18きっぷはJRだけだから私鉄は1枚1枚きっぷ買って降りなきゃいけないし…ほかに趣味もないから活動資金はすべて給料から出せるんですが、どうしても足りなくなっちゃって…。ホテル代もケチりたいので、旅の半分は『駅寝』です。『襲われないの?』とかよく聞かれますが、メイクもしていないし基本Tシャ ツ、ジーパンの色気のない格好なので全然です(笑)。特に無人駅は人がいないので、安心して熟睡しています。あと、お酒も好きなんで地酒を買って立ち寄った駅で呑んでいます(笑)」 彼女はその土地で得た知識を活かし、酒の蘊蓄を披露して人気者だという。現在、彼女が降りた駅は約2000駅。全国には1万以上の駅があるため、まだまだ彼女の旅は続くだろう…。 ●延滞料金が悩みの種…毎週10本のアダルトビデオを借りるキャバ嬢! 埼玉県の某店に勤めるKさん(25歳)はレンタルビデオ店にあしげしく通うキャバ嬢だ。 彼女が借りるのは流行りの邦画でも、おしゃれな洋画での無い。彼女が頻繁に借りるのはなんとアダルトビデオだという。 「アダルトビデオって、誤解されがちなんですけど、実はもの凄くストーリー性が高いんです。最近、某メーカーの痴漢モノを見たのですが、出てくる女優さんの行動が結構リアルなんですよね。女性から見ても納得するような反応が多くて(笑)。実際に被害に遭うのは嫌ですが、動作動作にもの凄く共感できます。男の人がキャバクラにやってくる気持ちや男心を掴むコツがよくわかります。いい教本です(笑)」 しかし、最近は人目が気になるようになりレンタル店には直接いかず、ネットレンタルを利用することが多いという。 「女性にも気軽にアダルトビデオを!」というのがKさんの叫びだ。 このようにキャバ嬢の趣味も様々である。しかし、どれも自分の趣味を仕事にうまく活かしているのは流石といったところ。キャバ嬢たちの限りない探究心はどこまでも続く…?(和田大輔/山口敏太郎事務所)
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ミステリー 2012年02月29日 15時30分
知られざるパワースポット 東京タワーのカラフト犬像
今年の5月に開業予定となる東京スカイツリーの影に隠れて、最近はめっきり陰の薄くなってしまった東京タワーだが、じつは周囲に多数のパワースポットが存在している事でも知られている。 特に最近ご利益がある!? として人気になっているのが芝公園もみじ谷の地蔵尊と共に祀られている、商売繁盛・金運成就の『蛇塚』と恋愛のパワースポット『カラフト犬像』だ。 このカラフト犬像は、1959年に財団法人 日本動物愛護協会の手によって作られたもの。日本の南極観測隊にソリ犬として同伴し、引き上げの際に基地に置き去りにせざるを得なかったカラフト犬たちを記念し、また慰霊する目的で建立された物だ。 南極越冬隊に同伴したカラフト犬たちの活躍については、この間TBSで木村拓哉主演で『南極大陸』としてリメイクされたドラマ内でもご存じの通り。そして、置き去りにされたカラフト犬たちの中でタローとジローの2頭が厳しい南極大陸で生き抜き、再び南極越冬隊と再会を果たした感動のエピソードも有名な話だ。 この苦難を乗り越えた感動の再会にあやかってか、今、若者達の間で「カラフト犬像の前で写真を撮る、又はカラフト犬像を待ち受け画面やロック画面にしておくと、離れてしまった好きな人と再び会う事が出来る」「よりを戻す事が出来る」として噂になっているという。これもリメイクドラマの影響なのだろうか? このカラフト犬像は東京タワーの足元に並んで建っているが、関西在住なので東京まで行けない! という方のためにもう一つ。なんと、カラフト犬慰霊像は大阪府堺市の大浜公園にも建立されている。こちらは去りゆく観測隊員に向かって吠える犬たちをブロンズ像にしたものとなっており、一説には「呼びかけている像なのでこちらの方がご利益がある」との噂も。 東京と大阪、あなたはどっちのパワースポットを選ぶ?(山口敏太郎事務所/写真は東京タワー下の「南極観測ではたらいたカラフト犬の記念像」)
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ミステリー
特命! 日本ダービーを予想せよ! 馬の姓名判断、霊能犬の動物予知で大予想
2008年05月28日 15時00分
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ミステリー
衝撃!! 羽田の鳥居の祟り事件はインチキだった!!
2008年05月13日 15時00分
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ミステリー
グラビアアイドル疋田紗也がゴム人間に襲われた!!
2008年04月01日 15時00分
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ミステリー
船橋の神社で、狐の生首が出現!
2008年03月18日 15時00分
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ミステリー
東京にザシキワラシ出現!!
2008年02月19日 15時00分
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ミステリー
小さな侍幽霊 新宿に出現!
2008年02月05日 15時00分
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ミステリー
うずまき生物
2008年01月22日 18時18分