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知られざるパワースポット 東京タワーのカラフト犬像

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画像はイメージです。

 今年の5月に開業予定となる東京スカイツリーの影に隠れて、最近はめっきり陰の薄くなってしまった東京タワーだが、じつは周囲に多数のパワースポットが存在している事でも知られている。

 特に最近ご利益がある!? として人気になっているのが芝公園もみじ谷の地蔵尊と共に祀られている、商売繁盛・金運成就の『蛇塚』と恋愛のパワースポット『カラフト犬像』だ。

 このカラフト犬像は、1959年に財団法人 日本動物愛護協会の手によって作られたもの。日本の南極観測隊にソリ犬として同伴し、引き上げの際に基地に置き去りにせざるを得なかったカラフト犬たちを記念し、また慰霊する目的で建立された物だ。

 南極越冬隊に同伴したカラフト犬たちの活躍については、この間TBSで木村拓哉主演で『南極大陸』としてリメイクされたドラマ内でもご存じの通り。そして、置き去りにされたカラフト犬たちの中でタローとジローの2頭が厳しい南極大陸で生き抜き、再び南極越冬隊と再会を果たした感動のエピソードも有名な話だ。

 この苦難を乗り越えた感動の再会にあやかってか、今、若者達の間で「カラフト犬像の前で写真を撮る、又はカラフト犬像を待ち受け画面やロック画面にしておくと、離れてしまった好きな人と再び会う事が出来る」「よりを戻す事が出来る」として噂になっているという。これもリメイクドラマの影響なのだろうか?

 このカラフト犬像は東京タワーの足元に並んで建っているが、関西在住なので東京まで行けない! という方のためにもう一つ。なんと、カラフト犬慰霊像は大阪府堺市の大浜公園にも建立されている。こちらは去りゆく観測隊員に向かって吠える犬たちをブロンズ像にしたものとなっており、一説には「呼びかけている像なのでこちらの方がご利益がある」との噂も。

 東京と大阪、あなたはどっちのパワースポットを選ぶ?

(山口敏太郎事務所/写真は東京タワー下の「南極観測ではたらいたカラフト犬の記念像」)

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