スポーツ
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スポーツ 2018年06月14日 17時40分
【DeNA】負けちゃったけど…"波瀾万丈"エディソン・バリオス再浮上の予感
6月13日 ○千葉ロッテマリーンズ6-1横浜DeNAベイスターズ●<ZOZOマリンスタジアム>☆久々登場エディソン・バリオス ベイスターズの先発は外国人助っ人ピッチャー、”不屈の右腕”エディソン・バリオス。外国人枠の問題でファームで調整していたが、ロペスの故障とエスコバーのリフレッシュの事情もあり、ビジターでの交流戦6連戦真っ只中の今、先発として白羽の矢が立った。ファームでも先発として調整を続け、3勝2敗、防御率3.16とまずまずの内容で、4月14日ドラゴンズ戦以来の3勝目と、ローテーション復帰の意味を持つ大事な試合に挑んだ。久々の一軍マウンドの影響か、初回は高めに浮いたボールを捕らえられ先取点を許す。しかし、2回以降はMAX149キロのストレートを軸に、変化球もよく抜け、なかなかのピッチングを披露。5回85球、被安打7、四球1、死球1、失点4(自責点3)でマウンドを降りた。数字だけを見ると物足りないが、3回はエラー絡みの失点。5回もリクエストでリズムを崩された後、難しいボールをうまく打たれるなど、運に見放された面も多分にあった。本人も「ストレートも変化球も良かった。しかし、5回の失点は悔いが残る」と手応えと反省の入り混ざったコメントを残した。☆波瀾万丈の野球人生 バリオスは苦労人として知られる。初来日は2011年、22歳の若さでベネズエラから海を渡って来た。最初に所属したのは関西独立リーグの神戸サンズ。そこでのピッチングがソフトバンクの目に留まり、晴れてNPB入りとなる。その年のオフ、育成契約となり、2012年には右肘を痛めトミージョン手術を受ける。2013年には再び支配下選手契約を勝ち取るも、翌2014オフに退団となる。しかし、2015年にソフトバンクと育成契約をすると、オープン戦で結果を残し開幕前に支配下選手契約を結ぶ。すると、セットアッパーとして大ブレイク。未だ破られていない、NPBのタイ記録となる17試合連続ホールドを達成するなど、記録にも記憶にも残る活躍を見せた。2016年にソフトバンクを退団するも祖国には戻らず、2017年BCリーグの富山サンダーバーズ入団。先発として活躍すると、今年から念願のNPBに復帰。横浜ベイスターズの開幕ローテーションをつかみ取った。 ベイスターズのラミレス監督とは同郷出身で、旧知の仲。ともにBCリーグを経験するなど共通点も多い。何しろ真面目で日本文化も好き。日本語もペラペラ。そんな好感度の高いエディソン・バリオスの成功を願っているファンは、少なくないはず。チーム内の外国人争いは激しいが、先発陣は不安定な状況が続いている。こんな時こそ、バリオスの不屈の魂が必要になる。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年06月14日 17時30分
「有原劇場は胃に悪いよ…」日本ハム・有原航平のリリーフ登板にファンはヒヤヒヤ?
13日に行われた日本ハム対阪神の一戦。8‐7で日本ハムが連敗を4で止めたこの試合だが、これまで先発投手として起用されていた有原航平が最終回にリリーフ起用されるという一幕があった。 日本ハム3点リードの9回表に登場した有原。レギュラーシーズンでは初、ポストシーズンを含めても2015年のクライマックスシリーズ(対ロッテ戦)以来となるリリーフ登板となったが、2アウトまでは順調に進んだ。 しかし、やはりそのブランクは大きかったのか、その後有原は中谷将大、鳥谷敬、伊藤隼太(タイムリースリーベース)に3連打を浴び2失点。続く原口文仁を空振り三振に仕留めたことで同点・逆転までは許さなかったが、あと1人で試合終了というところから土俵際まで追い込まれることとなっている。 薄氷の勝利となった今回の展開にヒヤヒヤしていたファンは多いようで、ネット上には「逆転されるかと思った」、「投げるならしっかりやってくれ!」、「有原劇場は胃に悪いよ…」といった声が寄せられている。久しぶりのリリーフ登板ということを差し引いても、今日の投球はあまり褒められたものではなかったということだろう。 さて、今回ファンをヒヤヒヤさせた“抑え有原”だが、複数メディアの報道によると、今回の配置転換は復調のきっかけを掴んでほしいという栗山英樹監督の意向によるものだといい、今後もしばらくは有原をリリーフとして起用していく方針であるという。 7試合を投げ4勝2敗・防御率6.38と、今季はここまで思うような成績を残していない有原。ただ、ルーキーイヤーの2015年にパ・リーグ新人王に輝き、昨季まで2年連続で2ケタ勝利も挙げていることからも、ポテンシャルの高い投手であることは確かだろう。 今後も何試合かは、今回のようなスリリングな投球をしてしまうかもしれない。ただ、これを乗り越え復調を果たした暁には、必ずや首位西武を追撃する原動力となってくれるだろう。今後の奮起に期待したいところだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月14日 17時20分
「え?このタイミングで?」サッカースペイン代表・ロぺテギ監督の電撃解任にネット上も困惑
代表監督を務めるフレン・ロぺテギ氏の元、ロシアW杯での戦いに臨むことになっていたサッカースペイン代表。しかし、大会開幕を翌日に控えた13日、その監督が解任されたということが複数メディアによって相次いで報じられている。 同日に行われたスペインサッカー連盟の会見で明らかとなった、ロぺテギ氏の電撃解任。気になるその理由について、連盟側はロぺテギ氏の“不義理”によるものという旨の説明を行っている。 今から遡ること2年前、2016年7月にスペイン代表監督に就任したロぺテギ監督。就任から現在に至るまでチームが無敗を続けるなど、その手腕は高く評価されており、先月22日には2020年の欧州選手権(EURO)まで契約が延長されることも決まっていた。 しかし12日、ロシアW杯以降も引き続き代表の指揮をとるはずだったロぺテギ氏が、大会終了後にレアル・マドリード(スペイン)の監督に就任するということが明らかとなる。前述の契約延長を反故にする形となったこの“裏切り”行為が、電撃解任の主な理由であるようだ。 こうした流れを考えると、解任もやむなしといえる今回の一件。ただ、ロシアW杯直前、それも翌日に開幕を控えた中での“報復人事”は世界中で大きな話題となっており、日本のネット上でも「え?このタイミングで?」、「開幕前日の解任とか聞いたことがないぞ」、「スペインはどうなってしまうんだ…」といった困惑の声が相次いでいる。また、こうした声の大きさはツイッターのトレンドランキングにも表れており、確認時点では「スペイン代表」、「ロぺテギ監督」、「ロぺテギ解任」といったワードがランキング入りを果たしている。多くのサッカーファンにとって、この解任は“寝耳に水”の出来事となっているようだ。 2010年南アフリカ大会以来となる、2大会ぶり2度目のW杯優勝を目指していたスペイン代表。今回の一件で生じた混乱は、その青写真にどこまで影響をもたらすことになるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月14日 06時40分
MITB直前、中邑がジェフとドリームマッチ実現も反則負け!アスカ、ヒデオ王座へ前進
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間13日、テネシー州メンフィスで主力ブランド、スマックダウンを開催した。これがPPV『マネー・イン・ザ・バンク(MITB)』前の最後の大会。タイトルマッチの前哨戦はいずれも緊張感あふれるものとなった。 MITBで、ラストマンスタンディングマッチでWWE王座戦に挑戦する中邑真輔は、US王者ジェフ・ハーディとノンタイトルで対戦。ジェフはROHヘビー級王者時代、1.4東京ドーム大会で来日し、ブレイクする前の内藤哲也と対戦している。このカードも日本のファンにとっては夢のカードと言っていいだろう。 実力者同士の一戦は一進一退の攻防に。ジェフは中邑の強い打撃をしのぐと、ツイスト・オブ・フェイトから必殺のスワントーンボムを決めた。しかし中邑の足は辛うじてロープへ。中邑は分が悪くなったと思ったか、ジェフに急所攻撃を繰り出して反則負けを喫した。 しかし今の中邑にノンタイトルマッチの試合結果など関係ない。中邑は逆に開き直ったのか、続けてキンシャサを炸裂させると、倒れ込んだジェフに自ら10カウント。王座戦を前にした試合は、先月30日のタイ・デリンジャー戦に続き、ラストマンスタンディングマッチに向けて強烈にアピールする形となった。 メインでは、MITBに臨むアスカや、スマックダウン女子王座の挑戦を受けるカーメラを含めた女子選手10人のタッグマッチが実現。アスカはシャーロット・フレアー、ベッキー・リンチ、ナオミ、ラナとタッグを組んだが、アスカがアスカロックを決めたのを皮切りに、10人が入り乱れて乱闘に発展した。 アスカはカーメラからスーパーキックを食らうも、最後はアスカロックでカーメラを捕まえるとタップを奪って前哨戦に勝利。先週のリベンジを果たすとともに優位な立場でタイトル戦を迎えることになった。 205 Liveでは、元ドラゴンゲートの戸澤陽がスティーブ・アービーとシングル戦で対戦した。格下のアービー相手にだまし討ちパンチを食らわせ、ペースをつかんだ戸澤はおなじみの「アー!アー!」のかけ声で気合を入れた。さらにコーナートップからのミサイルドロップキックやスピンキックを決めると、最後はコーナートップからダイビングセントーンを豪快に決めてアービーに快勝した。 また、先週の205 Liveでムスタファ・アリとバディ・マーフィーの試合に乱入し、クルーザー級王座戦線に名乗りを上げたヒデオ・イタミは、次週の205 Liveでアリ、マーフィーとのトリプルスレットマッチに挑むことが決定。両国国技館への参戦も急きょ決定しただけに、このチャンスは逃したくないだろう。文 / どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年06月13日 21時45分
残念!シャーロット・フレアーが来日中止!代役は205 Liveからヒデオ・イタミが凱旋
世界最大のプロレス団体WWEは、今月29、30の両日に両国国技館で開催する『WWE Live JAPAN』WWE日本公演の第2弾カードを発表した。 29日に開催するAJスタイルズと中邑真輔によるWWE王座戦は、5月の『バックラッシュ』での対戦で採用した反則自由なルール、「ノーDQマッチ」で行うことを発表した。5月の試合では、両者ともに急所へのダメージから立ち上がれず両者KOのノーコンテスト裁定になっているが、日本ではどうなるだろうか?その前に、日本時間18日にはPPV『マネー・イン・ザ・バンク』での4度目の対決が決まっている。KOのみで決着するラストマンスタンディングマッチも両国の結果を左右するだろう。 続いて、日本でも人気が高い“ネイチャー・ボーイ”リック・フレアーの実娘で、前スマックダウン女子王者のシャーロット・フレアーの来日がキャンセルになったことが明らかになった。シャーロットはアスカの連勝記録を止めるなど、実力のある女子選手として注目されていただけに残念だ。 代わりに軽量級ブランド205 Liveで最近ヒールに転向したヒデオ・イタミが2年連続で凱旋する。昨年はクリス・ジェリコとのシングルに敗れ、いいところを見せられなかった。新たなヒデオをスマックダウン勢相手に見せてもらいたい。 参加選手変更に伴う新しいカードは次の通り。◎6月29日 東京・両国国技館▼ノーDQ(ディスクオリフィケーション)形式WWE王座戦AJスタイルズ 対 中邑真輔▼フェイタル4ウェイ形式スマックダウンタッグ王座戦ブラジオン・ブラザーズ 対 ウーソーズ 対 ルーク・ギャローズ & カール・アンダーソン 対 ルセフ・デイ▼スマックダウン女子王座戦カーメラ 対 ベッキー・リンチ▼スペシャルシングルマッチダニエル・ブラアイアン 対 ビッグ・キャス▼スペシャルタッグマッチニューデイ 対 ザ・バー▼スペシャルシングルマッチヒデオ・イタミ 対 ザ・ミズ▼スペシャルシングルマッチタイ・デリンジャー 対 サモア・ジョー▼ハンディキャップマッチアスカ&ナオミ 対 アイコニック with ラナ▼シングルマッチシン・カラ 対 アンドラデ“シエン”アルマス with ゼリーナ・ベガ◎6月30日 東京・両国国技館▼フェイタル4ウェイ形式WWE王座戦AJスタイルズ 対 中邑真輔 対 ダニエル・ブライアン 対 サモア・ジョー▼スマックダウン女子王座戦カーメラ 対 アスカ▼フェイタル4ウェイ形式スマックダウン王座戦ブラジオン・ブラザーズ 対 ニューデイ ルーク・ギャローズ & カール・アンダーソン 対 ザ・バー▼スペシャルタッグマッチウーソーズ 対 ルセフ・デイ▼スペシャルシングルマッチヒデオ・イタミ 対 ビッグ・キャス▼スペシャルシングルマッチシン・カラ 対ザ・ミズ▼ハンディキャップマッチベッキー・リンチ&ナオミ 対 アイコニック with ラナ▼スペシャルシングルマッチタイ・デリンジャー 対 アンドラデ“シエン”アルマス with ゼリーナ・ベガ※両日とも試合順は当日発表 参考に、変更前のカードも掲載しておきたい。◎6月29日 東京・両国国技館▼WWE王座戦AJスタイルズ 対 中邑真輔▼フェイタル4ウェイ形式スマックダウンタッグ王座戦ブラジオン・ブラザーズ 対 ウーソーズ 対ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン 対 ルセフ・デイ▼スマックダウン女子王座戦カーメラ 対 シャーロット・フレアー▼シングルマッチダニエル・ブラアイアン 対 ビッグ・キャス▼タッグマッチニューデイ vs. ザ・バー▼6人タッグマッチアスカ&ベッキー・リンチ&ナオミ 対 アイコニック&ラナ▼シングルマッチシン・カラ 対 アンドラデ“シエン”アルマス(w/ゼリーナ・ベガ)▼その他の出場予定選手ザ・ミズ、サモア・ジョー◎6月30日 東京・両国国技館▼フェイタル4ウェイ形式WWE王座戦AJスタイルズ 対 中邑真輔 対 ダニエル・ブライアン 対 サモア・ジョー▼トリプルスレット形式スマックダウン女子王座戦カーメラ 対 アスカ 対 シャーロット・フレアー▼フェイタル4ウェイ形式スマックダウンタッグ王座戦ブラジオン・ブラザーズ 対 ニューデイ 対 ルーク・ギャローズ&カール・アンダーソン 対 ザ・バー▼タッグマッチウーソーズ 対 ルセフ・デイ▼シングルマッチシン・カラ 対 ザ・ミズ▼2対3ハンディキャップ戦ベッキー・リンチ&ナオミ 対 アイコニック&ラナ WWEのハウスショー(テレビマッチではない)の参加選手が変わるのは、毎年のことで、WWEユニバース(ファン)はそれも含めて楽しむ傾向がある。これを日本の団体が真似すると、目くじらを立てて怒られそうなものだが、“渋谷から30分で行けるニューヨーク”を味わえるだけでも十分幸せなのだ。チケットは完売間近。今後も多少の参加選手の変更や、当日のカード変更もあるだろう。大会当日まで内容はどうなるか分からないが、WWEのスーパースターが東京にやって来るのは間違いない。取材・文 / どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年06月13日 21時15分
新日本、S・S・マシン引退記念試合は、マシン軍団vs.ロスインゴの10人タッグマッチ
新日本プロレスは11日、都内の本社で会見を開き、6月19日の後楽園ホール大会で引退セレモニーを行う、スーパー・ストロング・マシン引退記念試合の概要を発表した。 「僕が責任を持ってマシン軍団を連れてきます!」 4日の後楽園ホール大会の試合後、スーパーJr.の優勝を逃したKUSHIDAは気持ちを切り替えて、かつて一斉を風靡したマシン軍団の“再結集”を高らかに宣言した。 とはいえ、マシン以外の2号から4号は現役生活を続けているのかも分からない。消息も不明な選手が多いのだ。3号と4号に至っては“入れ替わり説”もあり、当時のメンバーを集めるのは至難の業だ。ただ他にも、故アンドレ・ザ・ジャイアントや、ハルク・ホーガンをはじめ、国内外でマシンのマスクを被った選手は多数いる。 そんな中、発表されたのは、スーパー・ストロング・マシン・エース、スーパー・ストロング・マシン・バッファロー、スーパー・ストロング・マシン・ジャスティス、スーパー・ストロング・マシン・ドン、スーパー・ストロング・マシン・No69の新生マシン軍団5人の参戦。マシン軍団は内藤哲也、EVIL、SANADA、BUSHI、高橋ヒロムの5人と10人タッグマッチを行う。マシン軍団には「with スーパー・ストロング・マシン」のクレジットもしっかり掲載されている。 昭和のファンは少しガッカリしたかもしれないが、マシンの全盛期を見ながら過ごした選手たちがマシン軍団になるのも悪くはない。当日は各マシンがどの色のマスクとコスチュームで現れるのか楽しみだ。また対戦相手の中に、空気を読む雰囲気が全くなさそうなロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが入ったというのも興味深い。 引退セレモニーのゲストなどは発表されていないが、マシンにとって後楽園はアントニオ猪木の目の前で突然乱入してヤングライオンを吹っ飛ばし、初めて存在をアピールした会場だ。この大会のポスター(画像)もカッコイイと評判が高い。コンディションが許すならば、最後に魔神風車固めを見たいファンは多いだろう。あの名技だけは誰かに受け継いでもらいたい。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2018年06月13日 18時00分
大騒動尻目に田中理事長の秘蔵っ子・遠藤が親方株取得
内田正人前監督は常務理事の座まで追われたものの、いまだ混迷を深める日大アメフトの悪質タックル問題。騒ぎをエスカレートさせている原因の一つに、日大トップの田中英壽理事長が水面下に身をひそめ、さっぱり姿を見せないことがあげられる。 堂々とマスコミの前に出てきて状況を説明するなど、もっと迅速、かつ誠実に対応していれば、ここまで火の手が広がらなかっただろう。いまや、田中批判は日を追って高まるばかりだ。この事態を誰よりも心配しているのが、実は大相撲の小結遠藤(27)である。 田中理事長はかつて“アマ相撲界の大鵬”と言われ、No.1のアマ横綱に3回も輝くなど、34個ものタイトルを取っているレジェンド。学生相撲界の名門、日大相撲部監督(現在は総監督)としても名を馳せ、これまで横綱輪島、大関琴光喜ら、58人もの教え子たちを大相撲に送り出している。そんな田中理事長が最もかわいがっている教え子こそ、イケメン力士の遠藤なのだ。 「田中理事長というよりも、ワンマンの田中理事長が唯一頭のあがらない存在である奥さん、優子さんのお気に入り、と言っていいでしょう。2人には子供がいないこともあって、そのかわいがりぶりは大変なものです」(担当記者) その溺愛ぶりが、どんなものか。平成26年の春場所前、つまり、遠藤が入門してわずか1年で三役目前の東前頭筆頭に上がった時に、四股名からとった『藤の会』という後援会を立ち上げてあげたことでも分かる。それも東京ばかりでなく、大阪、名古屋、博多など、大相撲が開催される地域に支部が置かれ、場所前になると盛大に激励会を開いている。 「この藤の会は日大校友会が主催で、会長は田中理事長。会員は116万人とも言われている日大OBで構成。遠藤が力士たちの間で一目置かれているのも当然です。初めて小結に上がったこの夏場所前も、都内のホテルで大々的に激励会を開き、田中理事長自ら挨拶に立って、『いまがチャンスだ、しっかり努力して上に這い上がれ』と叱咤していました」(大相撲界関係者) 激励会は、言って見れば力士の集金組織。これだけ大がかりにバックアップすれば、遠藤のフトコロに流れる金額も相当なものだ。 それを裏付けるように、遠藤は5月26日付で3月の春場所前に停年退職した元関脇麒麟児の北陣親方から、1億円以上もする年寄株『北陣』を譲り受けた。初土俵からわずか5年で年寄株を入手するのは異例だ。 これで遠藤は引退後も大相撲界に残留できる身分保証を得たことになる。だが、大恩ある田中理事長が大ピンチに陥り、夏場所中、気が気ではなかったのは確か。まさに「心ここにあらず」といった感じで、右腕を痛めて途中休場する不運も重なり、3勝10敗2休と大敗。 「またしっかり体調を整えてがんばる」 千秋楽の支度部屋で、そう声を絞り出すのがやっとだった遠藤。田中理事長も罪なことをしたものだ…。
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スポーツ 2018年06月13日 17時30分
稲葉代表監督の嘆き!侍ジャパンに選手が集まらない
侍ジャパンの稲葉篤紀監督(45)が精力的な視察を続けている。今年10月にはU−23世界大会、そのあとには2014年以来となる日米野球も控えている。東京五輪の追加競技である「野球・ソフトボール」に弾みをつけるためにも“前哨戦”は勝っておきたい。しかし、この視察で稲葉監督の弱点も露呈されてしまった。 去る5月31日だった。横浜スタジアムでのDeNA対楽天戦、稲葉監督はDeNAのルーキー、東克樹(22)をこう評した。「ボールに当たっても(グラウンドに)出てきて、打たれた後でも自分の投球ができる気持ちの強さがある」 2度も打球が足に直撃するアクシデントを乗り越えての好投だった。 そのガッツは称賛に値する。まして、東は左投手だ。ゲームメイクのできる左の先発は国際試合でも大きな武器になる。しかし、この稲葉監督のコメントだけでは説明不足なのだ。「日米野球は日本国内で開催されますが、U−23は海外の球場で行われます。スタンドの雰囲気、外国人審判、練習施設、宿泊施設、食事、日本とは比べ物にならない劣悪な環境です。精神的に強くないと海外では本領を発揮できないと言いたかったんだと思います」(NPB関係者) たしかに、稲葉監督の「ボールが当たっても」発言では、単なる根性論になってしまう。「7月に大学生の日本代表がハーレム大会に参加します。オランダで開催される同大会は日程が長期間で、精神的にもタフな選手でないと務まりません。でも、考えようによってはこの大会に参加した大学生が東京五輪と、次のWBC(2021年)の主力メンバーになる可能性が高いんです。稲葉監督はアマチュアの視察に時間をもっと割くべき」(ベテラン記者) 前出のNPB関係者によれば、侍ジャパンの「最大の武器」はスコアラーだという。前回のWBCでもスコアラーは短期間で対戦国のデータを集め、それを分析している。一部球団から派遣をお願いしたスコアラーが奮闘したのだが、PCや映像解析に頼らず、独自の目線で見つけた「クセ」や「配球の傾向」をまとめ上げる力はメジャーリーグのアナリストにも劣らないと自負していた。 ならば、侍ジャパンもスコアラーを専属雇用し、ここにメジャーリーグ球団のようなアナリストを加えれば良いと思うのだが、そうもいかないという。人件費が足らないそうだ。「侍ジャパンの常設が決まり、開幕前に海外チームと試合をしています。その対戦チームの渡航費を含めたギャラ、球場を抑え、その準備に要する費用が掛かって…。侍ジャパンはNPBの新しい収入源にするつもりでしたが、安定するまでもっと時間が掛かりそう。WBCという4年に一度、それも1か月弱の大会のために専門スコアラーを雇うのは、先の先」(前出・関係者) 選手個人の力に頼る部分が大きいというわけだ。ならば、プロ野球よりも次世代を担う学生の大会を視察する時間をもっと割くべきだろう。「U−23はクライマックスシリーズ、日本シリーズと日程が被るため、どの球団も23歳以下の主力選手の派遣に難色を示しています。11月の日米野球にしても、稲葉監督がめぼしい若手選手名を挙げると、Aクラス入りが濃厚なチームの首脳陣は即答を避けます。選手の疲労、故障など万が一のことがあると…」(球界関係者) お客を呼べるトップ選手が集まらないとなれば、ファンの関心も高まらない。12球団は全面協力を口にしていたが、実際は違うようだ。 稲葉監督の視察は、お目当ての選手を探すのではなく、「派遣を承諾してもらうための地均し」なのかもしれない。NPBは国際試合が開催される日程について協議していかなければ、侍ジャパンを魅力的なチームに成長させることはできないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年06月13日 17時20分
その知名度は健在?サッカー日本代表戦を視察したあの名選手がまさかのトレンド入り
12日に行われたサッカー日本代表対パラグアイ代表の一戦。乾貴士・香川真司のゴールなどもあり4‐2で日本が勝利したこの試合だが、その内容に負けじと視聴者の注目を集めた場面があった。 今回話題となったのは、両チームが戦うピッチからスタンドへと中継画面が切り替わった前半30分過ぎ。そこには、白髪交じりの男性と共にスキンヘッドの男性が映し出されていたのだが、その直後、実況は視聴者に対し、このスキンヘッドの男性が元サッカー選手のエステバン・カンビアッソ氏であるということを説明していた。 知らない人のために一応補足しておくと、カンビアッソ氏はレアル・マドリード(スペイン)やインテル(イタリア)といった強豪クラブでプレーし、数多のタイトルを獲得してきた百戦錬磨のスター選手。また、アルゼンチン代表としても、2000年から2011年にかけて52試合に出場を果たしている。ちなみに、インテル時代には、現在トルコ・ガラタサライ所属の長友佑都と共にプレーしていた期間(2011‐2014年)もある。当時度々話題となった長友の“おじぎポーズ”を、カンビアッソ氏が一緒に行っていたことを覚えている方も多いだろう。現在コロンビア代表(19日に日本と対戦)のコーチとして活動していることから、この一戦を視察したと思われるカンビアッソ氏。今回戦った両チーム選手の誰よりも、知名度が高いといっても過言ではない名選手の登場を受け、ネット上には「まさかのカンビアッソ!」、「カンビアッソの偵察はなんか緊張するな」、「この後長友と会ったりするのかな?」といった声がいくつも寄せられている。 また、こうした声が多かったことの表れか、「カンビアッソ」という言葉はツイッターのトレンドランキングにも急浮上している。ちなみに、確認できる限りでは、その順位は6位まで上昇した模様だ。 画面に登場したのは僅かな時間でありながら、視聴者の注目を一気にかっさらうこととなったカンビアッソ氏。その知名度は未だ健在のようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月13日 06時40分
返上するには100%結果を出すしかない? 西野朗サッカー日本代表監督に不名誉なあだ名
サッカー日本代表・西野朗監督に、ネット上で不名誉なあだ名がつけられ、サッカーファンを中心に物議を醸す事態に発展している。 きっかけとなったのは、8日に行われたサッカー国際親善試合・スイス対日本だ。試合は強豪相手にほぼ為す術なく、見せ場も作ることが出来ずに2対0で敗戦。軽率とも思えるプレーから失点するなど、ワールドカップに向けて不安ばかりが表面化する形となる。 ところが、西野監督は試合後「チームとして危機感は全く感じていない」とコメントし、物議を醸す。これに憤ったメディアが、「アキラ危機感0%」などと揶揄し、猛批判を展開。前任のハリルホジッチ氏の解任が不明瞭な形で行われたこともあってか、その論調はかなり厳しいものだった。 そのキャッチフレーズが、「日経エンタテインメント!」社の「一番嫌いな芸人2018」と「2018年に消えると思う芸人」で1位となったアキラ100%をもじった「アキラ危機感0%」。このフレーズが「アキラ0%」へと進化し、西野監督を形容する言葉となり、瞬く間に拡散される。 字面を見た一部ネットユーザーは「うまいな」「面白い!」「言い得て妙!」と絶賛。Twitter上で盛んにつぶやかれる事態となった。一方で、「そんなふうに言うな」「監督に失礼だ」「ふざけるな」などの声も。 異例のハリルホジッチ氏解任を受けて就任した西野監督だが、その評価はよろしくないようで、スイス戦もサッカー解説者などから酷評されている状況。 それに加えて、「ありがたくない」あだ名までつけられてしまい、本人としては現在日本代表監督のオファーを受けたことに後悔の念を感じているかもしれない。 そんな西野監督だが、うるさいメディアを黙らせるには勝つしかない。岡田武史元日本代表監督が、壮絶なバッシングを受けながらもワールドカップで結果を出し、評価を一変させたことは記憶に新しい。 現在は、本戦に向けて「試行錯誤の段階」だと思われる西野監督。酷評に耐え、ワールドカップで100%の結果を出してほしいものだ。
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特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分