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新日本プロレス 永田裕志が1・4東京ドーム大会でのカート・アングル戦に名乗り

 2日の新日本プロレス東京・後楽園ホール大会で、“ミスターIWGP”永田裕志が来年1・4東京ドーム大会でのカート・アングル戦に出撃表明。ドロ沼化しているIWGP3代目ベルトの奪還を誓い、正式にアングル戦の名乗りを挙げた。
 この日、武者修行に出る山本尚史の壮行試合に臨んだ永田。序盤から容赦ないミドルキック、シャイニングウィザードをぶち込み、わずか5分でグロッキー状態に追い込んだ。山本から強烈なビンタを浴びても一切動じず、逆にせんべつの腕折り。最後は逆エビ固めでタップを奪った。

 試合後には退団を示唆している山本にリング上で「オイ、新日本辞めて海外行くとかいってんじゃねぇ」と一喝した。続けざまに「2008年一発目のドーム。カートアングル戦に名乗りを挙げます」と正式に挑戦表明。すると11日の両国大会で負傷欠場から復帰する中邑真輔が乱入し「アングル?その前にオレでしょ」と一触即発となった。
 TNAとの対抗戦が行われる1・4ドームでのアングル戦を熱望した永田だが、もちろん11日の両国国技館大会で激突する中邑との一戦で結果を残せなければその舞台はない。「カート戦は棚橋だってやりたいって言うだろうし、その前に真輔に負けてられない」。昨年7月に“借りパク”され、法廷闘争にまでなったIWGP3代目ベルト奪還に向け、いよいよミスターIWGPが動き出した。
  

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