発端となったのは、8日に行われた安住氏が国民民主党の榛葉賀津也幹事長との会談の中で、石破茂首相の後継を決める首相指名選挙で野党候補を一本化すべきという認識を伝えたこと。その上で、有力候補が玉木氏だと明かされた。
一方、榛葉氏や玉木氏はこれに否定的な認識を示しており、玉木氏は10日にX(旧Twitter)で立憲民主党に対し「憲法違反としてきた平和安全法制の扱いなど安全保障に関する基本認識や、原子力発電を認めるのかなど、曖昧にしてきた基本政策について、立憲民主党の皆さんが、国民民主党の政策に沿って一致結束した行動を取れるのか」と指摘。
さらに13日にもXで「玉木雄一郎、そして国民民主党は首相ポスト狙いで基本政策を曲げることは断じてない」と、野党統一候補の条件はあくまで政策の一本化であることを表明していた。
そんな中、安住氏は14日の会見で、「自民党も立民も数合わせをやっている。そんなこと、この世界にいたら当たり前だ。理念は大事だが、きれい事でごまかしているうちは本当ではない」と玉木氏の一連の発言を批判。さらに「立民は自民を上回るため、死に物狂いで票を集める。場合によっては『野田佳彦代表を降ろしてでも』と言っている私たちの方がはるかに本気だ」とアピールしていた。
この安住氏の発言に、志らくは「めちゃくちゃだ。そんな党に日本を任せられるわけがない」と批判した。
さらに例として、「落語立川流の弟子が老舗の落語協会に対峙する際に、昇太さん率いる落語芸術協会と連立を組むために『場合によっては家元談志をおろしてもいい』なんてもし言ったら、私はそいつ絶対に許さないし、軽蔑する。というかそんなバカな事を考える人はいない」と説明した。
志らくは「そりゃ政治と落語の世界は違う」としつつも、「立民はそんな情けない代表の元に皆集まっているの?やめたほうがいいよ」と苦言を呈していた。