スポーツ
-
スポーツ 2018年06月12日 21時30分
『マネー・イン・ザ・バンク』直前のロウでロンダとストローマンが強烈アピール!
世界最大のプロレス団体WWEは日本時間12日、アーカンソー州ノース・リトル・ロックで主力ブランド、ロウを開催した。日本時間18日に次回PPV『マネー・イン・ザ・バンク』(MITB)を控えた最後のロウで誰が存在感をアピールしたのだろうか? 先日、UFC殿堂入りが決まったWWE最強のスーパールーキー、ロンダ・ラウジー。MITBではロウ女子王者ナイア・ジャックスに挑戦することが決まっているが、タイトル戦が決まってから2人は毎週舌戦を繰り広げてきた。 今週も両者はリング上で対峙した。ナイアが「私はロウ女子王座チャンピオンよ。あなたに勝って、地球上で一番強い女の称号をもらうわ。あなたはまだ準備ができてないのよ」と勝利宣言。するとロンダは「準備できてない?17歳の時、『オリンピックに出れない』と言われた(が、出場できた)。UFCでもメイン戦は無理と言われたけど、来場者数で新記録を作ったわ。私はロンダ・ラウジーよ」とナイアを上から目線で突き放した。 これにカチンと来たのか、ナイアはベルトをロンダに見せつけると突然襲いかかり、ヘッドバットでロンダを倒したが、ロンダはナイアに飛び付いて反撃。抵抗するナイアからあっという間に腕十字を決め、ナイアはたまらずタップアウトした。前哨戦とも言えるこの場外戦でロンダは怪力ナイアに戦闘モードの姿を披露。初のWWEタイトルに王手をかける形となったと考えてもいいだろう。 この日はフィン・ベイラー、ブラウン・ストローマン、ケビン・オーエンズ、ボビー・ルードがフェイタル4ウェイ戦で対戦した。4人はMITBのメインとも言えるラダー戦にも、ロウ代表として出場する。前哨戦となったこの試合ではハイレベルな攻防を展開。各選手が惜しみなく必殺技を披露する中、最後は怪力のストローマンがオーエンズを捕まえランニングパワースラムをラダー上で決めて3カウント。ストローマンは今年4月サウジアラビアで開催された『グレイテスト・ロイヤルランブル』でも圧倒的なパワーで優勝を果たしており、175キロのスーパーパワーがMITBでも猛威を振るいそうだ。文・どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
-
スポーツ 2018年06月12日 21時15分
新日本・内藤哲也、“IWGPブランド奪取”にこだわるクリス・ジェリコに敗北で王座流出
「IWGPのチャンピオンになるということは、自分にとっても素晴らしいこと。ずっと手に入れたいと思っていたし、『それが全てだ』と言ってもいいほどだ。日本に来るようになって26年、60回以上を数える日本遠征を経てようやく手に入れたものだ。(防衛戦は)誰であろうと、対戦する覚悟はできている」 内藤哲也からIWGPインターコンチネンタル王座を奪取したクリス・ジェリコは試合後、IWGPチャンピオンに長年抱いてきた思いをこのように表現した。 11,832人(札止め)の大観衆が集まった新日本プロレス6.9『DOMINION』大阪城ホール大会。内藤哲也にクリス・ジェリコが挑戦するIWGPインターコンチネンタル選手権試合はダブルメインイベントの第1試合に組まれた。 ジェリコは、入場した内藤を後ろから急襲。試合開始のゴングが鳴らないまま場外乱闘を繰り広げ、ゴングが鳴ってからも内藤はしばらくコスチュームを脱ぐことができなかった。この日のジェリコは、目に十字線のようなペインティングを施していた。1.4東京ドーム大会でのケニー・オメガ戦同様、WWEで見せているような華やかさを封印。破天荒なヒールファイトに徹しているように見えた。 「メッセージを聞いて安心したことは、彼がインターコンチネンタル王座にちょっとでも興味があるっていうことかな?彼の興味が内藤哲也にあるのなら、別にタイトルを懸ける必要はないと思っていたけど、彼の口からインターコンチネンタル王座がなんちゃらかんちゃらって出てきたんでね。タイトルマッチにする意味、タイトルマッチとして(試合を)行う意味があるんだなと。ほしいと言うから懸けようよ」 度重なる自撮りのビデオメッセージの中で、ジェリコは「IWGP」と「インターコンチネンタル」というワードを何度も出してきた。最初はタイトルマッチを拒んでいた内藤の気持ちも変化していったようだ。 試合後、ジェリコからはレスラー内藤を称賛するコメントも見られた。ジェリコにとって1月に“餌”をまいた内藤が、その後IWGPブランドのタイトルを奪取するとにらんだのは読みが鋭かった。 今思えばケニーとの試合にIWGP USヘビー級王座の権利が懸かっていたのもジェリコにとって大きなことだったように思える。FMW、そしてWARと日本の団体で育ってきたジェリコだが、WAR時代やアメリカWCWに移籍した後に新日本勢と対戦しながらも、長いキャリアの中でIWGPタイトルは一度も戴冠したことがなかったのだ。よって今回のタイトル奪取は、26年越しの“ジャパニーズドリーム”が叶った形になる。 ジェリコは「これから、明日、フロリダ・タンパに帰るためのファーストクラスの航空券をもう1枚購入する。俺の隣の席だ。その席にこのベルトを座らせる。それほど大事なものだ」とまで言い切った。入場時にベルトを花道に置き去りにした内藤は、IWGPヘビー級王座だけに価値があると思っている選手だ。レフェリーを突き飛ばしてから急所蹴りを放ち、コードブレイカーというフィニッシュはタイトルマッチの結末として決して褒められることではないが、このベルトに全く興味がない内藤と、IWGPブランドのタイトルを自身のキャリアに刻みたいジェリコの思い、価値観の差が結果に現れたのだろう。 WWEの同王座も含めて10度目のインターコンチネンタル王座を戴冠したジェリコの手によって、白いベルトが久々に海を渡ることになった。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
-
スポーツ 2018年06月12日 18時00分
西野ジャパン 「不安だらけ」に輪をかける“代表OB訪問”
サッカーのワールドカップ、ロシア大会を戦う23人のメンバーが、5月31日に決定した。本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、長友佑都…。前任のハリルホジッチ監督時代にホサれていたベテランたちが呼び戻され、数年前から代わり映えしないメンバーの名が残った。 問題は、これで本番を勝ち抜けるかどうか。30日のガーナとの親善試合も負けてしまったが、敗因はピッチの外にありそうだ。 「協会、国内クラブ、協賛企業も西野体制を応援していくことで意見が一致しています。西野朗監督(63)の人柄もあると思いますが、まずは選手の考えを理解して、そこから自身のやりたい戦術を伝えていくつもりらしい」(専門誌記者) 日本は6月19日にW杯初戦を迎える。チーム作りの遅滞は致命傷だが、気になるのは来客の多さだ。 「ガーナ戦前、代表候補(この時点では26人)が合宿練習を続けていた際、とにかくお客さんが多くて。矢継ぎ早にくる訪問客に対し、その都度、西野監督は対応に追われていましたよ」(テレビ局スポーツ部員) 日本代表のOBも顔を見せていた。ビーチサッカーの日本代表監督でもあるラモス瑠偉氏、協会理事でもある北澤豪氏、西野監督がかつて指揮した柏、G大阪、神戸、名古屋のクラブ関係者などなどだ。 「激励の訪問ですが、戦略に関する進言もされていました。西野氏は'94年、アトランタ五輪の日本代表監督を務め、ブラジル相手に勝利したのは有名ですが、自身は代表チームでプレーした経験がありません。戦略などで訪問客が色々と意見を言うのは、そのためでしょう」(前出・専門誌記者) 2度の代表監督を務めた岡田武史氏も、自身が招かれたイベント等で西野ジャパンへのメッセージを送っていた。しかし、OBが余計な口出しをして勝利するチームは少ない。高校生スポーツでも証明済みのように、外野がうるさいとロクなことにはならないのだ。 海外メディアは日本の一次予選全敗を予想。今回のOB関与で、得失点差をどこまで小さくできるかに焦点が変わってきたようだ。
-
-
スポーツ 2018年06月12日 17時40分
史上2度目の交流戦勝ち越しへ セ・リーグ6球団が臨む勝負の“ビジター週間”
2005年にその歴史が始まったプロ野球セ・パ交流戦。これまで13シーズンに渡ってしのぎを削ってきた両リーグだが、2009年を除く全ての年でパ・リーグが勝ち越しており、通算成績もパ・リーグが「981勝872敗55分」で圧勝。来る年も来る年も、セ・リーグはその後塵を拝し続けてきた。 しかし、迎えた14年目。セ・リーグ6球団は近年とは一味違う戦いぶりを見せている。日本野球機構(NPB)の公式サイトに掲載されている今年の交流戦成績(6月10日時点)を見ると、現在セ・リーグの成績は「33勝33敗・勝率.500」で、パ・リーグの成績も「33勝33敗・勝率.500」と全くの五分。冒頭で触れた分の悪さを考えると、セ・リーグの健闘ぶりが大いに伺える数字となっている。 ちなみに、この1週間前の6月3日時点では、セ・リーグは14勝21敗で大きく黒星が先行していた。ただ、6月9日にセ6球団全てが勝利を収めた(4年ぶり史上3度目)こともあり、1週間で7つの借金を一気に完済することに成功している。 2009年以来、史上2度目となる勝ち越しが現実味を帯びてきたセ・リーグ。これまで続いてきた「セ低パ高」の流れを、果たして止めることができるのか。それには、ビジターでの戦いが続くこの1週間に全てがかかっている。 今年の交流戦におけるセ6球団のビジター成績を見ると、ヤクルト(3勝0敗)以外の5球団は全て黒星が先行している。また、現行の試合数(18試合)となった2015年から昨年までを見ても、ビジターの9試合で勝ち越した経験があるのは広島(2015年・2017年)と阪神(2017年)のみ。その他の4球団は過去3年全て負け越しを喫してしまっている。地の利を得たパ6球団に、セ6球団のほとんどが屈しているという昨今の状況。ただ、これを覆さなければ、今年もまた例年と同じような結末になってしまうだろう。今日から始まる勝負の“ビジター週間”。ホームで迎え撃つパ6球団に対し、セ6球団はどのような戦いぶりを見せてくれるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2018年06月12日 17時30分
今度は“進撃の巨大魚”?ロッテ謎の魚がまさかの第4形態変化予告!
「いやぁ、まいりましたよ。今度は巨大化するとか言い出したんですよ。こちらは急ピッチで準備を進めています」 千葉ロッテマリーンズの広報から、またまた興奮した口調で連絡が来た。昨年の6月に第三形態に変化してから、“キモカワ人気”が爆発。グッズも驚異的な売り上げを記録しているロッテのキモカワキャラクター「謎の魚」。今シーズンは「自由」をテーマに活動。新婚旅行以来というハワイ訪問や、台湾プロ野球の試合で営業をこなした。外回りの活動が目立っていたが、先日、ようやく幕張に凱旋。しかし…。 「台湾ではスター扱いされたのに、マリンに初登場した時のファンの反応が微妙で、それが変化を早めてしまったようです」 ファンの反応が微妙だったのは、本人が開幕後もマリンに現れず、外回りの営業を優先させたから。自業自得とも思えるが、謎の魚は「どうせ、もう変化しないんだろうと思っている方々をギャフンと言わせるために、久々に変化をお見せしようと思っている魚です。超巨大化するので城壁を作っておいた方が身のためですよ。グフフフフ」と予告し、一方的に警告している。 昨年6月11日、ZOZOマリンスタジアム(東京ヤクルト戦)で第三形態(骨)に変身をして以来の変化は、6月12日の横浜DeNA戦で見られるという。5回裏終了後の「謎の魚」に注目だ。次の変化はファンから大きな反響を呼ぶのか?冷ややかな目で見守りたい。取材・文 / 謎の増田(謎の魚番記者)写真提供 / (C)千葉ロッテマリーンズ
-
-
スポーツ 2018年06月12日 06時30分
「よくぞ言ってくれた!」サッカー元日本代表・高原直泰のW杯予想に視聴者から称賛の声
サッカー元日本代表の高原直泰が10日放送の『ジャンクSPORTS』(フジテレビ系)に出演。14日開幕のロシアW杯に臨む現・代表に対し、かなり厳しめの予想を立てている。 「2018FIFAワールドカップロシア直前SP 歴代日本代表大集合!」と銘打たれた今回の放送。スタジオには、高原をはじめとした元日本代表選手が多数出演し、日本が出場したW杯過去5大会(1998年フランス・2002年日韓・2006年ドイツ・2010年南アフリカ・2014年ブラジル)に関するエピソードを披露した。 次々と明かされる裏話にスタジオが盛り上がる中、最後に行われたのがロシアW杯における現・代表の成績予想。後輩たちへの期待を込め、各選手は軒並み日本のグループステージ突破を予想していたのだが、この中で唯一3戦全敗での敗退を予想したのが高原だった。この理由について、「気持ちは予選突破してほしいです当然。ただ現実問題、これはあり得る」と説明した高原。同じグループに属する国々(コロンビア・セネガル・ポーランド)が全て日本より格上のチームであることや、W杯直前の4月に突如監督が交代したことなどが、この予想に影響を与えているようだ。 「いい意味でこの予想を裏切ってほしい」というフォローを交えつつ、現・代表に対する辛口予想を打ち出した高原。この一幕を見た視聴者からは「全くの同意見だわ」、「よくぞ言ってくれた!」、「忖度無しの高原は正直でいいね」といった称賛の声が寄せられている。 前述の監督交代以降、多くのファンから悲観的な見方をされている現・代表。その不安は先月30日のガーナ戦(0‐2)、今月8日(現地時間)のスイス戦(0‐2)と敗戦が続いたことでますます大きくなっている。こうした状況を考えると、普通ならば猛バッシングを浴びてもおかしくない高原の全敗予想に、前述のような声が相次ぐのも致し方ないのかもしれない。 予想通りの結末となるか、それともいい意味でこれを裏切るか。コロンビアと相対する19日の初戦から、その“答え合わせ”はスタートする。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2018年06月12日 06時20分
三浦大輔もTバックに!?樽美酒研二、番長との秘話明かす!
10日に横浜スタジアムで行われた、セ・リーグとパ・リーグの交流戦『DeNA−日本ハム戦』の試合に先立ち、トークショー「稀哲・樽美酒・ダーリンハニー吉川のプレイボールまで生ボンバー!!」が行われた。 まず、司会の吉川がファイターズとベイスターズのOBである“球界のエンターティナー”森本稀哲を呼び込むと、プロ野球ファンから大歓声が送られた。ベイスターズ時代の背番号5のユニフォームを掲げるファンには、「倉庫の奥から出してきたね!」と突っ込み、さすがのトーク力で場を盛り上げた。次に登場したのは、ゴールデンボンバーのドラム担当の樽美酒研二。お馴染みの白塗りメイクで元気よく現れると、ピンクの“金爆タオル”を掲げる大勢の女性ファンからの黄色い大声援が送られた。11:20からのイベントに、朝の7時台から陣取っていたファンも見られ、樽美酒の人気のほどをうかがわせた。これには森本も「スタジアムで俺より盛り上がらないで」と注文つけたほどであった。その後は、樽美酒と横浜の“永遠番長”三浦大輔との交流に話が及ぶと、なんとここにサプライズゲストとして、リーゼントでキメた三浦本人が登場。樽美酒とは関西のイベントで共演してから意気投合し、今ではゴルフを共にプレーするほどの仲に。最近では自宅に呼ばれ、三浦不在の中リビングでくつろいでいたことを明かす。これには自宅に呼ばれたことのない森本は「3年も一緒にプレーしたのに…」と嫉妬していた。 パフォーマンスの件に話が進むと、森本はピッコロとラーメンマンに扮した際に「ハマった」と感じたと語り、樽美酒は「8割はスベっているので、Tバックになって笑いを取る」と自虐的にコメント。ゴールデンボンバーのライブに行ったこともある三浦に「三浦さんもTバックになりました」と衝撃告白も、「俺はやってない」と全否定。真っ赤な嘘だったようで、番長ファンはホッとしていた。 プレイボール前には「レジェンドOB一打席対決」と銘打たれたイベントで、打者森本、投手樽美酒が真剣勝負。結果は“樽美酒メイク”で登場した森本が、元プロの意地を見せつけ完勝。敗れた樽美酒は「金払ってもいいからもう一回やりたい」と悔しさを爆発させ、リベンジを誓っていた。雨の中、異業種の“スーパーパフォーマー”による野球対決は、大盛り上がりで幕を閉じた。トークショー含めファンには大好評だったようで、ファン達も「また見たい!」と笑顔で帰路についていた。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
-
スポーツ 2018年06月11日 21時45分
江幡塁、小笠原瑛作を完全KO!小野寺力プロデューサー「那須川天心戦を交渉する!」
キックスロード『KNOCK OUT SURVIVAL DAYS』▽8日 後楽園ホール 観衆1,850人(札止め) 肘ありのキックボクシングイベントKNOCK OUTが提供したスーパーバンタム級のドリームマッチに、後楽園ホールは試合前の煽り映像から、尋常ではない異様な空気と熱気に包まれていた。 江幡塁は双子の兄、睦とともに入場すると、瑛作はシルバーのコスチュームで華々しく入場。両者に大歓声が送られる中、運命のゴングが打ち鳴らされた。 試合は、1Rから瑛作が優位に進めていたように思われたが、開始早々に肘を合わせられて鼻から出血する。江幡陣営はこれを見逃さず「(瑛作の)鼻が折れてるぞ」「鼻で呼吸できてないぞ」とセコンドから声を飛ばす。1R、2Rとラウンド判定では瑛作がリードしていた。3R、早期決着を狙う瑛作が左ミドルの連打で江幡を押したが、江幡の左フックからの右ストレートがカウンターで見事にさく裂。瑛作はこの一発で大の字になり、セコンドが慌ててタオルを探す中、無情にも10カウント。江幡がスーパーバンタム級最強対決を最高の形で制した。 試合後、江幡は「コンパクトにKOしようと思っていた。狙っていた通りのKO勝利」と笑顔。「自分自身が一番だと思っているので、プレッシャーはなかった。これで宮元啓介選手、小笠原瑛作選手と、KNOCK OUTを引っ張ってきた選手を倒すことができた。まだKNOCK OUTにはいい選手がいる。那須川天心選手とはやりたいですね」と改めて天心戦をアピール。一方で「(所属している)新日本キックは『打倒ムエタイ』を掲げているので、そちらも並行する形で。KNOCK OUTでお客さんが喜ぶ試合をやりたい」と打倒ムエタイへの思いも口にした。 敗れた瑛作は「悔しいです。鼻は折れているかもしれない。あそこまでKOさせられたのは5年ぶりぐらい。まだ映像をちゃんと見返せてないので何とも言えないですが、ガードの低さと、集中力が少し切れたところが敗因だと思います。必ずここからはい上がります」と誓った。 この試合を観戦した木谷高明オーナーは「大満足!小笠原選手も素晴らしかった」とひと言だけコメントを残して会場を後に。小野寺力プロデューサーは「大会ベストバウト。想像以上の試合になった。瑛作は試合開始早々にダメージを負いながら、よく闘ってくれた。最後は江幡の勝負強さが出た」とお互いを評価した。江幡対天心の実現に向けては「天心選手のスケジュールやタイミングを見て交渉していきたい。これはやらなきゃいけないカードでしょう」と乗り気。「きょうは高橋亮も大阪からこの試合を見るために会場に来ていた。来年はスーパーバンタム級のトーナメントをやりたいですね」とコメントした。 ファンの間からは“年間ベストバウト”との呼び声も高く、SNSの反響も凄まじいものがあった。KOが決まった瞬間、後楽園ホール全体がスタンディングオベーション状態になったのは珍しい光景だ。夢のカードは出し惜しみしてはいけないことを証明した試合だったと言えるだろう。▼第4試合 55.5kg契約(3分5R)〇江幡塁(3R1分34秒 KO)小笠原瑛作●※右ストレート取材・文・写真 / どら増田
-
スポーツ 2018年06月11日 21時15分
決勝は不可思vs.秀樹!タネヨシホはKNOCK OUT皆勤宣言!仲山大雅にブレイクの兆し
キックスロード『KNOCK OUT SURVIVAL DAYS』▽8日 後楽園ホール 観衆1,850人(札止め) 久々に不可思らしい試合を見た気がする。それは対戦相手が鈴木博昭だったことも大きかったのだろう。お互いに打ち合うタイプなだけに、戦前から激闘は予想できた。 今回、作られたスーパーライト級のベルトの色は赤。不可思には「赤は俺の色。あのベルトは俺が巻かなきゃいけない」という思いが強い。その思いの強さが1回戦の健太戦では裏目に出た。微妙な判定勝利だっただけに、2回戦はスカッと勝たなければ本人だけではなくファンも納得しないだろう。そんなプレッシャーの中、不可思は冷静に対策を立ててこの一戦に準備してきた。 「対策がうまくハマった。4R終わったとき『最終ラウンドは倒されなければ勝てるな』と思ったんですけど、ダウンを一度も取れないと面白くないなと思って」 途中のラウンド判定では2Rのみイーブンで、他のラウンドは不可思がリード。不可思はボディに狙いを定めて鈴木に主導権を渡さなかった。最終ラウンドもそうだ。後がない鈴木は肘のラッシュで奇襲を仕掛けるが、不可思は動じることなく冷静に対応。そして、残り10秒を切ったところで不可思の右ミドルからの右ストレートが決まり、ついに鈴木がダウンした。 残り時間がなかったこともあり、不可思はこれまでのうっぷんを晴らすかのようにロープに上って叫ぶと、今度はコーナーにも上り勝利のアピール。ゴングが鳴っても気づかないほどの興奮ぶりだった。思わず「爆発しちゃいました」と照れ笑いを浮かべていたが、会場は大きな不可思コールに包まれた。 決勝はRISEを主戦場にしている秀樹と、8.19大田区総合体育館大会で対戦する。RISEライト級王者・不可思と対戦するために今トーナメントに参戦した秀樹は「念願のRISE対決。挑戦者として準備をする」とアピール。不可思は「ダウンはリラックスすれば取れるということが分かった。体は今までも強かったけど、これまではそれを生かせてなかった。練習でそういう手応えがあったのが大きかったと思う。決勝は秀樹選手が来るだろうなと思った。しっかり対策を立てて、赤い俺のベルトを巻きたい」と目をギラつかせていた。 また、この日からフライ級のトーナメントも開幕した。優勝候補のタネヨシホは「バック肘を狙いすぎた」と反省しきりだったが、スタミナの強さを見せつけて1回戦を突破した。 タネは試合後「2回戦はずっとやりたかった石井一成選手とやりたい。あと僕は森井洋介選手のことをカッコイイと思ってて。昨年、森井選手はトーナメントがない大会も全部出た。あれでライト級のトーナメントがさらに盛り上がったと思うし、僕も試合数を積み重ねていきたいので、8月の大田区、9月の大阪と全部出してほしいです」とお願いした。「対戦相手もタイ人とか強い選手で構わないので。それをKNOCK OUTさんにお願いしたい。森井さんとはまだ話したことがないんですけど、チャンピオンになったは話してくれるかなって(笑)」と続け、KNOCK OUTで皆勤を目指すと宣言した。 これを聞いた小野寺力プロデューサーは「それはスゴイ。うれしいことを言ってくれますね。ぜひ、お願いしたい。フライ級にはまだ名の知れてない選手が多いかもしれませんが、名前負けしないトーナメントになると思う」とタネの発言に目を細めた。 フライ級トーナメントは、昨年タネに敗れている仲山大雅が、圧勝KOで1回戦を突破。これが初の後楽園ホール大会出場だったという仲山は「やっと東京で勝てたー!」と叫ぶと「沖縄とは全然雰囲気が違った。昨年タネ選手と試合をしたのは別人だと思ってください。2回戦は(以前)敗れている大崎一貴選手とやりたい。決勝はもちろんタネ選手と。最高の舞台で勝ちますよ」とアピールした。試合のインパクトはタネを大きく上回っていただけに、沖縄のイケメンボーイは侮れない存在になるかもしれない。 次回のKNOCK OUTは8.19大田区総合体育館で開催される。スーパーライト級トーナメントの決勝、フライ級トーナメント1回戦の残り2試合を実施。ライト級王者のヨードレックペットは日本人選手とのカードをするべく交渉中とのこと。“激闘王”水落洋祐が参戦し、前ライト級王者・森井洋介が大月晴明と再起戦を行うほか、緑川創と長島☆自演乙☆雄一郎のスペシャルマッチが発表されている。▼第6試合 KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント準決勝 64.0kg契約(3分5R)○不可思(3-0)鈴木博昭●※判定▼第5試合 KING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント準決勝 64.0kg契約(3分5R)〇秀樹(4R2分23秒 TKO)マサ佐藤●※肘攻撃によるカットからレフェリーストップ▼第2試合 KING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント1回戦 51.0kg契約(3分5R)○仲山大雅(2R1分54秒 KO)山田航暉●※3ノックダウン▼第1試合 KING OF KNOCK OUT初代フライ級王座決定トーナメント1回戦 51.0kg契約(3分5R)○タネヨシホ(3-0)石川直樹●※判定取材・文・写真 / どら増田
-
-
スポーツ 2018年06月11日 20時45分
IWGP新王者ケニー「ゴールデンELITEは新ブランド」初防衛戦はCodyと決着戦!
ケニー・オメガは9日の大阪城ホール大会の時間無制限3本勝負で、オカダ・カズチカからトータルタイム64分50秒で2本を先取し、IWGPヘビー級第66代王者に輝いた。 ケニーは11日、都内の新日本プロレス本社で二夜明け会見を開いた。 会見の前にはサンフランシスコの殿堂カウパレス大会(米国時間7月7日)で、Codyを相手に初防衛戦を行うことが発表された。Codyは9日の試合後に花道に姿を現し、無言で去っていた。ケニーは今年、ROHのリングでCodyに敗れている。「もうCodyと争うのは疲れた」とは言うものの、バレットクラブの内紛問題も含めて「決着を付けるべき」と言われても仕方ない。 そんな状況下でケニーは、9日の試合後に飯伏幸太、ヤングバックスと新たなユニット、ゴールデンELITEをスタートさせると発言した。今後、同ユニットとバレットクラブの活動を並行させるのか聞かれると「状況的には、何も変わっていない。自分はバレットクラブのリーダーだ。そして、この前発表したゴールデンELITEというのは、新たなブランドだと思ってもらいたい」と話した。 飯伏については「飯伏は“THE ELITE”のメンバーであると自分自身思っているが、バレットクラブではない」と強調。ただ、飯伏のことは評価している。「飯伏はこのプロレスの世界を新たな次元に持って行けて、新たな世界観をみせてくれる選手だと思っている。そして、飯伏はヤングバックスとも仲がいい。だから、『このメンバーで何か世界を変えていこう』ということも含めての新たなブランディングが、このゴールデンELITEだ」と新ユニットの趣旨を説明した。 「飯伏はバレットクラブのメンバーではないが、ヤングバックス、ケニー・オメガはバレットクラブに属している。そして、くしくもCodyもバレットクラブに属している。こういった状況を考えると、サンフランシスコ大会が終わった時に、しっかりとすべてが元に戻って、ファインな状態になればいいなと思っている」と説明した。 ケニーはバレットクラブのリーダーとして、チームを立て直すためにもCodyにしっかり勝ちたいところ。飯伏が超党派で名を連ねるゴールデンELITEの活動を通し、世界を変えていきたいという気持ちを持っているようだ。 最後に記者から、新日本が管轄する全てのヘビー級のタイトルが外国人選手に移動したことについて聞かれると、「ここで日本人に一言いっておきたい」と前置きをした上で、「日本人選手というのは、やはり楽な試合をしてるんじゃないかと思う」と口を開いた。 ケニーはその理由を説明する。日本人は「外国人選手のように長い移動もなければ、一回ベルトを獲られたところで、またすぐにチャンスがめぐってくる。そういう闘い方をしている選手と試合をする自分たちは、より強くなくてはならない」と外国人選手には“責務”があるとした。 「3人のカナダ人が今タイトルを持っていて、トップ2のベルトをウィニペグ出身のカナダ人が持っているというのは大変喜ばしい」としながらも、「国内の日本人選手には一つこれを警告だと受け止めてもらいたい」と警鐘を鳴らす。「別に悪い意味で言うつもりはないが、皆さんしっかりと自分自身をアピールして、より強くなるべきです。なぜならば、アナタたちは外国人選手にはまだ力が及びません。みんなで頑張ってほしい」と日本人選手に辛口エールを送った。 ケニーはCodyを倒せばIWGPヘビー級王者として真夏の最強決定戦『G1クライマックス』に参加できる。また、来年の1.4東京ドーム大会での自身2度目のメインイベント出場も現実味を帯びてくる。1.4ドーム大会のメインが史上初の外国人対決となっても不思議ではない。それを阻止する日本人レスラーは誰なのか?まずは9日の試合後、ノーコメントだったオカダの動きに注目したい。取材・文・写真 / どら増田
-
スポーツ
新日本プロレス 中邑が真壁に必勝宣言
2007年11月19日 15時00分
-
スポーツ
新日本プロレス 新生ブラック軍あらためRISEが始動。新日プロ完全制圧を宣言。さらに新メンバー投入も
2007年11月17日 15時00分
-
スポーツ
ノア 丸藤正道&杉浦貴のGHCタッグ王者組が齋藤彰俊&バイソン・スミス組を挑発
2007年11月17日 15時00分
-
スポーツ
リアルジャパン 初代タイガーマスクが性悪男制裁に向けて新技開発に着手
2007年11月17日 15時00分
-
スポーツ
SUN 対JWPとの抗争激化。さらにはアイドル三つ巴合戦も
2007年11月17日 15時00分
-
スポーツ
DEEP 渡辺久江がドラゴンゲートの吉野正人に逆プロポーズ大作戦
2007年11月17日 15時00分
-
スポーツ
エメリヤーエンコ・ヒョードル大みそか参戦発表から一転
2007年11月17日 15時00分
-
スポーツ
ノア 丸藤正道がGHCタッグ新王者としてのマニフェスト発表。打倒・スーパーヘビー級、海外防衛ツアー計画を吐露した
2007年11月16日 15時00分
-
スポーツ
全日本プロレス F-1タッグ選手権で馳健タッグ再結成!?
2007年11月16日 15時00分
-
スポーツ
パンクラス 佐藤光留がMの目覚め
2007年11月16日 15時00分
-
スポーツ
ハッスル グラドル恥辱予告。島田“総統”がハレンチ必殺技を習得した
2007年11月16日 15時00分
-
スポーツ
SUN 高橋奈苗がパフェの海に溺れて自滅
2007年11月16日 15時00分
-
スポーツ
星野ジャパン 北京五輪出場に早くも暗雲
2007年11月15日 15時00分
-
スポーツ
カウント2.99 Dynamite!!に紀香&陣内が“参戦”か? ハッスル祭りに大物芸能人大挙参戦? さらに男祭り復活!?
2007年11月15日 15時00分
-
スポーツ
ゼロワンMAX 大谷晋二郎サイボーグ化計画が浮上!?
2007年11月15日 15時00分
-
スポーツ
DDT 飯伏幸太が東京ドーム初進出計画をぶち上げた
2007年11月15日 15時00分
-
スポーツ
売り込み必死の古田
2007年11月14日 15時00分
-
スポーツ
新日本プロレス 永田裕志が“外交官”としてTNA参戦か?
2007年11月14日 15時00分
-
スポーツ
IGF “なまくら男”安田忠夫が悶絶
2007年11月14日 15時00分
特集
-
岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
-
野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
-
-
豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
-
宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
-
元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分