スポーツ
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スポーツ 2018年06月19日 17時20分
miwaがスペシャルライブ開催!ファイターズ女子イベント『ヒロイン♡デイズ』で実現
北海道日本ハムファイターズは、ファイターズ女子向けイベント『ヒロイン♡デイズ』開催中の7月1日に、札幌ドームでシンガーソングライターのmiwaがスペシャルライブとスペシャル始球式を行うことを発表した。 miwaは『NHK紅白歌合戦』にも4年連続で出演するなど、熱いメッセージを込めた歌詞とパワフルな歌声で幅広い世代からの支持を集め、女優としても活躍。今年は日本武道館公演や、女性のギター1本の弾き語りライブとしては初となる横浜アリーナ公演を成功させている。来月11日には初のベストアルバムリリースを控えており、試合前のグラウンドで行われるスペシャルライブで、女性ファンにエールを送ってくれるのは間違いなく、始球式では渾身の1球を投げ込んでくれるだろう。 miwaは「人生初の始球式に呼んでいただき光栄です。マウンドから ボールが届くよう頑張ります。そして、選手の皆さんのご健闘を祈って、心を込めて歌わせていただきます。『ヒロイン♡デイズ』というイベントということで、女性ファンのみなさんと一緒に盛り上げられたらいいなと思います」とコメントしている。 ファイターズ女子向けイベント『ヒロイン♡デイズ』は、6月29日から7月3日までのホームゲーム4試合で開催される。6月30日のオリックス戦では女性限定の来場者プレゼントとして、『ガールズユニフォーム2018』を30,000名にプレゼント。『ガールズユニフォーム』は、昨年初めて実施し大好評だった。今年のガールズユニフォームは、今シーズン、サードユニフォームとしてチームが着用している北海道スカイブルーユニフォームよりもガーリーな印象の、淡いスカイブルーがベース。アクセントにピンクラインを入れ、胸元や袖には手書きのハートがあしらわれている。デザイン選考に当たっては、札幌市内の女子大学生やアパレル会社の女性スタッフなど、多くの女子の皆様の意見を取り入れ、最終的な決定に至ったそうだ。 担当者によると、「『手書き風の文字がカワイイ!』『ピンクのラインが裾を結んだときにも見えるからオシャレ!』など、女子ならではのアイディアをたくさん詰め込んだ、とっておきのユニフォームが完成いたしました」と満足な出来だったようで、北海道以外のファンからも発表と同時に「欲しい」という声がSNSを中心にたくさん寄せられていた。 また、7月1日には、先日開催した『第4回彼氏にしたい選手No.1決定戦』予選で、見事1位・2位通過となった西川遥輝、中島卓也両選手の『応援ボード型ハルタク胸キュンピローケース』を女性ファンクラブ会員限定12,000名様にプレゼントしたり、『ヒロイン♡デイズ』開催中は、『球場でヒロインになろう』をテーマに、ファイターズ女子のためのさまざまな企画を実施。さらに、スペシャル企画として、大人気少女マンガ『青空エール』とのコラボレーションが実現。北海道滝川市出身の漫画家・河原和音先生描きおろしの『青空エール』ファイターズver.の特別イラストがキービジュアルとして展開される。 北海道札幌市を舞台に、野球部を応援する吹奏楽部員のストーリーが描かれる『青空エール』。ファイターズのコンセプトカラーであるスカイブルーのイメージにもぴったりなことから、コラボレーションが実現。ヒロインの小野つばさと野球部員の山田大介を、河原和音先生が描きおろしたテーマは『もしも大介がファイターズの選手になったら』。プロになった大介にトランペットで声援を送るつばさは、ガールズユニフォームを着用しているデザインが公開されている。 昨年は女性ファンが多数詰めかけており、内容的にも昨年よりグレードアップしている今年は昨年を超えるファイターズ女子の来場が予想される。なお、6月29日から7月1日までのオリックス戦で、ファイターズは北海道スカイブルーユニフォームを着用するため、“色被り”を回避する意味もあり、オリックスはホームユニフォームを着用する。北海道のオリックスファンにとってもレアで新鮮な楽しみ方ができる3日間になることだろう。取材・文 / 増田晋侍写真提供 / (C)北海道日本ハムファイターズ
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スポーツ 2018年06月19日 09時40分
勝負を分けたVAR スウェーデンと韓国が生き残りをかけ激突
18日に行われたロシアW杯のグループF初戦。3大会ぶり12度目の出場となるスウェーデンと、9大会連続10度目の出場となる韓国が顔を合わせた。 前回王者ドイツがメキシコに敗戦を喫し、混沌の様相を呈してきたグループF。この機に乗じてグループリーグを突破するため、両国ともに勝ち点3は至上課題ともいえる一戦となった。 試合のペースを握ったのはスウェーデン。チームの司令塔であるMFフォスベリを中心に攻撃を展開し、前半21分にはFWべリがGKと1対1の決定機を迎える。しかし、韓国GKチョ・ヒョヌのファインセーブにより、これは得点には結びつかなかった。 一方の韓国は、時折カウンター攻撃を見せるものの、なかなかチャンスを演出することができない。前半28分には、DFパク・チュホが右太ももを痛め負傷交代するというアクシデントにも見舞われた。ただ、バタついた状況の中でも失点までは許さず、前半は両者スコアレスで折り返した。 迎えた後半19分、ここまで拮抗した展開となっていた試合が思わぬ形で動く。DFキム・ミヌのMFクローソンへのタックルが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりPK判定に。同20分、DFグランクビストがこれをきっちり沈め、スウェーデンが待望の先制点を奪った。 1点ビハインドとなった韓国は、後半28分に“韓国のメッシ”とも呼ばれる俊英イ・スンウを投入するなどして同点を狙うが、スウェーデン守備陣の牙城を崩すことができず。結局、その後スコアが動くことは無く、虎の子の1点を死守したスウェーデンがこの試合を制することとなった。 ある意味で“大一番”ともいえる試合に勝利したスウェーデン。準優勝した自国開催の1958年大会以来60年ぶりとなる、W杯初戦での白星で勝ち点3をゲットした。一方、敗れた韓国は、グループリーグ突破に向け、限りなく赤に近い黄信号が点灯してしまった。 両チームの次戦は共に23日。スウェーデンはドイツと、そして韓国はメキシコとそれぞれ対戦する予定となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月19日 09時30分
“赤い悪魔”が好スタート!ベルギーがゴール3発でパナマを撃破
今大会の優勝候補との呼び声も高いベルギーが18日(現地時間)の試合に登場。W杯初出場となるパナマとの一戦に臨んだ。 FWアザールを中心とした好選手を複数人擁し、FIFAランキングも3位につける強豪ベルギー。FIFAランキング55位の“格下”パナマに対し立ち上がりから攻勢を見せ、前半6分にはMFカラスコが、7分にはFWメルテンスが立て続けに枠内シュートをお見舞いした。 その後も幾度となくゴールに迫ったベルギー。しかし、パナマも初めての大舞台に相当な気合が入っていたのか、体を張った守備でゴールラインを割らせない。前半をスコアレスドローで終えた段階では、パナマが“伏兵”となる予感も漂い始めていた。 ただ、エンドが変わって早々に、“赤い悪魔”はその淡い期待を一瞬にして打ち砕く。後半2分、パナマDFエスコバルのクリアボールを、ペナルティエリア右からメルテンスがダイレクトボレー。美しい弧を描いたシュートはゴールに吸い込まれ、ベルギーが先制点を奪取した。 その後も後半24分にMFデブルイネの正確なクロスをFWルカクが頭で合わせ2点目を、同30分にカウンターから再びルカクが3点目を奪うなど、一気にパナマを突き放したベルギー。GKクルトワを中心とした守備陣もパナマの攻撃を完封し、3‐0で勝利を収めることとなった。 前半の苦戦はどこへやら、終わってみれば順当な結果で初戦の白星をものにしたベルギー。史上9か国目となるW杯優勝へ、まずまずのスタートを切ったといえるだろう。 ちなみに、今大会に臨んでいるFIFAランキング上位5か国の内、白星発進を決めたのは意外にも今回のベルギーのみ。1位ドイツは黒星スタート、2位ブラジル、4位ポルトガル、5位アルゼンチンもそれぞれ引き分けで勝ち点1にとどまっている。 上位陣の出遅れをよそに、しっかりと勝ち点3を確保したベルギー。23日に行われる次戦チュニジア戦も勝利し、早々にグループリーグ突破を決めてしまいたいところだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2018年06月18日 21時45分
中邑真輔、AJに完敗でまた獲れず!次なる決戦は東京公演か?ブライアンが完全復活!
世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間18日にPPV『マネー・イン・ザ・バンク』(MITB)をイリノイ州シカゴで開催した。 “4度目の正直”なるか?と注目されていた中邑真輔がチャンピオン・AJスタイルズに挑戦したWWE王座戦。中邑がラストマンスタンディングマッチを選択した今回は、予想を超える壮絶な試合となった。 KOのみで決着する今回の試合には反則裁定が存在しない。中邑はアナウンステーブル上でキンシャサを叩き込むと、さらに持ち込んだテーブルにAJを叩きつけるなど、序盤からやりたい放題だった。しかし、試合中盤にヒザを負傷してしまった。 一気に劣勢に立たされた中邑だったが、AJの隙をついて金的攻撃。立て続けにキンシャサを繰り出すもダウンカウントは9で止まった。これで逆に力尽きてしまった中邑だが、「カモーン」とAJを挑発。するとAJはそれに答えるように急所蹴りをお見舞いし、さらにリングからフェノミナルフォーアームでアナウンステーブルごと中邑を吹き飛ばした。あまりの衝撃に会場が静まり返る中、レフェリーのダウンカウントは進み、中邑は10カウントでKO負け。4度目の挑戦でも王座を獲得できなかった。次回は今月29日の東京・両国国技館大会。両者による同王座戦がノーDQマッチで行われることが発表されている、 MITBのオープニングマッチでは、東京公演への参戦が決まっている178センチのダニエル・ブライアンと、213センチのビッグ・キャスがシングルで対決した。35センチの身長差があるにもかかわらず、ブライアンはイエスキックやドラゴンスクリューの連打で立体的かつスピーディーに攻め込んで試合を優勢に進めた。一方のキャスは体格差を活かしてベアハッグやボディスラムでブライアンを投げ飛ばしパワーの差をアピールした。 しかし、ブライアンはキャス必殺のビックブーツを食らいながらもカウント2で返し、ニー・プラスでキャスをダウンさせ、最後はヒールホールドで捕獲。見事、ギブアップ勝ちを収めた。 今回の勝利で、ブライアンがAJや中邑とともにWWE王座戦線に入ってくる可能性がグッと近くなったのは間違いないだろう。文・どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年06月18日 21時15分
アスカ、影武者の介入で王座奪還失敗!ストローマン、ブリスがラダー戦を制す!
世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間18日にPPV『マネー・イン・ザ・バンク』(MITB)をイリノイ州シカゴで開催。日本人女子スーパースターのアスカが、カーメラのスマックダウン女子王座に挑戦した。 『レッスルマニア』で敗れたシャーロット・フレアーに比べるとカーメラの方が実力的には劣る。「アスカ優位」との予想が多くを占めていた。試合に入ると、カーメラはアスカのサブミッションに空中戦で対抗。カーメラはチャンピオンになってからの自信と成長を見せつけるかのように、アスカを苦しめた。 アスカは形勢逆転したがその矢先、突然リングサイドに能面をしたもう1人の“アスカ”が登場。アスカ本人は動揺した様子。影武者のアスカは能面を取ると、その正体はジェームズ・エルズワースだった。アスカが動揺する隙をついてカーメラがスーパーキックをアスカに見舞って3カウントを奪い、カーメラが王座防衛に成功した。王座奪還に失敗したアスカと試合に介入したジェームズの間に因縁が生まれたのは確実だ。 MITBのメインはハシゴの上に吊された「いつでもどこでも王座に挑戦できる権利書」が入ったブリーフケースを奪い合う、マネー・イン・ザ・バンク・ラダー戦だ。今年はロウやスマックダウンといった所属の枠を超えて、男女それぞれでラダー戦が行われた。 男子はユニット「ニュー・デイ」からコフィ・キングストンが参戦。ブラウン・ストローマン、フィン・ベイラー、サモア・ジョー、ルセフ、ザ・ミズ、ケビン・オーエンズ、ボビー・ルードの8人で試合が始まった。圧倒的なパワーを誇るストローマンは他の7人から狙い打ちされ、集中砲火を浴びた。これが逆にストローマンに火をつける形になったようだ。怒ったストローマンはジョーとミズをパワースラムで排除すると、さらにラダーに上ってベイラーとキングストンを叩き落とし、ブリーフケースをゲットした。戦前の予想通り、「次期WWE王座」の呼び声が高いストローマンが挑戦権を獲得した。 女子は“女神”ことアレクサ・ブリスが勝利し挑戦権を獲得。その後、ロウ女子王者ナイア・ジャックスに“最強ルーキー”ロンダ・ラウジーが挑むタイトルマッチも行われた。ロンダが得意の腕十字を狙ったまさにそのとき、突然ブリスが現れブリーフケースでロンダを襲撃。ブリスはレフェリーにマネー権をキャッシュインし、挑戦する権利を行使した。そのままナイアをDDTで沈め、コーナートップからツイストブリスでカウント3。ブリスがロウ女子王座を奪取した。 昨年はMITBラダー戦を制したカーメラが4月に権利を行使し、シャーロットからスマックダウン女子王座を奪取している。ロウもMITBラダー戦の覇者が王者となった。消化不良となってしまったロンダの今後も気になるところである。文・どら増田写真提供 / ©2018 WWE, Inc. All Rights Reserved.
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スポーツ 2018年06月18日 17時40分
松坂世代の指揮官第一号!楽天・平石代行は「名勝負のプロデューサー」
64試合目で、仕切り直し。6月16日、東北楽天ゴールデンイーグルスの梨田昌孝監督(64)が辞意を表明し、翌17日から平石洋介ヘッド兼打撃コーチ(以下敬称略)が代行指揮を執ることになった。 21勝41敗1分け、借金20のダントツ最下位に沈むチームの責任を取っての辞任だ。「梨田監督のほうから辞意を伝え、球団が了承したと発表されました。同日の試合前、三木谷浩史オーナーが球場入りし、梨田監督と話をしています」(スポーツ紙記者) 立花陽三球団社長は「慰留したが、監督の意志が固かった」と話していた。ここまで負ければ、指揮官も“投げやり”になるだろう。また、球団上層部からのプレッシャーもあったはずだ。「エースの則本を阪神に逆転を許した9回表まで引っ張ってしまいました。去年までなら、クローザーの松井裕樹が好調だったので継投ということも考えられたのですが、今年の松井は調子が良くない。逃げ切ることのできる試合も落としている印象です」(プロ野球解説者) だが、監督代行に平石が選ばれたのは、興味深い。 38歳という年齢からも分かるように「松坂世代」である。「監督代行・平石」は甲子園史に残る名勝負をプロデュースした野球人でもあるのだ。 1998年8月20日、夏の甲子園。松坂大輔率いる横浜高校はPL学園との準々決勝を戦った。延長17回の死闘、それを投げ抜いた松坂が頂点に立った大会だが、その松坂をもっとも苦しめたのがPL学園だった。 そのPL学園の主将で、三塁側コーチャーボックスに立っていたのが、平石だった。2回裏にいきなり3点を取ってみせたが、それは平石のおかげだった。「同年センバツでも、両校は対戦しています(準決勝)。敗れたPLは『打倒松坂』を誓って、甲子園に帰って来た」(取材記者) 選手・平石は三塁コーチャーボックスで松坂の投球を見ていた。のちに、平石も語っているが、センバツ時までの松坂は真っ直ぐとカーブで、若干だが、投げ方が異なる悪癖を見抜いていた。しかし、夏の甲子園で直接見たとき、「それは修正されていた」というのが、1回裏の松坂の投球を見た平石の感想だった。 平石の背番号は「13」。同日のスタメンからも外されていた。とはいっても、天下のPL学園である。ベンチ入りしたメンバーは猛者ばかりで、他校ならクリーンアップを任されてもおかしくはなかった。その平石がわずか1イニングの松坂の投球を見て、「別の弱点」に気付いたのだ。捕手の小山良男は球種によって、構え方が異なる、と…。 当然、横浜バッテリーは混乱した。狙い打ちにされ、「サインを見破られたのか」「松坂にオレたちも気付かないクセがあるのか」と混乱した。 延長17回、死闘となる両校の試合は夏の甲子園に残る名勝負として今も語り継がれているが、平石が「松坂劣勢」の試合展開を作ったのだ。平石の”千里眼”がなければ、この試合は名勝負にはならなかったと言っていい。その後、平石は同志社大学、トヨタ自動車と進み、04年のドラフト会議で楽天に指名された。楽天の新規参入が決まった年のドラフト会議であり、いわば、「一期生」である。 一期生が代行とはいえ、指揮官となり、こうした選手を見る能力に長けた一面を知ると、楽天は外国人選手の好不調に左右される状況も一変できるのではないだろうか。 今年、夏の甲子園大会は100回目の記念イベントとなる。各メディアもさまざまな企画を検討中だという。 初采配前の平石監督代行の様子を聞いてみた。「初陣(17日)の試合前ミーティングでは、特別なことは話していません。梨田監督を労り、『積極的にバットを振っていけ』としかいいませんでした」(関係者) 阪神先発の才木はストレート勝負を挑んでくるピッチャーだ。「積極的に」の言葉には、「ストレートを狙え」の意味もあったのではないだろうか。対横浜校戦のような名勝負を仙台でもプロデュースしてほしい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2018年06月18日 17時30分
【DeNA】主力に故障者続出…若手起用も沈黙のベイスターズ打線
☆相次ぐ故障者 交流戦の最終カード、大阪に乗り込んでのオリックス戦の初戦、キャプテンである主砲・筒香嘉智の名前がスタメン表から消えた。上半身の張りが原因だという。その前から、ハムストリングス故障のホセ・ロペス、腰痛の梶谷隆幸、発熱のネフタリ・ソトは抹消されており、まさに、「飛車角金銀落ち」の事態となった。 この3連戦のクリーンアップは、4番宮崎敏郎は固定ながら、初戦は3番ルーキー楠本泰史、5番二年目佐野恵太。2戦目は3番佐野恵太、5番楽天から戦力外で今年入団の中川大志。3戦目は3番桑原将志、5番中川大志と毎日変わった。その他の打順も、1番の神里和穀以外は全て猫の目だった。もちろん相手投手との兼ね合いもあっての起用だが、固定できない苦心のオーダーであると感じざるを得ない。☆深刻な得点力不足 この3連戦で奪った得点は計5点。ヒットも初戦こそ11安打を放ったが、2戦目は3安打、3戦目は4安打と押さえ込まれ、三振は合計で36をも数えた。バントなどの小技も見られず淡々と試合は進み、オリックスの先発、西、ディクソン、田嶋の調子も良かったこともあるが、"飲み込まれて"しまっているかの感覚を覚えた。そんな中、投手陣が点を与えず、神里のタイムリーで、ひとつでも勝ち星をあげられた事をポジティブに考えるべきなのか、とも考えてしまう。実際オリックスファンは「三タテしたかった」と口にするファンが多く見られた。☆ピンチをチャンスに 初戦にホームランをかっ飛ばし、長打力をアピールした中川は「ケガ人が多くチームは苦しいが、いるメンバー全員で勝とうとしてる」と語り、2戦目で殊勲の決勝スリーベースを放ったルーキー神里も「今いるメンバーひとりひとりが、自分の役割を果たせば勝ちは付いて来る」と二人ともチーム一丸を強調しながらも、アピールに成功した。初戦の最終回には関根大気や飛雄馬、柴田竜拓らがヒットやフォアボールを絡め、諦めない姿勢を示した。例え主力が帰ってきても、ここでアピールできれば、今年のラミレス采配の傾向からもスタメン起用される可能性は高い。若手プレーヤーには絶好のチャンスの今、ひとりでもブレイクしてくれることを祈る。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年06月18日 17時20分
“オリの神童”山本由伸も特大ナンをガブリ!?オリックス初のインドデーは大盛況!
「きょうの試合はナンとしても勝ちます!」 オリックス初のプロ野球と旅行のコラボ企画『Bs TRABEL ナマステ!インドデー』を17日のプロ野球セ・パ交流戦、横浜DeNAベイスターズ戦(京セラドーム大阪)で開催。28,282人の観衆を集めた。 試合前に『ナン贈呈式』に出席した、17日現在ホールドポイントリーグ単独1位の高卒2年目、“オリの神童”山本由伸は、エア・インディア西日本地区支配人のシブ・クマール・シャルマ氏から特大のホームベースの形をしたナンを贈呈され、「今日はナンとしても勝ってください」とエールを送られると、照れ笑いを浮かべながら冒頭の言葉で勝利宣言。報道陣から微妙な笑いが起こる中、ナンとか大役を果たし、記念撮影に収まった。その後、ナンとカレーが報道陣にも振舞われたのだが、これが「美味しい」と大好評。実際に名古屋在住のシェフが朝4時に出発し、京セラドームの野外特設売店でカレーとナンを作りに来ており、来場者への販売分も試合開始早々に完売するなど、事前からファンの期待度は高かったようだ。 関係者の話によると、今回のイベントはプロジェクトチームが提案したいくつかのアイデアの中から、「球場に来ながら海外旅行の気分を味わえたら面白いのではないか?」という、プロ野球と旅行をコラボさせた新ブランド『Bs TRABEL』を採用し、第1弾として「行ってみたい国」としてメディアに度々取り上げられているインドが選ばれたという。当日、選手やスタッフ、マスコミは1日限定の非売品Tシャツを着用(写真で山本が着用しているもの)し、球場内にはインド音楽が流れ、公式ダンス&ヴォーカルグループBsGirlsは、インドの民族衣装サリーのBsGirls特注バージョンを着用しながら、パフォーマンスを披露。マスコットのバファローブルとバファローベルも1日限定のインド衣装に身を包み、ナマステポーズを取ったファンと写真撮影をするサービスを場内で行ったりしている。 試合には約150人のインド人も観戦に訪れて、オリックス勢がヒットを放つと集団で踊るなど、プロ野球観戦を純粋に楽しむ場面も何度か見られた。試合はルーキー田嶋大樹の好投と、高卒6年目の武田健吾が3打点の活躍でオリックスが勝利を収め、試合後にはインド人の観客がグラウンドに降りて、2人のヒーローインタビューに対して大きな声援を送るなど、チーム勝利の喜びを分かち合っていた。田嶋は「自分のことのように喜んでくれて自分もうれしい気持ちになった」と語れば、武田も「楽しそうに踊っているスタンドを見ていたら、打席でリラックスできた」とインドデー効果を口にしていた。 来年も開催することになれば他国が選ばれることになりそうだが、今回のイベントはチームが勝ったことで、許される要素が高いイベントだっただけに、イベント試合に弱いイメージがあるオリックスは、これを機にイベント試合は絶対に勝つ気持ちで、優勝ないしAクラスの座を奪還してもらいたい。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2018年06月18日 15時00分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「永田裕志」毀誉褒貶にさらされ続けた“ミスターIWGP”
IWGP王座の10連続防衛と時期を同じくして、総合格闘技戦で2度の惨敗。一時はプロレス凋落の元凶とされながら、それでもどこか憎めず、ファンから愛され続けてきた永田裕志。そんな永田も今年で50歳を迎えることになった。 芸能人の不仲バトルなどに対し「どうせプロレスだよ」などといわれることがあるが、その真意は“裏で話がついているのに争うふりをしている”ということ。そんな物言いを不愉快に思うファンは多いだろう。 アンチは「プロレスは演劇の類いであり、だから大したことはない」と侮蔑するが、エンターテインメントショーであることを公言する米国のWWEは、現実にあらゆるスポーツコンテンツを上回るほどの人気を世界中で集めている。 そのWWEにしても、一つのミスが命に関わりかねない危険な側面は確実にあるわけで、それを茶番のようにいわれたのでは、レスラー当人にしたらたまったものではない。 さらに演劇との比較でいえば、役者は衣装を脱げば一個人に戻れるが、プロレスラーはリングを降りても王者は王者で、前座は前座扱いのまま。大舞台で敗れれば、即座に負け犬の汚名を着せられることになる。 かくも不条理なプロレスラーという職業にあって、毀誉褒貶にさらされ続けたのが永田であった。 1992年にレスリング・グレコローマン全日本王者の肩書を引っ提げて、新日本プロレスに勇躍入門。 '95年、UWFインターナショナルとの対抗戦メンバーに抜擢されると、アマレス技術に裏打ちされた骨太ファイトで桜庭和志らと互角に渡り合い、次代を担う有望選手としてファンから認知されることになる。 その後も順調にキャリアを重ね、'01年の夏には『G1クライマックス』を初制覇。同年秋にはノアの秋山準とのタッグで武藤敬司&馳浩に勝利し、トップ戦線に名乗りを上げた。 だが、そこで大きくつまずいてしまう。大みそかの『INOKI BOM-BA-YE 2001』で初の総合格闘技戦に挑んだ永田は、ミルコ・クロコップに左ハイキック一撃で秒殺KO負け(レフェリーストップ)を喫してしまったのだ。 「今になっては 無謀な闘いという関係者がほとんどですが、当時の下馬評は違っていた。ミルコと対戦経験のある藤田和之も、『永田さんなら楽勝ですよ』と言っていたようです」(プロレスライター) 永田戦の前には、すでに峠を越した感のあった高田延彦と引き分けに終わっているミルコ。この頃の総合格闘技ではレスリング出身選手の活躍が目覚ましかったこともあり、上り調子の永田ならばまさか無様な試合はしないはず、というのが大方の見方であった。 そんな永田のあっけない敗戦を新日フロントは単なる不運と捉えたのか、永田の“スター路線”はその後も続く。'02年4月に安田忠夫を破ってIWGP王者となると、橋本真也の連続防衛記録V9を上回るV10を成し遂げた。 「闘魂三銃士以降では、永田が最も質の高い試合をしていたのは事実です。ただ、ファンからすると、やはり“ミルコに負けた”という過去が引っかかる。永田が王者の新日が総合格闘技以下と見られたことは、永田にとっても新日にとってもマイナスとなりました」(同) '03年5月の東京ドーム大会で高山善廣に敗れ、王座陥落となった永田だが、そこからさらなる悲劇に見舞われる。 同年大みそかの『INOKI BOM-BA-YE 2003』において、エメリヤーエンコ・ヒョードルと対戦した永田は、一方的に攻め立てられると、ミルコ戦に続いて秒殺TKOを食らってしまったのだ。 総帥のアントニオ猪木に頭を下げられて出場を断るわけにもいかず、直前まで対戦相手の決まらない準備不足のまま臨んだのでは、そもそも勝てるわけがない。 しかし、それはあくまでも楽屋話であり、IWGP歴代最多防衛の永田が総合格闘技戦で2連敗したという事実は、長らく“プロレス冬の時代”が続く大きな原因の一つとなってしまった。 '05年に新日復帰した長州力は、そんな永田を「天下を取り損ねた男」と評したが、そこから永田は驚異の復活を遂げる。 '06年の東京ドーム大会、村上一成戦で腕固めを仕掛けた際、永田としては渾身の…しかしてその白目をむいた表情がビジョンに大映しになると、観客から大爆笑が巻き起こったのだ。 だが、予期せぬ笑いに心折れないのが、永田の強さでありクレバーさ。以降は元からの技術の高さにコミカル要素を加えて、独自の存在感を発揮し続けることになる。 先の『G1』に加え、全日本プロレスの『チャンピオン・カーニバル』とプロレスリング・ノアの『グローバル・リーグ』という、メジャー3団体のシングルリーグ戦を制覇したのは永田だけである。 IWGP王者時代には華がないといわれ、総合格闘技でどん底を味わいながら、見事に興行の要として返り咲いた。そんな永田の軌跡こそが、プロレスというジャンルの奥深さではなかろうか。永田裕志1968年4月24日、千葉県出身。身長183㎝、体重108㎏。得意技/バックドロップ・ホールド、ナガタロック、白目式腕固め。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2018年06月18日 12時40分
張本氏「オリックスとヤクルトはペナントレース最下位」全員間違いを指摘せず、ファンが激怒
17日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏がまたもオリックス・バファローズを蔑視するような発言を行い、ファンの怒りを買うシーンがあった。 「週刊ご意見番」コーナーでは、元サッカー日本代表の金田喜稔氏を迎え、16日に行われたプロ野球セ・パ交流戦6試合を一気に放送する。この様子を見た張本氏は、 「交流戦ではヤクルトがトップですよ。ペナントレースでは最下位だからね。オリックスも最下位だから。それがこれ、あと2試合しかないんですよ。18ゲームですから。交流戦が」 と、セ・リーグ5位とヤクルトとパ・リーグ4位のオリックスのことを「最下位」と言い切ってしまった。 発言後、関口宏がおもむろに両リーグの順位表が書かれたフリップを取り出し球団別に星取りを確認。そこにはしっかりと5位ヤクルト、4位オリックスの記載があったのだが、張本氏以下、金田氏、関口、唐橋ユミ全員が間違いを指摘せず。そのまま次の話題へと移った。 この様子に、ヤクルトファンとオリックスファンが激怒。特にオリックスは先週も「巨人は今のオリックスなんかに負けたらいかんわね」と発言されているだけに、「何か恨みがあるのか」「知らないならコメントするな」「許せない」など、怒りの声が殺到することになった。恨みを持っているというわけではないのだろうが…。 張本氏が野球界のレジェンドであり、日本プロ野球界で最もヒットを放った打者であることは間違いないが、最近の野球界については疎いと言わざるを得ない。特にパ・リーグについては知識不足が顕著で、5月27日の放送でも、日本ハムに迫られている状態の西武ライオンズについて、「西武1強」と断言し、解説の黒木知宏氏にやんわりと全否定されたことがあった。 歯に衣着せぬ発言が人気の張本氏だが、それも野球界での実績と「知識」があってこそ。いくらレジェンドとはいえ、現状を何も知らないのでは、発言に説得力も生まれない。せめて順位くらいはチェックして番組に臨んでほしいものである。
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ノア 小橋建太の次戦に1・20後楽園ホール大会が浮上
2007年12月04日 15時00分
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K-1 桜庭和志が阪神の下柳剛投手とともに、立川隆史に必殺ボディーブローを伝授
2007年12月04日 15時00分
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スマックガール しなし“新妻フラッシュ”で結婚後初勝利狙う
2007年12月04日 15時00分
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ノア 小橋建太が生涯プロレスラー宣言
2007年12月03日 15時00分
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ノア 小橋・高山組VS三沢・秋山組激闘の模様
2007年12月03日 15時00分
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ノア 216発に込めた熱い思い。小橋建太のチョップ秘話
2007年12月03日 15時00分
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ノア 小橋と対戦・三沢「気迫は十分にあった」
2007年12月03日 15時00分
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スポーツ
ノア 秋山が久々の小橋チョップに「やっぱり効きますね」
2007年12月03日 15時00分
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スポーツ
ノア 高山が復帰の小橋に「おかえり!」と笑顔
2007年12月03日 15時00分
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スポーツ
ノア 森嶋猛がライバル丸藤正道を破ってGHCヘビー級王座挑戦権獲得への大きな一歩を踏み出した
2007年12月03日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス レジェンドVS本隊全面戦争開戦
2007年12月03日 15時00分
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スポーツ
新日本プロレス グレート・ムタ争奪戦がぼっ発! 後藤洋央紀と矢野通が激しい火花
2007年12月03日 15時00分
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スポーツ
本紙独断!朝青龍VS亀田大毅 謝罪会見通信簿
2007年12月01日 15時00分
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スポーツ
全日本プロレス 西村まさかのVM入りか
2007年12月01日 15時00分
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スポーツ
Dynamite!! 山本“KID”徳郁に世界王者狩りツアー計画発覚!
2007年11月30日 15時00分
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スポーツ
無我ワールド・プロレスリング 追放された後藤達俊が不気味なテロ予告
2007年11月30日 15時00分
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スポーツ
IGF アントニオ猪木がK-1&旧PRIDE派の大連立に強烈ダメ出し
2007年11月30日 15時00分
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スポーツ
パンクラス 北岡悟、近藤有己が「やれんのか!」出撃か
2007年11月30日 15時00分
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スポーツ
K-1&やれんのか!大連立の波紋
2007年11月29日 15時00分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分