番組では、2日のプロ野球6試合の結果がVTRで紹介され、巨人対オリックス戦で、延長戦の末、伏見寅威のサヨナラタイムリーでオリックスが勝利した様子が放送される。
これを見た張本氏は、「ジャイアンツはね、岡本くらいですからね。打線の良いのは」と指摘。さらに、「2番手がしっかりしていないんですよ、ジャイアンツは。菅野がしっかりしていますから、まあ今日の内海がどれだけ良いピッチングをするか。オリックスの状態の…今のオリックスに負けるのは良くないわね」とバッサリ。
関口宏が「オリックス調子上がってきましたよ」と食い下がるが、張本氏は「今日は田嶋だからね、手強いよ」と話を変え、次の話題と移った。
この不用意なオリックス蔑視発言に、ファンが激怒。「調子は上がっているだろ」「イメージで物を言っているのでは」「5月は勝ち越しているだろ」など、総ツッコミ。またも炎上した。
ただし、一部からは「オリックスだしと言われても仕方ない」「京セラで対巨人9連敗だし、貧打だし、一理あるだろ」「弱いチームだから仕方ないね」の声も上がり、まさに賛否両論。オリックスファンのなかには「見返すために3日の試合は絶対に負けられない」と燃える人も。
そんななか行われた3日の巨人対オリックス戦は、2−1の7回オリックスが小田の同点タイムリーで追いつくと、8回にロメロがマシソンから勝ち越しのタイムリーを決め、巨人は最終回に攻め立てるも増井浩俊に抑えられ、あえなく連敗となった。
張本氏はこのほかにも「今年のパ・リーグは西武1強」といいながら、今日になり「落ちてきた」とコメントし、本職の野球でも、不勉強と言わざるを得ない状況が続いている。
「張本氏は、東映・日拓・日本ハム・ロッテとパ・リーグに在籍した年数のほうが長いのですが、あまりパ・リーグの試合を観ていないようで、度々現状と違う発言をすることがある。やはり、元巨人で売ってきた人なので、長く在籍していてもパ・リーグにはあまり興味がないんでしょう。
今の解説者は、昔と違って巨人だけ観ていれば飯が食えるというわけではない。幅広い知識が必要になる。張本氏は時代の変化についていけていない」(野球ライター)
コメントするなら、チームの現状などをしっかりと調べてもらいたいものだ。