崔領二とのタッグで大谷&永田裕志と対戦する田中。この日は大谷の15周年記念戦について「15周年といってもパートナーでない限り関係ない。花を持たすつもりはない」と述べ、「それに話題としてはボクと永田の初対決でしょ」と大谷の完全無視を決め込んだ。
あくまで田中の照準はミスターIWGPの首だけだ。「大谷とタッグを組むことで先があるようなことを言っている。気に食わない」と怒りでカラダをブルブル震わせて「ベルトは取られたが、まだ永田が新日のトップ。永田からフォールを奪ってやる」と息巻く。
ここまで永田に噛みつくのには野望があるからにほかならない。田中は「いつまでも新日がプロレス界の一番だと思うなよ」と一気にまくし立てると、「近い将来、新日に上がることになるかもしれないしね」と永田を踏み台にして新日プロへ侵攻するビジョンを明らかにした。
ミスターIWGPとの初遭遇を果たす弾丸戦士。新日プロへの侵略戦争に持ち込むことはできるだろうか。