スポーツ
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スポーツ 2013年09月18日 19時00分
ファンとの“公約”かCS逆転Vか 藤浪の登板回数制限で揺れる阪神
逆転で日本シリーズ進出をもくろむ阪神が“究極の二択”を迫られている。 「阪神のクライマックスシリーズ(CS)進出は確実です。そのため終盤戦の先発ローテーションを巡り、藤浪の扱い方が難しくなってきました」(チーム関係者) 藤浪晋太郎(19)は高卒1年目ながら、虎のローテーションを堅守。新人王争いでも、ヤクルト・小川、巨人・菅野に勝ち星こそリードを許しているが、防御率は(9月15日現在)トップだ。規定投球イニング数さえクリアすれば“当確ランプ”が点灯する可能性は十分にある。 「ところが、ここにきて厄介なことになっている。虎のフロント陣は“登板過多”による故障、2年目以降を見据えた育成ビジョンとして、1年目の登板イニングを144回以下に制限するとファンに公言していた。藤浪の将来は、虎の近未来に直結する重要事項だからこその話だが、それが今、大きな足枷になろうとしている」(トラ番記者) 確かに、投球回の制限=144イニング以下という数値なら、「これ以上投げさせない」という目安となる。 しかし、今の藤浪は“右のエース”も同然。巨人叩きに欠かせない戦力であり、ファンとの“公約”にこだわって、その右腕に「5〜6回、100球」などの交代目安を立てれば、絶対的クローザーを持たないリリーフ陣が崩壊してしまう。CSで巨人をひっくり返すとなれば、藤浪に少々の無理をしてもらわなければならないのが実情だ。 「新人王獲得のアシストという意味で、144回以上投げさせた方がいいとの意見もチーム内部から出てきているが、1年目の場合、その疲労感はシーズン終了後にドカンと一気に出る。新人年に活躍した投手が2年目に沈むのは、その疲労感を払拭できないまま次の年のキャンプに突入してしまうからだ」(前出・記者) 出し惜しんで負ければファンの怒りは爆発する。登板させたとしても、未来に影響が出るようなことになれば大問題になる。 どちらに決まったにしても、阪神は叩かれる運命にあるようだ。
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スポーツ 2013年09月17日 15時30分
好投しても勝てないダルビッシュ 0-1敗戦の珍記録まで達成
レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(27)が好投を続けても、まるで勝てない。 8月12日(日本時間13日)のアストロズ戦で、今季12勝目を挙げて以降、6戦連続で勝ち星なく4連敗中(9敗)。投球内容は9月4日(同5日)のアスレチックス戦で5回5失点した試合を除けば、すべて6回以上を投げて3失点以内に抑えており、十分先発の役目を果たしている。 同9日(同10日)のパイレーツ戦、同14日(同15日)のアスレチックス戦は2戦連続で、1失点の好投をしながらも、0-1の惜敗に終わっている。 これで、ダルビッシュが先発した試合で、0-1で敗れたのは今季4度目となった。これは、MLB全体では89年のオーレル・ハーシュハイザー(ドジャーズ)以来24年ぶり。所属するア・リーグでは、55年のビリー・ピアース(ホワイトソックス)以来3人目で、58年ぶりのリーグタイの珍記録達成となった。MLB全体での0-1敗戦のシーズン最多記録は、68年のファージー・ジェンキンス(カブス)の5度。 ダルビッシュの今季の進化ぶりは、数字を見ても明らか。16日(同17日)現在、昨季と同じ29試合に登板。投球回は193回2/3で、昨季の191回1/3を超えた。奪三振は両リーグで断トツの256(昨季221)。防御率はリーグ3位の2.79(昨季3.90)と、飛躍的に良くなっている。 前半戦は8勝4敗と好調で、昨季の16勝を超えるのは確実と思われていただけに、いったい、なぜ勝てなくなってしまったのか? 某スポーツ紙記者のA氏は「昨季は少々打たれても、16勝できたのはレンジャーズが誇る強力打線の援護のおかげ。ところが、今季は多くの主力打者が他球団へ流出し、打線が投手陣を援護できていません。ダルビッシュが先発した、ここ6試合の総得点は11。つまり、1試合平均2点も取れていません。これでは、いくら好投しても、なかなか勝てません。レンジャーズは来季、打線を強化しないと、今季と同じような結果になってしまうと思います」と語る。 同14日(同15日)のアスレチックス戦で、0-1で敗戦後、ダルビッシュは「フラストレーションレベルはゼロです。これは野球だから仕方ない。どのチームもいい時と悪い時がありますし、その時にいかにチームが力を合わせて、前を向いて闘っていくかだと思います」と話したダルビッシュ。 好投を続けても報われぬ姿には、悲壮感すら漂ってきた。(落合一郎)
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スポーツ 2013年09月17日 11時00分
虎ファン加勢! 星野楽天の日本シリーズ「甲子園」代替計画すっぱ抜き(2)
話は楽天が、ホリエモンこと堀江貴文氏が率いていたライブドアとプロ野球の新規参入を争い、東北楽天イーグルスを誕生させた'04年11月にさかのぼる。 その際、NPBとオーナー会議は楽天に一つの注文を付けた。本拠地球場をプロ野球のスタジアムにふさわしい「2万8000人〜3万人収容できる球場に増築する」というものだった。 「2万8000人という数字は日本シリーズを想定して弾き出されたものです。どのカードにせよ、日本シリーズは確実に満パイになる。地元ファンに感謝する意味でも、多くのファンに恩返しをすべき、というのがNPBの考えなのです。しかし、これまで楽天はその約束を反故にしてきた。東日本大震災でKスタ宮城も被災し、復旧工事が先で増築どころじゃなかったのも事実ですが、万年Bクラスで日本シリーズなど想定していなかったことも否めない。今回は慌てて9月中までに特設スタンドを2カ所設置し、2185席を増設して収容人員を2万5651人にするようですが、それでも2万8000人には届かない。これじゃ小選挙区の『1票の格差』を誤魔化そうとする『0増5減』のようなもの。根本的な解決になっていない。また、統一球問題の最終報告が9月19日にある。NPB首脳と対決姿勢を鮮明にしている三木谷オーナーへの陽動作戦で、今後、加藤良三コミッショナーが楽天のKスタ宮城での日本シリーズ開催に『ノー』を突き付ける可能性も十分にあります」(某球団フロント幹部) これほどこぞってKスタ宮城での日本シリーズ開催に反発する理由はもうひとつある。分配金の問題だ。別の球界関係者が続ける。 「日本シリーズはNPBにとって、有力な収入源なのです。具体的にいえば、各球団が年1億円負担する参加加盟料、オールスター収入、日本シリーズ収入の3本柱でNPBは成り立っている。キャパの問題で観客数が減れば、そのままNPBの収益も減り、月給200万円、交際費1000万円といわれる加藤コミッショナーもこれでは困る。そればかりか、日本シリーズに出場できなかった球団も、実は、日本シリーズの収益から分配金が入るシステムになっている。楽天がこのままKスタ宮城で日本シリーズを開催するのなら『損失補てん金を要求する』という声も出ているのです」 実際、同じような背景で1974年のロッテは仙台・宮城球場→後楽園球場、1979年、1980年の近鉄は藤井寺球場→大阪球場で日本シリーズを代替開催している。 もっとも、いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの楽天の財力からすれば、「これまで経験したことのないような大幅な増設突貫工事」など容易に違いないが、それをためらわせているのが、マー君のメジャー転出問題だ。 「このオフにも、新しいポスティングシステムのもとで仙台を羽ばたくのが確実視されていたが、見通しが立たなくなっている。当のポスティング新制度導入がメジャー選手の薬物問題などの対処で大リーグ側が忙殺され、暗礁に乗り上げているのです。もし、マー君が楽天残留となると、来季年俸は“倍返し”の推定8億円と莫大。目先の収益を考えてスタンドを大改造しても、来年は一転大赤字という事態になりかねませんからね」(ベテラン記者) 日本シリーズが甲子園開催となれば、虎ファンも楽天に加勢するのは間違いない!
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スポーツ 2013年09月16日 11時00分
虎ファン加勢! 星野楽天の日本シリーズ「甲子園」代替計画すっぱ抜き(1)
マー君の24連勝で、球団創設9シーズン目にして初のリーグ優勝が秒読みの東北楽天ゴールデンイーグルス。本誌が入手した情報によれば、日本シリーズは本拠地・Kスタ宮城ではなく、甲子園球場での代替開催を画策していた! 「神様、仏様、稲尾様」と西鉄ファンから崇め奉られた故稲尾和久投手がマークしたプロ野球記録の20連勝はもはや更新不可能と思われたが、野村克也元楽天監督が「マー君、神の子、不思議な子」と論じた田中将大(24)が、8月16日の西武戦であっさり更新した。 しかも、開幕20連勝は1912年にルーブ・マーカード(ジャイアンツ)が打ち立てた世界記録まで塗り替えた。実に、101年ぶりの快挙である。 歴史的大投手をこの目で見ておこう、マー君が先発する試合はホーム、アウェーともに満員御礼。この空前の大フィーバーに頭を抱えているのが、楽天のフロント陣だ。 パ・リーグ制覇後はクライマックスシリーズ、日本シリーズ、とマー君興行はいよいよ本舞台突入となるが、肝心の本拠地『日本製紙クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)』のキャパシティー(収容能力)が少な過ぎるからだ。 そこで陣営が密かに検討しているのが、日本シリーズの『阪神甲子園球場』(4万7808人)での代替開催だという。スポーツ紙デスクが打ち明ける。 「これまでのKスタ宮城のキャパは2万3451人しかない。実にもったいない話です。今のマー君人気であれば、2万人以上の観客を捨てるようなものです。ペナント戦は年間指定席の問題もあり、シーズン途中で開催球場の変更は難しいが、ポストシーズン(CS及び日本シリーズ)なら十分に可能です。S指定席(8000円)が2万枚増えれば、それだけで1億6000万円の増収なわけで、商魂たくましい三木谷浩史オーナーが看過するとは思えない。日本シリーズの相手は東京ドームを本拠地とする巨人が大本命ですからここは使えない。そこで甲子園球場をターゲットにしているのです。甲子園は元阪神指揮官だった星野仙一監督にとっても古巣であり、いまだに馴染みの後援者やファンが多い。しかも、マー君のお膝元(兵庫県伊丹市出身)でもある。阪神ファンも歓迎こそすれ、反対はしないでしょう」 面白いのは、日本シリーズの代替開催は楽天のエゴにとどまらず、日本プロ野球機構(NPB)及び他球団も勧めていることだ。いや、Kスタ宮城でのシリーズ開催にこぞって「待った!」をかけているのだ。
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スポーツ 2013年09月14日 11時00分
日本ハム・栗山監督が五輪組織委員長就任か 踏んだり蹴ったりのプロ野球(1)
日本中が56年ぶりの東京五輪開催に沸きあがる中で、一人置いてきぼりを食らったのがプロ野球だ。 東京五輪が開催される2020年の7月24日から8月9日までの17日間、プロ野球は傍観者に追いやられる結果となった。 「五輪開催国は予選免除ですからサッカーをはじめ、バレーボール、バスケットボール、ハンドボール、テニス、ラグビー、卓球などすべての団体球技が出場できる。ゴルフも加わる。人気の松山英樹、石川遼が日の丸を背負って団体戦に出れば、とんでもない視聴率になるのは確実です。五輪準備には会場の新設・改修費を含め、4500億円もの巨費がつぎ込まれるのですから、スポーツ全般が盛り上がる。その輪に入れないプロ野球は一気にファン離れが進む可能性がある」(スポーツ紙デスク) それだけでも頭が痛いのに、本誌が入手した情報によれば、球界はさらに驚くような難問に遭遇していることがわかった。次期コミッショナー問題である。 日本プロ野球機構(NPB)は、統一球を飛びやすく変更しながら公表しなかった問題を調査する第三者委員会の最終報告を、9月19日に開催される臨時オーナー会議で受けることを決めている。これを受けて加藤良三コミッショナーの処遇も決まるが、続投の可能性は皆無に等しい。 「オーナー会議の時期が悪すぎた。ヤクルトのバレンティンが王貞治氏が持つシーズン最多本塁打記録55本を更新する時期と重なり、『飛ぶボール問題』のA級戦犯ともいえる加藤コミッショナーを擁護する声はない。唯一の擁護者だった巨人の渡邊恒雄球団会長でさえ、『世界の王』の金看板が消滅してしまい、すこぶる機嫌が悪い。来年7月の任期満了を待たずに解任されるのは間違いない」(某球団フロント幹部) そこで後任として確実視されているのが、加藤コミッショナーの被害者ともいえる王貞治ソフトバンク球団会長だという。 ここにきて渡邊会長は、次期コミッショナー問題について「いるじゃないか。人格、識見、人柄とこれ以上の人はいないという人がひとり」と取材陣に語り、「世界の…ですか?」の問いには「そういうこった」と話している。 加藤コミッショナーについては「こっちから頼んだ以上、任期中に辞めさせるのは失礼」と話していることから、コミッショナーの就任時期を1月1日付に規則変更することで、加藤コミッショナーは12月末に早期勇退。これが落とし所だという。
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スポーツ 2013年09月13日 15時30分
スター性抜群! 井岡一翔が世界戦で3連続KO勝ち 判定ばかりの亀田3兄弟との違いクッキリ
圧巻のKOだった。 ボクシングWBA世界ライトフライ級王者・井岡一翔(24=井岡)が9月11日、大阪・ボディメーカーコロシアムで、挑戦者・同級5位のクワンタイ・シスモーゼン(31=タイ)を、7回2分17秒、KOで下し、同王座2度目の防衛に成功した。 これで、井岡は同級に転級してから、世界戦で3連続KO勝利。見事に会場に詰めかけたファン、お茶の間の視聴者の期待に応えた。 井岡の次戦は大みそかの予定で、階級をフライ級に上げて、亀田興毅(26=亀田)に続く日本人2人目の3階級制覇をもくろむ。ただし、井岡の挑戦を受けてくれるフライ級のチャンピオンがいればの話で、交渉が不調に終われば、大みそかは現階級でのV3戦になるもよう。 ただ強いだけではなく、ファンが望むKOで試合を決められる井岡のスター性は抜群で、さらなる飛躍が期待がされる。 井岡というと、どうしても比較されてしまうのが、同じTBSで試合を放送している亀田3兄弟の存在。 亀田3兄弟といえば、8月1日に、三男・和毅(22=亀田)がWBO世界バンタム級王者、パウルス・アムブンダ(ナミビア)を破り、3兄弟での世界王者を達成。9月3日には、次男・大毅(24=亀田)がIBF世界スーパーフライ級王者、ロドリゴ・ゲレロ(メキシコ)を下し、前人未到の3兄弟同時世界王者の偉業を成し遂げた。 しかし、いずれも試合は判定決着。長男の興毅は7月23日、ジョン・マーク・アポリナリオ(フィリピン)を破り、WBA世界バンタム級王座V7に成功したが、これまた判定勝ち。興毅は4連続判定防衛となった。 これまで、興毅は12度の世界戦中、KOで倒したのは明らかな格下選手相手の2度だけ。大毅は過去、7度の世界戦すべてが判定決着。ボクシングはKOがすべてではないが、KOできない亀田3兄弟の試合が、視聴者から「つまらない」と言われても致し方ないところ。鮮やかなKO防衛を続ける井岡とは、スター性の点で、その違いがクッキリ見えてきた。(落合一郎)
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スポーツ 2013年09月13日 11時00分
柔道男子金メダル続出の理由
昨年のロンドン五輪で金メダルゼロと惨敗だった男子柔道が、井上康生新監督(35)のもと、リオデジャネイロで開催中だった世界選手権で、開幕から3日連続で優勝を飾った。金メダル量産の裏に何があったのか。 井上監督は73キロ級に出場した初出場の大野将平(21)に、対戦相手について、「もう彼らの時代じゃない。お前らの時代だ」と語りかけ畳に送り出したという。 初戦でぶつかった24歳の韓国選手は元世界王者で、五輪のメダリスト。相手の実績に大野はたじろいだが、この言葉に奮い立ち格上に圧倒して一気に頂点まで駆け上がった。井上監督はこの前日までに登場した60キロ級の高藤直寿(20)には「負けるために来たんじゃない!」、さらに66キロ級の海老沼匡(23)には「お前は世界一にふさわしい男だ」と叱咤し送り出していた。 井上監督は選手の自主性を尊重し、対話を繰り返し信頼関係を築いてきた。 「これまでの指導者は根性論を押し付け、金メダルを至上命令とし、銀や銅じゃ問題外だとかえって選手を萎縮させてきたが、井上監督や去年医学博士の学位を取得した古賀稔彦は、それではダメだとコーチングを一新。選手の自主性を尊重し、信頼関係を築いてきたんです」(スポーツライター・織田淳太郎氏) 確かに、海老沼選手の「監督の期待に応えたいのが第一だった」とのコメントは、これを裏付けている。 「現代っ子を育てるには、東京五輪以来の古い指導法を排除しなければならなかったが、それがようやくできたということ。選手に暴力を振るうなどは論外。それが今までできなかったのが異常なんです」(織田氏) ちなみに、81キロ級から100キロ超級まではメダル0。今後の課題だ。
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スポーツ 2013年09月12日 15時30分
結局暴力ふるっていた! 「世界柔道」金メダルの天理大・大野に停学処分
部内の暴力問題で揺れる名門・天理大柔道部で、新たな暴力事案が発覚した。当初、現場に居合わせながら、止めなかっただけとされていた、先の「世界柔道」(ブラジル・リオデジャネイロ)男子73キロ級金メダリスト・大野将平(21=4年生)が、別の事案で暴力をふるっていたことが判明し、9月10日から30日の停学処分を受けた。 同大柔道部では、5〜7月に、4年生部員4人が1年生部員に対して、平手打ちをするなどの暴力行為を行っていたことが発覚。同大は5日、再発防止策が確認されるまで、男女とも柔道部の無期限活動停止を発表。藤猪省太(ふじい・しょうぞう)部長、土佐三郎監督を解任。暴行した4年生部員4人を30日間の停学処分とした。大野は現場に居合わせながら、止めなかった責任を問われ、学長からの厳重注意の上、主将を解任された。 全日本柔道連盟(全柔連)から再調査の指示を受けた同大は、6〜9日に柔道部員93人中89人に直接会って聞き取り調査を行った。 その結果、新たな暴行事案が明るみに出た。11日に同大が発表した内容によると、5月28日に同部主将(当時)だった大野を含む4年生5人と2年生5人、1年生2人が1年生部員数人に対して、平手打ちや足蹴を行った。2年生、1年生は4年生の命令で泣く泣く手を出していた。 これにより、同大は大野を含む4年生5人を停学30日、2年生5人に停学14日、1年生2人にけん責処分を下したことを発表した。 「世界柔道」から帰国後、「止められなかった自分がふがいない」シラっと話していた大野だが、別の事案で自ら暴力を振るっていたとなると事態は深刻。 同大を通じ、大野は「今回の件につきまして全柔連が暴力行為を排除していく中で、自分がたたいたということは誠に申し訳なく、心から反省しています。これからは成人した社会人となるように出直してやっていきたいと思います」と謝罪のコメントを出した。 大野は全柔連から、資格停止などの厳しい処分を受けることも予想され、決まっていた旭化成への就職も取り消されるかもしれない。(落合一郎)
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スポーツ 2013年09月12日 11時00分
中畑DeNA最下位脱出のご褒美は 涌井&松坂の「新旧西武エース」獲得
2年契約最終年の横浜DeNA・中畑清監督(59)は、「クライマックスシリーズに出場できなければ、俺はクビ!」と公言して今季を戦ってきた。残り20試合、この“公約”は避けられる位置にいるが、最後まで先発投手の不足には苦労させられている。 「39歳の“番長”三浦を中4日で先発させたくらいですから…。春田真オーナーも苦しい台所事情はわかっていて、たとえCS出場を逃したとしても、契約の延長を示唆しています」(ベテラン記者) そんな横浜DeNAに“怪現象”が起きている。日本野球機構の中間発表によれば、横浜DeNAの1試合平均観客数は1万9741人。数値的には12球団中9位だが、前年比では21.9%増という驚異的な伸び率を見せているのだ(8月26日時点)。12球団全体では2.7%増だから、横浜DeNAの数値がいかに突出しているかが分かる。 「6年ぶりの最下位脱出が見えてきたこともあるでしょうが、球団がコツコツとPR活動を続けてきた成果でしょう。中畑監督の悲壮感が、ファンのハートをつかんだ面もあるかもしれません」(在京球団職員) 昨季とのチーム状況の違いを挙げるとすれば、やはり打線だろう。ブランコ獲得で攻撃陣に破壊力が増し、2、3点のビハインドなら追いつける雰囲気が漂っている。先取点を与えた時点で敗戦濃厚という、シラケた試合が少なくなったのも事実だ。 「あとは投手陣をどう補強するかでしょう。春田オーナーは『3年以内のCS進出が目標』とも言っていましたし、松井秀喜の獲得に本気で乗り出した経緯もあるくらいだから、資金は十分あるはず」(前出・記者) 今オフ、西武・涌井の懲罰放出と松坂大輔の帰還が“確実視”されている。 「両投手とも、地元の横浜高校出身。約22%増の観戦収益を西武新旧エース獲得の軍資金に充てれるようで、DeNAは一気に勝てるチームに変貌する」(関係者) この2人を獲得できるとなれば、中畑監督自ら“泣きの1年”を言い出すかもしれない。
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スポーツ 2013年09月11日 19時00分
村田諒太デビュー戦にキャバ嬢
ロンドン五輪ボクシング・ミドル級の金メダリスト村田諒太(27)が8月25日、衝撃のデビューを果たした。いきなり相手にパンチをぶち込み、2回2分24秒TKO勝ちを収めたのだ。 「でも観客の入りはいまひとつでしたね。もうひとつの会場で行われていたタイトル戦、ライトフライ級の田口良一VS井上尚弥とタイミングが重なったためか、7割程度で空席も目立ちました」(スポーツ紙記者) この日、記者は会場で観戦していた。開始予定より20分遅れで始まった試合で村田がロープをくぐり登場するや「リョウタッ」というひときわ目立つ黄色い声援が聞こえてきた。声の主は東側2Fに陣取った6人ほどのド派手な団体さん。ホットパンツやミニスカート、ビールを手にしたネイルに、会場の男の目線は釘付けになっていた。 「ロンドン五輪直後の昨年秋から冬にかけて、フジテレビが村田を囲い込んで、つながりのある三迫ジム入りを進めていたときに使っていた銀座の高級クラブ『M』のホステスたちです。チケットの売れ行きがイマイチなので、主催者が大量にキャバクラやクラブなどにバラまいたのでしょう」(格闘技ライター) 村田は、6階級制覇王者マニー・パッキャオと同じく、米国のトップランク社と契約しているが、「女遊びをするな」と同社CEOのボブ・アラム氏に釘を刺されているという。 もともと真面目な性格の村田には、壇蜜似の妻と、まだ小さい子供がいる。 「夜遊びにハマるタイプではありません。酒もこの1年は控えています」(ボクシング関係者) 歴代の才能あるボクサーが女にハマってタイトルを逃してきた。果たして村田は“夜の蝶”の毒牙の誘惑を退けて世界チャンピオンとなれるだろうか。
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