スポーツ
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スポーツ 2013年07月06日 11時00分
二所ノ関親方定年直前で引退の裏
昨年秋以降、長期にわたり病気療養中だった相撲協会元理事の二所ノ関親方(64・元関脇金剛)が、定年まであと5カ月というところで退職となった。 現役時代は、できもしないようなことをズバズバ言う性格から“ホラ吹き金剛”と呼ばれながらも、昭和50年名古屋場所で鮮やかに平幕優勝をやってのけ、「オレのことをホラ吹きと言うけど、ホラ見たか」と、そのお調子者ぶりが人気だった。 引退後は名門の二所ノ関部屋を継承。元小結大善(現富士ケ根親方)らを育てるかたわら、協会理事として広報部長などを歴任し手腕を発揮していたが、どうして急に退職することになったのか。部屋関係者は次のように明かす。 「やっぱりカネですよ。二所ノ関親方は、横綱大鵬らを育てた先代二所ノ関(元大関佐賀ノ花)の娘と結婚し、入り婿というかたちで部屋を継承したのですが、すぐ離婚するなど家庭的には非常に複雑な事情を抱えていたのです。それが、入院中に財産争いが噴出し、裸同然の状態に追い込まれたと聞いています。入院費にも困る始末で、今後の生活のことも考え、退職することを決断したようです。辞めれば、相撲協会から退職金が出ますし、年寄株も売却できますから」 折から、相撲協会の危機管理委員会は、名古屋場所で復帰する蒼国来の“八百長敗訴事件”の原因究明を巡り、処分した当時の放駒体制の幹部たちから事情聴取を試みたが、前放駒理事長らは拒否。また、調査委員会座長だった伊藤滋前理事は報道各社に文書を送付して反論するなど、泥沼化している。この放駒理事長体制の番頭役が二所ノ関親方だった。 ひっそり治療に専念する二所ノ関親方は、この騒動をどう見ているのか。
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スポーツ 2013年07月05日 15時30分
日本ハム・大谷の“不敗神話”継続! 登板試合でチームは5戦4勝1分け
この若者は、かなりの“勝ち運”をもっているようだ。 7月5日に19歳の誕生日を迎えた日本ハム・大谷翔平投手(19)が、バースデー前夜の4日、ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で、プロ5度目の先発。 5回2/3、プロ最多の107球を投げ、6安打4四球を許しながらも、プロ最少の1失点(自責点1)に抑え、6・1の中日戦以来、約1カ月ぶりのプロ2勝目を挙げた。これで、大谷が登板した試合で、チームは5戦4勝1分けと負け知らずで、“不敗神話”は継続された。 内容はよくなかったが、ピンチになると気合が入るのか、得点圏での被打率は通算で、24打数3安打、.125と、抑えており、「ピンチはつくっても、ピンチになったら強い」とのイメージを印象付けた。 この日の大谷は最速155キロの直球に、100キロ前後のカーブで緩急をつける投球。2回以外は毎回走者を出しながらも、粘り強いピッチングで、ピンチをしのぎ、5回まで無失点。自軍は3回表に2点を先取し、大谷は勝ち投手の権利をもったまま、6回裏のマウンドに立った。 2死を取ったが、安打と四球で、一、二塁とした後、ブライアン・ラヘア内野手にタイムリー安打を許して1失点。その後、四球を出して、満塁となったところで降板。救援した石井裕也投手が、ピンチを切り抜けてリードを守った。 その後、8回に両軍ともに2点ずつ挙げたが、日本ハムのリリーフ陣が踏ん張って、4-3で勝利。この結果、日本ハムは待望の3位に順位を上げた。 チームのAクラス浮上に貢献した大谷は、「調子はよくなかったです。援護がなかったらどうなっていたか…。チームのいい雰囲気に助けられました」と反省しきり。栗山英樹監督は「緩い球と強い球でメリハリをつけた。(調子が)悪い中であそこまでいけるんだから、よかった」と一定の評価を与えた。 この日の粘投で、ローテーションに残ることは決定的。次回は球宴前の最後の登板になりそうで、プロ3勝目をマークして、球宴出場に自ら花を添えたいところだ。(落合一郎)
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スポーツ 2013年07月05日 11時45分
上原浩治の『暴力的ハイタッチ』が見いだした晴れ舞台の可能性
上原浩治(38=ボストンレッドソックス)のエキサイティングなハイタッチが話題になっている。今季は絶好調で、何かとウルサイ地元ボストンのメディアも「首位争いを支えている」と賛辞を贈っていた。 マウンド上で自らを鼓舞するように大きな声を張り上げたかと思えば、ベンチに戻ってからも、ハイタッチで迎えるチームメイトに“強烈な平手打ち”を返している。こんなこともあった。去る5月22日のホワイトソックス戦で、シェーン・ビクトリーノ外野手が上原の『痛いハイタッチ』から逃れようと、ユーモアで無視を決め込んでいた。しかし、上原の視界にそのビクトリーノが入り、胸に強烈な平手打ちをお見舞いしたのだ。 その様子は「暴力的ハイタッチ」と称され、スポーツ中継のハプニング映像としてもオンエアされている。 「地元ボストンのテレビカメラがそのシーンを捉えたんです。同日夜のスポーツニュースで、『ビクトリーノが危うく上原に殺されそうに…』とのナレーション付きでオンエアされていました。上原人気が急上昇中です」(米国人ライター) だが、こんなアグレッシブな上原は、巨人時代に逆上っても見たことがない…。 「気持ちの面でも攻撃的に、と意識してエキサイティングしているみたいですよ」(現地特派員の1人) リリーフに上原がコールされると、ファンも“暴力的なハイタッチ”を期待し、声援をと拍手を送っていた。 そのハイタッチが、ある可能性を見いだしたという。 「オールスター戦に選ばれる可能性が出てきました。レッドソックスからはエースのクレイ・バックホルツの選出が確実視されていましたが、この1カ月間は調子を落としており、故障も重なっています。米メディアは『選出後に辞退する』と予想しています」(前出・同) そうなった場合、慣例では同じチームから代役を選出する。現時点で、やはり、今季好調の田澤純一と上原のいずれかが「代替え要員」とも目されているのだ。 「将来的なことを考えれば、レッドソックスとしては若い田澤を推すところですが、人気上昇中の上原の方に分があると思いますよ。失礼な言い方になりますが、上原にとっては『最初で最後のチャンス』かも」(同) 現在、米球宴出場が確実視されている日本人選手はダルビッシュ有だけ。ヤンキース・黒田、マリナーズ・岩隈の2人が当落線上にいるとされ、青木宣親はファン投票数で伸び悩んでおり、ブラウン、セグラ、Gゴメスが選ばれる可能性が高いため、ブリュワーズから4人目の野手が監督推薦される可能性は「極めて低い」という。 日本のファンのためにも、上原には暴力的なハイタッチを続けてもらいたいが…。
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スポーツ 2013年07月05日 11時00分
14場所ぶり いよいよ復帰で大注目も前途多難の蒼国来の名古屋場所
大相撲界に夏本番を告げる名古屋場所(7月7日初日・愛知県体育館)が幕を開ける。大関・稀勢の里の綱取りをはじめ、3連覇を目指す横綱・白鵬など、見どころは多いが、もう一つの注目力士が、八百長裁判で解雇無効の判決を勝ち取り、2年半ぶりに幕内の土俵に復帰する蒼国来(29、荒汐部屋)だ。 14場所ぶりに西前頭15枚目に四股名が載った番付発表の朝、蒼国来は、「また新たな喜びが湧いてきた。早く土俵にあがりたい」と声を弾ませた。しかし、裁判終了から約3カ月。完全復活に向けて連日、懸命に稽古を積んできたが、「1日稽古を休めば、元の状態に戻るのに3日かかる」といわれる世界だけに、そんなに簡単にはいかない。 稽古を始めて1カ月たった先場所前の稽古総見では、これが大相撲界流の復帰祝いとばかりに白鵬が胸を出し、稽古をつけた。しかし、わずか3番ほどで息が切れて足が出ず「横綱には失礼だったけど、ぶつかれなかった」と、その場にうずくまってしまった。 「そのときに比べるとスタミナがかなりついてきたのは確かで、番付発表の2日後から時津風部屋に出稽古を開始し、いきなり14番取った。ただ、相撲巧者の豊ノ島に4戦全敗するなど、肝心な相撲勘はまだ以前の域まで戻っておらず、師匠の荒汐親方(元小結大豊)も『ただ土俵に立つだけでは意味がない。注目の場所だけに、何としても勝ち越してもらいたいけど、現実は厳しいだろう』と険しい顔でしたよ」(相撲記者) “平成の大横綱”といわれた貴乃花でさえ、右膝負傷で7場所連続全休したあとの復帰場所では12勝するのがやっと。その後、1度も優勝できないまま、3場所後に引退を決断している。想像以上に復活の壁は分厚いのだ。 こんな現実から目を背けるように、出身地の中国・内モンゴルと関係のある岐阜県の会社から新しい化粧まわしをプレゼントされるなど、周囲はお祝いムードに包まれている。 果たして蒼国来は、これらの期待に応えることができるか。
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スポーツ 2013年07月04日 15時30分
巨人との首位攻防戦に水差した! 阪神・和田監督にモノマネタレント・星奈々との不倫報道
現在、セ・リーグ2位で首位・巨人を追走する阪神の指揮官・和田豊監督(50)が、よりによって、首位攻防戦の最中に、自身の不倫報道で水を差してしまった。 和田監督の不倫を報じたのは、7月4日発売の「週刊新潮」(7月11日号)。同誌によると、和田監督は松田聖子のモノマネなどで知られるタレント・星奈々(40)と、03年に知り合い、05年から約2年間、不倫関係にあった。 1軍打撃コーチを務めた05年に、阪神はリーグ優勝を果たしたが、星はオフのハワイ優勝旅行にも、和田監督に頼まれて同行したという。 記事が出ることが明らかになった3日、和田監督は球団広報を通じて、「シーズンの大切な時期に、一個人のことで一部週刊誌をにぎわせてしまい、関係者、ファンの皆さまには大変申し訳なく思っております」とコメント。記事内容を否定することはなかった。 阪神球団の四藤慶一郎球団専務は「プライベートのことなので、球団としてコメントすることはありません。球団として関係者に自覚を持った行動をさせることを徹底させていきます」とコメント。不倫関係については、過去のことであることから、和田監督に特にペナルティを科す意向はないもようだ。 星は90年代にモノマネタレントとしてブレイク。フジテレビの「ものまね王座決定戦」では、94年の初優勝以降、計3度制している。しかし、ここ数年、テレビ出演はおろか、芸能活動からも遠ざかっていた。 和田監督には夫人との間に1男2女があり、長男は報徳学園の内野手として、09年のセンバツ甲子園にも出場している。マジメで誠実なイメージがあるだけに、今回の件は大きなイメージダウンにつながりそうだ。 和田監督の就任1年目となった昨季は、55勝75敗14分けの借金20で、ボロボロの5位に沈んだ阪神。だが、今季は元ツインズ・西岡剛内野手、大阪桐蔭高・藤浪晋太郎投手らの大型補強が功を奏し、一時は首位にも立った。現在、首位・巨人に3.5差をつけられての2位。2〜4日の首位攻防戦(甲子園)は、巨人に肉薄する絶好の機会だった。 あいにく、不倫報道が表に出た3日は雨天中止。ファン、阪神ナインとしてはガッカリだったが、試合が行われていれば、和田監督は手厳しい阪神ファンからヤジられていたのは必至で、やれやれというところか…。 今季の好調ぶりで、球団の和田監督に対する評価は急上昇しており、来季も続投の方針が打ち出されていたというが、今回のイメージダウンで、方向転換する可能性も出てきた。(落合一郎)
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スポーツ 2013年07月02日 15時30分
下着盗撮逮捕のレスラー滝澤大志に無期限謹慎! 王座はく奪
7月1日、プロレス界に衝撃が走った。KAIENTAI-DOJO所属で、同団体認定のCHAMPION OF STONGEST-K(以下、S-K)王者の滝澤大志(たいし=27)が、盗撮容疑で逮捕されていたことが明らかになった。 千葉中央署によると、滝澤容疑者は6月20日夕方、千葉県千葉市内にある商業施設で携帯電話のカメラ機能を使用し、女性の下着を盗撮した疑い。その行動を不審に思った近くにいた人が通報し、県迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕された。滝澤容疑者は素直に容疑を認めている。 滝澤容疑者は1日、略式裁判を経て罰金刑が下され、同日17時頃に釈放された。 同団体は2日に会見を開き、頭を丸めて出席した滝澤は「この度は被害者の方、またファンの皆さま、関係者の方々に、多大なご迷惑をおかけしてしまったことを心からお詫び申し上げます。本来ならば、夢を売る側の立場であるプロレスラーの人間が、このようなことをしてしまったことで、会社やファンの皆さま、何より自分が大好きなプロレスに大きく泥を塗ってしまったことが、今は情けない気持ちでいっぱいです。 今後、どれだけ先になるのか分かりませんし、一度壊してしまったファンの皆さまの信頼を、もう一度築くというのが大変であることは重々承知ではありますが、今はいかなる処分も受け止め、再びリングに立てる日が来ることを待ちながら、体だけでなく心も一から鍛え直したいと思います」と謝罪した。 同団体では滝澤に対して、無期限の謹慎及び、保持していたS-K王座はく奪の処分を下したことを発表した。 同団体のTAKAみちのく社長は、「被害者の方を始め、ファンの皆さま、プロレス関係者並びに、ブードゥー・マーダーズの皆さまに、多大なるご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。弊社はこの度の件を厳粛に受け止め、再犯防止のため、内部管理態勢の充実・強化を図り、コンプライアンスを順守し、信頼回復に選手、スタッフ一同全力で取り組んでまいります」とコメントした。 滝澤は06年11月19日、同団体でデビュー。11年10月より、世界最大手のプロレス団体WWE傘下のFCWに参戦。12年2月にWWEとディベロップメント契約を結び、メジャー昇格を目指したが、同年6月にWWEから解雇された。 その後、帰国し、今年2月にマット界随一の悪役ユニットであるブードゥー・マーダーズに加入。4月14日には同団体の最高峰であるS-K王座を奪取し、事実上のエースに君臨した。インディー団体では珍しい190センチの長身で、将来を嘱望されていた。 性犯罪とあって、解雇もやむを得ない事態であったが、団体側は情けをかけて、滝澤の更生を促した。しかし、プロレスラーは人気商売。そのイメージダウンははなはだしく、復帰しても、重い十字架を背負うことになる。(落合一郎)*写真左、滝澤
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スポーツ 2013年07月01日 11時00分
場外スクープ 阪神VS巨人「広島カープの4番」緊急補強が天王山(2)
クライマックスシリーズ進出を狙う広島にとっても、栗原は貴重な戦力には違いないが、ソロバンをはじけば今が一番の売り時でもある。FA移籍による補償金よりも、巨人との電撃トレードとなれば、今季の年俸は折半で済む上に、廉価で優秀な選手を獲得できるからだ。 実は、巨人と広島は、首脳陣間で人脈が驚くほどつながっている。川口和久投手コーチと江藤智打撃コーチは同じ広島OB。一方、広島の内田順三二軍監督は元巨人の打撃コーチ。ミスター赤ヘル・山本浩二元監督は読売グループの野球解説者であり、原監督のアドバイザーでもある。 本誌が入手した情報によれば、巨人が交換要員として検討しているのは、亀井善行(30)、隠善智也(29)、そして大田泰示(23)の各外野手が基軸だという。 「広島の内田二軍監督が巨人の打撃コーチだった時代に、もっとも熱心に指導していたのが亀井でした。しかも外野守備ではイチローが『天才的才能の持ち主』と絶賛する選手なのに、なぜか原監督の構想から外れ一軍の試合出場が少ない。加えて同期の東野峻投手(26)がオリックスにトレードされた際、一緒に移籍した山本和作内野手(26)が大化けしている。巨人では一軍出場ゼロだったにもかかわらず、オリックスでは遊撃手のレギュラーとして活躍しているのをみて、自分もと胸に期しているようです」(同・記者) しかし、亀井は巨人の屋台骨を背負う阿部慎之助の中央大の後輩という事情もあり、阿部の了解を得なければ、強行は難しいという。 その点、育成ドラフト入団で広島市出身、広島国際学院高、同大卒の隠善には障害は少ない。その際は若手投手の台頭で出番に恵まれない福田聡志投手(29)、久保裕也投手(33)などとのセットが予想される。 隠れた本命は、原監督直系の秘蔵っ子でもある大田だ。東海大相模高では1年秋から4番を任され、高校通算65本塁打を記録。'08年ドラフトではソフトバンクとともに1位指名を受け、巨人が交渉権を獲得したものの、いまだに一軍に定着しきれないでいる。 そして、最大のネックになっているのが背番号。巨人の“準”永久欠番ともいえる「55」を付けているのが、この大田だからだ。 「来季、松井氏が巨人監督に就く可能性が高まり、その際の背番号は55が濃厚。そうなれば、原監督は勇退となり、大田も55番が剥奪される。そのこともあるが、大田は広島県の三次市出身で、中学時代まで赤ヘルファン。新天地で4番を約束されるのなら、原監督も快く送り出すのではないか」(スポーツ紙デスク) 阪神-巨人、場外の丁々発止から目が離せない。
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スポーツ 2013年06月30日 11時00分
場外スクープ 阪神VS巨人「広島カープの4番」緊急補強が天王山(1)
加藤良三コミッショナーが“飛ぶボール”を認めたことで、巨人がにわかに新しい大砲獲得に乗り出した。そこには、ライバル阪神との激しい場外バトルが潜んでいた! 前半戦最初の天王山は7月2日からの甲子園。これまで巨人は阪神に2勝6敗1分けと苦戦しており、交流戦前の東京ドームに続いて3タテを食らうようなことになれば、首位陥落、そのままズルズル後退という最悪のシナリオも否定できない。 「今季の巨人が阪神に勝てない原因は、能見篤史(34)、榎田大樹(26)の両左腕を全く打ち崩せないからです。左に弱いのは今に始まった事ではありませんが、巨人打線は“左高右低”が特に顕著。これでは他球団の投手は打ち崩せても、阪神は攻略できない。飛ぶボールの件もあり、右の大砲の補強こそが急務です」(ベテラン巨人担当記者) 巨人は12球団一といっていい豪華な投手陣を抱えており、昨季の日本一が物語るように、打線には多少目をつぶってもペナント制覇は可能という自負があった。しかし、状況は一変。“飛ぶボール問題”にクレームをつけるより先に、大型トレード(7月31日が今季の期限)交渉を本格化させようというわけだ。 狙うのはむろん各球団のクリーンアップクラスの右打者となるが、絞り込んだターゲットは“広島の4番”だという。 「カープの主砲として長く君臨してきた栗原健太内野手(31)です。昨年5月に右肘の手術を受けたことが影響し、今季は調整遅れで極端な成績不振。5月6日には二軍に降格させられたのですが、年俸1億4000万円の高額選手を、けが以外の理由でファームに落とす余裕などカープにはないはずで『トレードに備えた環境作りでは』という声があるのも事実です。栗原は昨秋、国内FA権を獲得したのですが、手術の事もあり、FA宣言せずにカープに残留したいきさつがある。ここにきて飛ぶボールが明らかになったことで、巨人が栗原の長打力に再注目しているのです」(セ某球団の編成担当) 2009年のWBCで侍ジャパンの監督を務めた原監督は、栗原の実力はもちろん、練習態度など野球に懸けるひたむきな姿を高く評価している。期待するのは“左腕対策”が一番だが、狙いはほかにもあるという。 「広島と阪神には太いパイプがあり、先輩の金本知憲、新井貴浩がそうだったように、カープの4番はFAで阪神移籍のルートが出来上がっています。順当なら、栗原も引退した金本に代わって今季から阪神移籍という流れだったのでしょうが、右肘手術で1年保留となった。巨人は、それに待ったを掛けようというのです。阪神に移籍して脅威になるのなら、いっそオフを待たずに青田刈りし、トラの刺客に差し向けようと…。その意味では今回の緊急補強策は、阪神-巨人の場外天王山ともいえますね」(前出・ベテラン記者)
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スポーツ 2013年06月30日 11時00分
場所前に対照的な白鵬と稀勢の里
7月7日から始まる大相撲名古屋場所。先んずれば敵を制すとばかりに、先場所、惜しくも終盤に崩れて初優勝を逃した大関・稀勢の里(26)は、千秋楽から1週間も経たない6月1日には、まわしを締めて土俵に降り、四股やすり足などの稽古を始めていた。 「次に14勝以上で優勝なら、推挙の対象になる」と、横審から綱取りを認定されているだけに、本人も期するところがあるだろう。 一方、対照的だったのが、2場所連続して全勝優勝した横綱・白鵬(29)。優勝の余韻に浸るかのように雑用三昧の日を過ごし、やっと土俵に降りたのは稀勢の里よりも10日ほど後のこと。それもたった1日だけで、翌日には客員教授に就任した都内の拓殖大キャンパスを訪れ、「教授として恥じないよう、精進、努力します」と、まるで横綱伝達式の口上のような抱負を述べている。 さらに、この翌日には北海道に飛び、観光大使をつとめている滝川市で自らの名前を冠した“白鵬米”の田植えに参加したり、拓大北海道短大で初講義を行ったりした。 「6月初めにはモンゴルにも帰国し『久しぶりに楽しく過ごせた』と話していました。過密スケジュールのせいか、9日に両国国技館で行われた北の湖理事長の還暦土俵入りに遅刻し、大きな汗をかいていましたね」(担当記者) 白鵬が稽古嫌いになったのは、去年の夏場所から秋場所にかけて優勝から遠ざかっているとき、猛稽古したにもかかわらず一向に結果が出ず、「やり過ぎはよくない」と悟ったからだという。しかし、結果を伴わなくなったら批判され、叩かれるのは必至だ。 果たして笑うのは白鵬か、それとも稀勢の里か。蟻とキリギリス−−2人の結果に注目だ。
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スポーツ 2013年06月29日 17時59分
ブルージェイズ・川崎 2日で天国→地獄→天国を経験
米球界ではメジャーとマイナーでは雲泥の差だが、ブルージェイズ・川崎宗則内野手(32)が、わずか2日間で、天国→地獄→天国とジェットコースター並みの降格、昇格を繰り返した。 昨季オフ、マリナーズを自由契約となった川崎は、3月にブルージェイズとマイナー契約を結んだ。開幕はマイナーで迎えたが、正遊撃手のホセ・レイエス内野手が左足首を負傷して、故障者リスト(DL)入りしたため、4月13日(日本時間14日)にメジャー昇格。 遊撃でのスタメン出場も多く、60試合に出場、151打数34安打17打点1本塁打7盗塁、打率.225の成績を残した。アベレージは低いものの、明るい性格で、ベンチの盛り上げ役だった川崎のチーム内での評価は、数字以上に高いものだった。 しかし、レイエスが復帰したため、川崎は25日(同26日)に傘下3Aバファローに降格した。ジョン・ギボンズ監督が「タフな決断だった。彼は数字だけで判断できないものを持っている」と話すほど、ムードメーカーとしての存在感は抜群だった。 失意の川崎だったが、何が幸いするか分からない。ブルージェイズでは、メルキー・カブレラ外野手が左ヒザを負傷し、故障者リスト入りするため、27日(同28日)に、川崎の再昇格が決まった。 ギボンズ監督は「相手投手との相性を見て、川崎と(エミリオ)ボニファシオを二塁で使っていく」と、その起用法を明言した。 川崎は28日(同19日)にチームに合流し、早速レッドソックス戦でベンチに入ったが、出番はなかった。 2日間で、天国→地獄→天国を経験した川崎だが、安閑とはしていられない事情もある。カブレラが故障者リスト入りしたのは15日間で、半月後には復帰する見込み。その際には、誰かが降格の憂き目に遭う。川崎はなんとか結果を出して、メジャーに踏みとどまりたいところだ。(落合一郎)
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